【Switch】おすすめハクスラゲーム15選！時間を忘れて夢中になれる！

バトル要素に特化したゲームのサブジャンル「ハックアンドスラッシュ」は、ハクスラの略称系で多くのゲーマーに愛されている。今回の特集では、Nintendo Switchで遊べるとっておきのハクスラアクションゲームタイトルを一挙15作品ご紹介。戦いの楽しさを実感できるタイトルで大いに盛り上がろう。

80年代に隆盛したテーブルトークRPGで用いられたことが起源とされるハクスラは、ゲームがコンピュータRPGへと移行しても好んで使われる造語として定着し、現在「ハクスラ」は馴染み深い言葉になっている。厳密にハックアンドスラッシュを定義することは難しいが、近年では「大量の敵キャラを次々と倒せるシステム」「爽快感満点のアクションバトルを体験できる作品」に対して使われることも多い。それでは早速ゲームをご紹介しよう。

ディアブロ III エターナルコレクション

世界が認めるハクスラ系アクションRPGシリーズの最高峰。ハックアンドスラッシュの名作と言えば本シリーズを挙げる人が多く、深遠なダークファンタジー世界での悪魔狩りが捗ること間違いなしだ。

Switchバージョンは、これまで作品に対して行われてきた各種アップデート要素や拡張コンテンツがすべて実装されている決定版。ランダムに生成されるやり込み要素満点のダンジョンに侵入し、800種類以上におよぶスキルでキャラクタービルドを行いながら、最強の戦士を目指して尽きないバトルに挑んでいこう。

▲ハクスラと言えばディアブロ。多彩な攻撃スタイルを構築しながら悪魔退治の世界を楽しめるぞ。

ローカルとオンラインの両方で最大4名のマルチプレイを楽しむことも可能な本作は、家族や友人と一緒に同じ部屋でパーティーゲーム風に遊ぶプレイや、他ユーザーとマッチングしなが共闘していくプレイに対応するため、遊び甲斐は満点。シーズン毎に開催されるチャレンジ要素もあり、長く遊べるおすすめのタイトルだ。

スナックワールド トレジャラーズ ゴールド

3DSで人気だったソフトをSwitch向けに移植したファン必見のアクションRPG。単なる移植作品ではなく、アップグレードしたゲームグラフィックとDLCの実装、システムの強化が行われている点が特徴だ。

強化されたアクションバトルシステムは本作最大のセールスポイントで、様々な武器を使った「コンボ攻撃」が可能になっているため、ハクスラアクションバトルが大いに捗ること請け合い。ランダムに生成されていくダンジョンの攻略にチャレンジして、レアな装備品やアイテムの数々を勝ち取っていこう。

▲年代を問わず親しめるゲームグラフィックが大きな魅力。可愛いファンタジー世界で冒険しよう。

3DSでは有料ダウンロードコンテンツ扱いだった追加コンテンツ第1弾「限界突破! ドラゴンナイトの試練」と、追加コンテンツ第2弾「破滅の魔王! デミグラス降臨」が最初から組み込まれた状態になっているため、ゲーム世界を存分に味わい尽くせる点がポイント。買い直しのタイトルとしても文句なしのクオリティーを誇るぞ。

ヴィクター・ヴラン オーバーキル エディション 

突如悪魔軍団が降臨してカオスな状態になっているディストピアな世界を救うべく、悪魔退治の専門家「ヴィクター・ヴラン」としてハクスラ要素満点のバトルに挑むノリノリのアクションRPGタイトル。

クォータービューで展開する痛快なハクスラアクションバトルは必見で、100種類を超える多彩な武器に加えて「デーモンパワー」も駆使しながら戦うことができるため、自分なりのバトルスタイルを構築していくプレイ要素が大いに捗る。キャラビルドの面白さを存分に味わえるハクスラゲームファン垂涎のゲームタイトルだぞ。

▲主人公のヴィクターを多彩な装備品と武器で強化していくプレイ要素が最高に楽しいタイトルだ。

本作はゲーム本編に加え、全く異なる世界観を持つ2種類のダウンロードコンテンツ「砕けた世界」「モーターヘッド」を収録した完全版。ゲーム世界の魅力を余すところなく体験できる作品で、満足度は非常に高い。最大4名の協力プレイでハクスラの魅力に触れることもできるゴキゲンなアクションRPG作品だ。

DEAD OR SCHOOL

地上がゾンビに制圧されたディストピアな東京が舞台のハクスラアクションRPG。地下暮らしを余儀なくされていた主人公の少女ヒサコが、地上の楽園である「学校」を目指しながら戦うプレイ要素が展開していく。

東京の名所が不気味なゾンビとモンスターに牛耳られているという阿鼻叫喚な世界観設定、そして少女が武器を手に取って戦うという美少女ファン垂涎のシチュエーションがハマった作品で、被ダメージで洋服が破損するセクシー要素も搭載されている。家族持ちのお父さんは、幼いお子さんの目のやり場に注意が必要だ。

▲アクション要素に加えて武器カスタマイズシステムもあり、やり込み要素満点のプレイが展開。

ゲーム内で入手できる通貨を用いながら装備品をアップグレードできる仕組みがあり、さらにレベルアップで獲得できるスキルを対応する武器に組み合わせることで自分だけのバトルスタイルを構築できるため、繰り返しプレイにも非常に強い。多種多様なコレクション要素もあるので、飽きずにプレイを継続できるぞ。

Dead Cells

死体に乗り移れる魂としてハクスラアクションバトルに挑戦していく異色のゲームタイトル。往年のゲーム作品を彷彿とさせる2Dドット絵のグラフィックでスリリングかつローグライクな展開を楽しめるぞ。

ローグライクとメトロイドヴァニアを融合させた新たなゲームジャンル「ローグヴァニア」を提唱している海外ゲーム作品で、死んだら最初からやり直しという鬼仕様な難易度がプレイヤーを苦しめる。ちょっとした油断がゲームオーバーを招くため、常に緊張感を保ちながら先を目指せる点が大きな魅力だ。

▲ドット絵ながらスピーディーかつスタイリッシュなアクションバトルが展開。緊張感がたまらない。

90種類以上におよぶ装備品と魔法で異なるキャラビルドを楽しめる点が特徴で、自分にピッタリとハマるビルドを目指すためにプレイを続けていくことがどんどん面白くなっていくはず。ソロプレイ専用作品だが、非同期でランキングを競えるシステムもあるので、ゲームを極めて頂点を目指すプレイも加速していくぞ。

ラピス・リ・アビス

「黄金森」の伝説に引き寄せられた冒険者パーティーとして2D横スクロール型のハクスラアクションバトルを繰り広げていく可愛さ満点のアクションRPG。デフォルメされた女の子キャラクターを操って戦いに挑もう。

異なる特定を持つ8種類の職業が存在する本作では、プレイヤーが好みの職業を選んでパーティーを編成できる。リーダーの頭の上に仲間キャラをトーテムポール状に積み上げていく「DANGO」システムで戦いに挑むユニークなゲームシステムを持っており、その編成バリエーションは4096通りに及ぶ。やり込み要素は高いぞ。

▲パーティーメンバーの「頭部」をリーダーの頭上に重ねるDANGOシステムを持つARPG作品だ。

上に積み上がった仲間キャラクターの頭部を投げる攻撃スタイルも特徴で、バトル中にリーダーを入れ替えながら遊ぶこともできるため、敵キャラの特性に応じてスタイルを変化させていく戦術的なハクスラバトルも実現。他に類を見ない個性的なバトルシステムが冴え渡る必見のゲームタイトルに仕上がっているぞ。

ガレリアの地下迷宮と魔女ノ旅団

ファンタジー異世界を舞台に、魔女に操られた「魂」として前人未到の大迷宮攻略に乗り出していくRPGタイトル。「カヴン」と呼ばれるキャラを引き連れながら地下迷宮の突破を目指して戦おう。

コマンドバトルでプレイが展開していく本作は、厳密に言うとハクスラゲームとは言い難いが、大迫力のバトルシーン演出と、それぞれのキャラクターが次々と攻撃を叩き込んでいく場面には爽快感があり、戦いそのものに面白さがある。アニメ調キャラとド派手な演出効果が好きな人にハマるファンタジーRPG作品だぞ。

▲個々のキャラクターをカスタマイズしながら冒険を楽しめる点も特徴。長くプレイを堪能できる。

容姿に加えて性格、スキル、成長スタイルなどを詳細に設定できるキャラクターカスタマイズシステムが秀逸で、自分好みの「人形」を生み出してプレイに挑めるため、没入感は満点。完全なソロプレイ専用タイトルとなり、マルチプレイには非対応となるが、長時間没頭しながら遊べるシステムを持っている必見のRPGだ。

チョコボの不思議なダンジョン エブリバディ！

2007年に発売された人気ゲーム『チョコボの不思議なダンジョン 時忘れの迷宮』をベースに、システムを一新したプレイ要素で新登場したシリーズ最新作。ランダム変化するダンジョンの攻略に挑めるぞ。

14種類に分かれるジョブから選んで冒険できる 「ジョブチェンジシステム」や、全てのモンスターを仲間にしながら一緒に冒険できる 「バディシステム」が大きな特徴となっており、コントローラーを2つ使えば2名のプレイヤーで「協力プレイ」を楽しむことも可能。フレンドや家族と一緒にチョコボの冒険を堪能しよう。

▲システムを一新したシリーズファン注目作。プレイの面白さが格段に向上している点がポイントだ。

構造が変化していくダンジョンにはリプレイ性があり、ローグライトな魅力にも溢れている。また立ちはだかる敵キャラクターに戦いを挑むバトルシーンにもハクスラ風の派手さがあるため、協力プレイで突き進みながらダンジョン攻略を目指すことに夢中になれるはず。親子で遊ぶのにも最適なタイトルと言えるだろう。

モンスターを倒して強い剣や鎧を手にしなさい。死んでも諦めずに強くなりなさい。勇者隊が魔王を倒すその日を信じています。

初心者から玄人まで、幅広いゲーマーが楽しめるダンジョンRPG。秘宝を奪った7つの魔王を倒すために召喚された「勇者候補」としてプレイを進め、ローグライトなバトルにチャレンジしていくことになる。

ゲームに搭載されている職業は全部で8種類で、最大6名のパーティーを編成しながら冒険とバトルに挑むことが可能。なるべく低レベルで魔王を倒すほど評価が高まる独特なシステムを採用しており、高評価であるほど報酬アイテムの内容も豪華に。最低なレベルバランスを見つけ出すことが要求されるタイトルだ。

▲ゲームにはユニークなシステムが実装されているため、覚えるまでが一苦労。

無双の強さで突き進んでいく正統派ハクスラゲームタイトルと比較するとハクスラ要素は薄く、むしろトライアンドエラーを繰り返しながら装備品強化とレベル上げを行う要素に楽しさを見いだせる人向けの作品と言えるが、多人数パーティーで敵を殴る要素には爽快さがあり、長時間夢中になって遊べること請け合いだぞ。

チルドレン・オブ・モルタ ～家族の絆の物語～

ハイクオリティーかつ芸術性の高いピクセルアートが特徴のアクションRPGタイトルで、「ベルグソン一家」が一致団結して邪悪な存在に立ち向かっていく「家族の絆」を描いている点が大きな特徴の作品だ。

戦士タイプの父親ジョン、弓矢を使った遠距離攻撃を得意とする娘のリンダなど、家族にはそれぞれ個性的な能力を持ったキャラクターが存在しており、彼らの特性を存分に発揮しながらハクスラ要素のあるアクションバトルで戦うプレイ要素が面白さを加速していく。スキルを伸ばしていく育成システムもあるぞ。

▲海外ゲーム作品らしいデザインセンスと世界観、色彩感覚が素晴らしい。雰囲気満点に遊べるぞ。

自動生成されていく戦いの舞台ダンジョンにはローグライトな魅力があり、本格的なローグライクRPGとは異なり、ゲームオーバーになっても「家」に戻されるというペナルティーが発生する程度なので、何回もチャレンジしてクリアを目指すプレイを阻害しない。丁度良いゲームバランスで楽しく遊べるおすすめのタイトルだ。

Darksiders III（ダークサイダーズ３）

ダークファンタジー世界でゴリゴリのハクスラアクションバトルを体験できる人気シリーズタイトル。これまで謎に包まれてきた黙示録の四騎士の1人「フューリー」として痛快な悪魔退治を進めていくアクションRPGだ。

フューリーの初期装備「鞭」は、移動アクションにも利用できる優れモノで、女性騎士らしい軽やかでアクロバティックな身のこなしと柔軟なバトルスタイルが芸術的な攻撃を生み出していく。またプレイ進捗によって解禁されていく合計4種類の「フォーム」を活用することで、そのバトルスタイルはさらに進化を遂げる。

▲高精細なゲームグラフィックで再現されたダークファンタジー世界で思う存分暴れ回れる。

なお、本作は追加コンテンツ『The Crucible』と『Keepers of the Void』の2種類をあらかじめ実装しているので、本編終了後にもお楽しみ要素があって飽きない。完全なソロプレイ専用タイトルとなり、マルチプレイには非対応となるが、その分高い集中力を発揮しながらハクスラバトルの醍醐味をたっぷりと堪能できるぞ。

ビビッドナイト

宝石に変えられてしまった民衆を救うべく、1人残された王女「アメリ」が大活躍するターン制ストラテジーRPG。魔女や魔物たちがひしめく危険な迷宮ダンジョンへと潜入して救出を目指す世界観が特徴のタイトルだ。

ランダム生成されていくダンジョン内部で、宝石に変えられていた「騎士」たちを発見してパーティーを生み出していくプレイが展開。最大6体のユニットを編成することが可能で、この編成によってバトルも大きく変化。「パーティビルド」でローグライクな世界を駆け抜けていく必見のRPG作品となっている。

▲各ユニットの特性を勘案したパーティー編成が最奥部へと進むコツ。最強パーティー編成を目指そう。

同じ色のユニットを集めることで発生するアビリティー効果、シンボル効果を持つアクセサリー収集要素が面白く、視覚的にパーティーの強さを認識できるため、幅広いユーザーがプレイを楽しめる点が大きなポイント。多彩なモンスターたちに編成の妙で挑み、ハクスラ的快感をもたらすバトルで勝利を収めよう。

Empire of Sin　エンパイア・オブ・シン

ハクスラゲームとして高い人気を誇る『Doom』『Quake』のゲームデザイナーとして知られるジョン・ロメロ氏のゲームスタジオ「Romero Games」が送る「禁酒法時代」をモチーフとしたSLGタイトル。

プレイヤーは暗黒街を牛耳るマフィアとしてプレイを進めつつ、地域の抗争に勝利を収め、裏社会の頂点へと成り上がっていく戦術的なプレイを体験できる点が特徴。ヤバめな人間たちをテーマにしたクライムゲームが好きな人にはおすすめで、警官まで買収できる「悪の魅力」をたっぷりと味わえるおすすめのタイトルだ。

▲アル・カポネを筆頭とする14名のボスから好きなキャラを選んで悪の限りを尽くしていくSLG。

『X-COM』シリーズと似たようなバトルシステムで抗争を再現している本作は、アクション要素バリバリのハクスラゲームとは正反対の立ち位置にある作品だが、裏社会の人間同士が血で血を洗う抗争を行う作風には「ハックアンドスラッシュ」の定義が当てはまる。ライバルのボスたちを次々と殲滅してのし上がっていこう。

Titan Quest

古代ギリシャ、エジプト、アジアを舞台に戦うアクションRPG作品。見下ろし型のプレイ視点で展開する痛快なハクスラアクションバトルが大きな魅力となっており、海外ゲームファンは必見のタイトルと言える。

残念ながら本作は現在に至るまで日本版がリリースされておらず、日本のMy NIntendoストアでも販売されていないため、入手するためにはパッケージ版を購入するか(日本国内向けのNitendo Switchで動作)、海外のMy Nintendoストアでダウンロード版を購入するしか方法がない。少々敷居が高いハクスラアクションRPG作品だ。

▲海外版ながら一応日本語字幕は入っている。ただし購入前に諸々調べておくと安心だ。

36種類に及ぶクラスと1000種類以上の武器を組み合わせて自由なキャラビルドを行うことができる本作はやりこみ度満点で、海外ゲームの雰囲気を感じながらハクスラアクションバトルを楽しみたい人には断然おすすめ。神話上のモンスターたちとスペクタクルな戦いを繰り広げていく壮大な世界観をたっぷり味わえるぞ。

レミロア～少女と異世界と魔導書～

異世界「ラグノア」に巻き込まれてしまった普通の女子高生「レミ」が、「ロア」と協力して戦いながら脱出を目指していくアクションRPG。奇想天外なワールドでのハクスラアクションバトルが大きな魅力だ。

四季折々の情景をテーマにつくられた美しい4つのステージは、チャレンジする毎に構造が変化する特性を持っており、敵の数とアイテム配置がランダム生成されていくため、繰り返しプレイにも強い。200種類以上の武器を操れる「レミ」のキャラビルド要素も満点で、思わず夢中になって遊んでしまうこと請け合いだぞ。

▲美少女キャラクターのハクスラアクションを体験できるおすすめのゲームタイトルだ。

ハクスラゲームをプレイしたことがない人でも入り込める親切なシステム設計を持つ作品で、世界観に馴染むために日本声優陣のCVも実装されているため、かなり遊びやすい。ハードな戦いの合間に展開していくコミカルなやり取りも軽妙で、世界観に没頭しながらプレイを進められる。おすすめのハクスラアクションRPGだ。

戦いがメインコンテンツとなっている点が特徴のハックアンドスラッシュは、ゲーマー魂に火を付けてくれるおすすめのサブジャンル。主人公キャラクターを自分好みにビルドしていく要素が多様性に富んでいる点も魅力なので、「これぞ」というスタイルを編み出して敵キャラを次々に粉砕するプレイを楽しもう。

今回ご紹介したタイトルの中にはソロプレイ専用の作品も多いが、ローカルやオンラインでのマルチプレイに対応しているタイトルもあり、時間が許す限りフレンドや家族、そして世界のプレイヤーと一緒に遊べば、値段以上のプレイ体験を得られること間違いなし。ストレス解消にもうってつけのサブジャンル「ハクスラ」の中から自分好みのタイトルを見つけ出し、大いなる達成感と爽快感を味わってみよう。