【A Difficult Game About Climbing】腕の力だけで岩肌をよじ登っていく新作アクションゲーム！

『A Difficult Game About Climbing』は、2024/3/7からSteamで正式配信されているPontypants氏の物理系クライミングアクションゲーム。

ふんどし一丁のキャラクターが己の腕力だけでロッククライミングに挑むプレイスタイルが特徴で、長時間集中できるアクションゲームを求める人におすすめ。

高難易度ロッククライミングゲーム

現在PCゲーのポータルサイトSteamで正式配信中の『A Difficult Game About Climbing』は、物理演算の効いた世界でロッククライミングに挑戦する新作ゲーム。

「難しい登山ゲーム」というタイトルを持つ本作最大の魅力は、プレイヤーに緊張感を強いるプレイスタイルで、難易度はかなり高くなっている。

ゲームを開発したのは、個人で作品を生み出しているインディーゲームデベロッパーのPontypants氏で、作品はとあるゲームにインスパイアされたという。

『Getting Over It with Bennett Foddy』ライクな新作

その作品とは、壺に入った男がひたすら登頂を目指していく『Getting Over It with Bennett Foddy』で、登場する主人公キャラの外見がそっくり。

物理演算の効いた世界で高難易度なプレイ要素を強いられる同作は、世界的な大ヒットを記録し、フォロワーとも呼べる作品が数多く生まれた。

一度失敗して下まで落ちてしまうと、初めからやり直しになってしまう同作と比べ、本作ではプレイヤーの負担にならないような仕掛けもある。

不条理とも思える難易度をそのまま模倣するのではなく、ゲームが生まれた経緯や精神の部分で共通点がある作品で、ストレスも幾分軽減されるはず。

ただしすんなりと進めない場所では数時間進捗がない状態に陥ることもあるため、決してカジュアルなアクションゲームではない。

『Getting Over It with Bennett Foddy』やその類似作品が持っている「捉えようのないもどかしさ」を体感氏たい人にはおすすめの新作PCゲームだ。

ゲームの特徴

操作にはマウスあるいは汎用コントローラーを使用。名もなき登山者の「手」を操作して危険な岩山の登頂をひたすら目指すストイックなプレイを楽しめる。

「厳しいが不可能ではないゲームプレイ」が特徴で、ゲームに登場する障害物は全て意図的に配置されている。決して無理ゲーではない点が魅力だ。

ゲームに敵キャラは登場しないが、非常に滑りやすい岩肌はプレイヤー最大の敵となる。「登る、滑る、落ちる」を繰り返しながら忍耐力を鍛えよう。

操作できるのが「手」のみで、一般的なロッククライミングではおなじみの「足を使った登山スタイル」を使えない点もハードコア要素と言える。

何度失敗しても繰り返し再挑戦していく根性、そして完璧な操作で逆境を乗り越えていく意思の強さが求められる作品で、短期な人には全く向かない。

見事頂上に到達したすべての登山者には、永遠の栄光と素晴らしい贈り物が待っているので、じっくりと時間をかけながら異次元の難易度を体験していこう。

インターフェースは英語のみ

Steamでの販売価格は1,200円で、インターフェースは英語一択となる。解除できるSteam実績の数は2種類と少ないが、全く無いよりはマシだ。

Steam Deckとも相性が良さそうな作品ではあるが、現時点でValveの認証が通っていないため、公式には非対応となっている。今後の展開を待とう。

要求スペック

PCへの要求スペックは低め。推奨要件で提示されているグラフィックボードはGTX 970もしくはRX 470クラスとなっており、参入の敷居は低い。

インストールサイズも1GBとスマホアプリ並の軽さで、ストレージを圧迫しない。高解像度ディスプレイでプレイする場合には、ミドルスペック帯が安全圏だ。

『Getting Over It with Bennett Foddy』にインスパイアされて生まれた必見のインディーゲーム『A Difficult Game About Climbing』は、Steamで好評配信中。

根気が要るプレイ要素は確実に遊ぶ人を選ぶが、Steamユーザーの評価は「非常に好評」と好調な滑り出しを見せている。分かっているファンが多い印象だ。

興味が湧いた人は今すぐストアへアクセスして、詳細なゲーム情報をチェックしよう。

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