【アイデア勝負】ユニークな発想で人気を集める面白インディーゲーム10選

ZOOM編集部

今回は、開発者がアイデア勝負したインディーゲームタイトルを10作品ご紹介。

とことん変わった世界観を体感しながら、斬新な発想を持つ作品の数々をプレイしていこう。

インディーゲームはアイデアの宝庫

低予算でゲームを製作することが多いインディーゲームデベロッパーの作品には、ユニークな発想を持つタイトルが多い。

これはインディーゲームスタジオの強みでもある「自分が遊びたい作品を作る」精神の賜物と言えるだろう。

ユニークさが光るインディーゲーム

インディーゲームデベロッパーの強みは、企画段階でボツにされそうなアイデアをそのまま実行できる点。

個人開発者は時に作者が風変わりなこともあり、独創的なゲームが誕生する可能性も高い。

着想が面白いインディーゲーム

これらの作品には、ユーザーの口コミなどで徐々に人気を拡大し、絶大な評価を獲得するヒット作にまで上り詰めたものもある。

世界にはまだまだ面白いゲームがあるぞ。

ユニークな発想が光るインディーゲーム10選

1.『Getting Over It with Bennett Foddy』

下半身が壺にスッポリ収まっている男性を操作しながら、巨大な山をハンマーの力だけで延々と登り続ける作品。

「特定の人に向けて誕生したゲーム」というフレーズが印象的な本作では、製作者Bennett Foddy氏が用意したナレーションや音楽と共にプレイが展開。

不条理な難易度が特徴で、凡ミスで落下すれば、ゴール間近でもほぼ最初からやり直しになってしまう。

個人開発の『Getting Over It with Bennett Foddy』激ムズ難易度を持つ『Getting Over It with Bennett Foddy』

要求されるのはひたすら上を目指すこと。修行のような世界観だ。

発売から5年以上経過している作品だが、「何か変わったゲームにチャレンジしたい」と考えている人におすすめ。

日本語インターフェース及び日本語字幕に対応し、価格も安価なので、気軽に購入できる点も魅力だぞ。

2.『Fall Guys』

カオスな展開が待ち受けるステージ内で最大60人のユーザーが競い合うアクションゲーム。

多彩な障害物を乗り越えていく競争システムとで毎回予測不可能な試合展開が巻き起こり、リプレイ性も抜群。

各ラウンドに脱落者数が設定されるため、必死にゴールを目指す競争にも熱が入るはずだ。

大ヒット作『Fall Guys:Ultimate Knockout』Epicで配信中の『Fall Guys:Ultimate Knockout』

キャラはちょっとした衝撃で転んでしまうこともあり、素早くステージを駆け抜けるのは至難の技。

コントロールの難しさが競争に拍車をかけ、大興奮のレース展開を体験できるぞ。

PC版のセールスが1000万本を超えている人気タイトルで、マッチングで苦労しない点もグッドだ。

3.『Amazing Chicken Adventures』

海外絵本のような世界で「ニワトリ」を操作しながら、奇妙な冒険を体験できるアクションゲーム。

空中に浮かぶマップは夢の中にいるようなデザインで描かれ、不思議な感覚を味わいながら遊べる。

ストーリー性が一切排除され、「試行錯誤」のパズルアクション要素が展開していく。

ニワトリが主役の『Amazing Chicken Adventures』不思議な世界観を持つ『Amazing Chicken Adventures』

見下ろし型画面でニワトリを操作し、卵を運んで世界を冒険していくというプレイスタイルは非常にユニーク。

目に見えるものだけではない「感覚的な部分」を大切にしているゲームと言える。

東ヨーロッパの民間伝承にインスパイアされたというグラフィックを堪能しながら、不思議な世界を冒険しよう。

4.『Human: Fall Flat』

物理演算が効いたグニャグニャキャラを操作しながら、様々なステージに挑戦していくアクションゲーム。

最大8名のプレイヤーが一緒に遊べるオンラインマルチプレイに対応しており、遊び甲斐は満点。

夢の世界が舞台の本作は、足取りがおぼつかないキャラとシステムで人気を集めるタイトルだ。

超人気作『Human: Fall Flat』ユニークなインディーゲーム『Human: Fall Flat』

全プラットフォームの累計売上は現在までに3000万本以上。

ユニークなステージを舞台に、予測不可能な試合展開に一喜一憂しながらプレイを楽しめること間違いなし。

有志プレイヤーが作成したステージを無料DLして遊ぶこともできるため、思った以上に長くプレイできるはずだ。

5.『みんなで空気読み。オンライン』

1000万人が体験したKY度診断ゲーム「みんなで空気読み。」の世界をオンラインで遊べるおすすめタイトル。

7名のプレイヤーが「お題」にチャレンジして「イイネ」を送り合うゲームシステムが特徴だ。

様々なシチュエーションに挑戦しながら、お題に沿った「空気読み」を行っていこう。

シュールなインディーゲーム『みんなで空気読み。オンライン』お題に挑戦する『みんなで空気読み。オンライン』

他プレイヤーと一緒にプレイできる本作では、現在「大喜利状態」のプレイが展開中。

ステージ終了後に「イイネ」を送るシステムを持っているので、自分のセンスがウケているかも判断できる。

アバターやアバターを購入できる「KYコイン」を獲得しながらキャラカスタマイズを行える要素もあるぞ。

6.『Smalland: Survive the Wilds』

自然豊かなファンタジー世界で「小人」になって生き延びるサバイバルRPG。

ミクロの視点で見渡す世界のサイズ感が面白い作品で、美麗グラフィックで再現された世界の美しさは必見だ。

最大10名の仲間と一緒に活動しながら冒険を楽しめるマルチプレイ要素を持っているため、長時間飽きずにプレイを堪能できる。

ユニークな世界観を持つ『Smalland: Survive the Wilds』ミクロの世界でサバイバルを行う『Smalland: Survive the Wilds』

高層ビルのようにそびえ立つ木々を見ながら探索とクラフト、バトルに挑めるプレイ要素が特徴。

サバイバルゲームに使われてこなかった世界観をミックスした点でアイデア勝負に勝利を収めている。

7.『Runaway Animals』

暴走事件で檻の外に飛び出した動物の襲撃を避けながらタスクを完了させていくアクションゲーム。

理不尽な状況下でも働き続けなくてはならないという「ブラック企業」の世界観が光るインディーゲームだ。

主人公はホテル従業員。低賃金の過酷な労働環境下、突如ホテル内に飛び込んできた様々な動物たちに対処いくことになる。

ブラックユーモアが光る『Runaway Animals』従業員になってプレイする『Runaway Animals』

マルチプレイで遊べるシステムを持っているため、インディーゲームを理解してくれるフレンドと協力しながら遊べば面白さも倍増するはず。

動物が入り乱れる阿鼻叫喚のホテルを舞台に、着々とタスクをこなしていこう。

8.『Synthbiotic Dungeon』

ネオンに彩られたダンジョンを舞台にマスターとランナーに分かれて戦うアクションゲーム。

ランナーを阻止するマスターのプレイ、罠や敵を突破しながらゴールを目指すランナーのプレイを体験できる。

PvPを楽しめる『Synthbiotic Dungeon』

本作は、ユタ大学の学生たちが生み出したアクションゲーム作品。

ユタ大学では約10年ほど前から、ゲーム開発面で専門知識を持つ教員が学生を指導している。

修了課程で製作されているゲーム数は膨大で、そこからプロの道へ歩み出す大学生も少なくない。

9.『Totally Accurate Battle Simulator (TABS)』

物理演算の妙で面白く動き回る兵士を戦わせるバトルが最高に面白いSLG。100種類以上用意されている「グダグダ兵士」を用いてバトルを体験できるぞ。

赤と青に色分けされた兵士ユニットたちがマップ内で自動戦闘を繰り広げながら勝者を決める戦いが展開。

人類の歴史を象徴する多彩な派閥を選びながら、抱腹絶倒の戦闘シーンを楽しめる点で人気を集めている。

物理演算が面白い『Totally Accurate Battle Simulator (TABS)』対戦プレイが楽しい『Totally Accurate Battle Simulator (TABS)』

バイキングの戦士からマシンガンを携えた殺し屋まで、時代を超える多種多様なユニットが物理演算とラグドールの面白さを携えながら戦う様は必見。

勝敗を超えた楽しい戦いが実現するので、見ていて飽きない。実験要素強めのSLGが好きな人にもおすすめだ。

10.『CashGrab』

物理演算の効いた世界でオンラインPvPを楽しめるアクションゲーム。

異なる立場に割り振られた最大8名のプレイヤーでオンラインPvPに挑み、予測不能なゲームプレイを体験しながら遊べる。

カオスなバトル、インディーゲームらしいチープさを全面に打ち出した作風が魅力で、抱腹絶倒しながら遊べるぞ。

PvPで遊べる『CashGrab』対戦が面白いインディーゲーム『CashGrab』

各プレイヤーはグラバーとモンスターの2系統に分けられ、人間のグラバーは現金獲得を、モンスターは人間の排除を目標に行動していく。

舞台となる建造物内部のオブジェクトはほぼ破壊可能で、これらを巻き込みながら相手にダメージを与えるプレイも大いに捗る。

爆破で必要以上に吹っ飛ぶカオスな演出があるため、混沌としたプレイの中にお笑い要素も生まれるぞ。