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「ホワイトノイズ2(White Noise 2)」は、インディー系ゲーム製作会社のMilkstone Studiosが製作を手がけ、2017年4月8日から大手ゲーム配信サイトSteamで販売しているFPSサバイバルホラーゲーム!

2014年に同社が発表したサバイバルホラーゲーム「White Noise Online」の続編となる本作では最大5名の同時プレイが可能になっており、暗がりの中を懐中電灯を頼りに進む「人間」、そしてその人間に襲いかかる「クリーチャー」を選んでプレイすることができる。

本作の魅力は「追う者」と「追われる者」という相反する心理状況を楽しめる点にある!

「人間」側のキャラクターは忍び寄る「クリーチャー」の気配に怯えながら行動し、一方の「クリーチャー」は暗がりから虎視眈々と「人間」を狙う。

このようなシチュエーションが楽しめるゲームは本作だけではないが、やはり自分の意思で両方の立場を選択してプレイできるというシステムは単純に面白いぞ!

ホラーゲームやFPSが好きな人にオススメのゲームだ!

「ホワイトノイズ2(White Noise 2)」のゲームシステム

「ホワイトノイズ2(White Noise 2)」「人間」側と「クリーチャー」側でそれぞれ勝利条件が異なっている。

「人間」のキャラクターを選択した場合、ステージ内に散らばる悪霊退散に有効な各種「資料」を回収し、「クリーチャー」が出現する元凶でもある「トーテム」を破壊すれば勝利となる。

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反対に「クリーチャー」側を選択した場合は、その場にいる「人間」たちを全滅させることが勝利条件になる。

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「人間」には銃などの武器の類は用意されておらず、直接「クリーチャー」に戦いを挑むことはできない。

手持ちの懐中電灯を「クリーチャー」に直接照らし、撃退させることだけが唯一の対抗手段だ。

一方の「クリーチャー」は前述の通り懐中電灯の光に弱いが、隙を突いて人間に接近することで攻撃を加えることができる。

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一度「クリーチャー」に攻撃された「人間」自力で脱出することができず、周囲にいる仲間に助けてもらわなければ死んでしまうので注意が必要だ!

オンラインマルチプレイを行う場合には「人間」側で4名、「クリーチャー」側に1名という「変則人数マッチ」をプレイすることができる。

「人間」側は集団で行動していないとすぐに「クリーチャー」の餌食になってしまうので、プレイする際には連携プレイが必要になり、「クリーチャー」側には相手の裏をかいて攻撃を加える「神出鬼没なプレイ」が要求されるぞ。

ちなみに「クリーチャー」に襲われて死亡してしまった「人間」「霊体」になり、そのままプレイに参加することができる。「霊体」になると、生前にはできなかった「特殊なアクション」ができるようになるので、「人間」を選んでプレイする場合にはこの「能力の変化」も視野に入れておこう!

連携協力プレイが好きなプレイヤーや、一人でトリッキーなプレイをしたいプレイヤーにオススメだ!

「ホワイトノイズ2(White Noise 2)」の舞台

2014年に発表された前作「White Noise Online」屋外のシーンがメインで、不気味な暗闇と対照的な綺麗な夜空が印象的だった。

今回の「ホワイトノイズ2(White Noise 2)」の舞台には「打ち捨てられた廃墟」が追加されている。前作にも登場した暗がりが多い森の中でも十分に恐怖心を覚えるが、「廃墟」というシチュエーションが登場したことによって「暗所」「閉所」という恐怖の二大要素が味わえることになったぞ!

廃墟内の構造は複雑で、見通しが利かない。壁や残骸などの障害物が多いため、「人間」側にとっては視界不良による恐怖を感じる場面が多く「クリーチャー」側にとっては隠れる場所が豊富に存在するという利点がある。

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「人間」側を選んでプレイしている場合、懐中電灯の灯りに照らし出された廃墟はとても不気味に見えるので、ホラー作品としての雰囲気と恐怖感を十分に満喫できるだろう!

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普通に考えれば、不気味な「クリーチャー」が出没し、自分の命が保証されないような土地に足を踏み入れたい人はいないと思うが、プレイヤーが操作する「人間」キャラクターは超常現象を調査し、その原因を突き止める「調査員」という立場なので、全ての場所を探索する必要がある。

この設定はオカルト映画に通じるものがあり、途中で逃げ出せないというゲームシステムに説得力を持たせているのだ!

オカルト系のホラーに興味がある人にオススメだ!

マルチでの駆け引き要素が面白い!

本作ではソロプレイも可能だが、ゲームの面白さが最も際立つのがオンラインでのマルチプレイだ。最大5名まで参加できるマルチプレイで、「精神的な駆け引き」を楽しんでみよう!

「人間」側でプレイする場合は簡易チャットで簡単な意思表示ができるので、ゲーム内での連携が取りやすい。

どこから「クリーチャー」が襲ってくるか分からない暗所を進んで行くことになるので、他の人とは距離を開けず、はぐれないように行動するのが基本だ。

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また、誰かが「資料」「アイテム」を探索して無防備になっている状況では、別の誰かが周囲に懐中電灯の光を向けて警戒するなどの協力体制が必要になってくるぞ。

一方の「クリーチャー」側には壁を通して「人間」キャラクターの位置を識別できる「透視能力」がある。

相手がどちらに背を向けているかがハイライトで表示されるので、気づかれないように背後から忍び寄って一気に攻撃を加えよう!「クリーチャー」は懐中電灯の光を一定以上浴びて撃退されても、さらに強化された状態で復帰できるようになっているので遠慮は無用だ。

オンラインマルチプレイの場合、どうしても個人の「クセ」や「特徴」が出る。

「人間」側をプレイしているプレイヤー達の間で懐中電灯を維持するために必要な「バッテリー」の奪い合いが生じたり、勝手に単独行動を始めたりすることもある

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「クリーチャー」側のプレイヤーはその心理状況を逆手にとって攻撃し、相手を混乱させることもできるのだ!

「人間の弱さ」が生み出す混乱、そしてそれを利用した「精神的な駆け引き」こそが本作の醍醐味なのである!

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懐中電灯というアイテムを上手くゲームシステムに利用し、それを演出にも利用している「ホワイトノイズ2(White Noise 2)」は、臨場感と恐怖感を同時に味わうことができる作品だ。「クリーチャー」の造形も非常に不気味で、暗闇で急に遭遇した場合には恐怖で身がすくむことだろう!

本作では「人間」と「クリーチャー」それぞれの能力バランスが絶妙に調整されているので、オンラインマルチプレイでは白熱した戦いを繰り広げることができる。

また、単純な「操作の腕前」だけではなく、恐怖に駆られた人間の心理状況が勝敗に左右してくる点も見事だ。ちなみに本作ではステージ終了後に各キャラクターの行動パターンが表示されるので、恐怖という心理状態がプレイにどのような影響を及ぼすのかをじっくり観察することもできるぞ!

現在Steamでは有料DLCとして凶悪な「クリーチャー」である「Lilith」と「Okiku」、そして新たな「人間」キャラクター「Corey & Shaira」が販売されており、プレイキャラクターの選択肢を広げることができるので、本編をプレイして気に入ったら是非購入してみよう!

「ホワイトノイズ2(White Noise 2)」は、ホラーゲームが好きで、「追う者」と「追われる者」の立場を両方体験したいプレイヤーにはオススメの作品だ!

ホワイトノイズ2(White Noise 2)スペック/動作環境

動作環境 必須環境 推奨環境
対応OS Windows 7 (64bit) Windows 10 (64bit)
CPU Intel Core 2 Duo E6600 Intel Core i5-6500
メモリー 4GB 8GB
グラフィックカード GeForce GTX 275 GeForce GTX 770
VRAM 512MB 2GB
HDD空き容量 2GB 2GB
DirectX Version 11 Version 11
備考

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