2022/6/9からSteamで正式配信されているzstarの購入型PCゲーム。怪奇現象が巻き起こる教会学校を舞台に8名のプレイヤーが6対2の非対称型対戦プレイを繰り広げるホラーアクションゲームタイトル。
善良なプレイヤーの中に入り込んで殺害を企む2名の「憑依プレイヤー」の存在、疑心暗鬼になっていく人狼ゲーム的要素、心臓が縮み上がるショッキングな演出の数々、リプレイ性に富んだシステムが大きな魅力で、ドキドキ要素満点のホラーアクションゲームで盛り上がりたい人に断然おすすめの新作!
惨劇の教会学校で非対称型バトル!
現在PCゲームのポータルサイト「Steam」で正式配信中の『Sinister Night』は、廃校となっている荒れ果てた教会学校を舞台に恐怖の「非対称型対戦プレイ」要素が展開するおすすめの新作。8名のプレイヤーが一緒になってプレイできるオンラインマルチプレイ専用の新作ホラーアクションゲームだ。
ゲームの舞台である教会学校には邪悪な存在が取り憑いており、参加している8名のプレイヤーのうち2名に憑依する。「憑依プレイヤー」となったユーザーは他プレイヤーと行動を共にしつつ、チャンスを伺いながら抹殺に挑戦していくことになるぞ。裏切り要素満点の「人狼ゲーム」システムが光る新作ゲームだ。
▲リアルな3Dグラフィックで再現された惨劇の舞台。勝者となるために協力・対戦で生き延びよう。
憑依されていないプレイヤーは憑依プレイヤーたちが目指す忌まわしい儀式を妨害するために奮闘することになり、アイテムを駆使したアクションを行っていく。ただし憑依プレイヤーの力は非常に強いため、彼らに殺害されないように立ち回るプレイが必須。ドキドキのホラーアクション要素をたっぷり味わえるぞ。
なお、本作は「ボイスチャット」機能に対応しているため、プレイヤー同士が声を掛け合いながらプレイを進められる。このチャットには「憑依プレイヤー」も参加できるが、彼らが嘘をついて仲間たちを安心させる「心理プレイ」も可能なので、誰を信用して良いのか分からない点がポイント。疑心暗鬼の要素満点だ。
新人のインディーゲームデベロッパーが送るホラーゲーム
本作を開発・運営しているのは、これがSteamデビュー作となる新鋭のインディーゲームデベロッパー「zstar」。作品はジョン・カーペンター監督のSFホラー映画『遊星からの物体X』にインスパイアされて開発されたそうで、プレイヤー同士が疑心暗鬼に陥るゲームシステムにその影響が伺える。
Steamでの販売価格は1010円と比較的安価。ただしソロプレイには対応しない完全なオンラインマルチプレイ専用タイトルで、さらにゲームを始めるためには8名のプレイヤーを揃える必要があるなど、導入のハードルはやや高め。万全を期してプレイしたい場合には、フレンドにプレゼントすると良いだろう。
▲邪悪な存在が蠢く教会学校内で人狼ゲーム要素満点のホラーアクションプレイが展開していく新作。
インターフェースは全部で7ヶ国語用意されているが、残念ながら日本語インターフェース及び字幕・音声環境は非搭載。プレイを円滑に進めていくためには、一般的な語学力が必要となる。また外国人プレイヤーとマッチングした場合には、ボイスチャットで会話を交わせるだけの能力も必須となるので注意しておこう。
PC環境への要求スペックは中程度。最高設定でプレイしたい場合にはグラフィックボードに「RTX 2060」もしくは「RX 5700」が必要となり、CPUには「i-7 3770K」もしくは「Ryzen5 1600X」が要求される。インストールサイズは約12GBと控えめなので、ストレージの心配はそれほど必要ないはずだ。
怪奇現象が巻き起こる教会学校を舞台に8名のプレイヤーが6対2の非対称型対戦プレイを繰り広げるホラーアクションゲーム『Sinister Night』は、現在Steamで好評配信中。対人戦要素をフィーチャーした作品らしい心理戦が注目ポイントのタイトルだ。今すぐストアにアクセスして情報をチェックしよう!
【おすすめポイント】 恐怖の戦いが始まる!
心臓が弱い人は注意!
8名のプレイヤーが6名と2名に分かれて「非対称型」の対戦形式でプレイを進めていく『Sinister Night』には、プレイ中にユーザーを驚かせる仕掛けも随所に盛り込まれている。部屋の片隅に座っている少女に近づくシーンや、突如豹変して襲いかかってくる憑依プレイヤーなど、心臓に悪い演出の数々を体験しよう。
作品のバックストーリーは、8名のストリーマー(プレイヤー)たちが誰も足を踏み入れたことのない教会学校の廃墟からオンライン中継を行うというもので、その中で2名の登場人物が「得体の知れない悪霊」に取り憑かれてしまう衝撃の展開を描く。明らかに呪われている地でPvP要素が勃発する世界観だ。
▲廃墟となった建造物は邪悪な存在に取り憑かれている。壁から血の文字が浮かび上がる演出もあるぞ。
悪霊にとりつかれた憑依プレイヤーの目標は、仲間に悟られないように行動しながら機会を伺い、チャンスで一気に正常なプレイヤーを殺害して血塗られた儀式を完了すること。反対に生存者プレイヤーたちは憑依プレイヤーに警戒しつつ、手にしたアイテムやガジェットを駆使して儀式の完成を阻止することになる。
心理的な圧迫感と恐怖感も最高
全てのプレイヤーは「バット」などの武器アイテムを装備できるが、仮に憑依プレイヤーがこの武器を持っている場合、そばにいる善良なプレイヤーを簡単に撲殺できてしまうため、プレイを進めてアイテムを装備していく中でも「疑念」が生まれることになる。心理的な恐怖感も心臓に響く新作ゲームだ。
自分の後ろを付いてきているプレイヤーは本当に仲間なのか、もしくは憑依したプレイヤーが通常のプレイヤーのように振る舞っているだけなのか、そういったことを考え出すと思考回路が止まらなくなり、安全な場所が無いようにすら思えてくる。ボイスチャットで様子を窺って相手の反応をチェックしよう。
本作が元にしているSFホラー映画『遊星からの物体X』では、誰が宇宙生物に取り憑かれたのか分からない状況を恐怖感満点に描き出しているが、本作でもその「心理的な圧迫感と恐怖感」が生まれており、ドキドキが止まらない状態でプレイを堪能できるはず。強心臓なプレイヤーにこそおすすめできる新作だ。
▲部屋の隅に座り込んでいる少女NPC。ホラー映画ではおなじみの「仰天シーン」が待っているぞ。
マップを進んでいくとドアが突然閉まる、突如電話が鳴り出す、などの「ビックリ要素」が満載されているので、本当に心臓が弱い人は本作をプレイすることを控えたほうが無難。ホラー映画やゲームに耐性を持っており、かつ一般的なホラー演出に慣れている人であれば、恐怖感満点の世界を楽しめるだろう。
ただし本作一番の恐怖は、それまで仲間だと思って一緒に行動してきたプレイヤーが豹変する「その瞬間」を見た時で、筆舌に尽くしがたい恐怖を味わうはず。「人間を欺く人間」こそが一番の恐怖であることを身をもって体験できるおすすめの新作ホラーアクションゲームで、その奥深さにハマること請け合いだ。
怪奇現象が巻き起こる教会学校を舞台に8名のプレイヤーが6対2の非対称型対戦プレイを繰り広げるホラーアクションゲーム『Sinister Night』は、現在Steamで好評配信中。プレイ可能になる「8名」を集めるという点がネックだが、みんなで盛り上がれるタイトルだ。今すぐストアにアクセスしよう!
【おすすめポイント】 心臓バクバクの体験が待っている!
Sinister Nightスペック/動作環境
動作環境 | 必須環境 | 推奨環境 |
---|---|---|
対応OS | Windows 10(64bit) | Windows 10(64bit) |
CPU | Intel Core i5-4460 | Intel Core i7-8700K |
メモリー | 8GB RAM | 16GB RAM |
グラフィックカード | NVIDIA GeForce GTX 960 | NVIDIA GeForce GTX 1080 |
VRAM | 2GB | 8GB |
HDD空き容量 | 50GB | 50GB |
DirectX | DirectX 11 | DirectX 12 |
備考 | インターネット接続必須SSD推奨 |
(C) zstar.
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