『December 24th』は、2022/8/3からSteamでプレイテストの参加を受け付けているKalifasの無料PCゲーム。子供の格好をした操作キャラクターでスリリングなアクションシューティングバトルに挑む新作アクションFPS。
最大18名のプレイヤーがファストペースのバトルに参加できるゲームシステム、子どもたちが自動小銃で撃ち合うという物議を醸しそうな世界観設定、9種類に及ぶ武器の選択で実現する自分のプレイスタイルが特徴で、開発初期段階にあるインディーゲームにフィードバックと意見を送ることが好きな人におすすめ!
子どもたちが戦う新作FPS
現在PCゲームのポータルサイト「Steam」でプレイテストの参加を受け付けている『December 24th』は、ミリタリー調の世界観の中で子どもたちが戦うという設定を持つ新作ゲーム。没入感の高いファーストパーソンビューでプレイが展開していく物議を醸し出しそうなアクションFPSタイトルだ。
ゲームは『Quake 2』と『Team Fortress』に触発されて開発されている新作で、3Dグラフィックで再現された1種類のマップで最大18名のプレイヤーがオンラインアクションシューティングバトルを楽しめるようになっている。なお、現段階で実装が確認されているモードはチームデスマッチのみとなる。
▲インディーゲームらしい簡素なインターフェースでアクションFPSバトルを体験できる新作だ。
プレイスタイルはファストペースを身上とし、最新ゲームらしい展開とアクションでプレイヤー同士のPvP要素を満喫できる点が特徴。登場キャラは色分けされているが全て同じモデリングを使いまわしており、これが今後どのようなバリエーションを生むかが楽しみ。開発初期段階にある期待のFPSゲームだ。
プレイは完全無料。現時点では課金要素が実装されていないため、参入の敷居は低い。なお、ストアではWindows向けのデモバージョンも配信されているので、興味が湧いた人はこちらで感覚を掴んでみるのも良いだろう。9種類に及ぶ武器を切り替えながら自分なりのスタイルで戦うプレイを楽しめるぞ。
オリジナル・サウンドトラックを販売中
ゲームを開発しているのは、中央アジアのトルクメニスタン共和国に本拠を構えているインディーゲームデベロッパー「Kalifas」。2021年に『Gazmatera: Return Of The Generals』でSteamデビューを飾った新人で、独特なグラフィックとゲームシステムが際立つゲームスタジオだ。
ストアでは本作のオリジナル・サウンドトラック『December 24th Motion Picture Soundtrack - Vol.1』が205円で販売中。新進気鋭のインディーゲームデベロッパーを応援したい人は、ゲーム内のBGMを収録したDLCを購入するのもアリ。ちなみにこのスタジオは自社全作品のBGMを販売している。
▲おかっぱの髪型をした子どもたちが武器を手にとって戦う異色の世界観を持つアクションFPS。
インターフェースはロシア語と英語の二択で、残念ながら日本語インターフェース及び字幕・音声は非搭載。音声はロシア語のみとなっているため、ロシア語をヒアリングできる能力がないとプレイ中の演出で分からない部分が出る可能性がある。独特な世界観と併せて敷居が高い印象だが、プレイは無料だ。
非常に簡略化された3Dグラフィックを特徴の作品のため、PC環境への要求スペックは非常に低く、推奨環境で提示されているグラフィックボードもCPU内蔵となっているので、現行のローエンドPCでも十分プレイできるはず。なお、Windows 7環境での動作は保証されていないので、OSのバージョンに注意しよう。
子供の格好をした操作キャラクターでスリリングなアクションシューティングバトルに挑む新作アクションFPS『December 24th』は、現在プレイテストの参加者を募集中。アクセスをリクエストすることでプレイ可能になった際に連絡が届く仕組みだ。今すぐストアで詳細な情報をチェックしよう!
【おすすめポイント】 参加者募集中の新作FPS!
多彩な武器を使いこなせ!
『December 24th』には、現段階で9種類の武器が登場。ミリタリー系アクションFPS/TPS作品ではおなじみの武器ばかりなので、普段からこのジャンルを多くプレイしている人であればすぐに扱い方のコツを掴めるはずだ。自分好みの武器を発見して過激なチームデスマッチに挑もう。
CPU内蔵グラフィックでも動く作品だけあって、グラフィックは非常にシンプル。現時点でプレイできるマップも1種類のみと非常にあっさりとした作品だが、無料で遊べるタイトルなのであまり多くは望めない。ただしマップには適度な起伏があり、スナイパーライフルを用いた狙撃プレイも捗る。
▲UIは大きく表示され、視認性は抜群。残弾数とHP、キル数と死亡回数を素早くチェックできる。
マップ内にはアイテムの「クレート」が点在。これらを集めるとボーナス効果が発生するため、マップ内をどのように移動しながら戦いを進めていくかもバトルのポイントになってくる。制限時間内に多くのキルを達成したチームが勝者になる仕組みなので、賢く動き回りながら相手プレイヤーを仕留めていこう。
前述の通り作品には異なる武器が登場するので、全ての武器を活用しながら自分のバトルスタイルを確立していくプレイが捗るはず。チームメイトとなるメンバーがお互いをカバーする武器を装備していると全体的な戦術も立てやすくなり、プレイの面白さも増していくだろう。繰り返し遊べる新作ゲームだ。
最大18名のプレイヤーが参加できる本作だが、最大の懸念はやはり「人の集まり」。メジャーではないスタジオのインディーゲームタイトルなので、マッチングで苦労する場面が多く出てくることは想像に難くない。プレイしたい場合には予めフレンドユーザーと連絡を取り合って時間を合わせて置くと便利だ。
【おすすめポイント】 スピーディーなバトルが展開!
物議を醸しそうな世界観を持つ新作
『December 24th』最大の懸念事項は、戦いを繰り広げていくキャラクターが「子供」になっている点。プレイ視点がファーストパーソンビューとなっているため、プレイ中にはさほど気にならないかもしれないが、ゲームで対戦するプレイヤーが全て「子供」という設定はかなりショッキングだ。
他国のゲームなので世界観が一応成立しているものの、日本のゲームでこの設定を行えばコンプラインス的に引っかかること間違いなしで、炎上する騒ぎになりかねない。どうしてこのような設定と世界観にしたのかは判然としないが、これについては今後の開発進捗とアナウンスの追加を待つしかなさそうだ。
仮想世界で子供のアバターを用いながら戦いを繰り広げているという設定であれば、ある意味納得ができるかもしれないが、可愛い子どもたちが「キル」を重ねていくプレイ要素が引っかかって手が出しにくい人は確実に存在するはず。インディーゲーム作品らしい尖った発想が際立つ新作タイトルだ。
子供の格好をした操作キャラクターでスリリングなアクションシューティングバトルに挑む新作アクションFPS『December 24th』は、現在Steamでプレイテストの参加者を募集中。物議を醸しそうな世界観を持つ注目のタイトルだ。興味が湧いた人は今すぐストアにアクセスして情報をチェックしよう。
【おすすめポイント】 今後の展開が気になる新作FPS!
December 24thスペック/動作環境
動作環境 | 必須環境 | 推奨環境 |
---|---|---|
対応OS | Windows 10(64bit) | Windows 10(64bit) |
CPU | Intel Core i5-6500 / AMD Ryzen 3 1200 | Intel Core i7-9700K / AMD Ryzen 5 3600 |
メモリー | 8GB | 16GB |
グラフィックカード | NVIDIA GeForce GTX 1050 / AMD Radeon RX 560 | NVIDIA GeForce GTX 1660 Ti / AMD Radeon RX 590 |
VRAM | 2GB | 6GB |
HDD空き容量 | 50GB | 50GB |
DirectX | DirectX 11 | DirectX 12 |
備考 | インターネット接続が必要SSD推奨 |
(C) Karifas.
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