『Broken』は、2022/9/29からSteamで早期アクセス版が配信されているAndromede Studioの購入型PCゲームで、超常現象によって支配されたロケーションで謎解きに挑むホラーアクションゲームタイトル。
オカルトとホラー要素を組み合わせた世界観、探索しながら自動生成されていく「謎解き」に挑んでいくやり込み要素満点のゲームプレイ、最大4名のオンラインマルチプレイサポートが大きな魅力で、没入感満点に遊べる謎解き系ホラーアクションゲームの世界が好きな人におすすめの新作。
謎解き型ホラーアクションゲームが配信中
現在PCゲームのポータルサイト「Steam」で早期アクセス版が配信されている『Broken』は、不気味な超常現象が発生する世界を舞台に、謎解きを繰り広げながらクリアを目指していくおすすめの新作。最新ゲームらしいハイクオリティーなゲームグラフィックが光る必見のホラーアクションゲームタイトルだ。
ゲームの主人公は、バチカンから依頼を受けた探偵とその相棒である霊能者。彼らは現代の科学では説明がつかないオカルト現象について解明し、報告するという任務を負うことになる。過去に起こった未解決の殺人事件に迫りつつ、それらの背後にある謎を解明していく世界観がゲームの大きな特徴だ。
▲没入感を最高潮に高めてくれるグラフィックが圧巻の新作ホラーアクションゲームだ。
プレイヤーは地下鉄のトンネルや中世に建てられた城の廃墟を巡りつつ、マップ内を探索して謎解きを行い、そこに蔓延っている超常現象の「元凶」を突き止めるプレイを繰り広げていくことになる。異なるクラスが用意されている本作では、各クラスの特性を活かしたプレイを楽しむ事ができるぞ。
ゲームは複数のチャプターで構成されているシングルプレイモード以外に、2名から4名のプレイヤーで一緒に遊ぶオンラインマルチプレイにも対応しており、ホラーゲームが好きなフレンドユーザーと一緒に自動生成されていく謎解きにチャレンジできる。頭脳をフル回転させながら諸悪の根源に迫ろう。
フランスのインディーゲームデベロッパーが送る新作タイトル
本作を開発しているのは、男女2名で運営されているフランスの小規模なインディーゲームデベロッパーAndromede Studio。これがSteamデビュー作となる期待の新人デベロッパーで、現在は最長で2024年内に予定されている正式版配信に向けて開発を継続中。今後のアップデートも非常に楽しみだ。
早期アクセス版の現時点では5種類のマップと8種類のキャラクター、4種類のクラスが実装されており、それぞれ固有の装備を活かしたプレイを楽しめる。フィードバックに関しては公式Discordサーバーで受け付けているので、意見やアイデアがある人は遠慮なく発言して開発者に進言していこう。
▲惨劇の舞台となったロケーションは、緻密な作り込みのマップで再現されている。
Steamでの販売価格は1499円で、現在はリリース記念価格となる20%引きの1199円で販売中(2022/10/7までの期間限定価格)。定価は正式バージョンで値上がりする可能性が示唆されているので、底値となっている今のうちにゲットしてしまうという手もある。よく考えてから購入を検討しよう。
インターフェースは標準で日本語をサポートしており、参入の敷居は低い。解除できるSteam実績も16種類実装されており、実績ハンターを自負する人にもおすすめだ。ただし作品は開発途上にあるため、ある日突然ゲームシステムが変わる可能性もある。またバグや不具合にも注意が必要だ。
超常現象によって支配されたロケーションで謎解きに挑むホラーアクションゲーム『Broken』は、現在「早期アクセス版」としてSteamで配信中。雰囲気満点のホラーゲームを求めている人にはおすすめのタイトルだ。興味が湧いた人は今すぐストアにアクセスして、詳細なゲーム情報をチェックしよう。
【おすすめポイント】マルチでも遊べるホラーゲーム!
ゲームシステム
ファーストパーソンビューでプレイが進行する『Broken』最大の特徴は、毎回仕掛けが変化していく自動生成型の「謎解きシステム」。不気味な存在に警戒しながらこれらの謎解きにチャレンジしていくプレイ要素が最高に面白く、ゾクゾクする体験を味わえること請け合い。諸悪の根源を見つけよう。
ゲームに実装されているクラスは「霊能者」「科学者」「エクソシスト」「探偵」の4種類で、それぞれに男女別のキャラが用意されているので、合計8種類のキャラクターを選べるようになっている。それぞれ初期装備が異なるため、プレイを有利に進められると思しきキャラを選んでいこう。
▲『Broken』のキャラクター選択画面。自分が好きなクラスと性別を選べる。
本作では複数に分かれる「チャプター」形式でプレイが進行し、プレイヤーはマップ内で謎解きに挑みながら不気味な超常現象に立ち向かっていくことになる。没入感を高める一人称視点で暗がりを歩き回りつつ、ヒントを集めながら数々の謎を解き明かしていこう。スリル満点のプレイが特徴だ。
各クラスには特定のパッシブスキルがあり、これは2名から最大4名でプレイする協力プレイモードで真価を発揮する。異なるクラスの特性を活かすことでお互いをカバーでき、また多くの人数がいることで謎解きにも様々な視点で挑戦できるようになるので、できれば多人数でプレイしたいタイトルと言える。
探索を進めていくと、プレイヤーの生命を脅かす魔性の存在が出現。無事に調査を終えてエリアから脱出するためには、これらの脅威にも対処していくことが求められるので、装備品やパッシブスキルの扱い方に習熟しておくと安心だ。繰り返しプレイしながらクラスの特性を覚え、スムーズなプレイを目指そう。
リプレイ性に優れたゲームシステムが秀逸
ゲーム内に登場する謎解き要素が「自動生成されていく」という点がポイントで、このシステムがあるため、何回リトライしても同じプレイが再現されない。緊張感が途切れることなく毎回新鮮な気分で遊べるおすすめの新作ホラーアクションゲームで、一度購入すれば長い時間プレイを楽しめるだろう。
▲謎解き要素は毎回自動生成で変化。攻略法を確立出来ない点が非常に秀逸だ。
視覚的な恐怖体験よりも「心理的な恐怖」にフォーカスしたゲームシステムが面白く、突如蜘蛛の集団が体にまとわりついてくるなど、ホラー映画風の演出も体験できるので、鳥肌モノのプレイを体験できること請け合い。スプラッター描写ではなく、真綿で首を絞めるような表現を好む人におすすめだ。
なお、ゲームは「早期アクセス版」の配信初日に翻訳に関するバグや操作体系に関する不具合修正を実施しており、日進月歩でゲームシステムを改善している。やる気のある新人インディーゲームデベロッパーが積極的な改善を行っている注目のタイトルで、もう少しすれば完全に安定した状態になるだろう。
プレイを盛り上げてくれるグラフィックの作り込みには見るべきものがあり、インディーゲームでありながら「安っぽさ」はない。陰影の描写にも工夫が盛り込まれており、真実に迫っていくプレイ要素にも拍車がかかるはずだ。知恵を絞りながら数々の謎解きに挑み、ステージの完全制覇を目指していこう。
【おすすめポイント】ゾクゾクするプレイが展開!
システム要件
『Broken』のシステム要件は中程度。CPUとグラフィックボード共に具体的なモデル名は明記されていないが、CPUは「3.5GHz」かそれ以上の性能を持ったもの、グラフィックボードは「Direct X 11」「Direct X 12」「Shader Model 5.0」をサポートするモデルが挙げられている。
3Dグラフィックを用いた作品でありながら要求スペックが抑えられている点については、適切な最適化に加えてゲームに登場するマップの狭さも貢献していると思われるが、いずれにせよ参入の敷居は低く、現行のローエンドからミドルスペック帯のゲーミングPCを持っていれば問題なく遊べる作品と言える。
▲高精細なゲームグラフィックでありながら要求スペックは中程度。優秀な新作ゲームだ。
インストールサイズは現時点で18GBとなっているが、これは今後の開発進捗で増加する可能性が高いため、ストレージには余裕を持っておくと安心。なお、OSに関してはWindows 7からサポートされているので、この点でも敷居は低い。幅広いPCユーザーがプレイできるおすすめのホラーアクションゲームだ。
【おすすめポイント】最適化が光る新作ゲーム!
正式版への展望
最短で2023年末、最長で2024年内の正式バージョン配信を目指している新作ホラーアクションゲーム『Broken』は、フルバージョンで操作キャラクターの「過去」をフィーチャーしたストーリー要素を付与する予定。これによってゲームプレイにも深みが生まれ、感情移入しながら遊べるようになるはずだ。
更に正式バージョンではマルチプレイモード向けの新マップも実装される予定となっており、シングルプレイモードのチャプターにはシナリオ要素が追加される旨もアナウンスされている。アップデートの敢行回数を見る限り、かなり情熱的に製品開発を行っているので、これらも必ず実現してくれるだろう。
▲物語要素に注力する構えを見せる新作インディーゲーム。今後の動向に期待していこう。
超常現象によって支配されたロケーションで謎解きに挑むホラーアクションゲーム『Broken』は、現在「早期アクセス版」としてSteamで好評配信中。頭脳派のプレイヤーは必見のタイトルとなっている。興味が湧いた人は今すぐストアにアクセスして、詳細なゲーム情報をチェックしよう。
【おすすめポイント】正式版に期待のホラーゲーム!
Brokenスペック/動作環境
動作環境 | 必須環境 | 推奨環境 |
---|---|---|
対応OS | Windows 10(64bit) | Windows 10(64bit) |
CPU | Intel Core i5-4460 | Intel Core i7-8700K |
メモリー | 8GB | 16GB |
グラフィックカード | NVIDIA GeForce GTX 960 | NVIDIA GeForce GTX 1070 |
VRAM | 2GB | 4GB |
HDD空き容量 | 50GB | 50GB |
DirectX | DirectX 11 | DirectX 12 |
備考 |
(C) Andromede Studio.
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