2022/3/19からSteamで早期アクセス版が配信されているIlter Aksoy氏の購入型PCゲーム。最大6名のプレイヤーが「脱出できる最後の1人」を目指して貴重品強奪バトルに挑むハードコアアクションFPS。
NPCや他プレイヤーと交戦しながら貴重品を確保していくスリリングなゲームプレイ、キルされると全てをロストするハードコアなシステム、協力プレイも可能ながらフレンドリーファイアが常にオンになっている無情な設定が大きな魅力で、ヒリヒリする戦いに身を投じながら脱出を目指すプレイが好きな人におすすめ!
脱出できるのは1人だけ!
現在PCゲームのポータルサイト「Steam」で早期アクセス版が配信されている『Planet Collectors: Episode Earth』は、SF世界を舞台に最大6名のプレイヤーが「強奪バトル」を展開していくおすすめの新作。リアルなグラフィックとハードコアなゲームプレイ要素が特徴のアクションFPSタイトルだ。
マップ内には貴重品が点在しており、プレイヤーたちはこの貴重品を収集しながら最終経路での脱出を目指すことになる。途中で奪った貴重品をチェストに収納するプレイが求められ、さらに条件を満たして脱出できるプレイヤーは「1人だけ」となっているので、激しいアクションシューティングバトルが展開する仕組みだ。
▲リアリティー満点のゲームグラフィックが冴える新作FPS。強奪&脱出型のプレイが展開する。
世界観とゲームシステム的には一部『Escape from Tarkov』と似ている部分があるが、本作はより競技性の高いシステムに特化したオンラインPvPゲームとなっているので、気軽に参戦できる点がポイント。シューティングの腕前と狡猾な戦略性を駆使しながら行動し、最後の1人を目指してアツく戦おう。
フレンドと一緒にオンライン参戦して共闘しながら他プレイヤーと戦うことも出来るが、最終的に脱出できるのは1人なので、どのみちどちらかが死亡することになる。フレンドリーファイアが「常にオン」となっている無情な世界観も光る新作ゲームで、まさにハードコアなプレイ要素を持ったFPSタイトルと言える。
個人のデベロッパーが開発中の注目作
本作を開発しているのは、インディーゲームデベロッパーのIlter Aksoy氏。本作が初のSteam掲載作品となる期待の若手で、現在は最長で二年後に予定されている正式版の配信に向けて作品の開発を継続中。ユーザーからのフィードバックも絶賛募集中なので、新人デベロッパーを手助けしたい人は注目だぞ。
早期アクセス版の現時点では一通りのゲームシステムが完成しており、1種類のマップで6名のデスマッチ型対戦プレイを堪能できるが、開発初期の状態にあるのでバグや不具合も含まれている。安定した状態で対戦プレイを楽しみたい人は、作品の開発進捗が進むのを待つか、正式版の登場を待つ方が賢明だろう。
▲グラフィックは素晴らしいが、UI関連には改善の余地がある。このあたりは今後の開発に期待だ。
Steamでの販売価格は1010円で、この価格は正式版になっても変わらない見通し。早期アクセス版の商品は基本的に価格を下げて多くの人が購入しやすい状態にすることが常だが、本作の場合は最初からフルプライス。開発途上にあるインディーゲームを支援しながら意見を述べたい人に向いている新作と言える。
美しいグラフィックを堪能したい場合には、ストアの推奨要件で提示されている「Intel Core i-5 7600k」「メモリ16GB」「VRAMを8GB積んだGTX 1070」と同等かそれ以上のPCを用意する必要があるので、参入の敷居はやや高い。ミドルハイクラスのPCを持っているユーザーであれば最高設定で遊べるだろう。
最大6名のプレイヤーが「脱出できる最後の1人」を目指して貴重品強奪バトルに挑むハードコアアクションFPS『Planet Collectors: Episode Earth』は、現在「早期アクセス版」としてSteamで配信中。過酷なサバイバルマッチに挑んでみたい人は、今すぐストアにアクセスして情報をチェックしよう!
【おすすめポイント】 ハードコアバトルが始まる!
知略とスキルで生き残れ!
『Planet Collectors: Episode Earth』で要求されるのは、最終的に「脱出ポータル」へと辿り着いて無事に戦場を離脱すること。マッチングした時点から勝負は始まっており、最後まで一切気を抜くことが許されない熾烈な戦いが始まる。アクションシューティングのスキルと戦術を総動員して戦い抜こう。
ゲーム内で表示されるUIについては今後変化する可能性があるが、最大の特徴は便利なミニマップ表示が省かれている点。プレイヤーの目標である「貴重品」の場所が見えない状況でプレイを進めなくてはならないため、現実世界と同様の「しらみつぶしの探索」が求められる。この点も非常にハードコアな仕様だ。
▲便利なUI機能が徹底して省かれているハードコア仕様。手がかりも表示されないので厳しいプレイになる。
マップ内部には最大6名の人間プレイヤーに加え、AI操作のNPCも存在しているので、各所でアクションシューティングバトル要素が勃発。貴重品探索を優先させるか、それとも邪魔者を徐々に始末してから行動していくかはプレイヤーの自由で、そこに自分の戦略性を発揮できる余地が残されている。
貴重品を保管できるチェストの数は合計2つで、プレイヤーは発見した貴重品をチェストに保管後、脱出に必要なキーも取得してから脱出ポータルを目指す。早いもの勝ちな側面がある一方、相手にキルされた場合には「全ロスト」するペナルティーがあるので、早くすべてをかき集めれば良いということにもならない。
他プレイヤーが必死に貴重品を集めるのを待ちつつ、その後急襲して一気に「漁夫の利」を得る戦術も使えるため、プレイヤーによって異なるプレイ展開が生まれる点がポイント。どんな戦い方がベストな結果にながるのかを考えつつ、戦場を狡猾に動き回っていこう。何としてでも「最後の1人」になって脱出するのだ。
【おすすめポイント】 ゾクゾクするバトルが楽しい!
今後に期待の新作アクションFPS
略奪型デスマッチ要素を前面に押し出して開発中の新作ゲーム『Planet Collectors: Episode Earth』は、今後の開発進捗とアップデートが待ち遠しい期待のタイトル。現在の状態で1010円を取るのは少々割高な感覚が否めないので、バグや不具合の解消に加え、さらなる新規コンテンツの実装が待たれる。
Ilter Aksoy氏はストア内で新マップと新ルール実装について言及しており、さらにキャラクターバリエーションやアイテムの追加も検討している模様。今後これらが実際に搭載された場合には、プレイヤーの戦略性にもさらなる幅が出てくることが見込まれるので、期待して待ってみよう。
▲現時点ではまだ「原石」の状態。今後の開発によってどれだけゲームシステムが進化するかが楽しみだ。
最大6名のプレイヤーが「脱出できる最後の1人」を目指して貴重品強奪バトルに挑むハードコアアクションFPS『Planet Collectors: Episode Earth』は、現在「早期アクセス版」としてSteamで配信中。荒ぶるPvP要素に乗り込んで戦いに挑みたい人は、今すぐストアにアクセスして情報をチェックしよう!
【おすすめポイント】 さらなる進化に期待のアクションFPS!
Planet Collectors: Episode Earthスペック/動作環境
動作環境 | 必須環境 | 推奨環境 |
---|---|---|
対応OS | Windows10(64bit) | Windows10(64bit) |
CPU | Intel Core i5-4460 | Intel Core i7-9700K |
メモリー | 8GB | 16GB |
グラフィックカード | NVIDIA GeForce GTX 960 | NVIDIA GeForce RTX 2060 |
VRAM | 2GB | 6GB |
HDD空き容量 | 50GB | 50GB |
DirectX | DirectX 11 | DirectX 12 |
備考 | インターネット接続必須SSD推奨 |
(C) Ilter Aksoy.
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