2019/6/21からSTEAMで正式配信開始されたOnSkull Gamesがおくる購入型PCゲーム!3種類の異なる「エスケープルーム」からの脱出を図る「VR対応」脱出シミュレーションゲーム!
緻密なゲームグラフィックが描き出す不気味なステージ、ソロまたはマルチプレイ/競争で脱出を目指す緊張感に溢れたドキドキもののゲームプレイが大きな魅力で、知恵を絞ってヒントを探し出す「脱出ゲーム」全般をプレイすることが好きな人、フレンドと一緒に楽しめるVR対応ゲームを求めている人に断然おすすめ!
恐怖の脱出ゲーム体験再び!
現在PCゲームのポータルサイト「STEAM」で好評販売中の『Escape First 2』は、数々の「脱出ゲーム」型作品を量産しているインディー系ゲームデベロッパー「OnSkull Games」の最新PCゲームで、2018/5/10に配信開始された『Escape First』の続編にあたるおすすめゲームだ。
▲「閉じ込められたらイヤだな」という絶妙なロケーションが登場。閉所恐怖症の人は要注意の作品だ。
「OnSkull Games」の特徴は「怖い体験と世界観」に溢れた脱出ゲームを送り出している点。これまでに『Curious Cases』『FOVOS VR』『The Experiment : Escape Room』など5作品をSTEAMに発表しており、そのどれもがユーザーに恐怖心を与える不気味な世界観を持っている。
インディーゲームらしい「小作品」に仕上がっているのもOnSkull Gamesが提供するゲーム作品の特徴。価格帯も全て1,000円以下に抑えられており、『FOVOS VR』と『Tales Of Escape』は無料でプレイできる。アーケードライクなノリで気軽にプレイできるため、同社作品のファンは多い。
▲ホラー作品的なテイストを持ったグラフィックが秀逸。プレイ中は徐々に焦りと恐怖感が生まれてくる。
『Escape First』のナンバリングタイトルとして新登場した『Escape First 2』は、「3種類の部屋から脱出を目指す」というコンセプトを共有。前作を楽しめた人にはおすすめのPCゲームで、物語的な繋がりはないので本作で初めて『Escape First』の世界観に触れる人でも問題なく遊ぶことができる。
なお本作は「HTC Vive」「Oculus Rift」「Windows Mixed Reality」という3種類のVRヘッドセットに対応しており、VRモードでプレイすれば「究極の脱出ゲーム体験」を得ることが可能。通常のPCモードでも遊べるが、本作のポテンシャルが最も活きるのはVRヘッドセットでプレイした時だ。
STEAMでの販売価格は620円と非常に安価。コントローラーと日本語UIをサポートしているため、幅広いユーザーが遊べるようになっている。なお「OnSkull Games」の4作品を10%引きのバンドルで販売しているセット商品もあるので、同社の作風が気に入った人は一気にコレクションするのもアリだ。
【おすすめポイント】 脱出ゲームを量産する人気会社が送る最新PCゲーム!
開発者との知恵比べにチャレンジ!
脱出ゲームの醍醐味は「謎解き要素」にあり、『Escape First 2』に登場する3種類の部屋にも数々の謎解き要素が隠されている。開発者が巧妙に仕掛けたこれらの謎を解きながら脱出を目指すプレイが非常に楽しく、まるで「開発者との知恵比べ」を行なっているような気分に浸れる点が本作の魅力だ。
本作のゲームプレイは臨場感満点の一人称視点で展開。プレイヤーが何らかの要因によって部屋に閉じ込められた状態になる、というシチュエーションは3部屋通して共通している設定で、そこから部屋に隠された謎を解きつつ脱出を図るのが本作の目標になる。自分の周囲をよく見回してヒントを見つけよう。
▲何もないと思えるような場所にこそ「何か」が隠されている。それを暴き出すのが本作の楽しみ方だ。
プレイ中にアクセスできるアイテムはハイライト表示され、それを用いてアクションを起こすことで連鎖的に次の段階が明示されることがある。探索要素が強い本作はしらみつぶしにアイテムを見つけていくプレイが得意な人におすすめのPCゲームで、粘り強さと洞察力が次へのステップに繋がっていく。
世界のユーザーが楽しめる配慮が秀逸
『Escape First 2』をはじめ「OnSkull Games」が提供するゲーム作品が優れている点は、世界中のユーザーが等しく謎解きを楽しめるような配慮が施されている点。理解力に差が出るような「文章」を用いた謎かけなどは一切登場せず、異なる言語を話す人がプレイしても同じ結果を導き出せるのだ。
ネタバレになるので詳しくは書けないが、あるアクションを起こすことで入手できる「紙」にはどの国の文字にも属さない象形文字のようなものが描かれており、プレイヤーはそれをヒントにオブジェクトの操作を行うことになる。英語圏の人だけが楽しめる作品ではなく、ワールドワイド展開を意識した内容が見事だ。
▲ではここからどうすれば良いのか。それは実際にゲームをプレイして自分で答えを導き出してほしい。
何かを動かす順番だったり、特定アイテムの組み合わせだったりと、本作に登場する謎解き要素には知的パズル要素が満載されており、力技やゴリ押しで脱出することは不可能。思慮深く問題にチャレンジすることが得意な人には断然おすすめできる脱出ゲームで、全ての謎を解き明かした時の爽快感がたまらない。
3種類の部屋しか登場しない本作だが、そこに詰め込まれた謎の数は非常に多く、アクションの組み合わせを考えると膨大な作業量が発生することになり、簡単には脱出できないようになっている。思わず熱中してしまう本格的な脱出ゲームを探している人は、本作をプレイすれば大きな満足感を得られるはずだ。
【おすすめポイント】 やり応え十分の謎解きにチャレンジしよう!
幅広いプレイスタイルに対応!
前述の通り『Escape First 2』はVRヘッドセットを所有していなくても通常のPCゲームとして遊ぶことができる。ゆえに非VR環境でプレイする場合のシステム要件で要求される最低スペックは「NVIDIA GeForce GTX760」と低い。ミドルスペッククラスのPCを持っていれば十分にプレイ可能だぞ。
▲将来的にPCをグレードアップすればVR環境でも楽しめる。1本で2度お得な作品と言えるかもしれない。
また本作はソロプレイ以外にもフレンドとのマルチプレイが可能で、お互いに協力し合ったり、または競争しながら脱出を目指したりといった遊び方もできる。没入感満点のプレイを楽しみたい人はソロで、1人では怖いという人はフレンドとのマルチプレイで賑やかに脱出を目指すと良いだろう。
▲1人では怖くて入れないトイレでもみんなで行けば怖くない。協力プレイで謎を解き明かしていこう。
OnSkull Gamesはユーザーからのリクエストに応じて製品開発を進めており、有益な意見やアイデアを送ればそれが採用される可能性は高い。ユーザーとの距離感が近いインディーゲームデベロッパーらしい会社なので、興味がある人は本作プレイ後に次回作に繋がるアイデアを送ってみるのも一興だ。
【おすすめポイント】 協力・対戦プレイも可能なPC脱出ゲーム!
Escape First 2スペック/動作環境
動作環境 | 必須環境 | 推奨環境 |
---|---|---|
対応OS | Windows 7/8/10 (64bit) | Windows 10 (64bit) |
CPU | Intel Core i3-4130 | Intel Core i5-4590 |
メモリー | 2 GB RAM | 4 GB RAM |
グラフィックカード | NVIDIA GeForce GTX 460 / AMD Radeon HD 6770 | NVIDIA GeForce GTX 970 / AMD Radeon RX 580 |
VRAM | 1 GB | 4 GB |
HDD空き容量 | 2 GB | 2 GB |
DirectX | Version 11 | Version 11 |
備考 | 特になし |
(C) 2019 OnSkull Games.
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