【Steam】世界中が注目する2023年発売予定の新作ゲームタイトル15選!
今回の特集では、Steamストアで2023年内の発売が予定されている話題の新作ゲームを、一挙15タイトルご紹介。話題性が高く、ウィッシュリスト上位に表示される人気作を中心に選んでいるので、ゲーム探しの参考に活用してほしい。ワクワクと期待感が止まらない最新ゲーム情報を早速チェックしよう。
2023年配信予定のSteam新作ゲーム
Starfield (2023/9/6予定)
超人気作『The Elder Scrolls V: Skyrim』や『Fallout 4』で数々の賞に輝いたBethesda Game Studiosが25年ぶりに発表する完全新規IPの話題作。西暦2330年のSF宇宙を舞台に、人類最大の謎を解き明かす壮大な冒険へと乗り出していくRPGタイトルで、ソロプレイ専用。日本語UIと音声・字幕に完全対応予定だ。
▲Bethesda Game Studios史上最も壮大かつ野心的なタイトルをついにプレイできるぞ。
ベセスダは15分間に及ぶゲームプレイ動画を公開しており、そこでは一人称視点と三人称視点を切り替えながら未知の惑星を探索し、リソースを収集したり、敵対NPCと戦いを進めたりする様子を確認できる。最新ゲームタイトルに相応しい高精細なグラフィックも見所で、多くのユーザーを満足させる作品になりそうだ。
宇宙の採掘者として一歩を踏み出し、銀河中を巡りながら貴重なアーティファクトを探し求める最後の宇宙探検家集団「コンステレーション」の一員として、広大な有人星系を冒険できるという本作は、長時間やり込めるRPG作品を探している人には見逃せないタイトルと言える。無事にローンチするのを楽しみに待とう。
Sengoku Dynasty (2023第2四半期予定)
戦国時代の日本を舞台に、自らが生きる道を探りながら行動していくシミュレーションゲーム。職人や指導者、武士を目指しつつ、海沿いの村に町を生み出していくSLG要素を楽しめるようになっている。最新ゲームらしいグラフィックで再現された日本の原風景と詳細な建造物、人物描写に期待が高まる新作ゲームだ。
▲ポーランドのデベロッパー「Superkami」が開発を進めている期待の新作SLGタイトル。
ゲームは標準で日本語インターフェースと字幕を実装する予定なので、幅広い人がプレイを楽しめるはず。なお、Steamの製品ページでは、開発秘話や詳細情報を無料で閲覧できるアイテム「Scrolls of Sengoku Dynasty」が配布されているので、気になる情報を深堀りしたい人は、ダウンロードして閲覧しておこう。
なお、開発元Superkamiは、本作と同じ歴史系シミュレーションRPGタイトルとして、西部開拓時代がテーマの『Wild West Dynasty』や、中世が舞台の『Medieval Dynasty』をリリース済みなので、ゲームシステムの構造やデザインなどを詳しく知りたい場合には、これらの製品ページを見ておくのも良いだろう。
SILENT HILL 2 (近日登場予定)
2001年にKONAMIが発売した同名のサイコロジカル(心理)ホラーゲームを、最新のグラフィックでフルリメイクする話題作。SteamでのPCバージョン以外にPS5でも販売されることが決定しており、さらに3種類の過去作がリメイクバージョンで展開していくことも発表されている。ファン必見のタイトルだぞ。
▲異形のクリーチャーたちと戦いながら、謎多き霧の街を探索していくプレイ要素が展開。
リメイク版の製作を担当したのは、ポーランドに拠点を構えるホラーゲーム専門の開発会社Bloober Team。4K解像度に対応するグラフィック、スリル満点の戦闘シーン、各キャラクターの感情あふれる演技に支えられたカットシーンなどがパワーアップポイントで、原作の雰囲気を崩すことなくリメイクされている。
霧に包まれた街「サイレントヒル」に誘われた主人公のジェイムスを操作しながら、過去の記憶に対面していくストーリー展開も原作を踏襲しており、原作をプレイ済みのユーザーは無論のこと、名前だけは聞いたことがあるが未プレイという若きゲーマーにも体験してもらいたい作品。フル日本語環境を実装するぞ。
Manor Lords (2023年予定)
Slavic Magicが開発中の新作で、細部まで設計可能な都市建設システムと、壮大なスケールで繰り広げられる戦略バトル、経済・社会の要素が複雑に絡み合ったシミュレーション要素が合わさった中世ストラテジーゲームタイトル。中世に生きる領主の人生を追体験できる作品として、Steamユーザーの高い関心を集めている。
▲緻密なグラフィックで再現された中世で領主になってSLG要素に没頭できるぞ。
14世紀末に存在したフランケン地方の芸術要素と建築様式からインスピレーションを受けたという本作は、史実の再現を最優先したリアルな情景を体験できる点が魅力。クラフトに関しても従来のストラテジー作品で多かった「グリッド線」の概念に縛られず、自由自在に配置や回転を行いながら建造物などを設置できる。
ゲームは日本語インターフェースと字幕に対応予定なので、海外ゲームが苦手な人でも安心。膨大なアイテムをマネジメントしながら領地を繁栄させつつ、戦略性を発揮できる中世の戦いで無骨な戦闘シーンを楽しもう。これだけの内容を持ちながら、たった1人で開発を手掛けているという点で話題を呼んでいるタイトルだ。
龍が如く7外伝 名を消した男 (2023年予定)
2022年にその存在が発表されたセガの新作ゲーム。本作は主人公である桐生一馬の視点から『龍が如く6 命の詩。』以降の物語を体験できるアクションアドベンチャー作品で、PC版以外にXbox One、Xbox Series X/S、PS4、PS5で展開するマルチプラットフォームタイトルになる。
▲公式ティーザートレーラーより。『龍が如く7』の時間軸で起こる出来事を描く。
ゲームの実写パートで登場するキャバクラ嬢役の女性をオーディションで選定するなど、発売前から話題を振りまいている『龍が如く』シリーズファン必見作。記事執筆時点(2023年4月)時点ではSteamストアに作品ページが存在しないが、主要なシリーズ作品は掲載されているので、PCで遊びたい人は要チェックだ。
本作以外にも、明治維新の主要人物である坂本龍馬を主人公とした『龍が如く 維新!』を、美しいグラフィックと新シリーズオールスターキャストでリメイクした『龍が如く 維新! 極』や、春日一番と桐生一馬の2人が主人公となるシリーズナンバリング最新作『龍が如く8』の製作も発表されており、今後に期待だ。
Party Animals (2023年前半予定)
中国のRecreate Gamesが開発を進めているアニマルアクションゲーム。プレイヤーは犬や猫、ラッコやウサギ、ゴリラなどの動物になって、マルチプレイで物理演算の効いたオンラインバトルを体験できる。2.5頭身にデフォルメされたキャラクターの造形美と、年代を問わず親しめる世界観が大きな魅力のタイトルだ。
▲癒やし系のキャラクターとアグレッシブなPvPが強烈な対比を生み出す注目の新作だ。
ゲームの開発には、世界的に有名な3DCGツール「Unity」が用いられている。ふにゃふにゃの動物キャラクターを操りながら物理演算が効いた世界でバトルを行っていくという構図が面白く、一刻も早いリリースが期待されるタイトルと言えるだろう。PC版以外にXboxストアでも配信が予定されているアクションゲームだ。
作品の開発は2020年にスタートしていただが、ほぼ全てを作り直すことになり、結果として2年以上の開発期間が経過した現在でも完成を見ていない。増加したスタッフに対応するためにスケジュールが混乱をきたした旨も開発者自身が明かしているが、なんとか正式配信へと漕ぎ着けてほしいところだ。
百英雄伝 (近日登場予定)
「JRPGの良さ」を大切にしながら、現代向けにアップデートした内容を持つ新作アクションRPGタイトルで、ゲームにはプレイアブルキャラクターとして動かせる100名以上の英雄が登場。懐かしいドット絵のキャラクターと3Dモデルが違和感なく融合したゲームデザインを持ち、注目は最高潮に高まっている。
▲豊富なロケーションの中に多様性に富んだ文化と価値観を持つゲーム世界が奥深い新作。
帝国の若き俊才士官セイ・ケースリングと、セイと友情を交わすことになる辺境の村出身の少年ノアの二人が運命に導かれながら、それぞれの正義と真実を探し求める骨太なストーリー要素が展開。王道ファンタジー世界を冒険しながら様々な英雄キャラクターを動かせる点が特徴で、スキルを発揮できるバトルも魅力だ。
本作を開発しているのは、1995年に誕生したコナミの『幻想水滸伝』シリーズに関わったクリエイターたちによって設立されたスタジオ「Rabbit & Bear Studios」で、同シリーズのファン及びJRPGジャンルのファンから熱い期待が巻き起こっている。2020年の「Kickstarter」で最も出資金を集めた注目タイトルだ。
Hollow Knight: Silksong (2023年発売予定)
ソウルライクかつメトロイドヴァニアなプレイを楽しめる2D横スクロール型アクション・アドベンチャーゲームに、待望の続編が登場。お姫様騎士の「ホーネット」が主人公となる本作では、前作とは全く異なるロケーションを舞台に、オールドスクールなアクションゲーム要素を体験できる。激ムズ難易度も健在だ。
▲古代の謎を解き明かしながら先を目指す世界観が特徴。受賞歴を持つ前作の続編だ。
多種多様な武器を使いこなしながら数々のバトルを進めていくやり込み要素満点のプレイスタイルが大きな魅力となっており、さらに本編をクリア後には新たなモードが解禁されるため、長時間夢中になって遊べること請け合い。150種類以上の全く新しい敵キャラクターを次々となぎ倒しながら、完全制覇を目指そう。
本作の音楽は、前作に引き続きクリストファー・ラーキン氏が担当。前作は音楽面でも高い評価を受けたタイトルなので、前作をBGMで好きになった人は、本作にも大いに期待しよう。メランコリックなメロディーを奏でるシンフォニックなストリングスに加え、心を踊らせるボス戦の音楽も収録される予定だ。
パルワールド / Palworld (2023年配信予定)
広大なファンタジー世界で不思議な生物「パル」を集め、バトルや建築・農業を行わせたり、工場で労働させたりできる新作オープンワールドサバイバルクラフトゲーム。アニメ調のキャラクター造形はキャッチーだが、武器の製造工場で黙々と働く萌キャラのギャップが鮮烈で、ある意味「ありそうで無かった」作品と言える。
▲可愛さ満点のアニメ風キャラクターが登場するオープンワールドクラフトゲームタイトルだ。
気象変化要素とサバイバル要素、そして弱肉強食の世界観が特徴の作品で、パルに建設を手伝ってもらいながら生活を豊かにしていくプレイにも触れられる。また特定のパルはプレイヤーを背中に乗せて陸海空を自由に移動できるようになっているため、広大なオープンワールドの探索要素も大いに捗ること請け合いだぞ。
農園を生み出して果実などを育てる生活系コンテンツもあり、パル同士を組み合わせて新たな遺伝子を持つパルを作れるなど、ジャンルを跨いで貪欲にゲーム世界に取り入れている姿勢が面白い。マルチプレイにも対応するとのことだが、どんな規模で展開するかは未定。今後の最新情報に注意しながら配信を待とう。
Vampire: The Masquerade® - Bloodlines™ 2 (近日登場予定)
2004年に発表されたボードゲーム原作のタイトル『Vampire: The Masquerade® - Bloodlines™』の続編。アメリカのシアトルを舞台に、下級の吸血鬼へ姿を変えられた主人公として、魅力や策略、恐怖や意志の力を駆使しながらヴァンパイア社会の実力者へと上り詰めていくプレイを体験できるアクションRPGだ。
▲現代社会に存在するヴァンパイアを描くシリーズ待望の第2弾がついに登場する。
開発は大いに難航しており、最初に作品の開発を担当していたHardsuit Labsが離脱し、現在は別のデベロッパーが開発を引き継いで作業を進めている。ゲームの公式Twitterアカウントでは「これは確かに大きな賭けだが、成功することを信じている」という趣旨の発言もあり、完成を目指す意志はかなり強固なようだ。
原作とは異なるロケーションが舞台となるが、ファーストパーソンビューとサードパーソンビューを切り替えながらプレイする構図は同じで、ストーリーを担当するライター陣も前作と同じ。続編としては異例の長期間が空いている作品ではあるが、カルト的な人気を誇るゲームの次回作ということで注目度は高い。
S.T.A.L.K.E.R. 2: Heart of Chornobyl (2023年12月予定)
放射能汚染されたチェルノブイリを舞台とするサバイバルホラーアクションFPS『S.T.A.L.K.E.R.』シリーズの最新作。64平方キロメートルに及ぶ広大なオープンワールドマップが特徴で、様々な派閥と出会うストーリー要素、30種類以上の武器を改造して何百通りものカスタマイズを行える点が大きな魅力となっている。
▲一時は完全に製作が頓挫していたが、2020年に改めて本作の再開発が世界に明かされた。
シリーズで象徴的だったミュータントは、異なる行動モデルとサブタイプを持ってプレイヤーの前に出現することが明かされており、戦闘シーンがこれまで以上に緊張感を増すことが予測される。数種類のエンディングを持つためにリプレイ性も高く、昼夜と時間経過の概念を持つオープンワールドの探索も捗るはずだ。
飢え、睡眠、出血、被曝効果のあるサバイバル要素もあり、ハードコアなプレイ体験を求めている人には断然おすすめ。これまでウクライナに拠点を構えていた開発元にGSCは、ロシアの侵攻から開発環境を守るため、現在はチェコのプラハへ拠点を移して作業を続行中。執念で開発が続けられている労作だ。
Frostpunk 2 (近日登場予定)
ユーザーと評論家の双方から高い評価を受け、イギリスのアカデミー賞にもノミネートされた輝かしい功績を持つ社会派サバイバルゲームに待望の続編が登場。過酷な寒気に覆われてしまった世界を舞台に、大都市を率いるリーダーになって困難へ立ち向かっていくシミュレーション要素を体験できる。頭脳プレイ要素が特徴だ。
▲世界的な評価を獲得した前作をスケールアップしている必見の新作タイトルだ。
都市建築とストラテジー、マネジメント要素を融合した前作のゲームシステムは健在で、本作では開発スタッフが70名体制に増加したため、すべての面でスケールアップを果たしているとのこと。生存と人的価値、そして命と極寒状況の対比が鮮烈さを増しており、深く感情移入しながら遊べる作品になるはずだ。
PAYDAY 3 (2023年予定)
ド派手な銀行強盗アクションで世界的なファンを持つ『PAYDAY』シリーズ待望の最新作。強盗稼業から足を洗っていたギャングが、法執行機関から付け狙われているという世界観を持つが、『PAYDAY 2』の主人公メンバー4名が続投するかは現時点で不明。情報はかなり規制されており、全体像は掴めない。
▲現在Steamストアに掲載されているのはメインビジュアルのみ。どんな作品になるか楽しみだ。
ゲームはソロプレイとオンライン協力プレイに対応し、日本語インターフェースも標準実装される見込み。シリーズで多くのファンを熱狂させたCO-OP型のプレイ要素は健在なようなので、新たなロケーションを舞台にド派手に暴れ回るプレイを堪能できそうだ。今後の最新情報に注目が集まるアクションゲームタイトルだぞ。
ARK 2 (近日登場予定)
恐竜が跋扈する世界でオープンワールド型のサバイバル要素を体験できる人気タイトルの続編。自分のキャラクターをスキルツリーで強化しながら、より狡猾さを増したクリーチャーと激しい戦いを繰り広げ、時に恐竜をテイムで手懐けながら生存を目指すプレイが展開する予定で、多くのファンから期待が寄せられている。
▲ハリウッドのアクション映画俳優ヴィン・ディーゼルが登場するストーリーパートも実装。
プレイヤーに敵対してくるNPC集団「アラタイ」が登場する点が前作に無かった要素。過酷なサバイバル要素を軸に据え、何百万通りものギアを生成できるやり込み要素満点のクラフトシステムにもアクセスできるため、前作以上のサバイバル体験が展開することが期待される。MMOサバイバルゲームの最有力候補だ。
ゲームは「早期アクセス版」としてローンチする予定。最新の3DCGツール「Unreal Engine 5」で開発が行われており、障害物周りの水流や体積で表現される嵐雲、局所的な気象変動システム、物理的な力の影響を受ける煙や粒子などの描画を実現している。最新ゲームらしいリアルなグラフィックも必見だぞ。
TEKKEN 8 (近日登場予定)
5200万本以上の世界累計販売本数を誇る超人気3D対戦格闘アクションゲーム『鉄拳』シリーズの最新作。風間仁、三島一八、ニーナ・ウィリアムズ、リン・シャオユウ、キング、風間飛鳥、風間準、マーシャル・ロウ、ポール・フェニックス、ジャック8、リロイ・スミス、ラーズ・アレクサンダーソンなどが参戦する。
▲世界的な格闘アクションゲームシリーズ待望の最新作。Unreal Engine 5で開発中だ。
バトルコンセプトは「アグレッシブ」で、本作ではキャラクターの個性や特徴を強化し、さらに勝負所やクライマックスをより分かりやすくする工夫も施されている。これは攻撃を仕掛ける側がゲームを一層楽しめることに繋がっており、従来のファンは無論のこと、新規ユーザーにも大きな魅力がある要素と言えるだろう。
『鉄拳7』に搭載されていたシステムを一部廃止し、アグレッシブというコンセプトを体現している新システム「ヒートシステム」を導入しているなど、ゲームの方向性を新規で打ち出している点が魅力で、これまで以上に痛快なアクション対戦が生まれているとのこと。今後の最新情報に期待しよう。
気になるゲームはウィッシュリストへ登録!
2023年も話題の新作ゲームが続々登場予定のSteam。自分が気になるゲーム作品がある場合には、製品をウィッシュリストへ登録することで、プレイ可能になった際などに通知が届くので便利。Steamストアにはまだまだ期待の新作タイトルが数多く並んでいるので、自分でも調べてみよう。