「エクスオーダー(Exorder)」はSolid9 Studioが開発し、2018/03/20よりSteamでリリースしたターン制のストラテジーゲームだ!
力を入れて制作された「Exorder」は単純なルールでありながら、生活を忘れてはまり込んでしまうほど、危険な深みを持つ、戦術的ターンベースのシミュレーションゲームになっている。
シンプルな絵柄で、中世ヨーロッパをファンタジーにアレンジしたお馴染みの世界観になっている。
洗練されたゲームデザインによって、それぞれのキャラクターに命が吹き込まれ、見事なほどにシステムにマッチしているのが驚きだ。
キャラクターたちの見た目は、コミカルで可愛い感じなのだが、仲間になれば頼もしいが敵となったら凶悪なキャラクターになっていく。
特にこのような対戦型のゲームでは戦況によってキャラクターへの印象が大きく変わるのが面白い。
特に負けているときの相手側のキャラクターたちは憎たらしく仕方ないだろう。
なんとも不思議なイラストだ。
マス目フィールドのターン制戦略ゲームが好きな人にオススメのゲームだ!
長時間遊べるゲームモード!
シングルプレイヤー用のファンタジーキャンペーンは、12のファンタジーミッションが用意されている。
内容としては、隣接する3つの国との関係がわかるファンタジースタイルの物語が繰り広げられる。
死亡した王の次代の王座を狙って試合を組まされるという流れだ。
初めてのプレイヤーでもこのシングルプレイを繰り返すことで、Exorderの様々かつ奇妙なユニットを、正常に操作出来るようになっていく。
ファンタジーキャンペーンは練習モードとして位置で簡易的なものだと思うかもしれないが、かなり長時間遊べるほど重厚なものになっているぞ!
戦略性が奥深いのが一番の理由だろう。
そして、本番とも言えるマルチプレイでは、最大で4人のプレイヤーと戦うことができ、奥深い戦略が醍醐味となり、非常に熱い。
オンラインとオフラインどちらにも対応しているため、近くに友だちがいなくても、インターネットを通して、遠くのユーザーと一緒に遊ぶことが出来る。
近くにいる場合はネットによるラグも感じることがほぼないため、常にダイレクトな反応を見ながら、リアルタイムに楽しめるのも魅力だ!
さらに、マルチプレイヤーモードでは、オンラインでのマッチメイキングとカジュアルな戦闘を選択できる点も特出している。
これは見知らぬ他人と遊ぶか、知り合いと遊ぶかを選ぶことが出来るのだ。
見知らぬプレイヤーだと、実力を計り知れないところがあるから、一方的に負けそうだと懸念もあるかもしれない。
だが、Exorderではスキルレベルも判断対象になるため、実力の差が激しい相手とマッチすることはないのだ。
実力が拮抗している相手と熱いバトルを簡単に行えるのは、時間がないプレイヤーにも非常に助かる。
戦術の幅を広げるターン性のバトル!
将棋などのターンベースで行われるゲームでは、少しのミスが大きな失敗に繋がってしまう。
単純に一手足りなくなるのだ。
攻めてくることがわかっているなら先回りして相手を倒しておくとか、攻撃されない位置に逃げておく等の対策がとれる。
しかし、気がつくのが遅ければ、攻撃をされた後の対応に追われ、次の相手の攻めにまた対応できなくなっていく。
後手に回ってしまう悪循環だ。
問題を解決するために次の問題が発生しているようでは、相手に攻め勝つのは難しいだろう。
そうならないためにも相手が何をしてくるのかを前もって察知して対策を打っておくべきだ。
そのために重要となるのがキャラクターたちの特性だ!
将棋などであれば、見た目で性能は明らかだが、このExorderでは、キャラクター毎に能力は異なっており、やってくる行動以上に、誰がどんな行動をするのかを知っておかなければならない。
見落としていたら、それこそ一方的に攻め落とされてしまう展開にもなりかねないのだ。
ターンベースは『ずっと俺のターン』といったような一方的に攻めつ続けることが出来ないため、毎ターンの行動が大事になる。
どのユニットを買うべきなのか、敵のミニオンにどう対処するとか、エスプリのテレポート技能、シーアのサポート才能、あるいはイリュージョニストのクローン能力が必要必要になるのかなど、時間の限りに頭を使い、次の戦略を練ることが出来るのもExorderの醍醐味である。
基本的にこちらの数が少ない展開を避ける!
戦況やマップが違えば作戦は変わるだろうが、基本的にこちらのユニット数が多い展開になるようにするのが理想だ。
1対1で戦うとどちらが勝つかわからない。
しかし、2対1で戦えば、最悪でも相手のユニットを倒すことが出来るはず。
このように常に人数で勝るようにしておけば、やられ損を避けることができる。
そもそも扱えるユニット数はどのプレイヤーもほとんど変わらない。
普通に考えれば相打ちで終わってしまうはずなのだ。
それでも戦況がやばくなるのは、こちらがより多くやられ損をしているからに他ならない。
一番問題となるやられ損は相手のユニットが少しだけ残っている状況だ。
どんなに体力が少なくなっても、先に攻撃をすればダメージを与えることが出来る。
つまり、弱ったユニットであっても、戦況によっては十分な戦力になるのだ。
やられ損を繰り返していると、相手の方が数で勝ってくるようになり、無駄なダメージを多く受け、こちらの主力も使えなくなっていくと勝ち目は薄くなるのは間違いない。
よほどの状況でない限り、弱っているユニットは、きちんと止めを刺して倒しておこう。
特にこちらがやられているのであればなおさら生かしておく理由などないのだ。
戦況を有利に進めたいなら、やられ損をなくし、最低でもこちらがやられた分だけは相手のユニットも倒せるような配置を心がけておく。
数で勝っていれば、どんなに攻め込まれていても、逆転するチャンスは残っている。
諦めずに戦況を見極めてうまく配置していこう。
自分なりの戦略が確立するまでは多く場合、攻めてくる相手の人数よりもたくさんで迎え撃てば、やられ損になることは少なくなり、勝ちやすくなる。
派手に攻める戦法もあるが、慣れないうちはできる限り守りを固め、相手の先陣を倒して、隙を突いて攻め込むようにした方が安全だ。
やばくなったらすぐに仲間を呼んで囲んでしまおう。
どんなに強いユニットでも囲んでしまえば案外簡単に倒せてしまうものだ。
パソコン以外にも期待が持てる
重厚なグラフィックではないが、軽めのグラフィックになっており、パソコンの性能に影響されることなく、ゲームを始めることが出来る。
そして、特に注目するべき点は、パソコンでのプレイを想定して制作されたゲームの多くは、マウスとキーボードを使っての操作となる。
しかし、このExorderでは様々な操作方法に対応している。
マウスやキーボードはもちろんのこと、コントローラー、タッチスクリーンなど、自分のプレイにあった自由な操作方法を選択して、ゲームをコントロールできるのだ。
頭を使ったプレイがメインになるため、短時間で手軽にとは言いづらいが、しっかりと時間があり、ゲームをやりたいと思ったときにExorderはぜひにと、オススメできるタイトルになっている。
それだけ奥が深くて、時間を忘れてプレイに没頭するだけの魅力を備えている。
最高の頭脳を用いて、世界中のプレイヤーと熱いバトルを繰り広げよう!
エクスオーダー(Exorder)スペック/動作環境
動作環境 | 必須環境 | 推奨環境 |
---|---|---|
対応OS | Windows 7/8/10 (64bit) | Windows 10 (64bit) |
CPU | Intel Core i3-2100 | Intel Core i5-2400 |
メモリー | 2GB RAM | 4GB RAM |
グラフィックカード | NVIDIA GeForce GTX 550 Ti | NVIDIA GeForce GTX 750 Ti |
VRAM | 1GB | 2GB |
HDD空き容量 | 2GB | 2GB |
DirectX | DirectX 9.0c | DirectX 11 |
備考 |
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