『X-Plane 12』は、2022/9/17からSteamで早期アクセス版が配信されているLaminar Researchの購入型PCゲームで、リアリティー満点の航空機操縦を体験できる人気フライトSLGシリーズの最新作。
現実世界の物理学と航空力学を正確に再現した圧倒的な没入感と満足感を覚えるフライトシムの世界、VR環境への対応、リアルなグラフィックで再現された気候変化要素と天候が大きな魅力で、世界中のプレイヤーから支持されているフライトシミュレーションゲームをプレイしたい人におすすめの新作。
超人気フライトSLGの最新作が登場
現在PCゲームのポータルサイト「Steam」で早期アクセス版が配信されている『X-Plane 12』は、1993年の誕生以降世界中のプレイヤーから支持されている人気のフライトシミュレーションゲームシリーズ最新作。現実世界での飛行体験に限りなく近い操作を体験できる必見のゲームタイトルだ。
前作となる『X-Plane 11』から約5年の期間を経てリリースされた今回の最新バージョンでは、以前に収録されていなかった「エアバス A330」や「F-14 トムキャット」「ランセア エボリューション」などの航空機が収録され、セスナ機やジャンボジェット機、戦闘機まで幅広い航空機を操縦できる。
▲シリーズ最新作らしいゴージャスなゲームグラフィックが秀逸なフライトSLGタイトル。
環境を再現するグラフィックとシステムにも手が入れられており、ボリューメトリックな3DCGの雲や物理ベースの測光照明モデル、3Dで再現された水面、天候変化要素や季節の再現などが実装され、よりリアルな環境を体験できるようになっている。究極のフライトシムと呼ぶに相応しいクオリティーだ。
ゲームエンジンに上記を含む12種類の新要素が入った点も素晴らしいが、プレイ中に見ることができる操縦席視点の作り込みも素晴らしく、実際に航空機を操縦している感覚に浸りながら遊べる点が最大の魅力。セッティングを工夫すれば更に没入感を高められるので、PC周りに投資する価値のある作品と言える。
VR環境にも対応
本作を開発しているのは、シリーズ作品全てを手掛けてきたLaminar Researchで、正式バージョンの配信は最長で約5ヶ月後を予定。Steamでの販売価格は6290円で、価格は正式バージョンでも変わらない見通し。なお、ゲームはWindows OSとMac OSの両方をカバーするマルチプラットフォーム作品だ。
2Dバージョン以外に、VR環境でもプレイできる点がポイント。対応するVRヘッドセットは「HTC Vive」「Valve Index」「Oculus Rift」「Windows Mixed Reality」で、幅広いVRユーザーがプレイできる環境が整っている。最高の没入感で遊びたい人は、VRヘッドセット環境でプレイしよう。
▲圧倒的なディティールで再現されたコクピット席の作り込みは圧巻だ。
早期アクセス版の現時点で安定したプレイ環境が用意されており、致命的なバグや不具合のない世界で存分に遊べるようになっている。なお、Laminar Researchの公式サイトでは無料で遊べる「デモ版」も配布中なので、価格がネックな人はまずこちらをプレイしてから購入を判断すると良いだろう。
インターフェースは標準で日本語をサポートしており、この点でも敷居が低い。Steamストア内で配布されている無料のダウンロードコンテンツを導入することによって遊べるロケーションが増えるので、徐々にフライトテクニックを磨きながら世界各国で飛行するプレイ要素も大いに捗るはずだ。
リアリティー満点の飛行機操縦を体験できる人気フライトSLGシリーズの最新作『X-Plane 12』は、現在Steamで「早期アクセス版」として好評配信中。圧巻の眺めと超リアルな操縦体験を得られる必見のタイトルとなっている。興味が湧いた人は今すぐストアにアクセスして、詳細なゲーム情報をチェックしよう。
【おすすめポイント】飛行機ファン必見の新作!
登場する航空機
『X-Plane 12』最大の魅力は、航空機ファンを納得させるリアリティー満点の航空機たち。前述の通り、小型のジェット機や戦闘機、ジャンボジェット機やヘリコプターなど多彩な種類の航空機が実装されているので、それぞれの機体で操縦の違いを体感しながら遊ぶことがどんどん楽しくなっていくはずだ。
セスナ サイテーション X
1993 年に初飛行を行ったセスナ製のアメリカビジネスジェット機。サイテーション Xは、ロールスロイスのエンジンと完全に統合されたアビオニクスを使用したセスナの最初の航空機として知られている。 最大12名の乗客を3701マイル、巡航速度604mphで運ぶことが可能となっている機体だ。
グラマン F-14 トムキャット
超音速、双発、複座、ツインテール、可変後退翼の戦闘機。1974年にアメリカ海軍に配備され、その後2006年に完全退役した。最大速度はマッハ2.34、航続距離は1600海里、高度は53,000フィートという性能を持つ。映画『トップガン』でトム・クルーズが乗り込んだ海軍機として世界的に有名。
エアバス A330
1987年に導入された 2つのエンジンを備える中型ワイドボディの航空機。A330-300バリアントの巡航速度はマッハ0.82、航続距離は11,750 km/6350nmi、最大277名の乗客を運んで飛行する。現在1400機を超えるA330が90を超えるオペレーターと共に航空会社のサービスを提供している。
【おすすめポイント】お気に入りの機体を見つけよう!
ゲームシステム
『X-Plane 12』のメイン画面では「新規フライト」の作成、ロードデータの呼び出し、最終プレイの呼び出しを行うことが可能で、初見ユーザーが操作手順とゲームシステムを勉強できる「フライト・スクール」にもアクセスできる。ゲーム内設定もこのメイン画面から入れるので、随時調整していこう。
新規フライトを選択すると、航空機とロケーションの選択画面へと移行。ここではアイコンで表示される各種の航空機を選ぶことができ、その後世界各国のロケーションから好きなマップを選んで飛行を楽しめる。この画面では時間帯や天候状況の設定も行えるため、毎回違ったフライトを楽しめるぞ。
▲シリーズ最高峰のゲームグラフィックを誇る最新作。圧倒的な臨場感を味わおう。
その後は空港の滑走路選択画面に移行し、何番の滑走路を使って離陸するのかを決められる。空港内部には働く人々や専用車両などが描画されているため、雰囲気満点にプレイできる点がポイント。管制塔との交信やパイロットの会話などもリアルに流れ、本当に機長になった気分に浸りながら遊べる。
ジャンボジェット機を選択して飛行中は、オートパイロットにして操縦席を離れ、客席部分を歩き回ることもできるので、飛行機ファンの人は精密に再現された機内の3Dモデルを存分に楽しもう。本作は機体の再現度は非常に高く、パイロット席からの眺めも本当にリアル。最高峰のフライトSLGに恥じない作品だ。
▲時間帯や気象条件を変えることで同じ場所でも見え方が変わる。色々な条件で飛び回ろう。
本作で初実装された人気の戦闘機「F-14」はきちんと空母から飛び立つので、航空機毎に異なるシチュエーションを味わえて面白い。多彩な航空機を存分に乗り回しながらプレイを堪能できるおすすめの新作フライトシミュレーションゲームタイトルで、一度購入すれば長期間遊べること請け合いだ。
【おすすめポイント】ガッツリ遊べる新作フライトシム!
システム要件
『X-Plane 12』のシステム要件は中程度。推奨要件で提示されているグラフィックボードは「Direct X 12」をサポートするもので、CPUには「Intel Core i5 8600k」もしくは「Ryzen 5 3500」が提示されている。どちらかと言えばプロセッサーの処理能力を重視したタイトルと言えるだろう。
インストールサイズは現時点で23GBだが、Steamストアで配布されている各種のダウンロードコンテンツを導入することでサイズが増加するため、ストレージには余裕を持っておきたい。なお、OSに関してはWindowsが10と11、Macに関しては10.15「Catalina」以上のバージョンをサポートしているぞ。
▲VR環境でプレイする場合には、必然的に解像度が上がるのでハイスペックなPCが必須となる。
最低動作環境で提示されているCPUは「i-3」クラスのプロセッサーとなっているので、画質を最低に落とせば現行のローエンドなゲーミングPCでもプレイできないことはない。ただしシリーズ最高峰になったグラフィックと物理演算を同時に堪能したい場合には、ミドルスペック帯のPCが必要になるぞ。
【おすすめポイント】スペックには余裕を持って遊ぼう!
正式版への展望
最長で約5ヶ月後の正式バージョン配信を目指している『X-Plane 12』は、フルバージョンで雲の品質と解像度の向上、パフォーマンスの修正を実施する予定。素早い描画と品質の保持、マシンパワーへの依存度がトレードオフの関係性にあるため、絶妙なバランスを探るのに少し時間がかかるとのことだ。
▲空の旅をよりリアルなものにするべく、品質改良に取り組み中。完成品の出来栄えが楽しみだ。
リアリティー満点の飛行機操縦を体験できる人気フライトSLGシリーズの最新作『X-Plane 12』は、現在「早期アクセス版」としてSteamで好評配信中。パイロットとエンジニアが手を組んで共同開発している必見のタイトルだ。興味が湧いた人は今すぐストアにアクセスして、ゲームの詳細情報をチェックしよう。
【おすすめポイント】完成が楽しみな新作フライトSLG!
X-Plane 12スペック/動作環境
動作環境 | 必須環境 | 推奨環境 |
---|---|---|
対応OS | Windows 10 (64bit), macOS 10.15+, Linux | Windows 10 (64bit), macOS 11+, Linux |
CPU | Intel Core i3, AMD Ryzen 3 | Intel Core i5, AMD Ryzen 5 |
メモリー | 8GB RAM | 16GB RAM |
グラフィックカード | DirectX 11対応のグラフィックカード | NVIDIA GeForce GTX 1070, AMD Radeon RX 580 |
VRAM | 2GB | 4GB |
HDD空き容量 | 20GB | 50GB |
DirectX | DirectX 11 | DirectX 12 |
備考 |
(C) Laminar Research.
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