「デッドビート ヒーローズ(Deadbeat Heroes)」は2017/10/11よりSteamでリリースの主人公がスーパーヒーローではなくサラリーマンという設定が面白い見下ろし型の3Dアクションゲームだ!
全てのヒーローがやられてしまった1970年のロンドンを救うため、主人公は悪の組織に立ち向かう。そんな設定で、悪の組織も邪悪というイメージよりもコミカルな悪人なので、思わず「お仕置きだべー」と言いながら倒してしまいたくなる。
高い操作性と、クスッと笑いを誘うユーモアが見事にマッチしたゲームで、コミカルな3Dグラフィックが好きな人やアクションゲームが好きな人にオススメの新作ゲームだ!
ヒーローの変身に欠かせない必須アイテムも登場!
普通のサラリーマンである主人公を超人にしているのは、そ高性能なガントレットのおかげ。
そのガントレットには爆発や凍結、他にも透明化などユニークな特殊能力が10種類の力が秘められている。
この力をうまく使うコトで、アクションに幅が広がり、多彩な動きが出来るのだ!
ガントレットを用いたアクションの数々が非常にバリエーションが多く、色々な攻撃を可能にしてくれる。
ウォールランやエアダッシュを巧みに使って、ステージ内を自由に飛び回り、敵の攻撃をうまく避けながらガントレットでの強烈な攻撃をお見舞いできるのが非常に壮快だ。
色々な動きが出来るほど操作性もスムーズで、爽快なアクションを楽しめるのも魅力だ!
攻撃を当てると壁が壊れたり、家具が壊れたりするが、決して残酷的な描写ではなく、どこかおちゃらけていてコミカルな動きになっている。
細かい部分もしっかりこだわっているのは見事だ。
まるで本当にその場で暴れているような気分になれるのは非常に楽しい。
敵が人質をとっていたりもするので、それをうまく助けられるのもヒーローとして醍醐味だ!
ステージ進行型の如何に上手くクリアできるか、戦略要素も魅力!
カウントダウンが終わるとステージがスタートする。
クリアまでの時間も最後の成績に関係するため、最初から飛ばしていくのがセオリーだろう。
だが、ステージ構成はすべてのザコキャラを倒せば『GO』のサインが出て先へ進めるようになっている。
無謀に突っ込んで、ボスだけを倒すなんて攻略は出来ない。
いかに雑魚敵を素早く倒すかが高得点を取るための秘訣になっている。
部屋に入ると雑魚達がまとめて姿を現し、主人公に襲いかかってくるだろう。
放たれる弾の数はまるでシューティングゲームのようだ。
しかし、それも素早い動きで避けることが出来る。
うまくなればなるほど、壮快に敵を倒していけるのだ。
派手な動きで縦横無尽に悪の組織で暴れまくれ。
癖の強いアクションの爽快感が魅力的!
本作のアクション性は少し癖があるが、すぐに慣れることができるので、自由自在にアクションを出来るのは本作最大のメリットだ。
サラリーマンが巨大な力を使っていると考えると当然、その力に振り回されてしまうのは当然だ。
このDeadbeat Heroesでも同じようにガントレットの力を制御しきれずに、思いがけない動きをしてしまうこともあるだろう。
慣れればなんとかなるが、初見は戸惑いながらの戦闘になる。
壮快なアクションでゲームであるだけに、最初に動きをつかめるようになるのがとなる
その分、自分で自在に操れるようになり、狙ったアクションが決められるようになったら、癖になるほど楽しく感じるはずだ。
より楽しく感じるようになるためには、アクションゲームであるが故に練習は必須事項だろう。
それなりに練習を重ねれば癖も気にならない程度になり、自由に動け回れるようになるはずだ。
好きなアクションを決められるように癖をものにしよう!
コンボが最高に気持ちいい!
高いアクション性は「ストリートファイター」などのアクションゲームに通じるものがあり、動きを覚えていけば、コンボを繋げることもできるようになるぞ!
相手を突き上げて浮かせて、空中で殴りつけて飛ばし、落ちたところに全力パンチで止めを刺す等の一連のコンボができるのだ。
画面の下にコンボ数が表示されるのも嬉しい。
思わず高いコンボ数が表示されれば嫌でもテンションは上がるだろう。
狙ってコンボを狙えるようになれば、厄介な動きをする敵にも楽に倒せるようになる。
さらにDeadbeat Heroesでは、マルチプレイが行える。
マルチで一緒にコンボを繋げて倒したときは、思わずハイタッチをしてしまうほどテンションが上がってしまうに違いない。
壮快なゲームだから、マルチプレイが出来ると知って心が躍った。
一人でも壮快な動きが出来るが、マルチプレイで行えるなら、壮快度はさらに増し本作ならではの高揚感を楽しめるぞ!
サラリーマン主人公にはヒーローらしくないキャラクターも様々いる!
サラリーマン風の主人公から、スパイの色っぽい金髪のお姉さんまで、色々な主人公キャラがいる。
能力や技もキャラ毎に異なっており、キャラを変えるだけでまったく違うアクションを楽しめるようになるはずだ。
個性がハッキリしているため、自分のお気に入りのキャラもきっと見つかる。
おまけにうまく倒せたときにはそれぞれのキャラのカットインが入り、必殺技のように場を盛り上げてくれるのも楽しい。
金髪のお姉さんは色んな意味で外せない名キャラだろう。
とはいえ、アクションゲームなので、カットインが入りまくってゲームが中断されるのは賛否両論あるだろう。
カットイン中は動きが止まるし、テンポが悪くなってしまうのも嫌がる人もいる。
しかし、好きなキャラが見せ場としてかっこよく盛り上げてくれるのは見ていて気持ちが良い。
テンポを取るか、かっこよさを取るか、非常に難しいところだ。
そして、最大の見せ場は変身!
ある条件を満たすと、変身アイテムがステージに配置され、それを取ることでそれぞれのキャラが変身する。
サラリーマンからようやくスーパーマンになれる瞬間だ。
変身と言えば、プレイヤーの気持ちは自然と高まっていく本作の醍醐味だ!
レトロ好きにはたまらないちょっと昔のBGMも魅力!
1970年を舞台にしているだけあって、音楽やグラフィックはレトロなイメージで構成されている。
ステージの舞台となるところも時代を感じさせるような古い作りで、レベル別に35種類用意されている。
クリアしたときの歓声も当時のクラブのようなチープなのもいい。
時代を思い出させるような作りにしてあるのがわかる。
昔が懐かしく思え、ノスタルジックな気持ちに襲われることは間違いない。
アクションが苦手な人でも楽しめる爽快アクションゲーム!
コミカルで壮快な動きが出来るので、究めようと思わなければ、初見でもかなり楽しめるはずだ。
1970年が舞台なんて、少し前なら古くさい時代背景と感じたかもしれないが、すでに50年近く経っているとなると、逆に若い世代には新鮮に思えてくるユーザーも多いだろう。
その証拠に昔の音楽でありながらも、今聞くと新しい音楽を聴いているような気持ちになれるから、古き良きは時代を回り回っているのがわかる。
年配プレイヤーや懐かしい気持ちで、若いプレイヤーは目新しい気分でどちらも楽しめるように設計されている。何かアクションゲームを探しているなら、ぜひにとオススメしたいゲームだ。
デッドビート ヒーローズ(Deadbeat Heroes)スペック/動作環境
動作環境 | 必須環境 | 推奨環境 |
---|---|---|
対応OS | Windows 7(64bit) | Windows 10(64bit) |
CPU | Intel Core i5-3470 | Intel Core i7-3770 |
メモリー | 4GB RAM | 8GB RAM |
グラフィックカード | NVIDIA GeForce GTX 550 Ti | NVIDIA GeForce GTX 760 |
VRAM | 1GB | 2GB |
HDD空き容量 | 6GB | 6GB |
DirectX | DirectX 11 | DirectX 11 |
備考 |
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