2021/8/21からSTEAMで正式配信されているMrFatcat氏の購入型PCゲーム。不気味な霧の森を舞台に最大5名のプレイヤーが「ハンター」と怪物「チュパカブラ」に分かれて戦う非対称型アクションFPS。
謎の吸血生物として語られているUMA「チュパカブラ」をモチーフとした世界観、銃で対抗していくハンターとしてのプレイと、ヤギと人間を襲うモンスター「チュパカブラ」としてのプレイ、ワンコイン価格で入手できる安価な価格設定が大きな魅力で、非対称型のアクションFPSで盛り上がりたい人におすすめ!
人間vsUMAの壮絶バトル!
現在PCゲームのポータルサイト「STEAM」で正式配信中の『Chupacabras: Night Hunt』は、南米での目撃例が挙げられている未確認生命体(UMA)の「チュパカブラ (Chupacabras)」を題材にした非対称型の対戦アクションゲーム。人間とモンスターに分かれたアクションFPSバトルを体験できるおすすめの新作だ。
ゲームの舞台となるのは、不気味な霧に包まれた森。プレイヤーは最初に人間キャラクターの「ハンター (漁師)」もしくは怪物「チュパカブラ」のどちらかを選択してプレイを開始する。お互いに相手のHPを削り切る戦いを繰り返し、最終的に相手を仕留めた方が勝者となる仕組みだ。ソロとマルチプレイのどちらでも遊べるぞ。
▲最新ゲームらしいグラフィックで再現されたゲーム世界は没入感満点。迫力の一人称視点を体験できる。
人間キャラクター側を選択したプレイヤーは、ナイフやショットガンなどの武器で攻撃することが可能。夜間になると周囲が真っ暗になるため、手元を照らすための懐中電灯も携行できる。一方のチュパカブラは敏捷な移動スピードと猛烈なアタック攻撃が持ち味で、夜間でも視界は良好。キャラによって攻撃と移動特性も変わる。
ちなみに「チュパカブラ」について一応説明しておくと、南米で最も目撃例や被害報告が多い謎の生命体で、主にヤギなどの家畜を襲ってその血を吸う性質を持つと言われている。なお、本作にはチュパカブラの好物と思われるヤギもしっかり登場し、ゲーム内のチュパカブラとハンターにとって重要な要素を担うことになるぞ。
個人が開発したアクションFPS
ゲームを開発したのは、個人で活動しているインディー系デベロッパーのMrFatcat氏。本作は氏にとって初のSTEAM掲載作品となる。詳しいことは後述するが、氏は配信後にSTEAMユーザーから寄せられた意見や要望を素早く反映したアップデートを僅か3日後に行っており、今後の改善にも意欲的。将来有望なデベロッパーだ。
STEAMでの販売価格は299円と非常に安価。ワンコイン価格でプレイを楽しめるインディーゲームの小作品を求めている人にもおすすめできる新作で、親しいフレンドユーザーにプレゼントして一緒に非対称型マルチプレイを楽しむのにも最適。「ハンター」と「チュパカブラ」に分かれてスリリングな対戦を楽しもう。
▲初の個人開発作ながら上手くまとまった世界観が光る。オンラインで遊べば大いに盛り上がること請け合いだ。
インターフェースは英語一択となり、残念ながら日本語インターフェース環境および字幕・音声は非搭載となっているが、ゲームシステムを一度把握できればスムーズにプレイできるはず。英会話をこなせる人は、作者のMrFatcat氏にフォーラムからコンタクトを取ってUI日本語化の名乗りを上げてみるのも一興だ。
ホラー映画に登場しそうな霧に包まれた森を舞台に、人間であるハンターとモンスターのチュパカブラが対峙する非対称型アクションFPS『Chupacabras: Night Hunt』は、現在STEAMストアで好評配信中。お手軽な価格でゲットできる新作インディーゲームで遊びたい人は、今すぐストアで情報をチェックしよう!
【おすすめポイント】 人間対モンスターのバトルが開幕!
ヤギがポイントになる非対称バトル!
「チュパカブラ対人間」の対戦形式を持っている『Chupacabras: Night Hunt』では、現実世界で噂されているチュパカブラの好物「ヤギ」がゲームプレイの大きなポイントになる。ゲーム内のチュパカブラはヤギを攻撃することによってパワーアップできるため、人間サイドのプレイヤーはヤギを守る必要があるぞ。
ハンターとしてプレイしているプレイヤーは、マップ内部に点在している武器と弾薬を手に入れ、チュパカブラとの遭遇に備える必要がある。またチュパカブラの力の源でもある「迷えるヤギ」を保護して安全な場所「納屋」へと導くプレイも必要になるので、マルチプレイ時には役割分担をしっかり決めておこう。
▲複数のハンターでプレイしていれば心強い。敏捷性と攻撃力に勝るチュパカブラを見事に退治していこう。
一方のチュパカブラ側は、自分自身のパワーを強化してくれるヤギを襲うことを念頭にプレイする必要がある。人間プレイヤーと違ってチュパカブラは夜間でも赤外線視点で活動できるので、人間プレイヤーの裏をかいて行動することが可能。素早く的確に動き回りながらヤギを捕らえ、その後ハンターへの攻撃を開始しよう。
試合展開の行く末を握る重要な存在として「ヤギ」が居るため、必然的に双方のプレイヤーがヤギを探しているうちに遭遇する流れになる。突然の襲撃に備えて武装していくハンターとしてのプレイ、そして狡猾に動き回りながら人間全滅のチャンスを伺うチュパカブラとしてのプレイ。どちらもスリル満点だぞ。
▲夜間を物ともせずに活動できるチュパカブラ。全てをクリアに見渡せる特別な視界を大いに活用して戦おう。
数に勝るプレイヤーがやや不利な状況に立ち、数で不利なプレイヤーに多くの能力が与えられるという非対称型対戦プレイのセオリーはきっちりと抑えられており、役割を変えながら長くプレイを楽しめる。自分が好きなロール(役割)を演じながら、ゾクゾクするホラーアクション要素をたっぷりと味わえる新作PCゲームだ。
【おすすめポイント】 勝利を目指して戦おう!
素早いアップデートでゲームが改善!
配信直後の『Chupacabras: Night Hunt』には、高評価の一方で低評価も目立ち、その多くがゲームシステムの不備を指摘するものだった。そんな中配信開始から僅か3日後の2021/8/24に最初のアップデートが実施され、多くのユーザーから指摘されていたシステムが改善されている。作者の素早いレスポンスが秀逸な新作だ。
問題となっていたのはキャラクターの操作方法。配信当初の本作ではキャラが真横に移動することができず、これに対して多くのクレームが寄せられていた。アップデートではこの問題を解消し、現在はキャラクターを真横に移動することが可能になっている。ユーザーの声を拾ってゲームを改良する好事例と言えるだろう。
▲迅速なアップデートでゲーム世界が進化した『Chupacabras: Night Hunt』。今後の発展にも期待だ。
アップデートではその他にも新武器の「火炎放射器」が追加され、数々のバランス調整も敢行。これによってローンチ当初よりも遊びやすい作品へとグレードアップしている。ユーザーの声を大切にするデベロッパーが開発した新作ゲーム『Chupacabras: Night Hunt』は、現在STEAMで好評配信中だ。
【おすすめポイント】 進化を続けるアクションFPS!
Chupacabras: Night Huntスペック/動作環境
動作環境 | 必須環境 | 推奨環境 |
---|---|---|
対応OS | Windows 10(64bit) | Windows 10(64bit) |
CPU | Intel Core i5-4460 | Intel Core i7-8700K |
メモリー | 8GB | 16GB |
グラフィックカード | NVIDIA GeForce GTX 760 | NVIDIA GeForce GTX 1070 |
VRAM | 2GB | 8GB |
HDD空き容量 | 30GB | 30GB |
DirectX | DirectX 11 | DirectX 12 |
備考 |
(C) MrFatcat.
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