『Sker Ritual (スケア・リチュアル)』は、2024/4/18からSteamストアで正式配信されているWales InteractiveのサバイバルホラーアクションFPSタイトル。
不気味さ満点の超自然的襲来物「Quiet Ones」と戦いながら生き延びていく戦慄の世界観、最大4名のプレイヤーが一緒に遊べるオンライン協力型サバイバルシューターシステム、豊富なカスタマイズ要素が大きな特徴。
ファーストパーソンビューで戦えるホラーアクションゲームが好きな人、フレンドユーザーと盛り上がりながら遊べるホラーゲームを探している人、実況配信に最適なサバイバルホラーゲームを求めている人におすすめの新作。
- 人気ホラーゲームと世界観を共有
- 最大4名のCO-OPに対応
- キャラビルドとカスタマイズ
CO-OPで遊べるサバイバルホラーFPS
現在PCゲームのポータルサイト「Steam」ストアで正式配信されている『Sker Ritual (スケア・リチュアル)』は、不気味さ満点のホラー世界を舞台にサバイバルホラーアクションシューティング要素を体験できるおすすめの新作。
プレイヤーは「ファーストパーソンビュー (FPS)」視点で数々のスチームパンク風武器を手に取りながら、不気味さ満点の超自然的襲来物「Quiet Ones (クワイエット・ワンズ)」との壮絶な戦闘に身を投じていくことになる。
ゲームシステムは没入感の高いサバイバルシューティングを採用しており、種類豊富かつ醜悪な敵キャラクターたちをバリバリと粉砕していく痛快なアクションシューティングプレイ要素を大いに堪能することが可能。
独自の超自然的パワーを備えた敵エリートや、アップグレード可能なスチームパンク風武器、そして自由に変更可能なマスクのキャラカスタマイズ要素が特徴で、ノリノリのサバイバルホラー要素に浸りながらプレイを続行できる。
プレイ中に獲得できるアイテム「ミラクル」によってアップグレードの選択肢をチョイスでき、その選択によって自分のバトルスタイルを発揮できるようになっているため、「リプレイ性」という面でも優れているPCゲームだ。
普段からアクションシューティングゲームをやり込み、腕前に自身があるという人、またはフレンドユーザーと一緒に盛り上がりながらクリアを目指して戦っていくゲーム作品が好き、という人には断然おすすめの新作FPSだぞ。
『Maid of Sker』の精神的な後継作
本作は受賞歴があるイギリスのホラーアクションゲーム『Maid of Sker』の精神を受け継いだ作品で、2022年に早期アクセスタイトルとして登場後、約1年半の歳月を費やして正式バージョンへ進化を遂げた必見のPCゲーム。
ちなみに本作の元ネタである『Maid of Sker』は、2020年に本作と同じインディーデベロッパーの「Wales Interactive」によって発表されたタイトルで、開発には世界的に有名な3DCGツール「Unity」が用いられている。
両作共通のゲームタイトルに用いられている単語の「Sker」の発音は「スケア (s/k/ɛər)」となり、実在するウェールズの歴史的建造物に由来する。稀に「スカー」と表記されていることもあるが、発音的には「スケア」が正しい。
前作『Maid of Sker』では、主人公のトーマスが息を殺しながら行動していくドキドキのステルスアクション要素が大きな特徴となっていたが、本作では打って変わってSTG要素満載のゲームプレイが展開していくことになる。
背筋が凍るようなゴシックホラー要素が強烈なインパクトを残した前作から大きくシステムを変更し、怒涛のアクションシューティングバトル要素へ全振りしている点が大きな特徴で、アクションFPSが好きな人にもおすすめだ。
Steamストアにも注意書きが記載されているが、本作では出血や少量のゴア表現、暴力行為が描かれているため、全年齢のユーザーに適したゲーム作品ではない、という点に注意が必要。ホラー系が苦手な人も要注意のタイトルだ。
最大4名のCO-OPに対応
作品最大の魅力は、CO-OPシステムの実装。前作はプレイ人数が1名だったが、本作では最大4名のオンラインマルチプレイをサポートしている。フレンドユーザーや世界のプレイヤーたちと一緒に共闘しながら遊び尽くそう。
Steamでの販売価格は2,800円で、早期アクセス時の価格1,520円から値上がりしている。ただし現在はリリース記念セール価格となる20%OFFの2,240円で購入できるので、少しでも安く手に入れたい人は今がチャンスだ。
なお、ストアでは無料でゲームの「さわり」を体験できるデモバージョンも同時配信されているほか、プレイが捗る各種のコスメ系アイテムもダウンロードコンテンツ扱いで併売中。気になる人は一度全てチェックしておこう。
早期アクセス版の段階では日本語インターフェースがサポート対象外となっていた本作だが、正式版ではしっかり日本語UIと字幕が搭載されており、海外ゲーム作品が苦手な人も安心してダウンロードして遊べるようになっている。
作品はXboxコントローラーでの操作をフルサポートしており、キーボードとマウスでの操作が苦手な人でも安心してプレイできる。他の汎用コントローラーへの対応については、残念ながら現時点で「不明」なので注意しよう。
またゲームはValveの携帯ゲーム機「Steam Deck」でも”一応”プレイ可能。一部のテキストが小さく、終了させる際にオーバーレイから手動で終わらせる必要があるなどの注釈が存在するが、好きな場所でプレイを楽しめるぞ。
解除できるSteam実績も46種類と豊富に実装されているため、普段から「実績ハンター」を自負している人にもおすすめ。ソロや最大4名のオンラインマルチプレイでゲームを遊び尽くして、全実績の解除を目指していこう。
システム要件
『Sker Ritual (スケア・リチュアル)』のシステム要件は中程度。推奨環境で提示されているグラフィックボードはGTX 970もしくはR9 290クラスとなるため、現行のローエンドなゲーミングPCがあれば動かすことができるはず。
推奨環境で提示されているCPUはIntel i5-10500もしくはAMD Ryzen 5 2600クラスとなり、プロセッサーの面でも参入の敷居は低いと言える。ゲーム内で見ることができる描画の高精細さに対して上手く最適化されている印象だ。
インストールサイズは15GBで、これは早期アクセス版の時と全く変わらず。メインメモリの推奨搭載量も8GBと少なめになっており、この基準値をクリアできる人は多いだろう。幅広いPCユーザーが気軽に遊べる新作PCゲームだ。
ただしフルHD以上の解像度、WQHDや4KなどのPCモニターで本作をプレイしながら、同時に「動画配信」も行いたいという場合には、上記の構成よりもスペックが上のゲーミングPCが必要になってくるので、注意しておこう。
基本的にグラフィックボードは、PCモニターの解像度と比例する形で負荷が高まっていく傾向があり、アクションFPSタイトルのようにフレームレートが命のゲームで遊ぶ場合には、それ相応のパーツを持っている必要がある。
不気味さ満点の超自然的襲来物「Quiet Ones」と戦いながら生き延びていくオンライン4名CO-OP対応のサバイバルホラーシューティングゲーム『Sker Ritual (スケア・リチュアル)』は、現在Steamストアで好評配信中。
早期アクセス版の段階から積み重なっていったSteamユーザー評価は記事執筆時点で858件で、その総合評価は「非常に好評」と、文句なしの内容を誇っている。気になった人は今すぐストアで詳細なゲーム情報をチェックしよう。
【おすすめポイント】みんなで遊べるホラーゲーム!
ゲームプレイの流れ
初回にゲームを起動すると、前作『Maid of Sker』に繋がる世界観と、プレイヤーが置かれた環境・境遇が分かるムービーパートが展開する。プレイ前の「没入感」を最大限に高めてくれるホラー要素満点の演出が秀逸な新作だ。
ホーム画面から入れる「設定」セクションでは、プレイ描画に関する様々な設定を調整することが可能。視野角の調整などもできるようになっているので、都度設定を変更しながら最適なプレイ画面を作っていくと良いだろう。
ゲームプレイ前に決められる「難易度」は、ビギナー・イージー・ノーマル・ハード・ナイトメアの5種類。高難易度になるとラウンドの制限時間が減る、敵の体力が増加する、などの縛りや効果が発生してプレイヤーを苦しめる。
実際のプレイ画面は前述の通りファーストパーソンビューで展開。自分が構えた武器をアップで見ながらリアルに再現された世界を進んでいく。インターフェース周りは簡潔なアイコンでまとめられており、視認性は非常に高い。
足音とクリーチャーの叫び声が響き渡るマップ内でのプレイは不気味さ満点。クエスト内容で達成すべき事項やアクションがある場合、オブジェクトが透過表示されるため、初見でも迷わずプレイを進めていくことができるはずだ。
前項で説明した「ミラクル」を取得することで上昇するミラクルポイントは、プレイヤーに3種類のアビリティー効果アップの選択肢を与え、3つに分かれる特殊能力から1種類を選択して「キャラクタービルド」を行える仕組み。
画面中央には大きめのクロスヘアが表示され、バリバリと敵を殲滅していくプレイ要素が捗る。ロードアウトは右下のアイコンで確認でき、状況に応じて近接武器も利用できるので、武器を使い分けながら激戦を切り抜けよう。
敵キャラクターを撃破していくとゲーム内通貨を稼ぐことができ、この通貨はマップ内にある「無人ベンダー」などで武器の購入に利用できる。前作と比較するとかなりアーケードライクな作風になっている点が作品の特徴だ。
マルチプレイ時には敵の強さもアップ
オンラインマルチプレイモードでは、基本的にソロプレイ時と同じマップを共有しながら最大4名のプレイヤーで進んでいくことになるが、CO-OPモードでプレイ中の場合には、参加人数に応じて敵キャラクターの数も増加する。
ゲームに参加しているユーザー同士で一緒に上手く「連携」しながら撃退していかないと進めない難易度となっている。大量湧きしてくるクリーチャーの数々に応戦しながら、スリリングなアクションシューティングを楽しもう。
操作キャラには「マスクの取替機能」があり、外見を変えて一緒に遊ぶプレイ要素も捗る。自分の顔をプレイ中に見ることはできないが、一緒に参加しているユーザーのマスクを見ながら遊べるので、お遊び要素としては十分だ。
総評:カジュアルに遊べるホラーアクションSTG
前作『Maid of Sker』で描き出されたのが「陰」の世界観だとすると、本作『Sker Ritual (スケア・リチュアル)』で描かれるのはまさに「陽」の世界。キャラ造形は非常に不気味だが、痛快なSTG要素はそれを軽く上回っている。
問答無用で敵を殲滅していくプレイ要素が面白く、難易度次第で「無理ゲー」に近い凶悪なプレイ要素も体験できるようになっているので、一度購入すれば長く遊べること請け合い。値段以上の価値を持つ新作PCゲームだ。
不気味さ満点の超自然的襲来物「Quiet Ones」や強敵たちと戦いながら生き延びていく4名CO-OP対応のサバイバルホラーシューティングゲーム『Sker Ritual (スケア・リチュアル)』は、現在Steamストアで好評配信中。
アップグレード要素で自分のバトルスタイルを変化させながら挑戦できるタイトルで、FPS猛者の人にもおすすめだ。興味が湧いた人は今すぐストアへアクセスして、詳細なゲーム情報をチェックしよう。
【おすすめポイント】白熱バトルで盛り上がれ!
Sker Ritual (スケア・リチュアル)スペック/動作環境
動作環境 | 必須環境 | 推奨環境 |
---|---|---|
対応OS | Windows 10(64bit) | Windows 10(64bit) |
CPU | Intel Core i5-4460 または AMD FX-6300 | Intel Core i7-3770 または AMD FX-9590 |
メモリー | 8GB RAM | 16GB RAM |
グラフィックカード | NVIDIA GeForce GTX 760 または AMD Radeon R7 260x | NVIDIA GeForce GTX 1060 または AMD Radeon RX 480 |
VRAM | 2GB | 6GB |
HDD空き容量 | 30GB | 30GB |
DirectX | DirectX 11 | DirectX 11 |
備考 |
© 2023 Wales Interactive Ltd.
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