2022/4/16からSteamで正式配信されているBachosoft Studiosの無料PCゲーム。ゾンビが徘徊している黙示録世界を舞台にバトルと探索、クラフト要素を体験できるサバイバルシミュレーションタイトル。
ポリゴン調のキャラクターが登場するカジュアルな世界観、完全無料で遊べるお手軽な値段設定、プレイヤー同士がオンラインで協力プレイ要素を楽しめるゲームシステム、今後拡張予定のゲーム内コンテンツが魅力で、インディーゲームデベロッパーの小作品をプレイすることが好きな人におすすめの新作!
ゾンビだらけの世界でサバイバル!
現在PCゲームのポータルサイト「Steam」で正式配信中の『Polycalypse: Last bit of Hope』は、そこら中にゾンビたちが徘徊している終末世界を舞台に、主人公を操作しながら探索とバトル、クラフト要素を体験できるおすすめの新作。幅広い年代の人が親しめるポリゴン調のグラフィックが特徴のSLGだ。
プレイをスタートすると世界観を把握するためのミッションやタスクが発生し、それに従って行動することによってゲームシステムを理解できるようになっている。サードパーソンビューで主人公キャラを操作しながら世界を探索し、できることを覚えながら生存を続けていくことがプレイヤーの使命となるぞ。
▲現在操作できるキャラクターはスキンヘッドの男性のみ。黙示録世界を逞しく生き延びよう。
有効的なNPCとの会話要素も発生するが、敵対NPCも存在しており、探索中には気が抜けない。ゲームに登場する多彩な武器で武装を固めつつ、ベース基地の建設に必要な資源を集めながら安心して活動できる「我が家」を生み出してさらなる探索を続けていこう。サバイバルSLG要素満点の新作ゲームだ。
ゲームに登場するゾンビは「ヘッドショット」を行って脳を破壊しないと倒せないため、バトル時にはアクションシューティングの腕前が大いに問われることになる。見た目は可愛さ満点のSLG作品だが、ゾンビバトルについてはハードコア寄りで、手足が損壊しても迫ってくるゾンビたちの動きにはゾクッとするものがある。
新人デベロッパーが習作として開発した作品
本作を開発したのは、ボスニア・ヘルツェゴヴィナに本拠を構えている新人インディーゲームデベロッパー「Bachosoft Studios」。この作品は彼らがゲーム開発のノウハウを学ぶために作った「習作」で、製作期間中に助言をくれた人々への感謝の意を込めて「完全無料」で公開したという経緯がある。
現時点でプレイできる要素はゾンビバトルと探索プレイ、素材を用いたクラフトシステムとオンラインでのCO-OP要素だが、新米のデベロッパーが手掛けた作品なので既知のバグが残っており、完全な状態ではない。プレイしようと考えている人は、上記の経緯をしっかりと理解した上でダウンロードしよう。
▲武器の種類は非常に豊富で、銃器にはお好みでアタッチメントも取り付けられるようになっている。
インターフェースは英語一択となり、残念ながら日本語インターフェース及び字幕・音声環境は非搭載。プレイ中にNPCとの会話シーンが展開し、ミッション目標やクラフトレシピなどもテキストで表示される関係上、円滑にゲームを進めていくためには一般的な英語語学力が要求される点には注意しておこう。
インディーゲームの小作品のためPC環境への要求スペックは低く、最低動作環境で提示されているグラフィックボードは「GTX 650 Ti」もしくは「Radeon HD 7770」と遊びやすい。インストールサイズも約1GBとスマホアプリ並みの軽さとなっているため、幅広いPCユーザーがプレイできる作品と言えるだろう。
ゾンビが徘徊している黙示録世界を舞台にバトルと探索、クラフト要素を体験できるサバイバルシミュレーション『Polycalypse: Last bit of Hope』は、現在Steamストアで好評配信中。カジュアルな雰囲気で遊べるSLGを求めている人にはおすすめだ。今すぐストアにアクセスしてプレイをスタートしよう!
【おすすめポイント】 無料で遊べるゾンビサバイバル!
過酷な世界を生き延びろ!
オープンワールド世界でゾンビサバイバル要素を体験できる『Polycalypse: Last bit of Hope』では、前述の通りプレイヤー目がけて襲いかかってくるゾンビとのバトルに加え、敵対NPCとの戦いも巻き起こり、スリリングなプレイが展開していく。戦いを有利に進めるための武器を手に入れ、探索を続けよう。
本作にはプレイヤーのコンパニオンとして共に行動してくれる「犬」が登場し、さらに放棄された自動車を修理して運転することも可能。クラフトシステムも多彩で、生存率を上げるためにアクセスできるコンテンツは多い。ゲームシステムを自分の物にしながら、ソロまたはCO-OPで生存を目指していこう。
▲自動車を修理して運転することで安全な探索を楽しめる。ゾンビを轢き殺すこともできて便利だ。
チェーンソーを手に入れて木材を細かく切断し、食事のために火を起こせるなど、本作のサバイバル要素は面白く、構築できるオブジェクトは全て破壊可能となっているため、様々なスタイルで黙示録世界の生活を楽しめること請け合い。未完成状態のままリリースされたのが悔やまれるが、内容的には優れている。
ワークショップを活用すれば火炎瓶や炎の矢などの多彩なレシピで武器類を充実させることもでき、バトルスタイルのバリエーションもどんどん増えていく。フレンドを誘ってCO-OP要素を楽しみつつ、豊富な戦利品をゲットできる敵対NPCの拠点を攻めてみるのも良いだろう。遊びの幅が広がる新作SLG作品だぞ。
ゲーム開発のノウハウを学ぶために作成されたゲームでありながら、インディーゲームデベロッパーらしい豊富なコンテンツが実装されており、飽きずにプレイできる点が良い。後述する追加予定のコンテンツが実装されれば、更に没入感を高めながら黙示録世界でのサバイバル要素を楽しめること請け合いだ。
【おすすめポイント】 様々なプレイスタイルを実現可能!
追加ゲームモードも実装予定!
現在は一時開発がストップしている『Polycalypse: Last bit of Hope』だが、開発元のBachosoft Studiosは今後の追加コンテンツについてストアページで言及しており、さらに2種類のゲームモードが登場する予定になっている。具体的な日程は明らかにされていないが、スタジオのスキルが上がれば実現するだろう。
追加予定のゲームモードは「アーケード」と「ストーリー」の2種類。前者はウェーブ制で襲いかかってくるゾンビ軍団にひたすら戦いを挑んでいく耐久バトルが特徴で、後者は主人公と同じ生存者との繋がりを描く物語要素に触れられる点が特徴。実装されればより長時間ゲーム世界に浸れるはずだ。
ゾンビが徘徊している黙示録世界を舞台にバトルと探索、クラフト要素を体験できるサバイバルシミュレーション『Polycalypse: Last bit of Hope』は、現在Steamで無料配信中。未完成かつバグも内包しているという状態を受け入れられる人であれば、ポストアポカリプスな異世界滞在を満喫できるだろう。
【おすすめポイント】 今後の展開にも期待の新作!
Polycalypseスペック/動作環境
動作環境 | 必須環境 | 推奨環境 |
---|---|---|
対応OS | Windows10(64bit) | Windows10(64bit) |
CPU | Intel Core i5-4460 | Intel Core i7-8700K |
メモリー | 8GB | 16GB |
グラフィックカード | NVIDIA GeForce GTX 960 | NVIDIA GeForce GTX 1070 |
VRAM | 2GB | 8GB |
HDD空き容量 | 50GB | 50GB |
DirectX | DirectX 11 | DirectX 12 |
備考 | インターネット接続が必要快適なオンラインプレイのための高速インターネット接続推奨 |
(C) Bachosoft Studios.
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