『Devil May Cry 5』(デビルメイクライ5)は、2019年3月8日にCAPCOMが贈る、世界累計出荷1,700万本を超える人気「スタイリッシュアクション」ゲームシリーズの最新作。
三人の主人公「ダンテ」、「ネロ」、「V」はそれぞれ異なるアクションで戦い、群がる悪魔をスタイリッシュに狩る。危ない香りを漂うダークファンタジーの世界でスタイリッシュに敵を一掃すれば気分は晴れやか、アクションゲームが好き、ストレスを発散したい人におすすめ。
超人気シリーズ11年ぶりの最新作!現代の技術でかっこよさが磨きかかる
ナンバリング前作『デビルメイクライ4』の発売から11年振りの新作であり、CAPCOMが「バイオハザード Re:2」などでも使用した最新ゲームエンジン「Reエンジン」で開発され、極上のグラフィックとアクション体験をもたらす。
▲飛び散る体液、水溜りからの反射、激しい戦いの中でも高精細のグラフィックはブレない。
公式で表記しているゲームジャンルにもあるように、「スタイリッシュ」であることが本作最大の特徴であり、ただ倒すことよりも「いかにかっこよく倒す」ことが醍醐味である。戦闘中は随時スタイリッシュランクが表示され、ダメージを受けることなく様々なアクションでコンボを繋げるとランクが上がっていく。ステージを通してかっこよく決めることができればリザルトで高評価を得られる。
コンボ、空中コンボはもちろんのこと、アクションの一つ一つがプレイヤーの中二心をくすぐる。さらに隙だらけの挑発アクションを挟んで、スタイリッシュランクを最大に上げて敵を殲滅すれば、思わずにやけ顔になるだろう。
三人の主人公がスタイリッシュに悪魔を狩る!
本作のプレイアブルキャラクターは過去最多の3人。シリーズ通しての主人公「ダンテ」と前作から参戦した「ネロ」に加えて、新たに謎の男「V」が登場。以下はそれぞれの戦い方を軽く紹介しよう。
ダンテ(CV:森川智之)
最強の悪魔狩人(デビルハンター)であり、魔族の父と人間の母を持つ半魔。戦闘の技術は超一流であるが、私生活はルーズなため、自ら開いた便利屋「デビルメイクライ」の事務所は大体電話か水道が止められてる。
戦闘では愛剣「リベリオン」と二丁拳銃「エボニー&アイボリー」を始め、ヌンチャク、籠手、ショットガン、ロケットランチャー、果ては帽子やバイクまでも武器として使用する何でもありのタフガイ。多彩な武器を持つ上、4つのスタイルを切り替えで基本アクションを変化させることもできるため、やや上級者向けのキャラとなっている。
ゲージを貯めて「真魔人化」することで、一定時間内絶大な威力と範囲を持つ攻撃を繰り出すことが可能。
ネロ(CV:石川界人)
ダンテの甥であり、若きデビルハンター。前作登場時は「悪魔の右腕」(デビルブリンガー」を持っていたが、ある事件で右腕を失う。代わりに天才科学者「ニコ」の協力を得て様々な機能を備えた着脱可能な義手を右腕に装備。
戦闘では推進機関を内蔵した剣「レッドクイーン」と六連装の大口径リボルバー「ブルーローズ」に加え、様々の性能を持った義手を換装できる。各種義手はいずれも強力な大技を持つが、一度大技を発動させると義手は爆発(消滅)し、ストックされているものに換装される。一度持っていける義手の数に限りがあるが、ステージ内でも拾えるので、強敵に出会ったら遠慮なく使った方がいいだろう。
ゲージを貯めて「魔人化」することで、攻撃力上昇と義手アクションが強化されるほか、専用の必殺技も使用できるようになる。
V(CV:内山昂輝)
不気味なタトゥーをその細身に纏い、杖と詩集を持ち3体の魔獣を使役する謎多き男。本作の新主人公であり、ある理由からダンテ、ネロと行動を共にする。
Vは虚弱体質なため、本人の戦闘能力は皆無。しかし3体の魔獣「グリフォン」、「シャドウ」、「ナイトメア」はそれぞれ空中、地面、広範囲に対応した攻撃が可能で、別行動も取れるので高い対応力を持つ。しかし魔獣では敵を倒すことができず、一時的に行動不能な状態に追い込むことしかできない。行動不能な敵に対してVが杖でとどめを刺すことが必要だ。
ゲージを貯めると大型魔獣「ナイトメア」を召喚することが可能で、大地を揺るがす一撃と周辺を焦土と化すビームで敵を一掃する。また、特定の場所でナイトメアを召喚すると、建物を破壊して隠し通路が出現することもある。様々な場所でナイトメアを召喚してみよう。
シリーズ初のマルチプレイ対応!一緒に戦えばスタイリッシュさも倍増!
本作のもう一つの特徴として、シリーズ初のオンライン共闘が可能となっている。物語の展開と伴い、一部のステージでは二人、あるいは三人の主人公が共に行動することもある。この場合オンラインでプレイすれば、自分以外のキャラクターもプレイヤー操作となる。
見知らぬ相手と共闘し、一人では苦戦必至の場面も楽にこなせて、今までできなかったコンボも可能となる。挑発アクションを入れるタイミングが重なったらお互い主人公気分になれる。終了後は共闘した相手に「いいね!」を送ることも可能で、「いいね!」の数に応じてアイテムを獲得できるなど、至りつくせりの機能だ。
その他一部のステージでは二人が離れたところで共闘することもあり、この場合はお互い支援することができないが、遠目や壁越しにもう一人の主人公の活躍を確認できる。相方のスタイリッシュランクも表示されるので、どちらかよりかっこよく決められるのを競うのも一興であろう。
次世代機の高性能を発揮した「スペシャルエディション」も発売中!
2020年11月12日のPS5発売と伴い、本作は大幅なパワーアップを遂げた「スペシャルエディション」も販売開始。注目すべきのは新プレイアブルキャラクター「バージル」と新モード「レジェンダリーダークナイト」だ。
バージル(CV:平田広明)
ネロの父、ダンテの双子の兄にして最大のライバル。父スパーダから受け継いだ日本刀「閻魔刀」(Yamato)と自身の魔力で生成した「幻影剣」を使い、敵を切り刻む。
戦闘では広範囲の斬撃を加え、自身の魔力で遠距離射撃可能の「幻影剣」や分体「ドッペルゲンガー」を作り出すこともできる。日本刀x高速多重居合斬撃x空間を切り裂くといった中二心をくすぐる要素が一身に集うキャラクターで、シリーズを通じて絶大な人気を誇る。
ゲージを貯めることで最大級の威力を誇る「次元斬・絶」を使用できる。多重分身で無数の斬撃を浴びせたあとの納刀モーションは必見。
レジェンダリーダークナイトモード
通常モードでは体験できない大量な悪魔が出現する高難易度モード。敵の数が増えている分、スタイリッシュランクも上がりやすくなる。息をつく間もなく大量な敵が湧き出るので、攻撃の手を緩めない立ち回りが重要だ。
苦戦必至のモードではあるが、範囲攻撃で敵を一掃した際の爽快感も通常モードと比べ物にならない。操作に慣れたら是非挑戦してみよう。
上記の要素が含まれた内容はSteam、PS4版でもDLCとして2020年12月15日に発売される。最上級のプレイ体験を求めるなら次世代機がおすすめだが、すでに他のプラットフォームで遊んでいる人でもDLCを購入すれば新要素を遊べるぞ。
爽快感を求める人におすすめの名作
ダークファンタジー&かっこいいコンボを求めるゲーム性で、アクション初心者や暗い話が苦手な人に敬遠されるかもしれないが、本作の主人公たちは常に余裕を満ちた感じで悪魔に皮肉を飛ばすので、思わずクスッとなるシーンも多い。
▲新たな帽子(武器)を手に入れて、ノリノリと踊り出すダンテ
また、操作に関しても難易度設定ができるほか、コンボのオートアシストも搭載されているため、設定をいじればボタン連打だけでもかっこいコンボがつながる。「誰がプレイしてもかっこいい」こそが本シリーズ人気の秘訣。アクション好き、爽快感があるゲームを求める人に絶対おすすめな一本である。
DMC5スペック/動作環境
動作環境 | 必須環境 | 推奨環境 |
---|---|---|
対応OS | Windows 7 (64bit) | Windows 10 (64bit) |
CPU | Intel Core i5-4460, AMD FX-6300 | Intel Core i7-3770, AMD FX-9590 |
メモリー | 8GB | 8GB |
グラフィックカード | NVIDIA GeForce GTX 760, AMD Radeon R7 260x | NVIDIA GeForce GTX 1060, AMD Radeon RX 480 |
VRAM | 2GB | 4GB |
HDD空き容量 | 35GB | 35GB |
DirectX | DirectX 11 | DirectX 12 |
備考 |
©CAPCOM CO., LTD. 2019, 2020 ALL RIGHTS RESERVED.
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