2021/7/15待望のリリース!
ZephyrStudioが贈る新作モンスター娘育成ローグライト。ファンタジーで定番のモンスターたちがゆるかわな女の子「モン娘」に。彼女たちを上手に育てて闘技場で勝ちまくろう。
18年前の戦争をきっかけに迫害され続けているモン娘たち。プレイヤーはモン娘を迫害から解放するため、闘技場でランク3チャンピオンをめざしていくぞ。
人外っ娘が好きな人に絶対おすすめの最新作だ。PC、スマホ、好きなデバイスでいざ、モン娘との日々へ!
美少女化したモンスター「モン娘」を育てて戦わせよう!
モンスターが美少女化したモンスター娘、略してモン娘。
『艦隊これくしょん』『ウマ娘』などで有名な擬人化ムーブメントの一種であり、昨今ではゲーム漫画を問わずモン娘をテーマにする作品が少なくない。
そんなモン娘ブームをさらに盛り上げてくれそうな育成ゲームが2021/7/15にリリースされた。それが本作『モン娘ぐらでぃえーた』である。
開発は個人ゲーム制作サークルZephyrStudio。PC、スマホどちらでも配信されており価格は500円(Google playの場合)。ワンコインでしっかり楽しめる育成ゲームの新星だ。
本作の舞台は亜人と呼ばれるモン娘が人間と共存している世界だ。モン娘にはさまざまな種族があり、獣人やスライムなどファンタジーRPGファンにはなじみ深いモンスターをモチーフにした子も多い。最初から親近感を持ってプレイできるだろう。
プレイヤーはトレーナーとして好きなモン娘を育成し、モン娘同士を戦わせる闘技場に挑戦。担当のモン娘を闘技場で勝ちあがらせていくのが目標となる。往年の名作で例えるなら『モンスターファーム』に近いだろう。
知恵をしぼって育成していく内にモン娘に愛着がわき、彼女の勝ち負けに一喜一憂し、闘技場最強をめざしていく…そんな育成ゲームのだいご味がぎゅっと詰まっているのが本作の魅力だ。新しい育成ゲームを遊びたい人にうってつけのタイトルといえる。
ここからは本作の世界観をくわしく知ってもらうため、ストーリーを簡単に紹介しよう。
18年前、とある戦争が起こった。
人間も亜人も巻き込んだその戦争をきっかけに、亜人は人間から迫害される存在になってしまった。
まともな暮らしも送れない亜人の社会復帰をめざして設立されたのが亜人復興協会…プレイヤーがやってきた組織だ。
亜人復興協会が社会復帰の手段として目をつけたのが闘技場だ。身分を問わず参加できる闘技場では、ランク3を制覇すれば安定した生活が送れるという。
プレイヤーは新人トレーナーとしてモン娘を育て、彼女たちを勝ち上がらせていくのが使命だ。
個性豊かなモン娘と新人トレーナーの二人三脚の日々がいま始まる!
すごろく形式で闘技場を制覇。カードを上手に使ってモン娘を強くしよう。
本作の育成モードではすごろくマップと育成カードが大きなウエイトを占める。このふたつをしっかり把握すればクリアはぐっと楽になるだろう。
育てたいモン娘を選ぶと育成スケジュールがすごろく形式で表示される。闘技場に挑戦する闘技場マスや買い物ができる買い物マスなど、マスによってイベントが変化する仕組みだ。
スケジュールを進めるのは育成カード。育成カードは1ターンごとに5枚配られ、使用するたびに決められた数字だけ前のマスに行ける。出目を選べるサイコロと考えればわかりやすいだろう。
育成カードはすごろくを進めるだけでなく、それぞれにトレーニングや休憩といった効果がある。トレーニングで5種類のステータスを引き上げてモン娘を強くしていく流れだ。スケジュールとトレーニング効果を見極めて育成カードを選ぶのが育成のコツとなる。
また、育成カードには育成そのものに影響しない代わりに「手札を入れ替える」「デッキからカードを2枚引く」といったTCGのような効果を持つカードもあるぞ。育成ゲームでありながら効率的なカードデッキを考える楽しみも味わえるのだ。
闘技場マスに止まったらいよいよバトル、がんばったモン娘の晴れ舞台だ。戦闘では相手のモン娘と1対1で戦い、お互いに覚えている技をくり出していく。AP(アクションポイント)やCT(チャージタイム)に気をつけながら技を選択し、先に相手のHPを0にすれば勝利となるぞ。バトル演出は派手さがない素朴なアクションだが、それがかえって味わい深い。
見事勝利すれば新たな技や新規カードがもらえるボーナスが発生する。勝てば勝つほど育成が効率的になり、プレイが楽しくなっていく仕掛けだ。
以上のように育成→闘技場→育成…の反復でモン娘を強くしていき、ランク3のチャンピオンになればクリアだ。育成バトルゲームのツボをしっかり押さえた作りになっているので、王道の育成ゲームを遊びたい人におすすめのタイトルといえるだろう。
ゆるい手作り感デザインがたまらない!魅力的なモン娘たちをご紹介
本作の目玉はなんといっても個性豊かなモン娘たちだろう。スライムやラミアなどファンタジーで定番のモンスターから、オーストリッチにモビーディックなど聞き慣れないモチーフを持つキャラまでさまざま。キミの好みにドンピシャな子もきっといるはずだ。
モン娘のキャラデザインはゆるっとした雰囲気で統一されており、どことなく滲みでてくる手作り感がなんとも愛らしい。キュートな人外っ娘に癒されたい人はぜひ実際に遊んでみて、このなんとも言えない独特のゆるかわいい味わいを堪能してほしいところだ。
それでは気になるモン娘を何人か紹介していこう。
シバイヌ デザイン:湊あおい
本作の顔的存在のモン娘。耳やしっぽなど犬に近い姿をした獣人のようで、種族として古い時代から人間と共存してきた歴史を持つ。
18年前の戦争をきっかけに迫害されるようになり、中には人間と離れたことで野生化してしまうシバイヌも。
すばやく身軽なのが特徴で、鍛えぬかれたシバイヌは東方に伝わる「ニンポー」を使いこなすともいわれている。
スライム デザイン:ふた
ファンタジーでおなじみのモンスター「スライム」のモン娘。体内にある核によって活動しており、その体はいつもゼリーのようにプルプルしている。得意な戦法は受け流し。
モン娘としての姿は実は本来のものではなく、人間の姿を真似ているだけ。やろうと思えばどんな姿にもなれるようだ。
スライムに「餌」とみなされると体にまとわりつかれて最後は食べられてしまう。そのため、洞窟で見かけたら近づかないのが得策。
ラミア デザイン:タコイカ
上半身が人で下半身が蛇の姿が特徴的な半人半蛇のモン娘。下半身と一体化している尻尾はとてもたくましく、武器として非常に優秀。
その見た目のせいか人間たちからは獰猛と思われがちだが、実際は穏やかな気性で人懐っこい。
ラミアの文化ではしっぽで他人を締めあげる行為は野蛮であり、タブー視されている。しかし寒い時期は人に巻きついて暖まろうとするラミアがよく見られるとのこと。
モビー・ディック デザイン:タコイカ
海洋最大の種族ビッグ・ブルーの中でももっとも恐れられる存在。白いクジラのような風貌をしたモン娘だ。元ネタは小説『白鯨』に登場する白いマッコウクジラ。
同族を大切にする種族であり、縄張りが侵された時は強靭な肉体を武器に戦う。とても好戦的なモン娘だ。
しかし「ごはんをくれた人はみんな同族」と思いこむ習性があり、近年ではむしろ育成しやすいモン娘だと判明している。
足掛け2年以上の開発期間を経て待望の正式リリースを果たした本作。
モン娘を育てて戦わせる…それだけのシンプルなゲームなのだが、だからこそ奥深い育成ローグライトに仕上がっており、500円で遊べるゲームとしては大満足なボリュームといえる。
気になった人はぜひ『モン娘ぐらでぃえーた』をプレイして素敵なモン娘と出会ってみよう。
モン娘ぐらでぃえーたスペック/動作環境
動作環境 | 必須環境 | 推奨環境 |
---|---|---|
対応OS | Windows10(64bit) | Windows10(64bit) |
CPU | Intel Core i5-6400 / AMD FX-8300 | Intel Core i7-8700K / AMD Ryzen 5 3600X |
メモリー | 8 GB RAM | 16 GB RAM |
グラフィックカード | NVIDIA GeForce GTX 960 / AMD Radeon R9 280 | NVIDIA GeForce GTX 1070 / AMD Radeon RX 590 |
VRAM | 2 GB | 4 GB |
HDD空き容量 | 50 GB | 50 GB |
DirectX | Version 11 | Version 11 |
備考 | インターネット接続が必要 |
(c) 2019 zephyrstudio.jp
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