2020/12/3からSTEAMで正式配信されているDimpiksの購入型PCゲーム。極寒のシベリアを舞台に過酷なミッションにチャレンジしていくミリタリー系ファーストパーソンシューティング。
冬景色を見事に再現したゲームグラフィックとリッチなカットシーン、油断しているとすぐに死んでしまう過酷極まりないミッション内容、他プレイヤーとのオンラインマルチプレイ対戦要素が魅力で、ミリタリー系FPS作品をプレイすることが好きな人、ワンコインで入手できる安価なゲーム作品を求める人におすすめ!
310円で買えるインディーゲーム!
現在PCゲームのポータルサイト「STEAM」で好評配信中の『GHOSTWINTER』は、ワンコイン価格で手に入れられるおすすめの新作PCゲーム。ゲームをカジュアルに楽しみたい人は無論のこと、安価に入手できるインディーゲームを数多くプレイしたい人にもピッタリのミリタリー系アクションFPS作品だ。
ゲームの舞台となるのは、ロシアのシベリア大陸。プレイヤーは豪雪に覆われた極寒の地へ降り立ち、過酷なミッションへと身を投じることになる。寒さを感じるリアルな環境グラフィックが秀逸な作品で、ハードコアゲーマーにも確かな手応えを感じさせてくれる「激ムズ」なゲームスタイルが特徴となっているぞ。
▲雪深いシベリアの村落がゲームの舞台。寒々しさを感じさせるグラフィックが秀逸なPCゲームだ。
ゲームを開発したのはロシア人デベロッパーのDimpiks氏。YouTubeや、Amazonが提供しているライブ配信プラットフォーム「Twitch」にゲームプレイ動画を投稿している若きゲーマー兼プログラマーで、総合格闘技やサッカーなどのスポーツも嗜む肉体派の青年。興味が湧いた人は彼のチャンネルもチェックしよう。
ミリタリー世界に恐竜も登場
多彩なゲームを配信動画で紹介しているDimpiks氏が、自分の好みを反映させて作り上げた作品らしく、本作は実にインディーゲームらしい世界観を持っている。一見すると真面目なミリタリー系アクションFPSだが、ミッション中には何故か恐竜「ティラノサウルス・レックス」が登場して、一戦交える羽目になる。
自分が作りたい世界観と内容を存分に反映できる点がインディー系ゲーム作品の強みで、氏の趣味が丸出しになっている『GHOSTWINTER』は、ある意味真っ当なインディーゲームと言えるだろう。ネタ的要素を含んだインディーゲームが好きな人であれば、楽しんでプレイを続けられるはずだ。
▲何故かミッションの攻撃目標として登場するT-REX。人間キャラクターの数倍手強い強敵だ。
STEAMでの販売価格は310円。アーケードで遊ぶ感覚で購入できる点が素晴らしく、安価なので気軽にプレイを楽しめる。なおインターフェースは英語一択となり、日本語インターフェースおよび字幕・音声には非対応。ミッション内容を把握しながらプレイを進めるためには一定の語学力が要求されるので気を付けよう。
シングルプレイで楽しめるハードコアなミッションモード以外に、テストモードという位置付けでオンラインマルチプレイモードも搭載。3種類に分かれるゲームモードを楽しめるようになっている。プレイヤーがいない場合には「BOT」が登場してくれるので、人の集まりで詰まることなくプレイできる点がポイントだ。
軽い気分で購入してプレイできるインディーゲームとしては最適な作品で、個人製作の作品でありながらグラフィックの質感は素晴らしい。一筋縄ではいかない難易度の高さは一般向けではないが、何度でもチャレンジして攻略の糸口を見つけ出す「死にゲー」が好きな人にならハマるはず。激ムズプレイを大いに楽しもう。
【おすすめポイント】 安価に入手できる新作FPS!
ハードコアミッションに挑め!
『GHOSTWINTER』で展開するのは、「初見殺し」に近い難易度で展開していくソロ向けのミッションモード。雪原地帯に派遣されらプレイヤーを待ち受ける敵殲滅ミッションでは、序盤から容赦ない戦闘シーンが展開し、的確に動いていかないとあっという間に「ミッション失敗」となってしまう。ハードコアな展開が魅力だぞ。
ミッション開始直後には、俯瞰で動くシネマティックカメラがフィールドの全体像を映し出してくれる。このシーンで敵の出現場所や地理的な条件、プレイヤーのスタート位置と向かうべき場所の相互関係が把握できるようになっているので、画面をよく見て行動計画を練り上げていこう。
ミッションの達成目標は、フィールドに出現する敵兵士の殲滅とティラノサウルス・レックスの排除。開始早々に地面から複数の武器をピックアップしてミッションに臨み、全ての敵キャラクターを排除した時点でミッション達成となる。ただし難易度はかなりのハードコア仕様で、初見ではまずクリアすることができない。
▲理不尽ギリギリの難易度で展開していくミッションコンテンツ。何度でもチャレンジしよう。
画面にはミニマップなどの便利なインターフェースが無いため、目視で敵キャラクターを排除しなくてはならない。攻撃を受けている際には「どこから撃ってきているのか分からない」状態に陥ることもあり、緊張感満点のプレイが続く。素早い移動と的確なエイムで確実に敵兵士を仕留めていくプレイを続けよう。
ゲームに登場する武器類は全部で12種類。プライマリウェポンとセカンダリウェポン、さらに投擲系の武器と近接戦闘用のナイフを使い分けることが可能で、ミリタリー系FPS作品らしい攻撃スタイルを実行できる。遠距離の敵を射抜くスナイパーライフルも実装され、自分のバトルスタイルを構築することもできるぞ。
雪原が続くバトルフィールドには適度な起伏があり、斜面に敵が居ると全く見えない。移動時には高所や低地などの位置関係を把握して進んでいくことも必要で、そこにプレイヤーの戦術や戦略性を活かせる余地がある。慣れないうちはかなりの頻度で死亡するが、地道に攻略方法を探ってミッションを達成しよう。
【おすすめポイント】 「死にゲー」好きな人にはマスト!
マルチプレイで盛り上がろう!
『GHOSTWINTER』には、実験的な位置付けながらオンラインマルチプレイモードも実装されている。親しいフレンドや世界のユーザーと一緒に対人戦でシューティングの腕前を競い合えるので、機会があったら試してみよう。なお、前述の通りマッチングが上手くいかない場合には「BOT」が出陣するので安心だ。
▲マルチプレイで対戦プレイを楽しむことも可能。ミッションの疲れを爽快な対戦プレイで癒そう。
ちなみにマルチプレイはオフラインローカルでも実行可能。共通ゲームモードは「デスマッチ」「チームデスマッチ」「ガンモード」の3種類で、それぞれ異なるルール条件下で対人戦要素をたっぷりと楽しめるようになっている。自分が好きなモードでチャレンジして、アクションシューティングの腕前を見せつけよう。
インディーゲームらしい発想と世界観、そして「死にゲー」に相応しい激ムズ難易度を体験できる新作PCゲーム『GHOSTWINTER』は、現在STEAMで配信中。ワンコインで遊べるカジュアルなインディーゲーム作品を探している人にはピッタリのおすすめアクションFPSだ。興味が沸いたらストアをチェックしよう!
【おすすめポイント】 PvPも楽しめるアクションFPS!
GHOSTWINTERスペック/動作環境
動作環境 | 必須環境 | 推奨環境 |
---|---|---|
対応OS | Windows10(64bit) | Windows10(64bit) |
CPU | Intel Core i5-7500 | Intel Core i7-9700K |
メモリー | 8GB | 16GB |
グラフィックカード | NVIDIA GeForce GTX 1050 | NVIDIA GeForce GTX 1660 Ti |
VRAM | 2GB | 6GB |
HDD空き容量 | 50GB | 50GB |
DirectX | DirectX 11 | DirectX 12 |
備考 | インターネット接続必須SSD推奨、インターネット接続必須 |
(C) Dimpiks.
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