スカイ・ヌーン(Sky Noon)は2018年6月15日にゲーム配信サイト「STEAM」でダウンロードサービスが始まった。開発メーカーは「Lunar Rooster」で、販売元が「Reverb Triple XP」になっている。一人称視点FPS型の激しい撃ち合いになるガンシューティングゲームだ。
西部劇風の戦場で、再開発されたワイルドウエストの雲の中に浮かぶフロンティアが舞台になっている。
グラップリングフックを駆使して自由に飛び回れるので、重力をほとんど感じさせない、ライトでポップな人間離れした行動が可能となる。
プレイヤーは空を飛び回る戦闘員たちと戦うために雇用された。襲いかかってくる敵たちを全て吹き飛ばして追い出せば勝ちとなる。
スカイ・ヌーンにはヘルスメーター(HP)がなく、FPS型のシューティングゲームにしては珍しい仕様。プレイヤーは超強力な圧縮された空気を飛ばす様々な兵器を使用して、敵を場外に飛ばせば勝ちという、一風変わったシステムになっている。
つまり、どんなに攻撃を喰らっても、場外まで飛ばされなければ負けではないのだ。
殺し合いと言うよりもスポーツ的な感覚に近く、大乱闘スマッシュブラザーズ(スマブラ)のように手軽に遊べて、相手を選ばないのが嬉しい。
楽しい系のガンシューティングが好きな人にオススメのタイトルだ。
西部劇を基盤にした世界観ではちゃめちゃなバトル!
見た目からもわかるようにスカイ・ヌーンは、西部劇をベースにしたアートワークが採用されている。
サイエンス・フィクション好きにとってはたまらない武器やギミックが使われている。
再開発されたワイルドウエストの雲の中に浮かぶ、フロンティアでは水が大変貴重な資源になっている。
その水を占有すべく、他の敵対組織のガンマンと戦うために、プレイヤーは雇われたガンマンだ。
襲いかかってくる敵対組織のガンマンと空中のフロンティアを賭けて戦おう!
戦い方はもちろん殺し合い、ではなくて、空中のフロンティアから追い出してしまえば良いのだ。
まるで樹液を取り合う昆虫のような、シンプルでわかりやすい勝ち負けになっている。
相手を吹き飛ばすには、リボルバーやショットガンと言った空気銃を撃つだけでない。
島中をうまく飛び回りながら、使える物を探して、どうやって相手に仕掛けるかを考える必要がある。
アイディアを使って、不意打ちをかけたり、トロッコなどのトラップなどを用いて不意打ちにするなど、使える作戦も多い。
ステージ上の仕掛けを使ってうまく相手を吹き飛ばせると、スカッとするコト請け合いだ。
相手を場外に吹き飛ばせ勝ち
一人称のFPS視点のガンシューティングでは何も考えずにひたすら銃を撃つだけ、勝利できるものが多い中、このスカイ・ヌーンでは頭を使わないと勝つことは難しいだろう。
そもそも、このスカイ・ヌーンでのメイン武器となるのは空気銃であり、相手を殺すことはできない。
おまけにヘルスメーター(HP)も存在しないので、どんなに攻撃を当てても、相手を吹き飛ばさなければ勝てないのだ。
勝つためには、相手の隙を突いて的確に攻撃をぶつけるしかない。
しかも、相手の攻撃を喰らってしまったら、一発逆転されてしまうこともよくある。
どんなに追い詰めていたとしても、ちょっとの油断で負けてしまうのだ。悔しい負け方だけは避けたいところだ。
最後まで気を抜かずに、相手の罠などにも気をつけて、慎重に場外に吹き飛ばそう!うまく攻撃が当たって相手が吹き飛ぶ姿は痛快の極みだ。
空気銃の他にも投げ縄などもあり、相手を引き寄せて、一気に相手を吹き飛ばすなどのテクニックもあるため、戦場は常に激しく乱れている。
まるで相撲の土俵際の熱さをそのままFPSで体験できるようなゲームだ。大乱闘という言葉が実にふさわしい。
空気銃の種類も豊富
単純に空気銃と言ってもその種類は普通の銃と同じくらいだけ揃っている。
リボルバーやマシンピストル、アサルトライフル、マシンガン、ショットガンなどのお馴染みの銃はもちろんのこと、バーズーカーのような威力の高いものあり、ガンシューティングが好きな人は何かしらなじみのある銃が見つかるはずだ。
ダイナマイトなどの投げ武器や地面に設置して爆発させる地雷のような武器も存在しており、色々な空気銃を使い回せるのは嬉しい。
使って見た限りでは、リボルバーが相手を連続で飛ばせるため、使いやすい印象だった。
相手を飛ばしても、空中で復帰されると意味がないので、相手を島に復帰させない連射性は重要だろう。
どの武器を使うか悩んでいるなら、シンプルなリボルバーをオススメする。
ちょっと変わったものと言えば、グラップリングフックと呼ばれる武器。弓にロープがついているクロスボウのような見た目だ。
某巨人が進撃する漫画に出てくる主人公たちが使っている立体起動装置を連想させる武器になっているぞ。
正直な話、このグラップリングフックで移動するだけでもかなり楽しい。グラップリングフックがなければ、スカイ・ヌーンは普通のガンシューティングで終わっていたに違いない。
それがこのグラップリングフックのおかげで、ゲーム性が格段と上がり、間違いなく神ゲーになっている。
さらにグラップリングフックは移動を壮快にしてくれるだけではなく、地面や壁に打ちつけて、吹き飛ばされるのを防いだり、近づいたり出来るのだ。
ライフラインと言っても過言ではないほど重要な武器なので、使い方は最初のうちにマスターするようにしておこう。
もしも、相手に吹き飛ばされてしまったときには、島の端っこで動けない場所でない限り、テレポートを使えば戻ってこられる。
様々なギミックがあちらこちらに仕掛けられており、操作に慣れれば慣れるだけスカイ・ヌーンの楽しさが増していくだろう。
マルチプレイにも対応!
シングルプレイではタイムトライアルがあり、頭を結構使うので、1人でやっても楽しいが、やはりガンシューティングは、たくさんの人とやる方が何倍も面白くなる。
このスカイ・ヌーンでは最大8人までのマルチプレイが可能だ。
もちろんグローバルに対応しているため、見知らぬ相手とも対戦や協力プレイが可能になっている。
吹き飛ばす系のゲームなので、負けてもギスギスとせずに笑い飛ばせることが多い。
もちろん、買ったときはスカッと気持ちよく喜べるはずだ。
対応言語は英語のみ
ニュージーランドのデベロッパーであるLunar Roosterが開発しているので、対応言語は英語しかない。
日本語の対応がなくて残念なところだが、文字が読めなくてもできるシステムのため、言葉の壁が問題になることはあまりないだろう。
それにマルチプレイをやっていると日本人の人もそれなりに見かけるので安心して欲しい。
「Unreal Engine」のコミュニティに貢献したプロジェクトを対象の基金でも「Unreal Dev Grants」の受賞者として選ばれたほどのゲームだ。
言葉の壁だけでプレイしないのはもったいない。優れた操作性で、かなり熱いハイスピードなガンシューティングが楽しめる。神ゲーという言葉しか見つからないほど、オススメの作品だ。
視点の問題で若干ゲーム性は違うが、スマブラなどの、はちゃめちゃバトル系が好きな人には絶対ハマれるだろう。
日頃のストレスを空気銃に込めて、全ての敵を場外まで吹き飛ばしてしまおう!
スカイ・ヌーンスペック/動作環境
動作環境 | 必須環境 | 推奨環境 |
---|---|---|
対応OS | Windows 7(64bit) | Windows 10(64bit) |
CPU | Intel Core i3-6100 | Intel Core i5-6600K |
メモリー | 4GB RAM | 8GB RAM |
グラフィックカード | NVIDIA GeForce GTX 760 | NVIDIA GeForce GTX 970 |
VRAM | 2GB | 4GB |
HDD空き容量 | 5GB | 5GB |
DirectX | Version 11 | Version 11 |
備考 | インターネット接続必須 |
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