2020/11/13から正式配信されているMarius Elvert氏の購入型PCゲーム。タンク型ユニットを操作しながらファストペースな戦略プレイを体験できるリアルタイムストラテジー。
多彩なプレイ要素を満喫できる数々のシングルプレイヤー向けキャンペーンモード、最大16名のプレイヤーが対戦できる白熱のマルチプレイモードの存在が魅力で、アーケードライクに楽しめるRTS作品を探している人、シンプルな造形を持つゲームらしい作風のタイトルが好きな人、世界のユーザーと戦略性で対戦したい人におすすめ。
個人が開発したインディー系RTS!
現在PCゲームのポータルサイト「STEAM」で好評配信中の『Abstractanks』は、ゲームタイトルにも使用されている「抽象的(Abstract)」な世界観が際立つおすすめの新作PCゲーム。デザイン性に優れたゲーム空間とハイペースなプレイ展開が魅力を放つリアルタイムストラテジー作品だ。
ヘックス型で仕切られたフィールドで抽象的な造形を持ったタンク型ユニットを誘導しながらバトルを展開していく本作は、多彩なステージにチャレンジしていくソロ向けキャンペーンモードと、最大16名がプレイを楽しめるマルチプレイモードなど多彩なゲームモードを搭載。ボリューム満点のタイトルに仕上がっている。
▲SF世界を連想させるデザイン性の高いゲームグラフィックが秀逸。シャープな造形がカッコ良い。
ほぼ個人開発のゲーム作品
ゲームを開発したのは、インディー系ゲームプログラマーのMarius Elvert氏。本プロジェクトは2012年からスタートし、その後「desura.com(現在は機能停止中)」で公開された。本作はその初期バージョンに搭載されていたネットワークシステムを改良し、サーバーベースの作品へと進化させたタイトルとなる。
所々友人の助けを借りながら1人で作り上げたという『Abstractanks』には、既存のゲームエンジンが使用されていない。本作はOpenGLと多数のオープンソースライブラリで構築されており、Marius Elvert氏の苦労が窺える。個人開発のインディー系ゲームタイトルが好きな人にもおすすめの作品だ。
ネットワーク環境が整備されたSTEAM配信版は、クロスプラットフォームでの対戦プレイを可能にし、SteamOSとLinax、Windowsユーザーが同じステージで対戦プレイを行える。グラフィック描画に関しても「DirectX 11」へアップグレードされいるので、スムーズな描画でプレイを楽しめるようになっているぞ。
オリジナリティーを持ったインディー系ゲーム作品をプレイすることが好きな人には断然おすすめの新作PCゲームで、滑らかに動き回るタンク型ユニットたちを誘導しながらバトルアクションを楽しむプレイはやみつきになる面白さ。コントローラーでの操作もフルサポートされていて遊びやすい。
STEAMでの販売価格は720円と安価。インターフェースは英語一択で、日本語インターフェースおよび字幕は非搭載となるが、簡潔な説明文を読解できるだけの語学力があれば誰でもプレイを楽しむことができる。1000円でお釣りがくるインディー系の小作品を探している人にもピッタリな新作PCゲームだ。
インディー系の小作品らしく、PC環境の要件が低く抑えられている点もポイント。内蔵グラフィックでも動く軽さを持ち、インストールサイズも200MBと非常に小さい。ストレージの容量が逼迫している人や、古いPCを使い続けている人でも気軽に導入できる作品で、幅広いPCユーザーがプレイを堪能できる。
抽象的な造形が先進的な印象を与えるゲーム世界で、ハイペースのリアルタイムストラテジーバトルを繰り広げたい人は、今すぐ「STEAM」のストアページにアクセスしてプレイをスタートさせよう!
【おすすめポイント】 面白インディーゲームを今すぐプレイ!
キャンペーンモードを制覇しよう!
『Abstractanks』のキャンペーンモードで展開するのは、見下ろし型マップ内でタンク型のユニットを操作しながら、相手ユニットの殲滅に挑む頭脳派のゲームプレイ。マップはプレイ中自由にズームなどの視点移動を行うことが可能で、リアルタイムで変化する戦況を見ながら命令を出すプレイが大いに捗る。
ソロでプレイできるキャンペーンモードは12種類のミッションに分かれ、それぞれステージをクリアするための達成目標と行動内容が異なっている。最初はごく単純にユニットを移動させて相手を倒すだけの内容が展開していくが、徐々に複雑なシステムが適応されて「応用力」が鍛えられていく仕組みになっているぞ。
ミッションの数々を達成していけば、本作でアクセスできるゲームシステムの全てをマスターできる。世界中のプレイヤーと白熱した対戦プレイを楽しむためにも、キャンペーンモードでユニットへの命令系統やスキル技などについて理解を高めておくと良いだろう。
キャンペーンモードでは、ミッション毎に指定されるアクションが変わるため、小気味良くプレイを進められて面白い。最初から複雑なシステムにアクセスするのではなく、徐々に理解が深まる形式になっているため、本格的なRTSを初めてプレイする初心者ユーザーでも安心だ。幅広い人が楽しめる新作PCゲームと言えるだろう。
【おすすめポイント】 全ステージの完全制覇を目指そう!
多彩なゲームモードで盛り上がれ!
『Abstractanks』に搭載されているゲームモードは、前述したソロプレイ向けのキャンペーンに加え、ウェーブで押し寄せる敵の大群と戦う「Horde」や、素早くを楽しめる「Quick Game」「Find Match」、最大16名のマルチプレイ対戦を楽しめる「Multiplayer」と盛りだくさん。全てのゲームモードを完全制覇しよう。
拠点制圧型のプレイが展開していく「Horde」モードでは、画面内に複数設置された「スポーンサークル」の争奪をAIと繰り広げていく。ウェーブ回数が上昇するほど敵の攻撃も激しさを増し、スポーンサークルで生産されるタンクユニットたちを巧みにコントロールしながら戦うプレイが加速していく。頭脳がフル回転するモードだ。
「Quick Game」では、プレイヤーが最大2名まで参加できる多彩な形式のバトルが展開。「フリー・フォー・オール」や「キャプチャー・アンド・ホールド」など、RTSジャンルでは一般的なルールでプレイを楽しむことができる。難易度も5段階まで調整可能なので、長く遊べる仕組みになっているぞ。
モードによっては分割画面を共有する協力プレイも可能で、様々なプレイスタイルで白熱するRTSバトルを体験できて面白い。クロスプラットフォームに対応している作品なので、幅広いユーザー同士で交流しながらストラテジーの腕前を競い合うことができて便利。ソロもマルチも全て楽しい新作PCゲームだ。
抽象的な造形を持つタンクユニットの動きがクセになるおすすめの新作RTSゲーム『Abstractanks』は、現在「STEAM」で好評配信中。ほぼ1人で作り上げたインディーゲームの労作をプレイして自分の戦略性を発揮したい人は、今すぐストアページにアクセスしてゲームを始めよう!
【おすすめポイント】 長時間楽しめる新作PCゲーム!
Abstractanksスペック/動作環境
動作環境 | 必須環境 | 推奨環境 |
---|---|---|
対応OS | Windows 10(64bit) | Windows 10(64bit) |
CPU | Intel Core i5-4460 | Intel Core i7-8700K |
メモリー | 8GB | 16GB |
グラフィックカード | NVIDIA GeForce GTX 960 | NVIDIA GeForce GTX 1070 |
VRAM | 2GB | 8GB |
HDD空き容量 | 50GB | 50GB |
DirectX | DirectX 11 | DirectX 12 |
備考 | インターネット接続必須SSD推奨 |
(C) Marius Elvert.
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