2020/6/25からSteamで「早期アクセス版」が配信されているIntrinsic Gamesの購入型PCゲーム。様々なマップを舞台に「ビースト」を引き連れたチャンピオンキャラ同士のバトルを体験できるアクションFPS。
一般的なFPSの世界に「モンスターを引き連れるバトル要素」を盛り込んだユニークなコンセプト、選択できる3名のチャンピオンと3匹のビーストたち、異なるスキルと武器の組み合わせで実現する自分だけのバトルスタイルが大きな魅力で、一風変わったアクションシューティングゲームで遊びたい人におすすめ!
ビーストと一緒にバトル!
現在PCゲームのポータルサイト「Steam」で早期アクセス版が配信されている『Beast Brigade』は、人間キャラとモンスターキャラの「ビースト」を組み合わせたチームとして戦いに挑むおすすめのタイトル。迫力満点のファーストパーソンビューでプレイが展開する必見のインディー系アクションFPS作品だ。
ゲームには複数のマップが実装されており、プレイヤーは用意されている3種類のチャンピオンキャラクターと3種類のビーストを自由に組み合わせながら出撃できる。実際に操作するのは人間キャラのみだが、頼もしいコンパニオンキャラのビーストが援護射撃をしてくれるので、面白さ満点のバトルを体験できるぞ。
▲異なるスキルと攻撃特性を持つ登場キャラを組み合わせて自分だけのチームで戦えるFPSだ。
チャンピオンキャラのスキルとビーストキャラの攻撃スタイルには明確な違いがあり、これを複数用意されているゲームモードの内容に応じて上手く切り替えるプレイも大いに捗る。BOT相手のソロプレイに加え、オンラインでの対戦・協力プレイにも対応しているので、みんなと一緒に盛り上がれること請け合いだ。
これがデビュー作となるインディーゲームデベロッパーの新作
本作を開発しているのは、個人でゲーム制作を手掛けるDavid Valentine氏で、パブリッシングは「Intrinsic Games」が担当。当初はスマホアプリ版とのクロスプラットフォームプレイにも対応する作品として発表されていたが、2022年現在この構想は棚上げになっている。今後の開発進捗に期待しよう。
早期アクセス版の現時点では3種類のチャンピオンキャラと3種類のビーストキャラ、そして3種類の異なるマップが実装され、ソロとマルチプレイでアクションシューティングバトルを楽しめるようになっている。当初は2020年内に正式配信される予定となっていたが、遅れが生じて開発が伸びているようだ。
Steamでの販売価格は1010円で、この価格は正式バージョンでも変化しない見通し。コンテンツ的には揃っているが、あくまで開発中のタイトルなので、万全を期してプレイしたい場合にはさらなるアップデートでゲーム世界が安定するのを待つか、正式版の配信開始まで製品をウィッシュリストに登録しておこう。
▲キッズ受けしそうなキャラ造形もグッド。好きなキャラの組み合わせで自分のチームを作ろう。
インターフェースは英語一択となり、残念ながら日本語インターフェース及び字幕・音声には非対応。ただしプレイ中目にするテキスト量はそれほど多くないため、基礎的な英語読解力を持っていれば十分にプレイできるはず。解除できるSteam実績も7種類あり、実績ハンターの人にもおすすめのタイトルと言える。
PC環境への要求スペックは低め。推奨環境で提示されているグラフィックボードは「GTX 660」もしくは「HD 7870」となっているので、現行のローエンドPCでも問題なく遊べるはず。なお、プレイする際にはキーボードとマウスで操作を行うことになり、汎用コントローラーでの操作には非対応だ。
様々なマップを舞台に「ビースト」を引き連れたチャンピオンキャラのバトルを体験できるアクションFPS『Beast Brigade』は、現在早期アクセス版としてSteamで配信中。輪郭線を強調したポップなグラフィックが冴える必見作だ。興味が湧いた人は今すぐストアにアクセスしてゲーム情報をチェックしよう!
【おすすめポイント】 面白バトルの世界へ飛び込め!
自分だけのチームで勝利を目指せ!
ビーストを引き連れてアクションシューティングバトルに挑む『Beast Brigade』では、プレイヤーがチャンピオンとビーストキャラの特性を最大限に引き出すことが大切。キャラによって異なるスキルと特性を見極めながら自分だけのチームを編成し、様々なモードで勝利を目指して戦おう。
チャンピオンキャラクターは「レッド」「シルバー」「バイオレット」の3種類。彼らにはそれぞれ高速移動スキルや空中ホバリングスキル、ビーストの瞬時呼び寄せスキルなどが備わっており、異なるアクションを駆使できるようになっている。プレイ開始前の武器選択画面で好みの武器を選んでバトルに挑もう。
▲基本的なプレイスタイルは一般的なアクションFPSに準拠。迫力満点のプレイ視点が広がる。
ビーストキャラは、近接戦闘向けの「Rokkreato」と遠距離攻撃タイプの「Octowitzer」、そしてアサシンタイプ「Ignitten」の3種類。外見と攻撃特性が大きく異なっているので、どのビーストをコンパニオンキャラクターに選ぶかでバトルスタイルが大きく変化する。色々な組み合わせを試そう。
複雑なレベルデザインを持つマップ内でのアクションシューティング要素はスリリングで、お供のキャラクターが一緒に戦ってくれるのでCO-OP気分を楽しめてソロでも面白い。各キャラに詳しいほど戦闘方法の組み立ても捗るため、ゲーム世界に慣れ親しみながら「勝てる立ち回り」でバトルを進めると効果的だ。
アクションシューティングゲームの中にモンスターの存在を盛り込んだ点は非常に秀逸で、これが他作品との差別化に大きく貢献している。一般的なアクションシューティングゲームに飽きてきている人でもハイテンションで遊べること請け合いで、オンラインPvPでみんなと盛り上がること間違いなし。文句なしの面白さだ。
【おすすめポイント】 キャラの組み合わせでバトルが変化!
正式版の登場が待たれる新作
現段階で「早期アクセス版」の状態にある『Beast Brigade』は、今後のアップデートと正式バージョンの配信が待たれる期待の新作ゲーム。予告された正式配信開始の年からすでに2年が経過しているが、ゲームに目立ったアップデートはなく、作者の奮闘に期待を寄せたいところ。今後の情報開示に注目しよう。
作者は公式YouTubeチャンネルを持っており、その中で2022年に本作のゲームモードを紹介する動画を掲載しているので、作品が放棄されたという訳ではない模様。しかしながら当初ゲームの「ウリ」にしていたスマホバージョンが棚上げ状態になっているなど、開発面はかなり難航していることが窺える。
▲PC版だけではなく「スマホアプリバージョン」も登場すれば、更にプレイ人口が増えていくはず。
様々なマップを舞台に「ビースト」を引き連れたチャンピオンキャラのバトルを体験できるアクションFPS『Beast Brigade』は、現在早期アクセス版としてSteamで配信中。抜群のアイデアを持つ作品だけに、何とかして正式版をリリースしてほしいところだ。興味が湧いた人は今すぐストアをチェックしよう!
【おすすめポイント】 完成が望まれるアクションゲーム!
Beast Brigadeスペック/動作環境
動作環境 | 必須環境 | 推奨環境 |
---|---|---|
対応OS | Windows10(64bit) | Windows10(64bit) |
CPU | Intel Core i5-4460 | Intel Core i7-8700K |
メモリー | 8GB | 16GB |
グラフィックカード | NVIDIA GeForce GTX 960 | NVIDIA GeForce GTX 1070 |
VRAM | 2GB | 8GB |
HDD空き容量 | 50GB | 50GB |
DirectX | DirectX 11 | DirectX 12 |
備考 | インターネット接続が必要 |
(C) Intrinsic Games.
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