2021/4/28からSTEAMで早期アクセス版が配信されているSteven Krupski氏の購入型PCゲーム。地球上の様々な時間軸の中でプレイヤー同士のシューティング対戦を楽しめるアクションFPS/TPS。
時空を超えて世界のロケーションが登場するという斬新なSF的世界観とアイデア、ローカルやオンラインでプレイヤー同士の白熱したシューティング対戦を楽しめる点が大きな魅力で、インディー系ゲームデベロッパーの知られざる作品をプレイすることが好きな人、アクションFPSの腕前を発揮できる作品を求めている人におすすめ!
時空を超えたシューティング対戦!
現在PCゲームのポータルサイト「STEAM」で配信中の『Retrograde』は、様々な時代が登場するSF世界を舞台に、プレイヤー同士のシューティング対戦を楽しめるおすすめの新作PCゲーム。最新ゲームらしいリアルなゲームグラフィックで様々なゲームモードにチャレンジできるアクションFPS/TPS作品だ。
プレイヤーが操作するキャラクターが時代を超えながら対戦する、という世界観を持つ本作には、古代エジプトから近未来の都市国家まで様々なロケーションが登場。マップによって異なる戦略性を活かしながら、時代を超えた対戦プレイを楽しめるため、視覚的な刺激はかなり大きい。インパクトのある世界観設定が秀逸だ。
操作できるキャラクターはメインウェポンとサブウェポン、そしてグレネードなどの投擲武器を装備することが可能。異なるゲームモードを選びながらオンラインまたはローカルで他プレイヤーとの対戦プレイを満喫できる。PCユーザーのフレンドが多い人ほど楽しめる「対戦プレイありき」の新作PCゲームだぞ。
▲プレイ視点は基本三人称視点(TPS)。サイトやスコープを覗くとFPS視点へと切り替わる。
「昔ながらのLANパーティーのゲーム感覚を呼び覚す」ことを主題に製作されている本作は、PCゲーム好きなユーザーが集まってパーティー的にプレイするスタイルを標榜している。現在のパンデミック状況下で実現するのは難しいが、プレイヤー同士が自分のPCを持ち寄って一緒に遊ぶフランクな雰囲気を目指す新作だ。
3Dモデリングで作成されたゲーム世界は精度が高く、未来世界ではエフェクト処理が効いたステージを舞台に戦えるため、SF系アクションFPS/TPSとしての満足度は高い。ハイテク感満点の設定を持ったシューティングゲームをプレイすることが好きな人にもおすすめできる新作PCゲーム作品と言えるだろう。
早期アクセス版の作品
『Retrograde』は現時点で「早期アクセス版」の段階にあり、プレイ中にバグに遭遇したり、ある日突然ゲームシステムが変更されたりする可能性がある。正式配信は約2週間後を予定しており、販売価格は早期アクセス時と変わらないため、慎重を期す場合には購入を先延ばしにするという選択肢もあるぞ。
STEAMでの販売価格は3090円。早期アクセス版のインディーゲームとしてはやや割高な感じもするが、スポンサー不在の状況下、個人製作で丹念に作り込まれた作品なので、ある意味では妥当な価格と言える。なお、インターフェースは英語一択となり、日本語環境は搭載されていないので注意しておこう。
▲古代エジプトの世界も登場するバリエーション豊富なマップ。どんな時代が増えるのか楽しみだ。
なお、ゲームは汎用コントローラーでの操作を部分的ながらサポートしており、CS機のようなノリで楽しめる点がポイント。キーボードとマウスでアクションFPSをプレイすることが不得手な人でも気軽に参入できる新作PCゲームで、直感的な操作で存分にシューティング対戦を堪能できる。遊びやすいアクションFPS/TPSだ。
基本的にSF系のアクションシューティングゲームでは、時代設定と世界観が統一される傾向が高いが、本作の場合には世界各国の文明と歴史をフィーチャーしているため、ダイナミックな雰囲気を体験しながら遊べる点が素晴らしい。開発が進んでより多くのロケーションが搭載されれば、さらにプレイ人口が賑わうだろう。
現時点でアクセスできるゲームモードは「デスマッチ」「キャプチャー・ザ・フラッグ」など数種類で、複数のマップを選んでオンラインもしくはローカルのシューティング対戦を楽しめる。正式配信後にはさらに多くのゲームモードとマップが実装されていく予定になっているので、今後の開発進捗も大いに楽しみだ。
インディー系ゲームデベロッパーの作品をプレイしながら、開発者に対してフィードバックを送ることが好きなインディーゲームマニアの人にもおすすめできる新作PCゲーム『Retrograde』は、現在STEAMで好評配信中。時代を超えたアクションFPS/TPS対戦を味わいたい人は、今すぐストアで情報をチェックしよう!
【おすすめポイント】 地球の歴史が戦場になる新作PCゲーム!
ソロプレイ用モードも搭載!
基本的にはマルチプレイ向けタイトルとなっている『Retrograde』だが、作品にはソロプレイヤー向けのモードも搭載されており、ここではAIを相手に異なるマップを選んで戦うことができる。オンラインマッチングで人が集まらない場合でも安心な新作PCゲームで、マップの特性を掴むこともできるので大変便利だ。
本作に登場するAI操作の「BOT」は、プレイヤーのスキルレベルを向上できるように設計されているため、ソロプレイの時間はアクションシューティングの腕前を上げることに繋がる。いきなり世界のユーザーと対戦することに不安を感じる場合には、AIを相手に納得するまでテクニックを磨けるため、良い修行になるぞ。
▲ソロプレイでも遊べる設計が光る新作PCゲーム。賢いAIを相手に射撃テクニックを磨こう。
ぶっつけ本番で見知らぬマップに挑むよりも、事前にマップの隅々までを頭に叩き込む方が勝利を手繰り寄せやすい。本作のマップは全て独特なデザインで構築されており、選択したゲームモードによって戦略性も変わってくるため、様々なシチュエーションを想定しながらAI戦でテクニックを養っておくと良いだろう。
【おすすめポイント】 1人でも遊べる新作アクションFPS/TPS!
発展次第では化ける可能性を持つ新作
地球の様々な時代を舞台にバトルを繰り広げていくという世界観が光る新作PCゲーム『Retrograde』は、ゲームシステムの発展次第ではさらなる人気を獲得する可能性を秘めたアクションFPS/TPS。タイムラインを掘り下げて逆行するという世界観を持ってはいるが、現時点ではそれが個別のマップになっている点が惜しい。
例えばプレイ中に「タイムラインを移動しながらマップを切り替えて戦える」仕組みなどが実装されれば、ゲームの世界観の裏付けにもなり、プレイヤーは新たな境地を体験できるはず。動的な天候サイクルや昼夜の概念まで持つ作品だけに、現在はバラバラに登場するマップに「連動性」を持たせたいところだ。
▲参加する全プレイヤーが時代を跨いで戦えるシステムがあれば、本作はかなり面白い作品になる。
作者であるSteven Krupski氏は、将来的なアップグレードに関して前向きな発言をしているので、今後の展開次第では大いに化けることも考えられる。点と点のアイデアが「線」になって繋がった時、本作はより一層輝きを増していくはずだ。作品の世界観が気になる人は、今すぐSTEAMストアで情報をチェックしよう!
【おすすめポイント】 開発進捗に期待の新作PCゲーム!
Retrogradeスペック/動作環境
動作環境 | 必須環境 | 推奨環境 |
---|---|---|
対応OS | Windows 10(64bit) | Windows 10(64bit) |
CPU | Intel Core i5-4460 / AMD FX-6300 | Intel Core i7-6700K / AMD Ryzen 5 1600 |
メモリー | 8GB RAM | 16GB RAM |
グラフィックカード | NVIDIA GeForce GTX 760 / AMD Radeon R7 260X | NVIDIA GeForce GTX 1070 / AMD Radeon RX 580 |
VRAM | 2GB | 8GB |
HDD空き容量 | 50GB | 50GB |
DirectX | Version 11 | Version 11 |
備考 | インターネット接続環境が必要SSD推奨 |
(C) Steven Krupski.
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