2022/6/18からSteamで「早期アクセス版」が配信されているSnowBaby Gamesの購入型PCゲーム。自分のバイクを購入して自然豊かなオープンワールドマップをツーリングできるSLGタイトル。
三人称視点と一人称視点を切り替えられるカメラシステム、昼夜のサイクルを持つ没入感満点のマップ、チャットしながら他プレイヤーやフレンドと一緒にツーリングを楽しめるマルチプレイモード、飢えと乾きの要素を満たしていくサバイバルシステムが魅力で、自由なバイク旅行を楽しみたい人におすすめの新作!
バイクで自由な旅に出よう!
現在PCゲームのポータルサイト「Steam」で早期アクセス版が配信されている『Motorcycle Travel Simulator』は、タイトルの通り「バイクの旅」を満喫できる注目の新作。サードパーソンビューとファーストパーソンビューを自在に切り替えながら、広大なオープンワールドを駆け抜けられるSLGタイトルだ。
最新ゲームらしい高精細なグラフィックで再現されたオープンワールド世界はリアリティー満点で、プレイヤーはライダーを操作しながら自然豊かなロケーションの数々を満喫できるようになっている。ゲームには複数のバイクが登場し、異なるバイクを乗り回しながら自分だけの「バイク旅行」を楽しめるぞ。
▲轍が刻まれた道の表現が非常にリアル。没入感満点にプレイできる新作シミュレーションゲームだ。
作品はソロプレイ以外にオンラインマルチプレイモードをサポートしており、フレンドや世界のユーザーとテキストチャットで会話を交わしながらツーリングを体験できるので、遊び甲斐は満点。昼夜のサイクルを持つマップ内を走り回りながらプレイ時間を共有すれば、コミュニケーション要素も捗るはずだ。
ゲームのユニークな点は、一般的なサバイバルゲームの仕組みを持っているところ。操作するキャラクターには飢えと乾きのステータス値が設定されており、生命を維持するために水と食料を手に入れなくてはならない。キャンプを設置して料理を作ることもできるので、荒野でのサバイバル要素も体験できるぞ。
新人デベロッパーが送るシミュレーションゲーム
本作を開発しているのは、2019年にサバイバルシミュレーションゲーム『My Island』でSteamデビューを飾ったインディーゲームデベロッパー「SnowBaby Games」。本作は彼らにとって4作目となる新作タイトルで、最長で約2年後に予定されている正式版の配信にも期待がかかる。アップデートにも注目だ。
Steamでの販売価格は999円で、この価格は正式バージョンの配信と同時に値上がりする旨がアナウンスされている。現状では昼夜の時間変化要素を持つマップが3種類存在し、基本的なゲームシステムはすべて組み込まれているため、底値となっている今のうちに購入してしまうという手もある。じっくり考えよう。
▲バイクの後ろにシェパード犬を載せてツーリングすることも可能。ソロプレイでも寂しくないはずだ。
インターフェースは英語と中国語の二択で、日本語インターフェース及び字幕・音声環境は非搭載。プレイ中にクラフトメニューを確認する関係上、円滑に遊ぶためには基礎的な語学力が要求されることになる。なお、現時点は汎用コントローラーでの操作はサポート外で、キーボートとマウスで遊ぶことになるぞ。
PC環境への要求スペックは低め。推奨動作環境で提示されているグラフィックボードは「GTX 1050」「Vega 56」となるので、ミドルスペック帯のPCを持っていれば最高設定でも問題なくプレイできるはず。インストールサイズも約8GBと少なめで、普段ストレージが逼迫している人も安心だ。
自分のバイクを購入して自然豊かなオープンワールドマップをツーリングできるSLG『Motorcycle Travel Simulator』は、現在「早期アクセス版」としてSteamで配信中。二輪車に対して思い入れがある人や、一風変わったサバイバルSLGをプレイしてみたい人におすすめの新作だ。今すぐストアをチェックしよう!
【おすすめポイント】 バイク乗り放題の新作SLG!
ツーリング&サバイバル!
『Motorcycle Travel Simulator』で展開していくのは、バイクを乗り回しながら同時にサバイバル要素にもチャレンジできるという風変わりなシミュレーション体験。純粋なバイクツーリングSLGではなく、生存を目指しつつバイクを乗り回すというシチュエーションが展開する本作は、独自の世界観を生み出しているぞ。
前述の通りFPS視点とTPS視点は自由に切替可能。プレイヤーが操作するキャラクターはバイクを降りて徒歩で活動することもできるため、オープンワールドマップを歩き回って周囲に何があるのか確認しやすい。生存に必須な食料と水を確保しつつ、資材アイテムをゲットしながらクラフトで色々と生み出してみよう。
▲サバイバルゲームとバイクツーリングSLG要素が合体。ユニークな世界観で遊べる新作ゲームだ。
オンラインマルチプレイモードで他プレイヤーとレースに興じることもできるが、一般的なサバイバルゲームにある武器を用いたバトルとは無縁。敵NPCも出現しないので、このユニークなシチュエーションをどう楽しむかはプレイヤーの想像力と行動力にかかっている。できることを見極めながら遊ぼう。
クラフトシステムとレシピはかなり本格的で、デビュー作がサバイバルSLGだったデベロッパーらしい完成度でプレイを堪能できる点が良い。ちなみに本作の場合はショップでアイテムの売買ができるので、野ざらしでプレイを進める作品とは異なる経済要素が入り込んでいる点が特徴。買い物も捗る新作だ。
バイクのカラーリングを変更できるカスタマイズ要素もあり、長時間プレイを楽しめる下地は整っている。ただしゲームには現時点でストーリー要素がないため、自分なりに想像力を働かせないとやることが無くなってしまう点には注意。モチベーションを維持しながら日々のサバイバル要素にチャレンジしていこう。
【おすすめポイント】 独特のゲームシステムが面白い!
完成バージョンが楽しみな新作
現時点で「早期アクセス版」の段階にある『Motorcycle Travel Simulator』は、正式バージョンでさらなるコンテンツが実装されていく見通し。釣りを体験できるコンテンツや調理システムの進化、そして追加の動物キャラなども実装される予定で、これからのアップデートにも期待が高まる。先が楽しみな新作だ。
その一方でゲームシステムと世界観に関して評価が割れている面もあり、何不自由なく買い物ができるのになぜ主人公がサバイバルにチャレンジしているのか、などの矛盾点も解決していないので、作品の世界観とストーリー性については改善する余地があるだろう。多少ちぐはぐな点が否めない作品といえる。
▲サバイバルに挑戦していくだけのモチベーションを維持する「動機」がほしい新作SLGだ。
自分のバイクを購入して自然豊かなオープンワールドマップをツーリングできるSLG『Motorcycle Travel Simulator』は、現在「早期アクセス版」としてSteamで配信中。ツッコミどころは多いが、ユニークなゲームであることには変わりない。興味が湧いた人は今すぐストアにアクセスして情報をチェックしよう!
【おすすめポイント】 今後に期待の新作ゲーム!
Motorcycle Travel Simulatorスペック/動作環境
動作環境 | 必須環境 | 推奨環境 |
---|---|---|
対応OS | Windows 10(64bit) | Windows 10(64bit) |
CPU | Intel Core i5-4460 | Intel Core i7-8700K |
メモリー | 8GB RAM | 16GB RAM |
グラフィックカード | NVIDIA GeForce GTX 960 | NVIDIA GeForce GTX 1080 |
VRAM | 2GB | 8GB |
HDD空き容量 | 50GB | 50GB |
DirectX | DirectX 11 | DirectX 12 |
備考 | インターネット接続が必要SSD推奨 |
(C) SnowBaby Games.
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