2022/6/5からSteamで早期アクセス版が配信されているColin Stoddart氏の購入型PCゲーム。荒廃してしまったファンタジー世界を舞台にクラフト要素で生き延びていくサバイバルSLG。
腐敗によって荒廃してしまった世界の謎を探りながら生存していく雰囲気満点のサバイバル要素、魔法の要素を活用できるバトルとクラフト、自由な建造物作成システムとオンライン対戦・協力プレイ要素が魅力で、謎多き世界を舞台に様々なアクションを起こしながら活動するゲームが好きな人におすすめの新作タイトル!
ファンタジー×サバイバル!
現在PCゲームのポータルサイト「Steam」で早期アクセス版が配信されている『Undarkened: Revival』は、不気味な「荒廃」が起こった世界をクラフト要素で生き延びていくおすすめの新作。ファンタジー要素とサバイバルゲームシステムが融合したゲームシステムと世界観が特徴のシミュレーションゲームタイトルだ。
プレイヤーが操作する主人公キャラクターは、ある日「ポータル」の中へと侵入し、その後世界が一変してしまったことに気づく。謎の腐敗によって荒廃してしまった不気味な世界を彷徨いながら数々の発見を行い、一体この世界に何が起きたのかを考察していくプレイ要素もあるため、深遠な冒険を体験できるぞ。
▲何かがおかしくなってしまった世界を探索しながら生存を目指す。不気味な世界観設定が魅力だ。
リアリティー重視のサバイバルゲームとは異なる点が「魔法」の存在で、プレイヤーは攻撃に魔法を用いることができ、さらに魔法を発生させるオブジェクトをクラフトで作成できるようになっている。ファンタジー世界をフィーチャーした作品らしいゲームシステムに触れながら生存していく要素が加速する新作だ。
早期アクセス版の現時点では、クラフトでアクセスできる130種類以上のアイテムを実装しており、呪文を作成するシステムや魔法の力を発揮するオブジェクトに触れることが可能。事前に構成されたダンジョンと自動生成型のダンジョンを両方実装しており、ボス級キャラクターとの戦闘も発生するぞ。
デビュー作を自らリメイクした新作ゲーム
ゲームを開発しているのは、個人で活動しているインディーゲームデベロッパーのColin Stoddart氏。カナダ人のデベロッパーで、Steamには2017開発のサバイバルSLG『Undarkened』でデビューを果たしている。タイトルを見てお気付きの通り、本作はそのデビュー作を自らリメイクした新作ゲームだ。
前作『Undarkened』は卵型の頭部をした主人公がサバイバル要素で生き延びていく「習作」のような作品だったが、本作ではかなりリアル寄りのグラフィックへと進化し、またテーマやストーリー性が何もなかった前作の反省を活かして、本作には世界観設定が施されている。着実な進歩が感じられる新作だ。
▲訴求要素がなかった前作から一点、ファンタジー要素を実装したことでプレイに面白さが生まれた。
Steamでの販売価格は1520円で、この価格は正式バージョンで値上がりする見通し。開発者のColin Stoddart氏は公式Discordサーバーをメインにフィードバックを募集しているので、個人開発者に助力・助言しながら一緒に作品開発を進めていきたい人にはおすすめの新作サバイバルSLGと言える。
インターフェースは英語一択のため、円滑にプレイを進めるためには基礎的な英語読解力が必須。なお、PX環境への要求スペックはやや高めで、最低動作環境で提示されているグラフィックボードは「GTX 1660」となる。インストールサイズは10GB程度に抑えられているため、それほどストレージを圧迫しない。
荒廃してしまったファンタジー世界を舞台にクラフト要素で生き延びていくサバイバルSLG『Undarkened: Revival』は、現在Steamで早期アクセス版として配信中。年数をかけてゲーム制作のノウハウを学んだ個人開発者が送る期待のタイトルだ。興味が湧いた人は今すぐストアで情報をチェックしよう!
【おすすめポイント】 魔法を使える新作サバイバルゲーム!
想像力が膨らむプレイ体験!
『Undarkened: Revival』最大の魅力は、一般的なサバイバルゲームシステムの中に「ファンタジーRPG」的な要素を組み込んだ点にある。静まり返った「荒廃した世界」の探索要素は好奇心と想像力を刺激し、以前にここで何が起こったのかを考察しながら探検できるので、思慮深くプレイを進められて楽しい。
建造物内部に侵入すると、ベンチに腰掛けた状態で絶命しているNPCを発見することもあり、また地形そのものが動くイベント要素が発生することもあるため、謎多きマップの探索要素は大いに捗るはず。具体的なストーリーラインについては非実装となるが、自分で色々を思いを巡らせながら遊ぼう。
▲説明要素を省いている分、プレイヤーの想像力を刺激するゲーム世界。謎解き要素があって面白い。
無論一般的なサバイバルゲームとしての側面もしっかりと堪能できるようになっており、フィールドを探索しながら木を切るなどのアクションで資源アイテムを集め、クラフトシステムを通じて様々なアイテムを生み出せるので、生存を続けながら探索とバトルを繰り返していく要素にも夢中になれるはずだ。
プレイヤーが安心して活動できるようになる「拠点」の構築要素も完備され、ログハウス風の建造物を好きな場所に生み出しながらプレイを進められるため、毎日冒険することがどんどん楽しくなっていく。オンラインでフレンドを招いて共同生活しながら冒険するスタイルにも対応し、遊び甲斐は満点だぞ。
▲配置できるオブジェクトの種類は40以上。直感的なインターフェース操作でクラフトを堪能できる。
前述の「魔法」を活用できるシステムを活用すれば、敵の侵入を防ぐ設置型の防御アイテムを生み出せるようになるため、ファンタジー作品らしい世界観も大いに堪能できる。バトルシーンにも魔法を使えるため、「魔法使いサバイバー」として不思議な世界を生き抜くプレイを情緒たっぷりに味わえるだろう。
【おすすめポイント】 魔法を駆使してサバイバル!
フィードバックで変化する可能性アリ
現在「早期アクセス版」の段階にある『Undarkened: Revival』は、今後プレイヤーから送られてくるフィードバックと意見の内容に応じて柔軟にゲーム世界を変えると明言している新作ゲーム。現状は作者の好みを反映した世界観となっているが、これからの意見次第では別の方向性ヘ進む可能性もある。
約8ヶ月後に予定されている正式バージョンでは、ストーリー性を実感できるジャーナル形式のクエストを搭載する予定で、魔法を活用できるアイテムについても増加する見通し。現時点ではシミュレーションゲームと呼称しているが、完成版では「RPG」の要素を多分に持ったタイトルになることもあり得る。
▲ミステリアスな雰囲気満点の世界観には見るべきところがある。後はしっかりと完成させてほしい。
荒廃してしまったファンタジー世界を舞台にクラフト要素で生き延びていくサバイバルSLG『Undarkened: Revival』は、現在早期アクセス版としてSteamで好評配信中。完成までにいろいろな変更が起こり得るタイトルだが、その過程を楽しめるのも早期アクセス版の醍醐味だ。今すぐストアをチェックしよう!
【おすすめポイント】 正式版に期待の新作SLG!
Undarkened: Revivalスペック/動作環境
動作環境 | 必須環境 | 推奨環境 |
---|---|---|
対応OS | Windows10(64bit) | Windows10(64bit) |
CPU | Intel Core i5-2500K | Intel Core i7-8700K |
メモリー | 8GB | 16GB |
グラフィックカード | NVIDIA GeForce GTX 760 | NVIDIA GeForce GTX 1080 |
VRAM | 2GB | 8GB |
HDD空き容量 | 50GB | 50GB |
DirectX | DirectX 11 | DirectX 12 |
備考 | インターネット接続が必要SSD推奨 |
(C) Colin Stoddart.
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