『Project: Swap』は、Steamで早期アクセス版の配信が予定されているLinus H.氏の無料PCゲーム。SF空間を舞台にテレポートシステムを用いたアクションシューティングバトルを体験できる新作FPSタイトル。
最新ゲームらしい高精細な3Dグラフィックとシャープなキャラクターデザイン、キルした相手プレイヤーの位置にテレポートできるという斬新なゲームシステム、完全無料でプレイできる気軽な価格設定が大きな魅力で、個人のインディーゲームデベロッパーが生み出すゲームタイトルに興味がある人におすすめ!
SF世界でテレポートバトル!
現在PCゲームのポータルサイト「Steam」で早期アクセス版の配信準備が進められている『Project: Swap』は、これまでのアクションFPS作品にはない面白いゲームシステム「テレポート要素」が光るおすすめの新作。個人のインディーゲームデベロッパーが開発を進めている新作ゲームタイトルだ。
本作が提唱しているテレポートシステムとは、プレイヤーが相手プレイヤーをキルした際に、その相手がいた場所に瞬間移動できるという仕組み。開発者が考えを突き詰めたいとしている斬新なアイデアで、一般的なアクションFPSのプレイスタイルを一変させる可能性を秘めたシステムと言える。
▲プレイ視点はファーストパーソンビューを採用。近未来SF世界の中でバトルが展開する。
詳しい世界観やストーリー要素については未設定となっているが、操作キャラクターは近未来SF風の外見をしており、手にする武器のデザインも未来的。スタイリッシュでシャープなデザインが光る新作アクションゲームで、SF世界とアクションシューティングの要素が好きな人にはバッチリハマるタイトルだ。
ゲームはマルチプレイ専用のタイトルとなり、セッションに参加したフレンドや他プレイヤーと一緒に「デスマッチ」形式のバトルを繰り広げていく。早期アクセス期間は約一年を想定しており、プレイヤーからのフィードバックを得ながら斬新なテレポートシステムの仕組みを煮詰めていく予定だぞ。
完全無料で遊べる新作アクションFPS
ゲームを開発しているのは、個人でゲーム制作を行っているインディーゲームデベロッパーLinus H.氏。「自分が作りたいゲームを作る」というインディーゲーム製作者らしい動機で作品開発に取り組んでいる期待の新人で、プレイヤーからのフィードバックには全て目を通す予定。今後の展開が楽しみな開発者だ。
プレイは完全無料。この形態は正式配信後にも変化せず、また現時点では課金要素も考えられていないため、幅広いプレイヤーが参入できる土壌が整っているタイトルと言える。インターフェースは英語一択だが、ゲームシステムと仕組みさえ覚えてしまえば、その後はスムーズにプレイを楽しめるはずだ。
▲配信前の開発中画像になるので、実際に登場する作品とは異なる可能性がある点には注意しておこう。
作者はテレポートシステムという根幹的なシステムを提唱しているものの、ユーザーからの意見を幅広く聞いて柔軟に対処する旨をアナウンスしているので、インディーゲームデベロッパーに意見を送りながら作品の完成をアシストすることが好きな人にもおすすめの新作アクションFPSタイトルと言える。
PC環境への要求スペックは中程度。最低動作環境で提示されているグラフィックボードは「GTX 1050 Ti」で、推奨環境では「RTX 3060 Ti」が要求されるので、ミドルスペック帯のPCを持っていれば十分にプレイできるはず。ただしCPUは最低でも「i-5 8400」が必須なので、プロセッサーの世代には注意だ。
SF空間を舞台にテレポートシステムを用いたアクションシューティングバトルを体験できる新作FPS『Project: Swap』は、ユニークなゲームシステムのアイデアが光るおすすめのタイトルとなっている。興味が湧いた人は今すぐストアにアクセスして、製品を「ウィッシュリスト」に登録しながら続報を待とう!
【おすすめポイント】 ユニークなシステムが光るFPS!
テレポートする世界で戦え!
「プレイヤーをキルした場所に瞬間移動する」という特殊なゲームシステムを掲げている『Project: Swap』では、瞬間的な「不連続」要素が発生する新感覚のデスマッチが展開。仕組みをよく考えていくと競争力が増しそうでもあり、キルすることで自分が危険にさらされる可能性も孕んでいるので、実に興味深い。
例えば対戦中不用心に開けたエリアに移動したプレイヤーは、遮蔽物に隠れてスキを窺っているプレイヤーの格好の餌食になることが多いが、本作の場合にはそんな「カモ」をキルしたプレイヤーがその場所に移動させられてしまうため、今後は自分が不利な条件に立たされることになってしまう。
▲相手の場所に移動してしまう、というシステムはオンラインPvPの起爆剤になりそうだ。
本作のマップには様々な形状のオブジェクトが設置されているため、あまりに遠い場所にいるプレイヤーをキルすると、瞬間移動後に自分のポジションと位置関係が分からなくなる可能性もある。非常にユニークなアイデアと言えるが、この仕組があることで相手のキルを躊躇する場面も生まれてきそうだ。
AとBのプレイヤーが同じ相手を狙っている場合、プレイヤーAが相手を先にキルすると、プレイヤーAはプレイヤーBが狙いを定めていた場所にテレポートすることになるため、プレイヤーBにとって有利な条件が生まれる。「キルすることが有利に働くわけではない」というシステムの側面も本作の特徴と言えるだろう。
参加人数が多いほど面白い展開が生まれそうな新作ゲームだが、その反面純粋なアクションシューティング要素の魅力が半減する可能性も生まれるので、このシステムをどのように発展させていくかは喫緊の課題だろう。作者のイマジネーションとプレイヤーのフィードバックで大きく変わりそうなタイトルだ。
【おすすめポイント】 前代未聞のシステムは必見!
今後の展望
『Project: Swap』の作者であるLinus H.氏は、今後の開発プランとしてキャラクターのカスタマイズシステムや新武器の実装、新たなマップの搭載と3Dモデリングのリワークを掲げており、これらは正式配信までの期間に徐々に実装されていく予定。アップデートと開発進捗が非常に楽しみな新作ゲームだ。
「自分がやりたいから作った」とストアで公表しているように、本作は純粋なインディーゲームの原則に則って開発が進められているタイトル。何より作者自身が「楽しんで開発したい」と述べているゲームなので、フィードバックとアイデアを送るユーザー次第では更に面白い作品に進化しそうだ。
▲「こんなゲームを作りたい」というのはゲーム開発者にとって最も大切な理念と言えるだろう。
ちなみに本作は2022/8/6に早期アクセス版としてSteamストアで発表されたが、その後すぐに「近日登場」のステータスに差し戻された経緯を持つ。作者自身が「バグが多い」と語っているところを見ると、作品そのものに重大な欠陥が発生した可能性が考えられるが、それらがクリアになっていくことを願おう。
SF空間を舞台にテレポートシステムを用いたアクションシューティングバトルを体験できる新作FPS『Project: Swap』は、現在早期アクセス版の配信を準備中。独特なアイデアが貫かれたゲームタイトルで遊びたい人は必見の作品だ。今すぐストアにアクセスして製品をウィッシュリストに登録しよう!
【おすすめポイント】 配信が待たれる新作FPS!
Project: Swapスペック/動作環境
動作環境 | 必須環境 | 推奨環境 |
---|---|---|
対応OS | Windows 10 | |
CPU | Intel i5 8400 | |
メモリー | 8GB | |
グラフィックカード | GTX 1050ti | |
VRAM | ||
HDD空き容量 | 1GB | |
DirectX | ||
備考 |
(C) Linus H.
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