2021/10/29からSTEAMで早期アクセス版が配信されているMagnus Ander氏の購入型PCゲーム。運転手と砲撃手、指揮官として戦車に乗り込んで白熱のバトルを体験できるアクションFPS。
3人のプレイヤーが協力しながら1台の戦車を動かしていく新感覚のプレイ、最大で24名のプレイヤーが8台の戦車で対戦を楽しめるオンラインマルチプレイモードの存在、VRとスタンダードモードの両方でプレイできるハイブリッドな設計が大きな魅力で、戦車に乗り込んで戦うミリタリーゲームが好きな人におすすめ!
リアルな戦車を操縦しよう!
現在PCゲームのポータルサイト「STEAM」で早期アクセス版が配信されている『Steel Crew』は、最大で3名のプレイヤーが1台の戦車に乗り込んで白熱のバトルを体験できるおすすめの新作ゲーム。戦車内部をリアルに再現したグラフィックを持ち、雰囲気満点にプレイできるミリタリーファン必見のアクションTPSだ。
各プレイヤーの役割は「ドライバー(運転手)」と「ガンナー(砲撃手)」、そして「コマンダー(指揮官)」の3種類に分かれており、それぞれアクセスできるプレイ要素が異なる。三位一体となって戦車を動かしながら戦っていく「協力プレイ要素」が重要視されるゲームで、役割になりきるプレイを堪能できるぞ。
▲リアルさ満点の戦車内部。実車と同じく視界は非常に狭い。本当に戦車を動かしている気分に浸れるぞ。
BOTを相手に戦うPvE要素以外に、オンラインで最大4台vs4台の戦車バトルを楽しめるマルチプレイモードにも対応。1台の戦車には最大3名が搭乗できるため、合計で24名のプレイヤーが白熱の戦車バトルで勝敗を競い合うことが可能だ。PCユーザーのフレンドが多い人にもおすすめできる新作アクションFPS作品だぞ。
VRとスタンダードモードに両対応!
本作最大の特徴は、仮想現実世界「VR」への対応。「Valve Index」「HTC Vive」「Oculus Rift」「Windows Mixed Realty」に分かれる代表的なVRヘッドセット全てで動作し、身体を動かしながら砲塔を回転させるなどのリアルな操作体験を味わえるようになっている。ちなみに2Dバージョンでもプレイは可能だ。
作品を開発しているのは、インディー系ゲームデベロッパーのMagnus Ander氏。ほぼ個人で作品開発を進めている新鋭のデベロッパーで、本作が初のSTEAM掲載作品となる期待の新人。現在は2022年半ばに予定されている正式版の配信を目指し、ユーザーからのフィードバックを募りながら開発を継続しているぞ。
STEAMでの販売価格は1840円。この価格は正式版配信後にも変わらないため、開発の進捗を待ってから購入するという手もある。現時点では基本的なゲームシステムは完成しており、1種類のマップで最大24名のプレイヤーがオンラインマルチプレイ対戦を行うことが可能。BOTもサポートされて遊びやすい。
▲リアルに再現された戦車内部が素晴らしい。徹底して作り上げた細部のディティールでなりきりプレイも捗る。
プレイ言語は英語一択となり、日本語インターフェース及び字幕はサポート対象外となるが、操作に関する説明を読めるだけの語学力を持っていれば十分にプレイできるはず。ただしプレイを円滑に進めるためには3名のプレイヤーがボイスチャットで連携する必要があるので、その点にだけは十分に注意しておこう。
なお、2Dのスタンダードバージョンでプレイする場合には汎用コントローラーを用いた操作ができるため、CS機で遊ぶような感覚で操作できる。協力プレイと分担作業で戦車を操縦しながらバトルを楽しめる必見の新作VR対応PCゲーム『Steel Crew』は、現在STEAMストアで好評配信中だ。
【おすすめポイント】 戦車に乗り込める新作アクションFPS!
仲間同士の絆で勝利を掴め!
『Steel Crew』で要求されるのは、「ドライバー(運転手)」「ガンナー(砲撃手)」「コマンダー(指揮官)」に分かれた3種類の役割をプレイヤーが理解し、お互いをサポートしながら戦いを繰り広げていく協力プレイ要素。それぞれの特性を活かしながらチーム一丸となって勝利へと向かっていくプレイを楽しもう。
「ドライバー(運転手)」としてプレイする場合、マニュアル操作に習熟して素早い移動を行っていく必要がある。プレイ中は戦車内の限られた視界しか利用できないため、他2名のプレイヤーからの情報が頼りになる場面も多い。上部のハッチを解放して運転すると視界が開けるが、バトル時にダメージが大きくなるぞ。
「ガンナー(砲撃手)」の視界はドライバーよりも悪く、他2名のプレイヤーから的確な指示がなければ砲撃を当てることが難しい。砲撃と機関銃の2種類を操作してバリバリと攻撃を繰り出せる花形の役割ではあるが、サポートなくしては存在が成立しない点がポイント。仲間の指示をよく聞いて射撃を行おう。
▲戦車内部をリアルに再現しているために砲撃手の視界はかなり悪い。仲間のサポートが必要だ。
「コマンダー(指揮官)」は戦車の視界を司る存在で、プレイ中は最も開けた視野を確保できる。それに加えてフィールド内の戦況を一望できる「マップ」にアクセスすることもできるため、運転手と砲撃手に対して的確な指示を出していくプレイも大いに捗る。全てを見通せる分、その責任も非常に重大だ。
ソロプレイで全てをまかなうタイプのゲームではなく、あくまで「分担」するシステムにこだわったゲーム設計が光る新作PCゲームで、3人全てのプレイヤーが各々に託された役割を完遂することが勝利への近道となる。2Dでもプレイできる作品だが、そのリアルさはVRヘッドセットを用いることで最高潮に達するぞ。
▲ハッチを開けた状態の視界はかなり広い。3Dグラフィックで再現されたフィールドの隅々まで確認できるぞ。
「ガンナー(砲撃手)」が実際の攻撃を実行するまでに3系統に分かれる操作を行う必要があるなど、内部構造も非常にリアルに再現されているため、ゲームであることを忘れるくらいのリアリティーを得られる点も見事。ミリタリーゲームが好きな人には必見の新作アクションFPSで、大いなる満足感を感じられるだろう。
3種類に分かれている役割それぞれで異なるプレイ体験を味わえるようになっているので、フレンドユーザーと一緒にマッチ毎に役割を交換して遊ぶ面白さもあり、一度購入すれば長く遊べること請け合い。ソロプレイ向けの作品ではないが、PCユーザーのフレンドがいる人にとってはこの上ないゲームと言える作品だ。
【おすすめポイント】 協力プレイが最高に面白い新作!
正式版が待ち遠しい新作!
2022年中頃の正式配信を目指して目下開発中の新作『Steel Crew』は、今後のアップデートやさらなるコンテンツの実装が待ち遠しいアクションFPS作品。正式版では戦車の種類やゲームモードが増える予定となっており、実現すればより多くのユーザーたちで賑わう人気の作品へと変貌を遂げることだろう。
▲現時点でもゲームの完成度は高い。後はマルチプレイを活性化させていくコンテンツの実装が必要だ。
2Dでもプレイできる作品ではあるものの、本作が意図したプレイ体験を味わうためにはVRヘッドセットが必須。リアルに再現された戦車内でアクションを実行していく没入感満点のプレイを存分に味わえるぞ。3名が協力して戦いに挑んでいくおすすめの新作『Steel Crew』は、現在早期アクセス版としてSTEAMで配信中だ。
【おすすめポイント】今後の展開に期待のアクションFPS!
Steel Crewスペック/動作環境
動作環境 | 必須環境 | 推奨環境 |
---|---|---|
対応OS | Windows 10(64bit) | Windows 10(64bit) |
CPU | Intel Core i5-2500K | Intel Core i7-6700K |
メモリー | 8GB | 16GB |
グラフィックカード | NVIDIA GeForce GTX 770 | NVIDIA GeForce GTX 1060 |
VRAM | 2GB | 6GB |
HDD空き容量 | 20GB | 20GB |
DirectX | DirectX 11 | DirectX 11 |
備考 |
(C) Magnus Ander.
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