全世界累計売上本数2億本突破!マイクロソフトの子会社Mojang Studiosが贈るオープンワールド型サンドボックスゲーム。対応機種はPC、PS4、スマホ、ニンテンドーSwitch、XboxOneと多種多様。
プレイヤーは全てがブロックで構成された不思議な世界に降り立ち、好きなように生きていく。ストーリーもキャラクターも一切なし。行動のすべてがプレイヤーに委ねられているぞ。
世界でひとつだけの建築物を造る? サバイバルを生き抜く? まだ見ぬ世界の果てをめざす?マインクラフトの世界で何を成すかはプレイヤー次第だ。世界最高峰の「自由」を知りたい人、何かを生み出すことが好きな人におすすめ!
操作方法からわからない初心者のためのマインクラフト講座も掲載。サバイバルモードを生き残れないプレイヤー必見!
建築だけじゃない。オープンワールドで自由に生きる「世界で一番売れたゲーム」!
伝説は、2009年のパブリックアルファ版から始まった。
2019年5月にあの「テトリス」が保持していた全世界累計売上記録を塗り替え、2億本以上を売り上げた(2020年現在)世界で一番売れているオープンワールド型サンドボックスゲーム。マイクロソフトが贈る「マインクラフト」の名を知らないゲーマーはほとんどいないだろう。
PC、PS4、スマホ、ニンテンドーSwitch、XboxOneとさまざまな機種に対応しているので、据え置きでも携帯でも好みのスタイルで遊べるぞ。
「マインクラフト」の基本はオープンワールドだ。木や石、金などあらゆる物体がブロックだけで構築された奇妙な世界で、プレイヤーは自分の思い通りに生活を送っていく。言葉にするとそれだけのゲームなのだが、これがなかなか奥深く、ヤミツキになるプレイヤーが後を絶たない。
この記事の読者には「名前はもちろん知っているけど、マイクラを遊んだことはない」という人も多いだろう。そういった人の中には、本作を「レゴブロックみたいにブロックだけですごい建物を造るゲーム」と考えているユーザーが少なくないはずだ。
だれもが圧倒され、SNSやネットニュースで話題になるような、世界にひとつだけの建築物を造りあげる…たしかに「マインクラフト」のすばらしい楽しみ方だ。
しかし、それはすべてではない。本作でもっとも有名な建築パートは遊び方のひとつに過ぎず、建築に興味がなくても遊びつくせるのが「マインクラフト」の本質だ。
▲この広大な自然も魅力のひとつ。「マインクラフト」は建築だけじゃない
本作のルールは「ブロックを利用して生活する」。ただそれだけで、あとはプレイヤーに委ねられている。
たとえば木のブロックは建築に使ってもいいが、武器を作って動物を狩ってもいい。木炭と組み合わせれば松明として洞窟の探検に使える。タルを作ればアイテムが保存できるし、ツルハシにすれば石のブロックを壊せるようになり、石器の素材が手に入る。
木だけを見ても使い道はいくらでも存在するし、どれを選ぶかは「この世界でどう生きたいか」を決めるプレイヤー次第だ。本作のジャンルを「建築」とするか「狩猟」や「探検」とするか、もしくはそれ以外にするか…決めるのはプレイヤーである。
「やらなければいけない」が存在しない自由度の高さ。それこそ本作の最大の魅力であり、世界中のプレイヤーが遊びつづける本当の理由だ。名前だけ知っていたユーザーも、これを機会に「マインクラフト」で世界最高峰の自由を体験してみよう。
ブロックを組み合わせてクラフト。無限に広がる世界を堪能しよう
サンドボックスゲーム(ストーリーやクエストが存在せず、プレイヤーが自分で目標を決めるゲーム)の金字塔である「マインクラフト」だが、ルール無用ではない。本作の唯一にして絶対の基本ルール「ブロックを利用して生活する」について紹介しておこう。
ゲームを始めると、プレイヤーは一切の前置きなくブロックだけで出来た世界に放り出される。FPS視点で見えるその場所は木々や水場に囲まれた大自然で、ちょっと散策すれば鶏や羊などの動物にも出会える。もちろん、すべてブロックだ。あえて粗く打たれたドットのようなグラフィックも最初はギョッとするが、慣れてくるとなんとも味がある。
▲木のブロックを壊して原木のブロックを入手。ブロックを壊して素材を入手する流れは本作の基本だ
周囲のブロックはすべて攻撃が可能で、破壊するとブロックの種類にちなんだ素材ブロックが入手できる。木を破壊すれば原木、羊なら羊肉と羊毛、といった具合だ。ブロックをある程度集めたらいよいよ本作の醍醐味、クラフトパートに入れるぞ。
▲クラフト画面
クラフトではプレイヤーが開始時から持っているレシピ本に基づいて、手持ちのブロックを組み合わせて新しいブロックが作成できる。たとえば原木をひとつ消費すると、4つの板材(木材)ブロックがクラフト可能だ。こうして作った板材ブロックをまた素材として木の棒や木箱に加工したり、石ブロックと合わせて石器を作ったりと、まるでロードマップのようにクラフトは発展していく。
最初は1本の木から始まるクラフトがやりこめばやりこむほど広がっていき、やがて鉄やダイヤモンドも扱うようになる。何もない原始時代から一歩ずつ文明を発展させていく…まるで人類がこれまで歩んできた歴史を追体験するかのように壮大かつ地道なゲーム性。それが本作の基本、クラフトシステムだ。コツコツと積み重ねて目標に進んでいけるゲーマーなら、ついつい時間を忘れてのめりこんでしまうだろう。
▲クラフトはほどほどに、冒険に熱中してもOK
もちろん本作には「クラフトを極めなければならない」なんてルールもない。クラフトは必要最低限に留めて、オープンワールドをひたすら冒険する、なんて楽しみ方もOKだ。
プラットフォームによって違いはあるが、「マインクラフト」のマップは無制限に生成されるため、世界は文字どおり無限に広がっている。どれだけ旅をしてもつねに未知との遭遇がありえるのは本作ならではの特徴だ。
RPGゲームを全クリアしたとき、なんともいえない寂しさを抱いた経験はないだろうか。覚えがある人はぜひ本作を遊んでみてほしい。本当の意味での「終わりない冒険」が待っているぞ。
サバイバルorクリエイティブ?あなたが好きなマイクラはどっち?
本作のゲームモードはおおまかにサバイバルモードとクリエイティブモードに分けられる。プレイヤーがマイクラをどう楽しむかは、ふたつのモードのどちらを選ぶかで大きく変わってくるぞ。
ここからは、ふたつのモードをそれぞれ掘り下げながら見てみよう。自分がマイクラに求めているものは血沸き肉踊る冒険なのか、未だかつてだれも見たことがない大建築なのか、読みながら考えてみてほしい。
サバイバルモード
マイクラを初めて遊ぶ人向け。ブロックだらけの世界で冒険を楽しみたいならサバイバル一択だ。
サバイバルモードでは、道具も武器も持たないプレイヤーキャラが裸一貫で広大なオープンワールドを生きていく。ブロックで造られた大自然の世界からさまざまな資源を回収し、それらを元に道具や食事を作って日々を暮らしていくぞ。もちろん暮らし方は「波乱万丈の過酷な旅」でも「安住の地で畑を耕すのんびりスローライフ」でもなんでもOKだ。
▲スタート位置はランダムなので絶海の孤島から始まることも
このモードで重要なのが昼時間と夜時間の概念だ。この世界では1日がおおよそ20分で過ぎていく。昼時間(10分)の間はのどかで安全なのだが、夜時間(約7分)は危険極まりない修羅の国に生まれ変わる。
ゾンビ、クモ、スケルトン…明るい時間帯では見る影もなかったモンスターが至るところに出現し、プレイヤーに襲いかかってくるのだ。
▲モンスターに襲撃されているところ。闇夜に紛れるため、ほとんど見えない状態で攻撃される
プレイヤーはあらかじめ一定のライフを所持しており、モンスターに攻撃されるとこれが減っていく。万が一ライフがゼロになると所持アイテムをすべて落としてしまい、リスポーン地点からやり直しとなる。モンスターをやり過ごす拠点を造りあげるか、いっそ武器を作って立ち向かうのか?ライフスタイルに合わせた対応策が必要になるぞ。
サバイバルモードの強敵はモンスターだけではない。ライフと同様に存在する空腹度が減ってもプレイに支障が出るし、冒険をするにも断崖絶壁の山岳や見渡すばかりの海といった過酷な自然が立ちはだかってくる。サバイバルモードにおける本当の敵とは、世界を取り巻くありとあらゆる環境そのものだ。現実世界でも長い歴史のなかで人類が向き合ってきた「天敵」との果てしない戦いが疑似体験できるぞ。
そんな壮絶な世界を生きながら、木から石へ、石から鉄へ、と文明を発展させたり生活レベルを向上させたりしていく楽しさがサバイバルモード最大のウリである。裸一貫で放り出されたサバイバルな世界を知恵とクラフトで生き残ろう。
サバイバルモードの面白いところはまだまだある。プレイヤーが登場する前から日々を暮らしてきた集落との交流、危険な異世界ネザーの存在、そして事実上のラスボスエンダードラゴンなど、極めようと思ったらどれだけ時間があっても足りないコンテンツが盛りだくさんだ。
だからこそ、このモードではプレイヤー自身の「やりたい」がなによりも優先される。自分で目標を立てて実行する…まさにサンドボックスゲーム(砂場遊び)の名を冠する本作にふさわしいモード。それがサバイバルモードだ。目標も、手段も、過程も。全部自分で決めたいゲーマーなら遊ばない手はない。
クリエイティブモード
マイクラにある程度慣れた人向けのモード。最大の特徴は、すべてのアイテムをいくらでも使用できる点だ。サバイバルモードでは必要不可欠な狩猟や採掘の手間が一切なく、純粋に建築とものづくりに熱中できるぞ。
本作=豪華な建築アートのイメージを確立させたさまざまな名作も、このクリエイティブモードで造られたのだ。
▲有名マイクラプレイヤー・甘みや氏が2014年にクリエイティブモードで作成した巨城
(画像出典:https://www.nicovideo.jp/watch/sm24017345)
他にもクリエイティブモードならではの機能として飛行が可能だ。ジャンプを2回連続でおこなうと視点がはるか上空へ移動し、景色を一望できる。壮観なだけではなく、建築の構想にも利用できる便利なシステムだぞ。また、あらゆるブロックを素手で破壊できるのもクリエイティブモードだけのサービスだ。
サバイバルモードはマイクラのあらゆる面白さをぎゅっと詰めた豪華セットだったが、クリエイティブモードは清々しいまでの建築・ものづくり特化だ。サバイバルモードは苦手でもクリエイティブモードなら楽しく遊べる、というプレイヤーも少なくない。「建物を造りたくてマイクラを始めたい!」というアツい情熱の持ち主なら、クリエイティブモードがピッタリだ。
デンジャラスな日々を過ごせるサバイバルモードか、ひたすらアートを追求するクリエイティブモードか。
両極端ともいえるふたつのゲームモードを内包しているのが「マインクラフト」の強みといえるだろう。この懐の広さなら、どんな趣味嗜好のゲーマーでも楽しめること請け合いだ。
また、本作ではファンが二次創作として作成した機能拡張データMODが盛んであることも付け加えておこう。MODにはブロックや風景の外見を変えるものから、アイテムの追加やゲームシステムそのものを変更してしまう大規模なものまでより取り見取り。あくまで非公式なので導入は自己責任だが、マイクラをより深く楽しむならぜひ試してみてほしい。
「マインクラフト」初心者必見ガイド1~3:環境設定から操作方法まで
何度もお伝えしたように、「マインクラフト」の本質は自由なプレイングだ。しかし、いざ自由にやっていいといわれると何をどうすればいいか困ってしまうのが人間というもの。とくに本作は世界観の説明やチュートリアルも一切ないので、操作方法すらわからないまま右往左往する新規プレイヤーも少なくない。
はじめてのサバイバルモードでただ時間を浪費した挙句モンスターにキルされてしまい、「流行ってるらしいけど、よくわからないゲームだった…」とプレイをやめてしまうのもよくある話。あまりにもったいない話である。
そこでここからは「マインクラフト」完全初心者向けに、操作方法の解説から自由に世界を歩きまわるためのコツまで、新規プレイヤーが気になるポイントを解説していくぞ!
「思うようにクラフトできない」
「サバイバルモードで毎回モンスターに襲われる」
「序盤に作っておいた方がいいクラフトは?」
こういった悩みがある人はぜひチェックしてほしい。この項目では手始めに、環境設定から操作方法までを簡単に見ていくぞ。
なお、今回の解説は本作で最もオーソドックスなPC版Java Editionに準じている。他の機種では操作方法や細かいポイントに差異はあるが、おおまかな流れは同じなので参考にしてほしい。
1.遊ぶ前に日本語表記か確認
それではプレイ解説を早速始めよう、といいたいところだが、その前に言語が日本語になっているかをチェックしておこう。Java版ならデフォルトでは英語になっているはずなので、オプションから日本語に設定しなおしておこう。
日本語設定は以下の手順でおこなえばすぐに終わる。
①上画像の赤丸で囲っているOptionをクリック
②左列下から2番目の「Language」をクリック
③言語一覧が出てくるので、画面右側に出てくるシークバーを操作して「日本語(日本)」を探す。見つけたらクリック
④日本語化が終わるまで数秒かかるので待機。終わったら「完了」ボタンをクリックで終了
2.モードは「サバイバル」、難易度はピースフルかイージーがおすすめ
日本語化が終わったら次はワールドの作成だ。まず「シングルプレイ」を選択し、ワールド作成画面を表示する。いくつも項目があるが、大切なのはゲームモードと難易度のふたつだけなのでほかは無視してかまわない。
ズバリ、初心者ならゲームモードはサバイバル、難易度はピースフルかイージーの低めなものを選ぼう。
▲画面がこの表示になればOK。ワールド名は好きに決めよう
ゲームモードはサバイバルかクリエイティブの2択だが、初心者にクリエイティブはおすすめしない。クリエイティブモードは建築やものづくりに集中するためのエクストラステージなので、システムをしっかり把握していないと思い通りに遊ぶのは難しいからだ。
建築がしたくてマイクラを始めたプレイヤーも、まずはサバイバルで基本動作を覚えてからクリエイティブに切り替えた方が結果的にはスムーズに進められるぞ。もちろん、どうしてもサバイバルモードが馴染めないなら無理にとはいわない。
難易度は低めがいいだろう。ノーマル以上だとモンスターの挙動が非常にきびしく、ふとした油断で簡単に死んでしまう。最初は敵が自然発生しないピースフル、あるいは敵の攻撃がおとなしいイージーでゲームに慣れていこう。
ちなみに難易度はプレイ中にいつでも変えられるので、物足りなくなったらノーマルに引き上げるのがベターだ。
3.はじめてのクラフト~原木から板材を作ろう~
新規ワールドを作成したらいよいよマイクラのスタートだ。序盤でよく使うコマンドは以下の通り。まずは思い通りに動けるかチェックしよう(すべてJava版基準)
移動:WASDキー
ジャンプ:スペースキー
ブロックの破壊:(カーソルを合わせて)左クリック長押し
インベントリの表示:Eキー
手に持ったアイテムの設置&設置したアイテムの使用:(カーソルを合わせて)右クリック
初プレイならまずは近くの木を壊して原木ブロックを回収しよう。成功すれば画面右上に「新しいレシピが追加されました!」とポップアップが出るので、インベントリを表示する。
▲実際にクラフトをするインベントリ画面。レシピにしたがってアイテムをクラフト欄に移動させよう
緑色の本アイコンがレシピだ。これをクリックすると、左側にいま作れるアイテム一覧が表示される。作りたいアイテムをクリックすると必要な素材がひと目でわかる便利な機能なのでぜひ活用していこう。
今回は原木から板材をクラフトする。少しややこしいので、ここからは読みながら実際にやってみてほしい。
まずは右側のアイテム欄から先ほど採った原木を左クリックして掴む。インベントリ上部のクラフトスペース(枠が4つ並んでいる場所)にカーソルを合わせてもう一度左クリックすると、クラフトスペースに原木が置ける。
すると原木がクラフトの素材となり、右のスペース(枠が1つだけの場所)に完成品として板材ブロックが出現しているはずだ。今度は板材ブロックを左クリックで掴み、さっきとは逆にアイテム欄に置けばクラフト完了だ。
▲無事に原木から板材×4をクラフトできたぞ
以上の流れをまとめると次のようになる。
①アイテム欄から素材にしたいブロックを左クリックで掴み、クラフトスペースに運ぶ
②正しい組み合わせなら右スペースに完成品が出現する
③完成品を左クリックで掴み、アイテム欄へ運べばクラフト完了!
④組み合わせがわからない時はレシピ本に載ってないか確認する
これが基本のクラフトだ。これから何百回何千回とくり返す動作なので、ここでしっかり覚えてしまおう。
次の項目からは初心者最大の壁である最初の夜をクリアするための効率的な手順を紹介するぞ。操作に慣れたら次に進んでみよう。
「マインクラフト」初心者必見ガイド4~6:最初の夜をクリアしよう
操作のコツを覚えたら、次はサバイバルモードで最初の夜をクリアするための手順を見ていこう。
サバイバルモードでは、モンスターが出てこない昼時間の間に身を守る準備ができるかが肝心になってくる。昼時間の立ち回りがうまくいかず、夜時間でモンスターの餌食となってしまう初心者はとても多い。意味不明のまま死んでしまったのがショックで、そのままマイクラをやめてしまうケースもよく聞く話だ。
これから紹介する流れは初歩的な操作さえできればだれでもできるものなので、最初の夜でモンスターにやられてしまう人はぜひ参考にしてほしい。
4.作業台→木のピッケル→石器と作っていく
板材が作れたら、そのまま板材をクラフトスペースに運んで作業台を作ろう。作業台はクラフトできるアイテムを増やしてくれる特殊なアイテムであり、今後必要になるアイテムを作るためには絶対欠かせない超・重要アイテムだ。「千里の道も一歩から」ならぬ「マイクラの道も作業台から」といっても過言ではない。
板材ブロック×4で作業台を作ったら、インベントリ最下部の列ホットバーの一番左に移動させ、インベントリをEキーで閉じる。すると右手に作業台を持っている状態になるので、そのまま右クリックで適当な場所に作業台を置こう。
フィールドに出現した作業台にカーソルを合わせて右クリックして、これまでと違うインベントリ画面が出れば成功だ!作業台の効果で大幅に進化したクラフトができるようになったぞ。
作業台の使い方は、「右手に持った状態で設置(右クリック)→作業台ブロックを右クリック」だ。ホットバーの左端に移動させても持てない場合は、1キーを押してみよう。ホットバーは左端から1、2、3…と対応しており、持ちたいアイテムをすばやく持てるようになっている。覚えておいて損はない操作テクニックだ。
作業台インベントリが開けたら、左上のレシピスペースから木のツルハシを探し、これまでと同じ流れで作成しよう。ツルハシは採掘を効率化してくれるアイテムで、素手では手に入らなかった石を採取できるようになる。
作業台と同じ方法で木のツルハシを持ったら、近くの石のブロックを破壊して丸石ブロックを入手、作業台で石のツルハシと石の斧を作成しよう。穴掘り、狩り、伐採のすべてが楽々おこなえる石器のゲットだ。
▲文明が石器時代に進んだ!
解説を読んだだけではとても大変な作業に見えるが、慣れてしまえばものの2分程度で完了する。とりあえず実際にやってみてほしい。
石器さえあれば夜時間もモンスターを寄せつけない拠点づくりもスムーズにとりくめるだろう。「サバイバルが始まったら作業台→木のツルハシ→石器を作る!」が序盤の鉄則と覚えておこう!
5.穴を掘って拠点を作成
石器までたどり着ければ、憎きモンスターも怖くない。奴らが入ってこられない拠点を作ってやろう。
モンスターはノーマル以下の難易度なら、木のバリケードや木のドア(どちらも作業台でクラフト可能)で出入り口をふさいでしまえば無力化できる。ようは、適当な穴を掘って出入口を作ってしまえばいいのだ。
上の画像はライターが開始から5分程度で実際に作ってみた対モンスター用の拠点だ。石のツルハシで丘に穴を掘り、木のドアを置いてみた。木のドアは作業台を使えば板材6個で3枚クラフトできるので、手ごろな木から原木を入手しておこう。木の伐採には石の斧がおすすめだ。
拠点の中は少し広めに掘り、作業台、ベッド、かまどといったインフラ設備を設置すると便利。あくまでモンスターの襲撃を防ぐための仮住まいだが、こうして生活レベルを少しずつ上げていくのが楽しいぞ。
あたりが暗くなってきたらドアにカーソルを合わせて右クリックで開閉し、拠点に閉じこもればもう安全。仮にモンスターがやってきても、奴らは絶対に入ってこられない。極端な話、夜時間はかならず拠点に帰ってくるよう心掛ければモンスターはちっとも怖くないのだ。
「穴を掘って、ドアでふさぐ」。呆れるほど単純だが、お手軽かつ効果的なモンスター対策である。初心者が最初の夜を乗り越えるならこれがベストだ。
6.モンスターから身を守る!便利アイテムはこれだ!
アドバイスの最後に、序盤に作っておきたい便利アイテムをいくつか紹介しよう。
いずれもサバイバルモードでは末永くお世話になる必須アイテムなので、拠点づくりのついでにクラフトしておくとその後の展開がぐっと楽になるぞ。
便利アイテムその1:ベッド
夜時間をスキップできる最強の時短アイテム。周囲にモンスターがいない状態で使用するとキャラクターが眠り、5秒程度で昼時間になる。通常は10分ほど待たなければならない夜時間が一瞬で終わるので、快適プレイには絶対に欠かせない。
ベッドは板材×3、羊毛×3でクラフトできる。羊毛は羊からドロップするので、拠点を探している最中に羊を見つけたら積極的に狩っていこう。
便利アイテムその2:松明
対モンスター最強アイテムのひとつ。実はモンスターは夜時間だけでなく、洞窟などの明かりがない場所では日中も出現する習性をもっている。逆にいえば、松明で周囲を明るく照らしてしまえばその近辺ではモンスターが出現しなくなるのだ。
拠点の内部、洞窟探索、急な野宿のお供etc…松明を効果的に使ってモンスターを徹底的に封じこめよう。
気になる松明のレシピは木の棒×1、木炭(石炭でも可)×1。木の棒はいつもの板材から作れるが、木炭は次で紹介するかまどというアイテムが必要になるぞ。
便利アイテムその3:かまど
丸石×8でクラフト可能。フィールドに設置して使用すると、任意のアイテムを燃やして新たなアイテムを生成する。たとえば牛から手にいれた牛肉をかまどで燃やすとステーキになる…といった具合だ。
かまどでは燃やしたいアイテムだけでなく、燃料となるアイテムも必要になる。とりあえずの燃料にはおなじみの原木がいいだろう。
このかまどで原木を燃やすと木炭が手に入る。さっき紹介したモンスター対策アイテム松明の素材だ。松明を早めに手に入れるためにも、かまどはなるべく早く作っておきたい。
マイクラ初心者の鬼門は最初の夜とよくいわれている。逆にいえば、最初の夜を超えられれば初心者は卒業だ。
2日目の昼時間からは、今度こそ自由にマイクラを満喫してほしい。冒険、建築、交流…遊んでも遊びきれないブロックだらけの広大な世界がキミを待っているぞ!
まさかのスマブラ参戦!「マインクラフト」を始めるなら今!
2020年10月1日、世界中のゲーマーに衝撃が走った。
あの大人気対戦型アクションゲーム「大乱闘スマッシュブラザーズ」に、なんと「マインクラフト」の参戦が決定したのだ!
「マインクラフト」からの新ファイターとして登場するスティーブ/アレックスは、本来名前がないプレイヤーキャラのことだ。マリオやカービィといった国民的キャラクターを相手に、採掘&クラフトで戦う彼らの活躍に期待が集まっている。
本作のスマブラ参戦は世界中で話題となり、発表直後はユーザーの投稿が殺到した結果Twitterがサーバーダウンするなど異様なにぎわいを見せた。有名すぎるあまり、かえって話題になりづらい本作がここまでクローズアップされるのは非常にめずらしい。
この記事を読んでいる人の中には、「スマブラに参戦するマインクラフトってどんなゲームだろう?」と興味本位で検索した人もいるだろう。そんな人はぜひ、この機会に本作を始めてみてはいかがだろうか。スマブラの影響で新規プレイヤーが増えるだろうこのタイミングこそ、マイクラを始める絶好のチャンスだぞ。
「世界で一番売れたゲーム」の称号にふさわしく、極限の自由度と時間を忘れて没頭してしまう中毒性の高さがたまらない本作。
自分で目標を設定し、自分の意思で少しずつ歩を進め、とうとう達成したときの気持ちは筆舌に尽くしがたい。すべてを自分で決めるからこそ、その先に自分だけの感動が待っているのかもしれない。
他のゲームでは体験できない唯一無二の感動。その正体を知りたい人は「マインクラフト」の世界に今からでも飛びこんでみよう!
マイクラスペック/動作環境
動作環境 | 必須環境 | 推奨環境 |
---|---|---|
対応OS | Windows 10 (64bit) | Windows 10 (64bit) |
CPU | Intel Core i3-3210 / AMD A8-7600 APU | Intel Core i5-4690 / AMD A10-7800 |
メモリー | 4GB RAM | 8GB RAM |
グラフィックカード | Intel HD Graphics 4000 / AMD Radeon R5 | NVIDIA GeForce 700 Series / AMD Radeon Rx 200 Series |
VRAM | 1GB | 2GB |
HDD空き容量 | 1GB | 4GB |
DirectX | バージョン11 | バージョン11 |
備考 | インターネット接続が必要 |
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