【Steam】色々な職業を体験できるおすすめシミュレーションゲーム
今回はSLGの中から、現実に存在する職業を疑似体験できるおすすめタイトルを5種類ご紹介。
リアルに再現された世界で今の自分とは異なる職業に就いてみよう。
リアルさが魅力の職業体験型SLG
現実世界とは異なる職業を体験できるSLGは主に海外で生み出されることが多く、日本では積極的に作られない傾向がある。
故に日本国内での認知度は低いと言えるが、その内容は非常に興味深く、グラフィックの進化に伴ってリアルな疑似体験を得られる点が魅力だ。
各企業やスタジオは趣向を凝らし、プレイヤーを満足させる体験型SLGを次々と開発している。
今回ご紹介しているタイトルは「専門職」を疑似体験できるものばかりなので、面白い作品が見つかるはずだ。
職業体験型シミュレーションゲーム
1.『Flashing Lights 警察,消防,救急業務シミュレーター』
オープンワールドを舞台に、警察・消防・救急救命士の立場でシミュレーション要素を体験できるタイトル。
ソロと最大10名のオンライン協力プレイで遊べるため、プレイアビリティーは高い。
警察官は、ゲーム内で最速の乗り物「パトカー」に乗り込んで任務の遂行にチャレンジできる。
進行中の犯罪を食い止めることが使命で、駐車違反切符を一般市民に渡したり、危険な容疑者の追跡を行ったりできるスリリングな役回りだ。
カーチェイスや銃撃戦など、興奮できるシチュエーションがあるぞ。
炎と戦う消防士
燃え盛る炎に立ち向かう消防士は、ホースで鎮火作業を行ったり、火災現場に閉じ込められてしまった市民の救出任務に挑んだりできる役回り。
交通事故の負傷者を搬出する際には、医療スタッフに迅速に届けるために事故車両を切り開くなどのアクションも行えるため、遊び甲斐は満点。
医療キット、担架、救急車を使える救急救命士は、人名救助の最前線で活躍する役回り。
患者の怪我を治療、あるいは診断することで命を救うことができる。
マルチプレイ
マルチプレイモードでは、各プレイヤーを上記3種類の救急サービス人員に振り分けて遊ぶことが可能。
異なる車両と役割を与えられながらオープンワールドを走り回り、事故や犯罪に立ち向かっていくプレイ要素を大いに楽しめる。
販売価格は2570円。ゲームは標準で日本語をサポートし、幅広い人が参入できる土壌も整っている。
一部手動操作を行う必要があるものの、Steam Deckでも操作できるため、利便性も高い。
約5年の開発期間
ゲームは2018年に早期アクセス版として登場後、約5年の歳月を経て正式バージョンになった力作。
コミュニティーメンバーが作成したMODを導入でき、世界の救急隊が持つカラーを反映した車両にカスタマイズしながら遊ぶこともできる。
要求スペックが比較的軽めな点も魅力で、最低要件で提示されているグラフィックボードはGTX 700番台、CPUはIntel Core i3シリーズと敷居が低い。
インストールサイズも7GBと軽量級で、ストレージの負担にならない点もグッドだ。
市民を守る面白シムの世界を存分に味わおう。
2.『Chef Life: A Restaurant Simulator』
自分だけの「理想のレストラン」を運営できるおすすめのシミュレーションゲーム。
厨房のカスタマイズ要素と多彩な料理メニューへのアクセス、そしてお店を繁盛させながらミシュランの星獲得までを目指せる機能が魅力だ。
新レシピを習得しながら常連客を獲得しつつ、経営を軌道に載せるプレイが楽しい。
主人公カスタマイズ
プレイスタート後は、自分の分身として活躍していく主人公のアバターを選択。
性別と体型、髪型や顔の造形、衣装などをプリセットから組み合わせて「自分好みの主人公」を生み出せる。
キッチン用品を取り揃えつつ、内装をコーディネートすることが可能で、仕入管理や経営状況の把握、スタッフ人員確保など、目を配るべき部分は多い。
本格的なレストラン経営シムを体験できるぞ。
リアルな調理システム
料理システムはかなり本格的で、高度なメニューになるほど手間もかかり、本物と同じ調理法で仕上げていくため、料理全般に対して詳しくなれる利点もある。
適度なリアリティーを持つグラフィックの品質も良く、世界観にハマりながらプレイに没頭できること請け合いだ。
販売価格は3400円。なお、PC版以外にXbox、PS、Nintendo Switch版も展開中。
PS4版はPS5デジタル版への無料アップグレードにも対応しているので、確認しておこう。
PC版は標準で日本語インターフェースと字幕に対応し、部分的ながら汎用コントローラーの操作もサポート。
PCへの要求スペックも低めに抑えられており、インストールサイズも7GBとコンパクトなので、幅広いユーザーが気軽に参入できる。
題材がレストラン経営なので、性別を問わずプレイを楽しめるぞ。
3.『Construction Simulator』
実在する建設機械を操作しながら、リアルな建設プロジェクトを体験できるタイトル。
2015年にスタートした人気建設SLGシリーズの最新作で、圧倒的なボリュームを持つコンテンツで建設作業の全てを楽しめる。
ゲームは、アメリカとドイツを再現した2種類の巨大マップを実装。
ソロ向けキャンペーンモードでは自分の建設会社を運営しながら、徐々に大規模なプロジェクトを進めていく没入感満点のプレイを楽しめる。
会社が成長することで扱える建設機械の数も増えていくため、遊び甲斐は満点だ。
実在メーカーの建設用重機
70種類を超える実在の建設用重機を扱える点が魅力で、Caterpillar社、CASE社、BELL社に加え、新たにDAF社、Doosan社の機械も登場。
3Dモデリングも精度を高めており、より本物らしい質感とディティールを実現している。
ソロ向けキャリアモード以外に、最大4名が作業に従事できるオンラインマルチプレイモードもサポート。
フレンドと一緒に建設作業全般を協力プレイで体験できるため、プレイアビリティーは非常に高い。
DLCも併売中
Steamでの販売価格は3600円で、3種類のダウンロードコンテンツも販売中。
ゲーム世界を拡張しながら遊べるシミュレーションゲームタイトルで、長時間没頭できること請け合いだ。
クロスプレイ対応
本作はPS4、PS5、Xbox One、Xbox Series X|S向けにも配信されており、クロスプレイにも対応。
マッチングの利便性も高く、日本語UIと字幕がサポートされているので、かなり遊びやすい。
Steam Deckと完全な互換性があるので、家から外へゲームを持ち出して遊ぶスタイルにも対応。
日本の建設現場ではまずお目にかかれない建設機械の数々をリアルにオペレートできる点が面白い。
「モノづくり」の世界をたっぷりと味わいながら、大型プロジェクトを完成させよう。
4.『Bus Simulator 21 Next Stop』
2008年に誕生した人気のバス運転シミュレーションシリーズの最新作。
前作『Bus Simulator 18』から約3年ぶりに登場したシリーズファン必見作で、アメリカとヨーロッパでバス運転手になれるタイトルだ。
本作では、アメリカとヨーロッパの有名都市をモチーフとしたオープンワールドを走り回ることが可能。
世界10カ国に及ぶ実在メーカーから公式ライセンスを提供された30種類のリアルなバスの運転を体験できる。
バス好きな人、運転手に憧れていた人には断然おすすめのシミュレーションゲームだ。
リアルなグラフィック
最新ゲームらしい3Dグラフィックへと進化を遂げた世界で運転手として活動できる点が魅力。
時刻表制作、ルート設計など、バス会社運営要素まで楽しめるようになっており、遊び甲斐は満点。
オープンワールドを探索して回る面白さもあり、長くプレイできること請け合いだ。
ソロプレイ以外に、オンラインでのマルチプレイモードにも対応。
自分好みにゲームをアレンジすることもでき、腕前を上げながらさらに突っ込んだプレイも楽しめる。
ハンコンを始め、Tobii EyeアイトラッキングとTrackIRにも対応し、幅広いプレイスタイルを実現するぞ。
収録されているバスの種類も順当に増え、新たに2階建てバスや未来の交通機関Eバスも運転できるようになっている。
ダイナミックな気象変化システムもあり、刻々と変わりゆく景色と天候をリアルに体感できるぞ。
大型アップデート
販売価格は3900円。なお、本作は大型拡張アップデートが実装された作品で、システム改良やマップ追加、新規キャリアモード追加が行われている。
ゲームは標準で日本語インターフェースと字幕に対応し、参入の敷居は低い。
バス運転手が遭遇するトラブルなども詰め込まれており、利用者を満足させながら運行を続けていくプレイに夢中になれるはずだ。
5.『ハウスフリッパー』
劣化が進んだ物件を修理・リノベーションしながら販売していくプレイを体験できるシミュレーションゲーム。
欧米では一般人も行うことが多い「住居再生ビジネス」に焦点を当てた作風が光る作品だ。
リフォームを行う前の建造物はまさに「廃墟同然」の汚さ。
丹念に掃除を行いながら、ヨレヨレになった電気配線を新たに引き直すといった本格的な住宅リノベ作業の工程を体験していこう。
クリーンで価値ある住宅へと変貌させていく過程を存分に味わえるタイトルで、すべての作業工程がリアルだ。
住宅再生を体験
インテリアの細部にまで気を配りながら、新築同然の建造物を生み出していく再生の過程を体験できる点が醍醐味。
リフォーム全般に興味がある人にとって、これ以上ないゲームと言える。
販売価格は2800円。標準で日本語インターフェースと字幕がサポートされているため、幅広い人が遊べる土壌が整っている。
コントローラーとSteam Deckでの動作もフルサポートされ、利便性も抜群だ。
シリーズ第2弾が配信中
続編となる『ハウスフリッパー2』は、2023年12月に配信開始。
家屋を再生しながら財を成していくというリフォーム業者プレイを楽しめる唯一無二のシミュレーションゲームで、希少価値は高い。
本作はWindows OSとMac OSの両方でプレイできるハイブリッド型ゲームで、PCへの推奨要件も比較的おとなしいので、多くの人がプレイを楽しめるはず。
インストールサイズも6GBと少なく、普段ストレージが逼迫気味なプレイヤーでも安心してダウンロードできる。
軽さも光るおすすめタイトルだ。