2021/11/13からSTEAMで正式配信されているKing of Gamesの購入型PCゲーム。2つのチームに分かれた「子供」として暗闇の中で「かくれんぼ」を楽しめるマルチプレイ向けアクションゲーム。
小規模なインディゲームタイトルらしい価格設定と作風、明暗のコントラストが美しいゲームグラフィック、発見されないように隠れるドキドキ感と、暗がりに隠れているプレイヤーを発見していくスリリングなプレイが大きな魅力で、家族や友人と一緒に遊べるカジュアルなアクションゲームを探している人におすすめ!
童心に帰ってかくれんぼ!
現在PCゲームのポータルサイト「STEAM」で正式配信中の『Hide and Seek』は、多くの人が子供の頃に遊んだであろう「かくれんぼ」をテーマとしたおすすめの新作ゲーム。舞台となる屋敷内部で子供キャラクターを操作しながら「隠れる側」と「見つける側」のプレイを楽しめるゴキゲンなアクションTPSタイトルだ。
光と影のコントラストが鮮やかなゲームグラフィックが作品の大きな特徴で、3Dモデリングで再現されたステージを真横のカメラアングルで捉えるインターフェースで対戦が進行。クローゼットやキャビネットに隠れるなどのアクションを行えるほか、ゲームらしい「アイテム」を活用したプレイも展開していく。
▲暗部が多いプレイ画面が特徴。ゲームで遊ぶ際には部屋の照明を暗くした方が雰囲気が出て楽しい。
ゲームはローカルマルチプレイ向けに設計されており、ソロプレイでは遊ぶことができない。オンラインでのプレイには非対応となるため、実質的に一箇所に複数のユーザーが集まって一緒にプレイしていく流れとなる。家族や友人と一緒に楽しめる新作PCゲームタイトルで、年末年始のパーティーゲームとしても重宝するぞ。
ゲームシステム的にAIを相手にプレイするスタイルが放棄されている点は残念だが、周囲にゲームを一緒に遊べる人がいて、なおかつマルチプレイ対人戦ならではの「不確定性」を楽しめる人であれば長くプレイできるはず。部分的ながら汎用コントローラーでの操作にも対応しており、カジュアルに遊ぶことができる新作だ。
ワンコイン価格で入手できるお手軽なインディーゲーム
ゲームを開発したのは、インディー系ゲームデベロッパー「King of Games」。本作が初のSTEAM掲載作品となる期待の若手で、今後の作品発表も楽しみな新鋭だ。公式Twitterアカウントや公式YouTubeチャンネルなど各種SNSアカウントを持っているので、興味がある人はそちらも合わせてチェックしよう。
STEAMでの販売価格は310円と非常に安価。ゲームセンターで遊ぶ感覚で半永久的にプレイできる価格設定も大きな魅力で、フレンドへプレゼントとして送るのにも最適。解除できるSTEAM実績も12種類用意されているため、ローカルでマルチプレイができる環境が整っていれば、値段以上の面白さを味わえるはずだ。
▲子供になって「かくれんぼ」に興じるというインディーゲームらしいシステムが光る新作アクションゲームだ。
インターフェースは全部で8種類存在するが、残念ながら日本語インターフェース及び字幕・音声には非対応。円滑にゲームをプレイするためには基礎的な語学力が要求される点には注意しておこう。ただし内容的にな単純なアクションゲームなので、一旦操作方法さえ覚えてしまえばドキドキするチーム対戦を満喫できるだろう。
小規模なインディーゲームタイトルとは言え、フル3Dグラフィックを用いた作品のため、PCへの要求スペックはやや高め。最低動作環境で提示されているグラフィックボードは「NVIDIA GeForce GTX 660(1GB)」及び「AMD Radeon HD 6790 (1GB)」と同等かそれ以上なので、購入前に自分のPC環境をチェックしておこう。
童心に帰って「かくれんぼ」に熱中できるおすすめの新作PCゲーム『Hide and Seek』は、現在STEAMストアで好評配信中。ワンコイン価格でゲットできるお手軽かつカジュアルなローカルマルチプレイ向けアクションゲーム作品だ。興味が湧いた人は今すぐSTEAMストアにアクセスして、楽しさ満点のプレイを始めよう!
【おすすめポイント】 ドキドキの遊びが待っている新作!
アイテムを活用できるかくれんぼ!
『Hide and Seek』の特徴は、ゲームらしい「アイテム」を活用できるドキドキのかくれんぼ対戦要素。隠れる側はフィールド上に「罠」を仕掛けることが可能で、探す側は暗がりを照らし出す「懐中電灯」を使えるなど、一般的なかくれんぼとは一味違うゲーム性を体験できる。上手く立ち回ってみんなと一緒に盛り上がろう。
作品で最も印象的なのはカメラワーク。本作は三人称視点(TPS)でキャラクターを追っていく描画システムを持っているが、キャラクターが画面奥へ進んでもカメラが一定以上にズームすることはなく、客観的に状況を見ながらプレイできる。隠れている場所へと迫ってくる「鬼」役のプレイヤーも視界に入るため、スリル満点だぞ。
▲独特なカメラワークでかくれんぼプレイを楽しめる新作。「この場所で良いのか」という不安感も生まれる。
ゲームの舞台となる室内マップには「高低差」があり、書庫上部に渡された木の板を歩いていくプレイも発生。前述のカメラワークでこの移動アクションがやや難易度を高めており、操作に慣れていないと思った場所へ移動できないことも。視点移動に自由が利かない分、アクション性がアップしている点も作品の特徴だ。
作品のルールとしては、隠れているプレイヤーに鬼役のプレイヤーが接触した時点で得点が加算され、接触されたプレイヤーはその場からフェードアウト。全ての隠れているプレイヤーが捕まった時点で「勝負あり」となり、今度は役割が逆になって再度プレイが進行していく。基本的なルール自体は単純明快なので分かりやすいぞ。
隠れる側に回っているプレイヤーは、鬼役の相手が捜索を開始するまでに適切な場所を見つけて潜伏する必要がある。前述の「キャビネット」は、入り込むことでカギがかかる仕組みで、相手プレイヤーはマップ内のどこかにあるカギを見つけない限り扉を開くことはできない。アイテムとギミックを積極活用することも大切だ。
見つかっても逃げることが可能
ちなみに本作では、一度潜伏している場所から他の場所へと移動することが自由。つまり鬼役のプレイヤーが近付いた時点でその場から逃走できるようになっており、相手はたとえ発見しても「接触」するまでは捕まえたことにならないため、そこに「発見=即終了」というかくれんぼのルールを超えたプレイ要素も生まれてくる。
▲懐中電灯を使用することで自分の周囲が明るく照らし出される。どこかに潜んでいるプレイヤーを発見しよう。
日本で一般的に知られている「かくれんぼ」とはかなりルールが異なるが、プレイヤーを飽きさせないスリルとアクション要素が入り込んでいるため、どちらの立場でプレイしても満足度は高い。探し出す側と隠れる側それぞれにプレイのコツや戦略性があり、それを自分で発見していく面白さがある作品と言えるだろう。
なお、隠れている側のプレイヤーは前述の「罠」を張り巡らせることが可能で、この罠にかかった相手プレイヤーは一定時間その場に釘付けになるため、再度逃走して潜伏する時間を稼げる。一見単純に見えながらも「アイテム」の活用で窮地を脱することができるシステムが秀逸で、毎回プレイすることが楽しくなっていくぞ。
独特なカメラワークと難易度高めのアクション性、そしてアイテムを用いた頭脳プレイ要素もあるおすすめの新作PCゲーム『Hide and Seek』は、現在STEAMストアで好評配信中。ローカルマルチプレイのみの対応となっているが、値段以上のプレイ体験を味わえる作品だ。今すぐストアでチェックしよう!
【おすすめポイント】 誰もが夢中になれる新作ゲーム!
Hide and Seekスペック/動作環境
動作環境 | 必須環境 | 推奨環境 |
---|---|---|
対応OS | Windows10(64bit) | Windows10(64bit) |
CPU | Intel Core i5-4460 / AMD FX-6300 | Intel Core i7-6700K / AMD Ryzen 5 1600 |
メモリー | 8GB RAM | 16GB RAM |
グラフィックカード | NVIDIA GeForce GTX 760 / AMD Radeon R7 260x | NVIDIA GeForce GTX 1060 / AMD Radeon RX 580 |
VRAM | 2GB | 4GB |
HDD空き容量 | 20GB | 20GB |
DirectX | Version 11 | Version 12 |
備考 |
(C) King of Games.
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