2020/12/25からSteamで正式配信されているInterium LLCの無料PCゲーム。極秘の研究が行われていた地下の研究施設を舞台にアクションシューティング要素を体験できるFPSタイトル。
アクションFPSの古典作品を意識した作風、様々なトラップや敵が待ち受けるステージをクリアして最終目標を目指していくソロ向けシングルプレイモード、複数のコンテンツでローカルとオンラインの対戦・協力プレイ要素を体験できるマルチプレイモードが魅力で、無料で遊べるアクションFPSを求めている人におすすめ!
地下研究施設でバトル!
現在PCゲームのポータルサイト「Steam」で正式配信中の『Object N』は、アクションFPSの古典タイトルが持っている操作性とグラフィックを意識したインディーゲームタイトル。冷戦時代に建造されたという架空の地下研究施設を舞台に、ソロとマルチプレイでアクションSTGバトルを体験できるFPS作品だ。
ゲームの画像を見てお分かりの通り、作品はあえて20年以上前にリリースされたFPSタイトルのような佇まいをもっており、操作するキャラクターのスピード感にも当時のバランスが感じられる。3Dで構築されたマップ内部をツルツルと移動する「あの感覚」と言えば分かりやすいかもしれない。
▲クラシックスタイルを持つグラフィックと操作性が大きな特徴のアクションFPSタイトルだ。
ゲームの舞台である地下研究施設では未曾有の「災害」が発生しており、ソロ向けのシングルプレイモードでは政府からの特命を受けた特殊部隊の工作員となってゲーム世界に降り立ち、情報の漏洩を防ぐためのミッションを遂行していくことになる。アクション要素の高いステージアタックが待っているぞ。
一方のマルチプレイモードでは、ソロ向けのシナリオに複数のプレイヤーで挑戦したり、PvP要素で激突したりといった幅広いゲームモードに挑戦できるようになっており、遊び甲斐は満点。複数に分かれるクラスを選択して装備品の違いでバトルスタイルを発揮することができるため、リプレイ性も抜群だ。
完全無料でプレイできるお得なタイトル
本作を開発したのは、これがSteamデビュー作となるインディーゲームデベロッパーの「KleskBY」で、パブリッシングは「Interium LLC」が担当。なお、現時点でInterium LLCのサイトにはアクセスできない状態となっており、新規アップデートも皆無なので、ゲームの今後にはやや不安を覚える。
プレイは完全無料。気軽にダウンロードして遊べる点が魅力のタイトルで、この点では幅広いプレイヤーにおすすめできるタイトルと言える。ちなみにパブリッシャーの名前「Interium」は『CS:GO』でチート行為を行う違法ツールと同じなので、最初からネタ目的でSteamに投下された作品の可能性も高い。
▲テカテカしたテクスチャーの光反射にレトロな趣が感じられる。オールドユーザーにもおすすめ。
インターフェースは英語一択となり、残念ながら日本語インターフェース及び字幕・音声には非対応。ただしゲーム内で表示されるテキストの量はそれほど多くないため、基礎的な英語読解力を持っていれば十分にプレイできるはず。インストールサイズは約2GBとスマホアプリ並みに軽いので、ストレージの心配は不要だ。
レトロなアクションシューティングゲーム世界を再現している作品のため、PC環境への要求スペックは非常に軽く、現行で出回っているエントリークラスのPCでも遊べる軽さも魅力。何より完全無料でプレイできるお手軽なタイトルなので、まずはお試し感覚でダウンロードして自分に合うか決めても良いだろう。
秘密の研究が行われていた地下の研究センターを舞台にアクションシューティング要素を体験できるFPS『Object N』は、現在Steamで無料配信中。懐かしさを覚えるグラフィックと操作性が光る必見のインディーゲームタイトルだ。興味が湧いた人は今すぐストアでゲーム情報をチェックしよう!
【おすすめポイント】 無料で遊べるアクションFPS!
ソロとマルチでゲームを遊び尽くせ!
謎の研究が行われていたという地下施設でプレイが展開する『Object N』には、前述の通りソロ向けモードとマルチプレイモードの2種類が実装されており、異なる遊び方でゲーム世界を楽しめるようになっている。完全無料の作品ながら長時間打ち込めるタイトルで、やり込み要素も非常に高いぞ。
シングルプレイモードにはトンネルや研究施設フロア、ラボや電車、崖などの多彩なロケーションが10種類登場し、それぞれのマップで求められるアクションを行いながらクリアを目指すプレイをたっぷりと味わえる。シークレットの発見要素やパズル風の謎解きプレイも展開し、面白く遊べる点が良い。
▲研究の産物とおぼしき謎の生命体からの攻撃も発生。スリリングかつ緊張感満点のプレイが展開する。
プレイヤーが操作するキャラクターはアサルトライフルやショットガン、スナイパーライフルやピストルなどを自在に切り替えて戦うことが可能で、さらに投擲武器の手榴弾や近接戦闘向けのナイフも扱えるため、状況に応じた闘い方を選択してNPCの攻撃に対処しよう。ミリタリーFPSの要素も体験できるぞ。
マップ内にはダッシュやジャンプなどのアクション操作で乗り越える仕掛けも多数存在。単純な射撃要素だけではクリアできないようになっているため、操作する手にも自ずと力が入るはず。クラシカルな操作性を再現しているので、プレイ中はキャラが思った以上に進んでしまう、という点に気をつけて遊ぼう。
複数のコンテンツを実装するマルチプレイモード
一方のマルチプレイモードには、シングルプレイ向けのシナリオを複数のユーザーがCO-OPでチャレンジできるコンテンツに加え、プレイヤー同士のPvPを体験できる「デスマッチ」「チームデスマッチ」コンテンツもあるので、親しいフレンドや世界のプレイヤーとマッチングしながら遊んでみよう。
またマルチプレイモードには2つのチームに分かれて「爆弾製造プラント」を巡る攻防戦を体験できる「解体モード」もあり、協力・対戦プレイ要素が捗ること請け合い。人数を揃えることが最大の難点と言えるが、この点をクリアできれば競争力の高いチームバトルでみんなと一緒に盛り上がれるはずだ。
▲無料作ながらマルチプレイモードが充実。人数を集めてチームバトルの面白さを一緒に味わおう。
更に本作には、パルクールアクション要素の追いかけっこで「シーカー」の役割が交代していく「かくれんぼデスマッチ」モードや、アクションの素早さを専用マップで競い合う「KreeDz」モードなどの一風変わったゲームモードも存在するので、長時間遊べる作品に仕上がっている。
キャラクラスは「ライフルマン」「プリーチャー」「マークスマン」「エンジニア」「アサシン」の5種類があり、それぞれ初期装備と運動スキルが異なる。コンテンツの内容に合わせてクラス選択を行うことがスムーズなプレイの秘訣になっているので、いろいろな組み合わせを楽しみながら遊んでみよう。
極秘の研究が行われていた地下の研究施設を舞台にアクションシューティング要素を体験できるFPS『Object N』は、現在Steamで無料配信中。正式配信後のアップデートが一切ない点が少々残念だが、気軽にインストールできるおすすめのタイトルだ。興味が湧いた人は今すぐストアをチェックしよう!
【おすすめポイント】 ガッツリ遊べる無料のFPS!
Object Nスペック/動作環境
動作環境 | 必須環境 | 推奨環境 |
---|---|---|
対応OS | Windows10(64bit) | Windows10(64bit) |
CPU | Intel Core i5-2500K | Intel Core i7-8700K |
メモリー | 8GB | 16GB |
グラフィックカード | NVIDIA GeForce GTX 660 | NVIDIA GeForce GTX 1070 |
VRAM | 2GB | 8GB |
HDD空き容量 | 50GB | 100GB |
DirectX | DirectX 11 | DirectX 12 |
備考 | インターネット接続が必要SSD推奨、インターネット接続が必要 |
(C) Interium LLC.
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