2022/4/28からSteamで正式配信されているForever Entertainmentの購入型PCゲーム。1997年にアーケード向けガンアクションゲームとして登場した同名タイトルをリメイクしたアクションSTGタイトル。
HD化されてグレードアップしたゲームグラフィックとゾクゾクするプレイ体験、ソロプレイ以外に2名のローカル協力プレイに対応している遊び甲斐満点のシステム、原作にはない新たなゲームモードの存在が大きな魅力で、かつて夢中になって原作をプレイした人、ゾンビシューターが好きな人におすすめ!
名作アーケードゲームを復刻!
現在PCゲームのポータルサイト「Steam」で正式配信中の『THE HOUSE OF THE DEAD: Remake』は、1997年にセガのアーケード向けガンアクションゲームとして登場した『THE HOUSE OF THE DEAD』を家庭向けにリメイクしたおすすめの新作。スリリングなSTG要素を体験できるタイトルだ。
セガAM1研によって開発された原作の大きな魅力は、レール移動型のアクションシューティング要素と容赦ないゴア表現。専用の銃器型コントローラーを構えて集中しながら画面を見つめ、様々な攻撃パターンを持つ敵集団を次々と撃ち倒しながら進んでいくプレイ要素は当時多くのプレイヤーを魅了した。
▲名作アーケードゲームをHD化して蘇らせた原作ファン必見の新作シューティングゲームだ。
マッドサイエンティストに変貌を遂げた「Dr.キュリアン」の暴挙に終止符を打つための戦いが繰り広げられる本作では、原作が持っていた痛快なシューティング要素を忠実に再現しており、更に現代仕様のHDグラフィックへとスケールアップ。高精細になったプレイ画面で懐かしの戦いを再体験できるようになっている。
ゲームは原作と同様にソロとCO-OPモードをサポート。標準で日本語インターフェースと汎用コントローラーでの操作をサポートし、参入の敷居は低い。解除できるSteam実績も41種類と豊富に用意されているので、実績ハンターの人にも見逃せない新作タイトルと言える。かつての興奮が鮮やかに蘇るぞ。
マルチプラットフォームで好評配信中
開発は「MegaPixel Studios」が手掛け、パブリッシングはポーランドに本拠を構えている「Forever Entertainment」が担当。2020年には同じコンビで『Panzer Dragoon: Remake』を送り出しており、本作はリメイクシリーズの第二弾になる。各種の公式SNSも展開中なので、興味が湧いた人は覗いてみよう。
なお、本作はPC版以外にNintendo Switch版とPS4版、Xbox One版も展開中。内容は同一だが、Nintendo Switch版にはゲーム内描写の規制が存在。PS4版とXbox One版については現時点で不明だが、表現規制が一切存在しない完全な状態でプレイを楽しみたい場合にはPC版が有力候補になるだろう。
▲マッドサイエンティストによる人体実験によって生まれた怪物がプレイヤーに襲い掛かってくる。
Steamでの販売価格は2599円。なお、ストアでは前述した『Panzer Dragoon: Remake』をセットにしたバンドル商品『FE Remake Bundle』も併売中。個別に購入するよりもお得な価格になっているので、国産ゲームのリメイク版をプレイすることが好きな人はこちらのエディションも選択肢に加えてみよう。
PC環境への要求スペックは中程度。推奨環境で提示されているグラフィックボードは「GTX 1070」もしくは「RTX 1660 Super」「Radeon RX Vega 56」になるので、ミドルスペック帯のPCを持っていれば最高設定でも十分にプレイできるはず。インストールサイズは約7GBと非常に軽めだ。
1997年にアーケード向けガンアクションゲームとして登場した同名タイトルをリメイクしたアクションSTG『THE HOUSE OF THE DEAD: Remake』は、現在Steamで好評配信中。日本と世界のプレイヤーをワクワクさせたレールシューターの世界を体験したい人は、今すぐストアをチェックしよう!
【おすすめポイント】 あの興奮を自宅で体験!
ソロとCO-OPで遊びまくれ!
『THE HOUSE OF THE DEAD: Remake』の魅力は、複雑なシステム不要で遊べるアーケードライクなプレイ体験。原作がアーケード向けのタイトルだけに、単純明快なガンシューティング要素を体験できる。ソロプレイでクリアを目指すも良し、友人や家族と一緒にCO-OPで戦うも良しと、遊び甲斐は満点だぞ。
基本武器であるハンドガンには6発の弾丸を装填可能で、リロードは無限にできる。夢中になって敵を撃っていると気づかない間に「弾切れ」になっていることがあるため、画面上に表示される残弾数を気にしながらバトルを進めていこう。多彩な敵キャラの種類と攻撃パターンでスリリングな戦いを堪能できるぞ。
▲レールガンシューティング作品なので移動アクションは不要。目の前の敵に集中できる。
エンターテインメント性に優れるゲームシステムは今プレイしても面白く、原作同様「分岐点」が発生する仕組みもあるため、リプレイ性にも優れている。PC版の特権とも言えるゾンビたちの身体損壊描写も楽しみつつ、一筋縄では攻略できないボスキャラクターとの息詰まる対戦プレイを楽しもう。
なお、本作には完全新規のゲームモード「Horde」も存在し、さらに特定のアクションでロックが解除される「武器庫」システムも搭載されているので、原作以上のコンテンツを体験できる点がポイント。アーケード版ではコンティニューでお金がどんどん出ていったが、本作の場合一度購入すれば何度でも遊べるぞ。
難しいことを考えずにプレイできるアクションシューティングゲームを求めている人には断然おすすめのタイトルで、かつて大いなる盛り上がりを見せた原作が持つ醍醐味を疑似体験できるので、若いゲーマーも必見。1人よりも2人同時プレイのほうがクリアできる確率も高まるので、ぜひCO-OPで楽しもう。
【おすすめポイント】 痛快バトルが最高に面白い!
汎用ガンコンが普及すれば人気も沸騰か
アーケードの人気作を家庭向けにリメイクした『THE HOUSE OF THE DEAD: Remake』は、忘れていた興奮を追体験できる必見の新作。緻密になったグラフィックで再現されるホラー世界で面白さ満点のアクションシューティング要素を堪能できるので、以前クリアできなかった人はこれを機に再チャレンジしてみよう。
唯一と言って良い欠点は「ガンコントローラー」の不在。原作は専用ガンコントローラーでの操作に最適化されて設計されたタイトルなので、画面の外に銃を向けてリロードする懐かしのアクションもできない。また照準システムに多少の難があり、現状では操作に慣れるまでが大変だ。非常に惜しい作品と言えるだろう。
▲瞬時の判断でガンアクションを行うタイプの作品のため、ガンコンで遊べないのは非常に痛い。
現在海外ではガンコンが見直されており、PCゲームをプレイできるガンコンが複数発売されている。日本国内で入手するのは至難の業だが、本作がこれら汎用ガンコンの操作をサポートしていれば、もう少し違った盛り上がりを見せたかもしれない。今後のアップデートと改善に期待の新作ゲームだ。
1997年にアーケード向けガンアクションゲームとして登場した同名タイトルをリメイクしたアクションSTG『THE HOUSE OF THE DEAD: Remake』は、現在Steamで好評配信中。規制なしの世界でアクションシューティング要素を楽しみたい人は、今すぐストアにアクセスしてゲーム情報をチェックしよう!
【おすすめポイント】 操作改善に期待の新作STG!
THE HOUSE OF THE DEAD: Remakeスペック/動作環境
動作環境 | 必須環境 | 推奨環境 |
---|---|---|
対応OS | Windows 10(64bit) | Windows 10(64bit) |
CPU | Intel Core i5-3470 / AMD FX-6300 | Intel Core i7-3770 / AMD FX-8350 |
メモリー | 4GB | 8GB |
グラフィックカード | NVIDIA GeForce GTX 1050 / AMD Radeon RX 560 | NVIDIA GeForce GTX 1060 / AMD Radeon RX 580 |
VRAM | 2GB | 4GB |
HDD空き容量 | 7GB | 7GB |
DirectX | DirectX 11 | DirectX 11 |
備考 | インターネット接続環境必要 |
(C) Forever Entertainment.
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