2021/2/13からSTEAMで早期アクセス版が配信されているAridide Productionの購入型PCゲーム。近未来世界で人類とエイリアンの銀河戦争を体験できるTPS型アクションストラテジーゲーム。
「Unreal Engine 4」が描き出すリアルなSF世界、迫力満点の三人称型アクションシューティングゲームと戦略性満点のRTSを融合させた特徴的なゲームシステムが魅力で、異なるジャンルが融合したゲームにチャレンジしてみたい人、SF世界が好きな人、マルチプレイで遊べるゲームを探している人におすすめ!
TPSとRTSが華麗な融合!
現在PCゲームのポータルサイト「STEAM」で早期アクセス版が配信されている『Steel Graves』は、操作キャラクターを真後ろから見る「TPS(三人称視点)」型のアクションシューティングと、リアルタイムでユニットを生み出してマップ内に配置していくRTS要素が見事に融合したシステムが特徴の新作PCゲーム作品だ。
ゲームの舞台となるのは近未来。このSF世界では人類とエイリアンの激しい攻防戦が繰り広げられており、プレイヤーは人類側もしくはエイリアン側としてプレイを進めながら、相手勢力の壊滅を目指すことになる。敵ウェーブを凌ぐ「サバイバルモード」と、勢力同士の激突「バーサスモード」をプレイすることが可能だ。
ゲームは世界的に有名な高性能ゲームエンジン「Unreal Engine 4」を用いて開発されており、高精細な3Dモデリングを楽しめる。近未来SF作品らしいロケーション設定にも説得力があり、没入感満点にプレイできる点が魅力だ。ハイテクユニットが多数登場するゲームが好きな人にもおすすめだぞ。
▲近未来世界での人類とエイリアンの死闘を描いた新作PCゲーム。2つの異なるジャンルが融合している。
プレイヤーが操作するキャラクターは様々なユニットをマップ内に設置することが可能で、ユニットの選択と配置場所で戦略性を発揮できるようになっている。RTS作品は上空見下ろし型のプレイ画面が一般的だが、本作では最初から最後までTPS視点でプレイが進行し、アクションシューティング要素が非常に強い。
作品はソロプレイ以外に、オンラインマルチプレイにも対応。分割画面を用いながらユーザー同士で協力や対戦プレイを楽しむこともできるので、プレイバリューはかなり高い。「バーサスモード」はMOBAに近い試合形式で進行するため、対戦相手とシューティングやストラテジー要素の腕前を存分に競い合えるぞ。
フランスのデベロッパーが開発する新作
作品を開発しているのは、フランスに本拠を構えるインディー系ゲームデベロッパー「Aridide Production」。本作が初のSTEAM掲載作となる新鋭で、まだ公式サイトも準備中という初々しいデベロッパーだ。彼らは現在公式YouTubeチャンネルと公式Twitterアカウントを持っているので、興味が沸いたら一度チェックしよう。
STEAMでの販売価格は3090円。早期アクセス版にしては強気な価格設定とも言えるが、今後新たなコンテンツを実装する毎に価格が徐々に上がっていく旨がアナウンスされているので、底値の今購入してしまうという手もある。ゲームは現時点でも基本的なモードを全てプレイできるため、それほど不自由はしないはずだ。
▲バトル中にユニットを次々と生み出していくプレイを楽しめる。戦略性を発揮して戦えるぞ。
インターフェースは英語とフランス語の2種類で、残念ながら日本語インターフェース環境は非搭載。プレイの説明がテキスト形式で表示されるため、ゲームシステムを完璧に把握しながら遊ぶためには一般的な語学力が要求される点には注意しよう。以上の条件を呑める人であれば、購入して存分にプレイを楽しめるぞ。
早期アクセス版の現時点では、2つの派閥(人間とエイリアン)を選択可能で、2種類のゲームモードをプレイできる。マップは5種類で、分割画面でのマルチプレイにも対応。また汎用コントローラーでの操作をフルサポートしており、CS機で遊ぶ感覚で操作できる。かなりの完成度を誇る早期アクセス版と言えるだろう。
迫力満点のアクションシューティング要素に、リアルタイムでのユニット生産システムを融合させた新作PCゲーム『Steel Graves』は、STEAMで好評配信中。異なるジャンルが融合したゲームシステムを体験しながらバトルにチャレンジしたい人は、今すぐSTEAMストアの製品ページをチェックしてみよう!
【おすすめポイント】 ジャンル融合型バトルを楽しめる新作!
ユニットを駆使して戦え!
『Steel Graves』にはウェーブ制で敵が押し寄せてくる「サバイバルモード」と、PvP要素を楽しめる「バーサスモード」の2種類が搭載されているが、バトルの流れはほぼ同じ。コスト消費しながらユニットをマップ内に設置し、戦略的にアクションシューティングを行なっていくことになる。頭脳プレイが勝利へのカギだ。
設置できるユニットは「サバイバル」「プロダクション」「ディフェンス」の3カテゴリーに分かれており、プレイ中はポップアップで表示されるこのセクションからユニットを呼び出して設置する作業を並行して行う。通常のMOBAシューターでは拠点ポイントがあらかじめ設置されているが、本作では全てを自分で作っていくぞ。
▲ユニットの設置操作は大ヒットゲーム『Fallout4』の「拠点クラフトシステム」に近い。
ユニットにはジェネレーターを始め、HPを回復できるゾーンやスポーンポイント、自動で相手を攻撃するタレットや一緒に戦ってくれる兵士キャラなどがあり、これらを効率的に配置・利用していくことが要求される。初心者に向けたチュートリアルステージも用意されているので、コツを掴んでから実戦に臨むと良いだろう。
上空見下ろし型視点で展開するRTS作品であれば、ユニットの配置状況を俯瞰で把握できるが、全てTPS視点で操作する本作の場合、場合によっては配置場所を見失う可能性がある。特にミニマップが存在しないため、円滑にプレイを進めるためには3Dアクションゲーム慣れしている必要があり、そこに歯応えが生まれるのだ。
人間側とエイリアン側では扱うユニットの形状が大きく異なり、「バーサスモード」で対戦している際には両方でプレイすると視覚的な違いを楽しめて面白い。近未来SFの雰囲気満点のユニットたちを次々と生み出しながら、アクション性抜群のTPSでバトルを堪能しよう。ハマれば長時間楽しめること請け合いの新作だぞ。
【おすすめポイント】 独特なプレイ体験を楽しもう!
正式配信は2022年予定!
現在早期アクセス版の段階にある『Steel Graves』は、2022年以降の正式配信を目指して目下開発が進行中。今後はゲームシステムをブラッシュアップしながらより多くのコンテンツを実装し、新たに選択できる勢力も実装されていく予定。ゲームの基礎的な部分はほぼ完成の域にあり、今後の進化が非常に楽しみだ。
▲2022年の正式配信に向けて鋭意開発中。ユーザーからのフィードバックによる進化も楽しみだ。
ゲームは現在ユーザーからのフィードバックを積極的に募っており、有益なアイデアはゲームに反映される可能性が高い。もう少しシステムが洗練されると競技性の高いMOBAとして開花する素質も秘めているため、ユーザーとデベロッパーが意見交換して作品が発展していけば、マルチプレイモードが大いに盛り上がるだろう。
TPS視点でリアルタイムストラテジー要素をバッチリ楽しめる新作PCゲーム『Steel Graves』は、現在STEAMで好評配信中。独特なゲームシステムをマスターしてプレイを堪能したい人は、今すぐSTEAMストアで製品情報をチェックしよう!
【おすすめポイント】 正式配信が楽しみな新作PCゲーム!
Steel Gravesスペック/動作環境
動作環境 | 必須環境 | 推奨環境 |
---|---|---|
対応OS | Windows10(64bit) | Windows10(64bit) |
CPU | Intel Core i5-2500K または AMD FX-6300 | Intel Core i7-4790 または AMD Ryzen 5 1600 |
メモリー | 8GB | 16GB |
グラフィックカード | NVIDIA GeForce GTX 760 または AMD Radeon HD 7950 | NVIDIA GeForce GTX 1060 または AMD Radeon RX 580 |
VRAM | 2GB | 6GB |
HDD空き容量 | 50GB | 50GB |
DirectX | DirectX 11 | DirectX 12 |
備考 |
(C) Aridide Production.
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