2020/12/7からSteamで早期アクセス版が配信されているRavesta Gamesの購入型PCゲーム。オープンワールドで再現された絶海の孤島を舞台に、ゾンビに対処しながら生存を目指すサバイバルシミュレーション。
リアルなグラフィックで再現されたオープンワールドを探索しながら資源やアイテムを集めてクラフトで生存を目指すサバイバル要素、オンラインで一緒になったプレイヤー同士で協力しながら滞在を楽しめるゲームシステムが魅力で、個人でゲームを開発しているインディーゲームデベロッパーを応援したい人におすすめ!
ゾンビだらけの島でサバイバル!
現在PCゲームのポータルサイト「Steam」で早期アクセス版が配信されている『Matt's Project Zombies: Open World』は、最新ゲームらしいリアルなゲームグラフィックで再現された絶海の孤島を舞台に、ゾンビと戦いながら生存を目指していくおすすめのタイトル。黙示録世界が好きな人にはハマるタイトルだ。
ゲームはソロプレイ以外にオンラインマルチプレイをサポートしており、同じゲームを所有しているユーザーと一緒に世界を探索しながら生存を目指すプレイを行うこともできる。熾烈なサバイバル世界をCO-OP要素で生き延びるプレイをしたいと思っている人にもおすすめのサバイバルシミュレーションゲーム作品だぞ。
▲クエスト達成形式でプレイが進行。コツコツと成長していく王道のサバイバルSLG要素が展開する。
プレイ視点はファーストパーソンとサードパーソンを切り替えることが可能で、建造物などを探索しながらアイテムや資源を発見していく要素も大いに捗る。広めのマップで形成されているオープンワールドは没入感満点で、絶海の孤島で絶望的なサバイバル要素を進めていくプレイを満喫できるはずだ。
世界観が激変した新作タイトル
作品を開発しているのは、個人でインディーゲームを製作しているMatt Sowards氏。本作のパブリッシャーである「Ravesta Games」も運営しており、ゲーム開発以外にも音楽・映像制作を行うマルチな才能の持ち主。各種SNSも展開し、それぞれに数多くのフォロワーを持っているインフルエンサーでもある。
なお、本作は早期アクセス版のリリース時に『Matt's Project Zombies』というゾンビシューターで登場した作品だが、時間経過と作者の心境の変化によってゲーム世界が大きく様変わりしており、現時点ではオープンワールドサバイバルゲームの側面が強い。変化前の作品は本サイトの別記事でチェックしてほしい。
ちなみにSteamストアには公式Twitterと公式YouTube、そしてゲームの公式サイトのリンクが貼られているが、現時点で公式サイトのリンク先は機能していないため、最新情報を得たい場合には作者のSNSをチェックするのが近道。アップデート情報が気になる場合には、作品を「ウィッシュリスト」に入れておこう。
▲前バージョンとは全く異なるロケーションが登場。最早「別のゲーム作品」と言ってしまってもよい。
Steamでの販売価格は1010円。当初は2021年内の正式配信を目指して開発が進められてきたが、前述の世界観変化とゲームの再構築によって別のゲームと言えるほど変わってしまったため、正式バージョンが配信されるのはまだ先の話になると考えたほうが良いだろう。また前バージョンに差し戻される可能性もある。
PC環境への要求スペックは中程度に抑えられており、推奨環境で提示されているグラフィックボードが「GTX 1050」になっているなど、参入の敷居は低い。なお、インターフェースは英語一択となり、プレイを円滑に進めるためには基礎的な英語読解力を要求されることになるので注意しておこう。
オープンワールドで再現された絶海の孤島を舞台に、ゾンビに対処しながら生存を目指すサバイバルシミュレーションタイトル『Matt's Project Zombies: Open World』は、現在「早期アクセス版」としてSteamで配信中。目まぐるしく作風が変化するインディーゲームを追ってみたい人にはおすすめの作品だぞ。
【おすすめポイント】 世界観が激変したSLG!
本格サバイバル要素を実装!
初登場時から大幅な路線変更があった『Matt's Project Zombies: Open World』最大の特徴は、PCユーザーに人気が高いオープンワールド型サバイバルシミュレーション要素。前バージョンがアクションFPS/TPS特化型の作品であったのに対し、本作では生存と探索にウェイトを置いた作風に変化している。
前バージョンでもCO-OP要素が可能だった本作は、そのシステムを継続。今度はフレンドや世界のユーザーと協力しながら資源探索とアイテム集めに精を出せるようになった。またアクティブなクエストを実行していくシステムも設けられ、徐々に歩を進めながら生活を充実させていくことも出来るぞ。
▲孤島でのサバイバル要素に重きをおいたゲームシステム。ゾンビバトル要素は薄れている。
前バージョンでは常にゾンビとのバトルが発生していたが、改定後のバージョンではゾンビの数が大幅に減少し、バトル要素も薄くなっている。このあたりについては今後の開発進捗で大幅に変わる可能性もあるが、少なくとも今の段階ではゾンビゲームと言うよりはサバイバルゲームの側面が強い作品となっている。
侵入可能な建造物の入り口にクラフト要素でバリケードを築けるなど、今後の布石に繋がりそうなシステムもあるので、Matt Sowards氏が着実に開発を重ねていけば、ゾンビバトルありの濃厚なサバイバルシミュレーションゲームへと移行していくだろう。いずれにせよ「過渡期」の状態にある新作サバイバルSLGだ。
【おすすめポイント】 今後の発展に期待!
ユーザーの意見で化ける可能性も
多くのフォロワーを従える人気のインディーゲームデベロッパーMatt Sowards氏が開発中の『Matt's Project Zombies: Open World』は、今後の変化や発展に期待の新作サバイバルシミュレーションゲーム。現段階は正直なところ「中途半端」な出来栄えなので、これからのコンテンツ実装に注目が高まる。
かなりの完成度を誇っていた前バージョンを「無かったこと」にした上でタイトルまで変更した点には作者の並々ならぬ決意を感じるが、前バージョンも人気が高い作品だっただけに、別の作品としてリリースするという選択肢はなかったのかと疑問に思うが、これはあくまで「作者の意向」なので、誰も口出しできない。
▲自然生物をリアルに再現したゲーム内映像。ゾンビゲームの仕組みはどこかに忘れ去られている。
とは言うものの、プレイするユーザーが存在するパブリックな作品である以上、ユーザーの声には耳を傾ける必要があり、その点はMatt Sowards氏も十分に理解している。公式YouTubeチャンネルで10万人近いフォロワーを持つ人気者だけに、フィードバックに対しては柔軟な対応をしてくれるはずだ。
オープンワールドで再現された絶海の孤島を舞台に、ゾンビに対処しながら生存を目指すサバイバルシミュレーション『Matt's Project Zombies: Open World』は、現在早期アクセス版として配信中。変化を続けるインディーゲームに興味が湧いた人は、今すぐストアでゲームの最新情報をチェックしよう!
【おすすめポイント】 開発進捗が楽しみな新作!
Matt's Project Zombies: Open Worldスペック/動作環境
動作環境 | 必須環境 | 推奨環境 |
---|---|---|
対応OS | Windows 10(64bit) | Windows 10(64bit) |
CPU | Intel Core i5-4460 | Intel Core i7-8700K |
メモリー | 8GB | 16GB |
グラフィックカード | NVIDIA GeForce GTX 960 | NVIDIA GeForce GTX 1060 |
VRAM | 2GB | 6GB |
HDD空き容量 | 50GB | 50GB |
DirectX | DirectX 11 | DirectX 12 |
備考 | インターネット接続環境が必要SSD推奨、インターネット接続環境が必要 |
(C) Ravesta Games.
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