2022/4/28からSteamで正式配信されているFireFly Studiosの基本プレイ無料PCゲーム。古代ローマ時代の世界を舞台に協力プレイ型の建国ストラテジー要素を体験できるリアルタイムシミュレーションゲーム。
緻密なグラフィックで再現された世界で資源を消費しながら発展を進めていくプレイ要素、多人数のプレイヤーと一緒に協力プレイと対戦要素を楽しめるMMO型のゲームシステム、壮大な目標を目指して全プレイヤーが突き進むビッグスケールな世界観が魅力で、歴史系RTS作品をプレイすることが好きな人におすすめ!
シーザーの称号を目指せ!
現在PCゲームのポータルサイト「Steam」で正式配信中の『Romans: Age of Caesar』は、古代ローマ時代をモチーフとした「建国ストラテジー」要素が展開するおすすめの新作。自分に与えられた領地を発展させつつ、屈強なローマ帝国の建造にチャレンジできるエキサイティングな新作RTSタイトルだ。
ゲームの特徴は、協力プレイ要素を盛り込んでいること。本作では16名単位のプレイヤーが一緒になって同じエリアで活動できるCO-OP型のシステムを採用しており、お互いの資源にアクセスできるようになっている。ワールドマップでは数千人単位の協力・対戦要素も生まれるという破格のスケールが大きな魅力だ。
▲担当する地区を徐々に発展させながら最終目標へ向かって政治・外交手腕を発揮していくことになるぞ。
全プレイヤー共通の目標は「シーザーの称号」を目指すこと。建国ストラテジー作品の多くが採用している「絶対権力への邁進」がテーマの新作タイトルで、そこにプレイヤー同士の協力要素と駆け引き、裏切りや戦争などが発生し、奥深いプレイ体験をもたらしてくれる。長時間じっくりと浸れるRTS作品だ。
序盤では「チュートリアル島」でゲームプレイの仕組みを学ぶことが可能で、完全初心者でも安心。チュートリアル要素を達成語に「ホームランド」へとテレポートし、そこで本格的な協力プレイ型のSLGを進めていく仕組みだ。仲間同士の結束が重要視されている作品なので、CO-OPが好きな人にはおすすめだぞ。
スマホアプリバージョンも開発中
ゲームを開発したのは、ロンドンに本拠を構えている「FireFly Studios」。1999年に設立された歴史あるスタジオで、リアルタイムシミュレーションゲームの開発に定評がある。Steamストアでは彼らの作品が多数配信されているので、興味を持った人は他のタイトルもチェックしてみると良いだろう。
基本プレイは無料のアイテム課金制。なお、本作はiOSとAndroid OS向けの「スマホアプリ版」配信も計画されている新作タイトルで、デザイン化された簡潔なUI構造がそれを物語っている。現時点ではまだリリースされていないが、将来的には更に多くのプレイヤーに認知されるストラテジー作品になるはずだ。
▲極小サイズの兵士が戦うバトルシーンも登場。見下ろし型インターフェース戦略性を発揮しよう。
インターフェースは英語一択となり、残念ながら日本語インターフェース及び字幕・音声環境は非搭載。テキストを読み解きながらプレイを進めていくためには、一般的な英語読解力が必要となるので注意しよう。また協力プレイ要素をフィーチャーした作品のため、他プレイヤーとのコミュニケーション能力も必須だ。
スマホアプリ版を念頭に置いて制作された作品のため、PC環境への要求スペックは低い。最低動作環境で提示されているグラフィックボードは「DirectX 11」に互換性があるもので良く、インストールサイズも約1.5GBと極小。ストレージが逼迫している人でも安心してプレイできる新作ゲームと言えるだろう。
古代ローマ時代の世界を舞台に協力プレイ型の建国ストラテジー要素を体験できるリアルタイムシミュレーション『Romans: Age of Caesar』は、現在Steamで好評配信中。日本語UI非搭載な点は残念だが、語学力に自信がある人には見逃せないタイトルだ。今すぐストアにアクセスしてプレイをスタートしよう!
【おすすめポイント】 無料で遊べる歴史系RTS!
協力プレイで発展を目指せ!
協力プレイ特化型のRTSを標榜している『Romans: Age of Caesar』では、同じエリアを最大16名のプレイヤーが共有しながらプレイを進めていくという面白いメカニズムを持っている。ソロプレイ向けの建国ストラテジーゲームとは異なり、資源などのリソースをみんなで共有して遊ぶ点が大きな特徴だ。
空き地が多いマップ内に各種施設を建造し、リサーチによって文明度を高めながら繁栄を目指していく流れは既存のRTS作品と同じ。本作の場合には舗装された道路を敷いて区画を美しく整備することも可能で、さらに「カード」システムで特定効果を発生させる仕組みがあるので、濃密なプレイ体験を得られるぞ。
▲都市を発展させることがワールドマップでの競争力強化にも繋がっていく。コツコツと頑張ろう。
時に都市部へ「野蛮人」が侵入してくることもあり、民を守るためのPvE要素も展開。プレイを続けていくことでプレイヤーランクがアップして新たな報酬が解禁され、アクセスできるコンテンツも増えていく。プレイヤー同士の存在を感じられる新作ゲームで、「団結力」と「競争力」が生まれる設計が秀逸だ。
全プレイヤーの共通目標でもある「シーザーの称号」を得るための道のりは遠く、その前段階となる「上院」メンバーに選出されるためにはランクが「101」に達している必要があるなど、脱落者も多く出そうなシステムだが、これまでに数々のRTSをプレイしてきた人にはハマる新作と言えるだろう。
上院メンバーになることで貿易に関する権限やワールドマップ(帝国マップ)でのロケーションコントロール権限を得ることができるので、長期的に取り組んで真面目に都市を発展させていけば世界への影響力を持てるようになる。努力した分見返りも大きい点が作品の特徴で、そこに大いなる「歯応え」も生まれるはずだ。
【おすすめポイント】 ガッツリ遊べる骨太なRTSゲーム!
スマホアプリ版が待たれる新作
MMO型のRTS作品としてリリースされた『Romans: Age of Caesar』は、予定されているiOSとAndroid OS向けのスマホアプリ版も待ち遠しい新作ゲーム。モバイルを意識したレイアウトと操作体系、グラフィックはスマホで進化を発揮するはずなので、登場すれば多くのプレイヤーで賑わうことになるだろう。
協力プレイ要素ありきで遊ぶ作品のため、プレイヤー人口は作品の今後に大きな影響を与えることになる。スマホアプリ版とPC版のクロスプラットフォームプレイへ対応してくれれば相対的にプレイ人口が活性化し、開発者が意図したプレイ体験を味わせるはず。PCとスマホ版を跨ぐデータ連携も出来れば完璧だ。
▲長時間PCにかじりついてプレイしないと地位を高められない点がネックか。スマホ版が待たれる。
古代ローマ時代の世界を舞台に協力プレイ型の建国ストラテジー要素を体験できるリアルタイムシミュレーションゲーム『Romans: Age of Caesar』は、現在基本プレイ無料で好評配信中。じっくりを腰を据えて取り組めるSLGが好きな人にはバッチリハマるタイトルだ。今すぐストアをチェックしよう!
【おすすめポイント】 今後の展開が楽しみな新作!
Romans: Age of Caesarスペック/動作環境
動作環境 | 必須環境 | 推奨環境 |
---|---|---|
対応OS | Windows 10(64bit) | Windows 10(64bit) |
CPU | Intel Core i5-2400 | Intel Core i7-8700K |
メモリー | 8GB | 16GB |
グラフィックカード | NVIDIA GeForce GTX 660 | NVIDIA GeForce GTX 1060 |
VRAM | 2GB | 6GB |
HDD空き容量 | 20GB | 20GB |
DirectX | DirectX 11 | DirectX 11 |
備考 | インターネット接続必須 |
(C) FireFly Studios.
Romans: Age of Caesarの評価・レビュー・評判(0件)
このゲームの投稿レビューはまだありません。