2019/12/19からSTEAMで配信されているDigital Crafterの購入型PCゲーム。好きな動物キャラクターを選んで2D横画面の格闘ゲームにチャレンジする新作動物格闘アクション。
4つのボタンだけでバトルを体験できる格ゲー初心者も安心な超お手軽操作、SNSで話題になった「ネタ動物」たちが一堂に会して戦うというタイムリーな発想が大きな魅力で、可愛い動物がが好きな人、インディー系ゲームデベロッパーの作品らしい「ネタ的発想」が冴えるアクションゲームを求めている人に断然おすすめ。
あの動物たちが格闘対決!
現在PCゲームのポータルサイト「STEAM」で好評配信中の『Fight of Animals』は、一度見たら忘れられない造形を持つ動物キャラクターたちが一堂に会して2D横型画面の格闘アクションにチャレンジする新作PCゲーム。動物と格ゲー好きな人であれば誰でもハマる魅力を持つおすすめゲームだぞ。
本作に登場する犬・猫・リスなどの動物キャラクターはSNSの世界で話題となった画像を元ネタにしているので、一度は目にした造形のキャラクターもいるはず。こうした「旬のネタ」をすかさずゲーム開発のヒントに結びつけてしまうフットワークの軽さが実にインディー系ゲームデベロッパーらしい。
▲Twitterをやっている人ならピンとくる「フック犬」も参戦。ネタ動物のオンパレードという面白新作ゲームだ。
本作を開発した台湾のデベロッパーDigital Crafterは2019年3月に神々が戦う格闘アクションゲーム『Fight of Gods』をリリースしており、本作はその派生系作品とも言える。ゲームシステム的にもほぼ同じなので、『Fight of Gods』をプレイしてハマった経験を持つ人であれば本作のアクションシーンも気に入るはずだ。
STEAMでの販売価格は620円とかなり安価。アーケードでゲームを遊ぶ感覚で購入できるおすすめPCゲームで、お財布にも優しい。なお日本語インターフェースを実装しているので、海外ゲーム作品が苦手な人でも安心してプレイを楽しめる。可愛い動物たちにピンときた人なら買って損はない作品だぞ。
【おすすめポイント】 バズった動物が大集合する格ゲー!
選ばれし勇者が集結!
『Fight of Animals』には現時点で6種類の動物が参戦中。種類も個性も全く異なる動物たちが格闘アクションにチャレンジするというコンセプトが面白く、彼らの「元ネタ画像」を知っている人であればさらにプレイを楽しめる。全ての動物を操作して爽快感満点の格闘アクションゲームを遊び尽くそう。
パワーフック犬
素早く回転する犬を捉えた1枚の写真がどう見ても「フックを放っている」ようにしか見えず、多くのクリエイターを刺激してバズったTwitterの投稿画像が元ネタの犬戦士。持ち前の腕力で「浮かせ技」を使う彼の連続攻撃はかなり強烈。「ペット飼いの旋風児」というあだ名は伊達ではない。
二足歩行猫
こちらもTwitterで話題となった猫の画像を元ネタとするキャラクター。どう見ても二足歩行をしているようにしか見えない画像はTwitter民を刺激し、立体物が制作されるなど話題を巻き起こした。本作では肩をいからせたマッシブな造形で登場し、主にパンチを主体とした攻撃を繰り出して戦う。
マジックリス
独特の手の仕草が魔法使いのように見えてしまう画像が元ネタとなったキャラクター。本作では飛び道具系の魔法攻撃を放つ強烈なキャラクターへと進化を遂げ、並み居る強豪動物キャラクターたちと互角に戦う。某格闘ゲームの必殺技「波動拳」もしくは「かめはめ波」に似た魔法攻撃はインパクト絶大。
カリラ
カラスの正面を捉えた写真が屈強なゴリラにしか見えないとして話題を振りまいた画像が元ネタのキャラクター。本作では「カラス」と「ゴリラ」が合体した新生物「カリラ」として猛威を振るう。カラスよりもゴリラの特性が優っており、動物園でよく目にする「フンを投げる」危険な攻撃も繰り出してくる。
パワー狐
狐が並んでいるところを撮影したらそれが腕組みをした屈強なキツネにしか見えないとして話題になった画像が元ネタのキャラクター。海外では「Muscle Fox」という呼び名で有名。「パワーフック犬」とは対照的に剛腕は組んだままで使用せず、足技主体で戦うというトリッキーな戦士だ。
筋肉ベルーガ
海面に腹を出した状態で浮かび上がった姿が筋肉質なイルカにしか見えないとして海外で盛り上がった「Muscle Dolphin」の画像が元ネタになっているキャラクター。屈強な両腕と尾びれを織り交ぜたコンビネーションを繰り出して対戦相手を翻弄する戦いを楽しめる戦士で、移動方法はかなり可愛い。
【おすすめポイント】 面白動物好きな人におすすめの新作!
本格格闘アクションを満喫!
ネタ的発想が特徴的な『Fight of Animals』だが、そのバトルシーンはシリアスそのもの。格闘ゲームのエッセンスが凝縮された本作の戦いはコンボあり浮かせ技アリの超本格仕様で、汎用コントローラーを接続してプレイすればCS機のような感覚で遊び倒すこともできる。格ゲー好きな人に断然おすすめの作品だぞ。
▲2D絵のように見えて3Dモデリングのキャラがヌルヌルと動き回り、PCゲームらしい滑らかアクションが展開。
一撃必殺の大技も発動可能
バトル中に繰り出した攻撃や被ダメージで溜まっていく「パワーゲージ」を解放すると、キャラクター固有の「超必殺技」が炸裂。相手に甚大なダメージを与えることができる。通常攻撃を組み立てながら必殺技へと繋げていくプレイが気持ち良く展開し、格ゲーを愛する人に大きな感動を与えてくれる。
▲普通に倒しても良いが、やはり必殺技を繰り出してKOに持ち込んだ方が気持ち良い。必殺技を極めよう。
登場キャラクターは全て特徴的なモーションを持っているので、本気で勝つためには相手キャラの特性と動きを見切った上でアクションを起こす洞察力が求められる。一見「バカゲー」に見えながらも格闘アクションの本気度が高く、上級者でも思わず夢中になれる魅力に溢れている点が本作の大きな特徴だ。
初心者向け「アシスタントモード」を実装
なお本作には格闘ゲーム初心者やアクションゲームが苦手な人でもストレスなくプレイを楽しめる「アシスタントモード」を実装。これは通常4つのボタンで操作するアクションを2つのボタンにまとめたもので、基本的な動きに制限されるもののコンボも繋げられるようになっている。誰でも安心してプレイできるぞ。
▲操作が難しいと感じたら迷わず「アシスタントモード」を選択。驚くほどゲームが簡単に進められて便利だ。
最大8名のオンライン対戦に対応し、ソロとマルチプレイで思う存分格闘アクションの世界を満喫できる『Fight of Animals』はSTEAMで好評配信中。ネットをざわつかせた面白動物が結集して夢の格闘対決を行うネタが斬新な新作PCゲームをプレイしたい人は、今すぐゲームをダウンロードしよう。
なお開発元のDigital Crafterは本作で動物たちが死ぬことは一切ないことを強調しており、自分たちは動物を愛していると主張している。残酷なシーンは登場せず、あくまでジョークの範囲内にある作品なので、ゲーム世界のことと割り切ってプレイすれば不快感はないはずだ。安心してプレイをスタートさせよう。
【おすすめポイント】 超本格格闘アクションが炸裂するおすすめゲーム!
Fight of Animalsスペック/動作環境
動作環境 | 必須環境 | 推奨環境 |
---|---|---|
対応OS | Windows 7/8/10 (64bit) | Windows 10 (64bit) |
CPU | Intel Core i5-4460 | Intel Core i7-4790 |
メモリー | 4GB RAM | 8GB RAM |
グラフィックカード | NVIDIA GeForce GTX 550 Ti | NVIDIA GeForce GTX 960 |
VRAM | 1GB | 2GB |
HDD空き容量 | 2GB | 2GB |
DirectX | Version 11 | Version 11 |
備考 |
2019 (C) Digital Crafter.
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