2022/2/20からSteamで早期アクセス版が配信されているPINAL AGENCYの購入型PCゲーム。黙示録世界を舞台に生存を目指していく新作サバイバルシミュレーションゲームタイトル。
最新ゲームらしいゲームグラフィックで再現されたポストアポカリプスな世界観、大規模なプレイヤーが一緒にプレイを楽しめるMMO型のゲームシステム、他プレイヤーと協力しながらゾンビとの戦いを進められる協力プレイ要素が魅力で、開発途上にあるインディーゲームを応援したい人におすすめ!
ポストアポカリプス世界でサバイバル!
現在PCゲームのポータルサイト「Steam」で早期アクセス版が配信されている『Dead Survival』は、オープンワールドで再現されたマップを舞台に、探索とバトル、クラフトで生存を目指していくおすすめの新作。最新ゲームらしいグラフィックで没入感満点のプレイを楽しめるサバイバルシミュレーションゲームだ。
「ゾンビと民兵に襲われたポストアポカリプスな世界観」を持つ本作では、周囲を徘徊しているゾンビとのバトル要素も発生し、スリリングな探索と戦いを楽しめることがアナウンスされている。絶望的な状況下で飢えと乾きしのぎながら日々の生存を目指すSLGタイトルが好きな人ならハマること間違い無しの新作だ。
▲没入感を高める一人称視点で過酷な生存競争に挑むおすすめの新作サバイバルゲームタイトル。
ゲームは最大で300名の同時接続を謳っており、MMO型のサバイバルゲームとして遊ぶことも可能。クラフトによって様々なアイテムを生み出しながら拠点を建造し、武器を手に入れながら様々な驚異に備えていくプレイ要素も大いに捗る。親しいフレンドと一緒にCO-OP要素で生存を目指すこともできるぞ。
個人で開発している新作サバイバルゲーム
本作を開発しているのは、新人のインディーゲームデベロッパー「BiKouZ」氏で、パブリッシングは「PINAL AGENCY」が担当。どちらも本作が初のSteam掲載作品となる新鋭で、現在は正式バージョンの配信に向けて開発を継続中。インディーゲームデベロッパーの作品を応援したいと考える人にもおすすめだ。
なお、詳細については後述するが、本作は現段階で開発の初期段階(プレアルファ版)にあり、敵キャラクターのゾンビなどは実装されていない。またクラフトシステムも不完全な状態になっており、正常にプレイを進めることは不可能。円滑にゲームをプレイすることが好きな人は、進捗があるまで見送るのが無難だ。
Steamでの販売価格は3090円。現時点でやれることがない作品に対してこの価格は非常に強気な気もするが、これには今後の開発資金援助の意味合いもあるのだろう。新人デベロッパーの活躍に賭けて投資をしてみたいと考えている人にはおすすめできるが、それ以外の場合は様子見が正解と言える。
▲完成版ではこうなります、というイメージショット。ゾンビと戦いながら生存を目指すプレイが展開する。
インターフェースは英語一択となり、日本語インターフェース及び字幕・音声は非搭載。他プレイヤーとのコミュニケーション要素が発生する作品だけに、交流を深めながらプレイを進めていくためには一定以上の会話能力が要求される点には注意しよう。無論画面を理解するための英語読解力も必須だ。
最高品質の画面でプレイするためには6GBのVRAMを積んだ「Nvidia GTX 1660」が必要になるなど、要求スペック面はやや高め。現時点でのダウンロードサイズは15GBになっているが、今後のコンテンツ追加で増加する可能性がある。最新のゲームパーツを用いたミドルスペック帯のPCがあると安心だろう。
黙示録世界を舞台に生存を目指していく新作サバイバルシミュレーションゲームタイトル『Dead Survival』は、現在Steamで「早期アクセス版」として配信中。ドキドキする探索要素とバトル、そしてプレイヤー同士の協力プレイ要素を体験できる予定の新作だ。興味が湧いた人はストアで作品情報をチェックしてみよう。
【おすすめポイント】 期待が高まる新作SLG!
今後の発展に期待の新作サバイバルゲーム
前項で指摘したとおり、現段階でプレイアブルな状態にない『Dead Survival』は、配信開始直後に購入したプレイヤーから低評価の嵐を食らっている。決して安くはない製品料金を支払って満足に遊べないとあれば怒りが湧き上がるのも無理はないが、Steamには往々にしてそのような作品があるので注意しておこう。
個人で開発を進めているBiKouZ氏はストアページで本作が「将来的に実装する機能」について列挙しているが、現時点でアクセスできる項目はほぼなく、プレイヤーはマップ内を走り回るか、多少のクラフト要素に触れるくらいのことしかできない。特に敵キャラが全く登場しないのは大きなマイナスポイントだ。
開発者のスタンスを要約すると、「開発の初期段階からゲームに参加してもらって意見をもらいたい」ということになるが、コンテンツが未実装の段階でプレイヤーに作品を開放したのは少々気が早かったかもしれない。できることがなければ意見の送りようもなく、自ずと批判的な意見へ傾くのは自明の理だ。
▲外側は完成しているが中身がない。アルファ版に届かない「プレアルファ版」以前の作品だ。
製品ページの公式トレイラーのようなプレイが実現していないので、返金を申請しているプレイヤーも多いようだが、この事態を打開するためには製品ページに記載されている文言を変えるか、ある程度の進捗が見られるまで非公開にするかしかない。個人ベースで開発しているので、製品の進化はまだ先の話だろう。
ただし希望が一切ないというわけではなく、作品は2022/2/21と2/24のアップデートでやや進化を遂げている。現状はプレイヤーが集まってコミュニケーションで触れ合うこと、そして限られたクラフト要素に触れられる程度となっているが、それでも配信初日に比べると確かに開発が進んでいることが分かる。
ゲーム開発の仕組みを勉強したい場合にはアリ
本作を肯定的に考えてみると、「個人の開発者が作品をどのように仕上げていくのかを勉強できる場」と捉えることも可能。毎日ゲームにアクセスしてストア上で意見を述べ、それを見た開発者がどのように対処していくかを実感できるため、長期的な視点で個人のゲーム開発が進んでいく様子を観察できるはずだ。
Steamに登場した早期アクセス版のゲームが全て正式バージョンにまで辿り着けることはなく、中には途中で放棄されてしまった作品も多い。こちらから開発者の素性が窺えない場合、早期アクセス版のゲームを購入してプレイすることは「賭け」に近いが、そういった点も含めて楽しめる人であれば本作はおすすめだ。
▲ストアに記載されているコンセプトが全て実装されれば、文字通りのMMOサバイバルとして人気が出るはず。
正式バージョンでは最大500名の同時接続、20種類の武器、ストーリー体験型のクエストなどが搭載される予定。現状から見るとそれが「いつ実現するのか」非常に気になるが、伏線を全て回収して立派な作品に成長させてくれることを願おう。ちなみに正式配信日については明言されていない。
黙示録世界を舞台に生存を目指していく新作サバイバルシミュレーションゲームタイトル『Dead Survival』は、現在「早期アクセス版」としてSteamで配信中。将来に向けて開発を進めているインディーゲームデベロッパーを応援したいと考える人にはおすすめだ。今すぐストアにアクセスして情報をチェックしよう!
【おすすめポイント】 さらなる進捗が求められるSLG!
Dead Survivalスペック/動作環境
動作環境 | 必須環境 | 推奨環境 |
---|---|---|
対応OS | Windows 10(64bit) | Windows 10(64bit) |
CPU | Intel Core i5-4460 | Intel Core i7-8700K |
メモリー | 8GB | 16GB |
グラフィックカード | NVIDIA GeForce GTX 760 | NVIDIA GeForce GTX 1070 |
VRAM | 2GB | 8GB |
HDD空き容量 | 50GB | 50GB |
DirectX | Version 11 | Version 12 |
備考 | インターネット接続が必要 |
(C) PINAL AGENCY.
Dead Survivalの評価・レビュー・評判(0件)
このゲームの投稿レビューはまだありません。