2022/2/13からSteamで正式配信されているMario Murkl氏の購入型PCゲーム。近未来世界を舞台にミリタリーテイスト満点のアクションシューティングバトルを楽しめる新作FPSタイトル。
「Unreal Engine 4」が生み出すリアルなバトルフィールド、ローカルのマルチプレイでフレンドと一緒に戦えるゲームシステム、1000円以下でゲットできるお手軽な価格設定、表情豊かなマップと選択可能なクラス・能力が大きな魅力で、個人が開発したインディーゲームをプレイすることが好きな人におすすめ!
サイバーパンク世界でFPSバトル!
現在PCゲームのポータルサイト「Steam」で正式配信中の『CyberBorn』は、近未来サイバーパンク世界を舞台にミリタリー系のアクションシューティングを体験できるおすすめの新作。日本語文字の看板も登場するステージが存在するなど、SFファンにも刺さるマップで思う存分バトルを楽しめるアクションFPSタイトルだ。
ゲームはAI相手に戦うソロモード以外に、ローカルでマルチプレイを楽しめるモードもサポートしており、気の合うフレンドユーザーと集ってワイワイ盛り上がりながら戦うことも可能。ただしオンラインマルチプレイモードには非対応となっているので、オンラインPvPの世界を期待している人は注意しておこう。
▲ネオンきらめくサイバーパンク感満点のマップ。SFテイスト満載の世界でバトルを体験できる新作だ。
現時点では合計で4種類のマップと4つの異なるゲームモード、そして選択できる3種類のクラスと3種類の異なる能力が実装され、ソロとマルチで自分のバトルスタイルを構築しながらプレイできる。スクラッチビルドで築き上げられたカスタムマップの作り込みも秀逸で、緊張感溢れるバトルを堪能できる点がポイントだ。
個人が開発した新作インディーゲーム
本作を開発したのは、インディーゲームデベロッパーのMario Murkl氏。作品は世界的に有名な3DCGツール「Unreal Engine 4」で制作されており、安定感のある描画とリアリティーの高いグラフィック品質にその恩恵を見ることができる。個人でも作品を生み出せることを証明してみせた必見のインディーゲームだ。
Steamでの販売価格は620円と安価。アップデートでさらなるコンテンツが増える可能性も示唆されているため、長期的に遊べば値段以上のプレイ体験を得られるはず。オンラインマルチプレイに非対応な点は残念だが、個人開発者にサーバー管理は少々荷が重い。良い意味での「切り捨て」ができている新作だ。
プレイ言語は英語一択で、日本語インターフェース環境は非搭載。ただし内容は単純明快なアクションシューティングとなっているので、ゲームモードのルールを理解していれば初歩的な英語読解力でも十分にプレイできるはず。オンラインでマッチングしないため、世界のプレイヤーとの会話を気にする必要もない。
▲優秀なゲームエンジンで構築されたグラフィックは秀逸。個人開発とは思えないほどクオリティーが高い。
リッチな3Dグラフィックでハイテンションな戦いが展開する作品のため、PC環境への要求スペックはやや高め。最低動作環境で提示されているグラフィックボードは「GTX 1060」で、推奨環境では「RTX 2070」が必要になる。ミドルハイクラスのPC環境を持っていれば、最高画質設定でも存分に遊べるだろう。
インストールサイズは約20GBと大きめなので、事前にHDDやSSDの空き容量をチェックしておくと安心。なお動作環境で推奨されているOSはWindows 10以上になっているため、Win7や8.1の人は注意。特にWindows 7は2020年に全サポートが終了しているので、最新ゲームをプレイしたい場合には乗り換え推奨だ。
近未来世界を舞台にミリタリーテイスト満点のアクションシューティングバトルを楽しめる新作FPS『CyberBorn』は、現在Steamストアで好評配信中。個人のインディーゲームデベロッパーが送る必見タイトルだ。興味が湧いた人は今すぐストアにアクセスして、ゲームの詳細な情報をチェックしよう!
【おすすめポイント】 安価にゲットできる新作FPS!
ソロとマルチで盛り上がれ!
異なるロケーションを持つ4種類のマップが実装されている『CyberBorn』では、AI相手に戦うソロモードとローカルのマルチプレイモードでサイバーパンク世界の戦いを楽しめる。異なるクラスと能力の違いを活かした戦い方で戦場を駆け抜け、スリル満点のシューティングバトルを大いに遊び尽くそう。
用意されているゲームモードは「フリー・フォー・オール」「チームデスマッチ」「キャプチャー・ザ・フラッグ」「ラッシュ」の4種類。どれもアクションFPSタイトルでは鉄板のゲームモードなので、普段からFPSをプレイすることが多い人であればルールをすぐに理解できるはず。色々なモードで戦ってみよう。
▲選択したクラスに応じて扱える武器の種類も変化。そこに能力選択機能も入るので選択肢は広い。
プレイ開始前の設定画面では、ゲームモードの選択とBOTの有無と人数、フレンドリーファイアの有効・無効、さらにAIの難易度までを調整することが可能。最もリアルに戦場を楽しみたい人は、フレンドリーファイアを有効に設定してAIの難易度を上げると良いだろう。細かい配慮が行き届いた新作アクションFPSだ。
アサルト、サポート、メディックに分かれるクラス選択画面では、武器類を複数のバリエーションから選ぶことが可能で、この画面で3種類ある能力の1つを装備できる。何度もプレイすることで自分に合った最適なセッティングを見抜けるようになるはず。ゲームモードに応じて適宜切り替えるのも効果的だ。
プレイ画面はシンプルにまとめられ、余分なUIができる限り削られているので、没入感の高いバトルを体験できて楽しい。ミニマップや透過表示などが存在しないため、常にスリル満点の戦いを進められる点もポイントだ。しっかり作り込まれたマップの精度も堪能しながら、AIや他プレイヤーとのバトルを楽しもう。
【おすすめポイント】 ハイテンションなバトルを体験!
個人開発に興味がある人は必見!
Mario Murkl氏が手掛けたアクションFPS『CyberBorn』は、個人でのゲーム開発に興味を持っている人にとっては要注目の新作タイトル。ハンドリングと維持が難しいオンラインマルチプレイモードはバッサリ切り捨てているなど、「できることだけをやる」という潔い開発姿勢にも得るところはあるはずだ。
本作で採用されている「Unreal Engine 4」は、個人でのゲーム開発を身近にした立役者でもあり、このツールを適切に利用すればメジャータイトルに匹敵するグラフィックを持つゲーム作品を生み出すことができる。趣味から実用レベルまで、幅広いニーズに対応する優秀なゲームエンジンと言えるだろう。
▲たった1人でもゲームは作れる。『CyberBorn』はその事実を証明したインディーゲームだ。
本作以外にも1タイトルをリリース済のMario Murkl氏は、今後の作品発表にも期待が高まる新人。個人でのゲーム開発に興味がある人は今すぐSteamストアにアクセスして、近未来世界でミリタリーテイスト満点のアクションシューティングバトルを楽しめる新作FPS『CyberBorn』の情報をチェックしてみよう。
【おすすめポイント】 個人開発の参考になる新作FPS!
CyberBornスペック/動作環境
動作環境 | 必須環境 | 推奨環境 |
---|---|---|
対応OS | Windows10(64bit) | Windows10(64bit) |
CPU | Intel Core i5-8400 | Intel Core i7-9700K |
メモリー | 8GB RAM | 16GB RAM |
グラフィックカード | NVIDIA GeForce GTX 1050 | NVIDIA GeForce GTX 1660 Super |
VRAM | 2GB | 6GB |
HDD空き容量 | 50GB | 50GB |
DirectX | DirectX 11 | DirectX 12 |
備考 | インターネット接続必須SSD推奨 |
(C) Mario Murkl.
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