『Recursive Pain』のタイトル画像

2018/11/16STEAMで早期アクセス版配信開始!Alex Varvoid氏が手がける購入型PCゲーム!異空間のマップ内でシューティング対決を楽しめるマルチプレイ専用サードパーソンシューティング!

芸術的センスを感じる独創的なステージ構造、これまで体験したことがないFPS/TPSプレイが魅力で、とにかく変わったシチュエーションでシューティング対決を楽しみたいハードコアユーザーにオススメ!

奇想天外な世界でシューティング!

Alex Varvoid氏が個人で開発した新作FPS/TPS『Recursive Pain』は、これまで巷に出回ってきた数々のFPS/TPSとは全く異なるプレイ体験を提供してくれる作品だ。プレイヤーが降り立つ世界は夢とも現実ともつかない独創的かつ不思議な空間。奇想天外な世界でシューティング対決を楽しめるぞ!

アーリーアクセス版としてSTEAMで発表された本作の狙いは「新しいゲームメカニズムを開発して紹介すること」にあるとAlex Varvoid氏は述べる。ゲームのインターフェース自体はオーソドックスな三人称視点シューティングそのものだが、本作ではステージ毎に違ったゲーム展開が待っているのだ。

奇想天外なステージでシューティングを行う『Recursive Pain』

▲シュールレアリズムの世界に迷い込んだような『Recursive Pain』のステージ。独創的なセンスが光る。

現在世界で人気を博しているFPS/TPS作品と言えば、最新グラフィックを用いて限りなくリアルにバトルフィールドを再現したものばかり。そんな中にあって「リアルな世界描写」という枠組みをあっさりと捨てた本作にはインディー系デベロッパーらしい好奇心旺盛なチャレンジ精神が窺える。

「これまでのオンラインシューティングゲームで使用されたことがない新しいものを発見したい」というAlex Varvoid氏の願いを具現化した本作は、壮大な「新ジャンル実験場」とでも呼ぶべきプロジェクトで、氏は実際にゲームをプレイしてフィードバックを送ってくれるユーザーを渇望している。

STEAMでの販売価格は100円とリーズナブル。「面白そうだから参加して自分の意見やアイデアを提供してみるか」というノリでスタートさせても良いし、単に変わったFPS/TPSをプレイしたいという好奇心だけでプレイしても決して損はしない作品となっている。奇妙な世界を体験したい人はマストだ!

【オススメポイント】 かつてないFPS/TPS作品の黎明期になるかも?

豊富なプレイスタイルでチャレンジ!

FPS/TPSゲームの壮大な実験場である『Recursive Pain』には、いまだかつてないプレイ体験を提供してくれる独創的なステージが5種類登場!全く異なる景色とルールを持つ特殊なマップでシューティング対決を行えば、これまでのシューティングゲームとは違った感覚に浸れること間違いなしだ!

BLINDSIGHT

全てが漆黒の闇に包まれたステージ。「エコーロケーション」システムを用いて移動を行うこのステージでは、自分が移動することによって足元の明かりも移動し、光が照らし出す範囲内のマップが表示される仕組み。ミニマップが存在しないため現在地を割り出すことが難しく、文字通り暗中模索の世界となる。

 暗中模索のプレイが展開する『Recursive Pain』のステージ

▲真っ暗な状態でFPS/TPSは成立するのか、という疑問に挑む実験的ステージ。難易度は非常に高い。

「盲目」という名の通り視界がゼロに等しいステージでは相手と出会った際の「一瞬の判断」が生死を分ける。暗がりから突如相手プレイヤーが姿を表すので心臓が弱い人にはあまりオススメできないが、集中力と研ぎ澄まされた神経を総動員することが好きな人にはオススメのステージだと言えるだろう。

DILEMMA

「ジレンマ」と名付けられたこのステージでは全ての方向に向かって重力が発生しており、壁や床・天井の区別なくどの場所にも着地できる。無重力空間とは異なる動き方をするため、射撃の腕前以前に移動方法に慣れておかないと大変なことになる。アクション要素が非常に強いユニークなステージだ。

全方向に重力が発生する『Recursive Pain』のステージ

▲明るく色分けされたオブジェクトが印象的なステージ「DILEMMA」。奇想天外なバトルが展開する。

重力の法則を無視したステージがFPS/TPS作品に登場するのは本作が初めてではないが、Alex Varvoid氏はプレイヤーからのフィードバックを参考にさらに手を加えようと考えているので、このステージのどこに何を加えればより面白くなるか考えついた人は、氏までメッセージを送っても良いだろう。

BLANK

「空白」「余白」という意味を持つこのステージはかなりアーティスティックな構造を持っている。プレイヤーがペイントボールを発射すると一面真っ白なステージに黒いインクが飛び散り、今まで判別できなかったオブジェクトの形が明らかになってくるのだ。この独創的なアイデアは実に面白い。

墨絵のような雰囲気を持つ『Recursive Pain』のステージ

▲墨絵のような世界が展開する「BLANK」。想像力を広げればシューティングもアート作品へと早変わりする。

ペイントボールを発射するまでは相手の存在が分からず、相手からもこちらを判別することはできない。漆黒の空間が広がるステージ「BLINDSIGHT」が「陰」のステージならこちらはさしずめ「陽」のステージ。明るさの中に暗さを生み出すことがゲームを進めるカギになってくる注目のステージだ。

ADVAITA

このステージではプレイヤーの周囲一定範囲だけが可視化する。相手プレイヤーも条件は同じで、どちらか一方が相手の可視化する円内に入り込むとバトルが発生する仕組みだ。つまりバトルを成立させるためには能動的に動き回る必要があり、範囲外は表示されないという仕組みを逆手に取った攻撃も成立する。

一定範囲内が可視化される『Recursive Pain』のステージ

▲オープンフィールド型のゲームでグラフィックの特性上背景が遅れて描画されることがあるが、その感覚に近い。

POISON

ズバリ「毒」と題されたこのステージは周囲にある「雪」がプレイヤーにダメージを与えるため、ペイントガンでインクを発射して自分のルートを確保しなくてはならない。相手を撃つ以前に「足場の確保」が優先されるため、普段のシューティングゲームとは正反対のゲーム内容になる点が魅力だ。

足場の確保が必要となる『Recursive Pain』のステージ

▲色付きのエリアは歩いても無害。ただし白い状態のフィールドに触れた瞬間HPがどんどん減っていく。

よくぞここまで考えたと感心するステージが次々と出現する本作は、通常のFPS/TPSに物足りなさを感じているユーザーにオススメの新作ゲーム。Alex Varvoid氏にはまだまだアイデアがあるそうなので、今後のアップデートでさらなるステージが追加されるのが非常に楽しみだ。

【オススメポイント】 ステージ毎にプレイスタイルが大きく変化!

多彩なゲームモードで遊ぼう!

独創的なステージが特徴の『Recursive Pain』だが、単に奇想天外なアイデアをぶつけているだけの作品ではない。本作には「デスマッチ」「チームデスマッチ」「キャプチャー・ザ・フラッグ」などオンライン対戦ゲームでは定番のゲームモードが実装されており、特殊な条件とルールを組み合わせた対戦を楽しめるぞ。

ごく一般的なゲームモードを特殊なステージ上で展開するとどのようなプレイスタイルに変化するのか、という実験的な意味合いも持っている『Recursive Pain』。ステージによってはシューティング要素よりもアクション寄りの要素が強くなる場合もあり、これまでの常識は全く通用しない。

特殊なステージとゲームモードを組み合わせられる『Recursive Pain』

FPS/TPSに慣れ親しんだ人にオススメなのは勿論のこと、これまでシューティングゲーム自体を敬遠してきたユーザーにも楽しめるような設計が施されている本作は「未知のプレイ体験」ができる新作ゲーム。興味がある人は購入して奇想天外なゲーム世界を存分に味わってみよう!

【オススメポイント】 FPS/TPSの常識を覆す新作ゲーム!

Recursive Painスペック/動作環境

動作環境 必須環境 推奨環境
対応OS Windows10(64bit) Windows10(64bit)
CPU Intel Core i5-4460 Intel Core i7-8700K
メモリー 8GB 16GB
グラフィックカード NVIDIA GeForce GTX 970 NVIDIA GeForce RTX 2070
VRAM 4GB 8GB
HDD空き容量 50GB 50GB以上
DirectX DirectX 11 DirectX 12
備考 インターネット接続環境が必要SSD推奨

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