Hi-Rez Studiosが2021/7/21にSteam版をリリースした基本無料三人称マルチシューティングアクション。Epic GameやNintendo Switch、PS4、Xbox Oneなどコンシューマーでも人気を博した対戦TPSがついにSteamに上陸だ。
曲者だらけのRogue Companyのエリートエージェントとしてさまざまなミッションに挑戦していこう。4vs4や6vs6のチームベースバトルで勝利をつかみ取れ。
プレイヤーの分身となる操作ユニットは19人の悪党(ローグ)たち。同じようなキャラなんてひとりもいない。それぞれ得意不得意が異なる役割をしっかり遂行できるかが勝敗を分ける戦略性が本作のキーとなる。
本格的なマルチ対戦TPSを探している人に絶対おすすめ!
2000万人以上が熱狂!ハリウッドのような3Dアクションが楽しめる王道TPS
本作『Rogue Company』はFirst Watch Gamesが開発を担当し、Hi-Rez Studiosがパブリッシャーとして世界中に贈るプレイ基本無料の三人称マルチシューティングアクションだ。
本タイトルは2020年にEpic Game、Nintendo Switch、PS4、Xbox Oneでリリースされ、幅広いプレイヤーから好評を博した。2021年3月にはPS5でも配信をスタートし、2021/7/21ついにファン待望のSteam版をサービス開始したぞ。
PCでもコンシューマーでも自由に遊べるので、好みのプラットフォームで手に汗握るTPSが満喫しよう。
本作の舞台となるのは世界を股にかける巨大組織Rogue Company。プレイヤーはカンパニーに所属するエリートエージェントとなり、世界各地の危険地帯に突入。仲間と協力してミッションに挑んでいく。
ハリウッドの大作映画を連想させる壮大な設定が特徴だ。アクション映画が好きな人なら世界観だけで好きになれるはずだ。
そして、そんな世界観にヒケをとらない超美麗な3Dグラフィックも本作の目玉である。海外デペロッパならではのリアルな造形にこだわったキャラクターが、写真に見違えるほど実写的な街並みを駆けて銃撃戦をくり広げる映像美は大迫力のひと言。
「ゲームはグラフィックが命!」そう考えるこだわり派ゲーマーでも大満足間違いなしの3Dグラフィックとなっている。
エージェントが世界を飛び回り、美麗な3Dグラフィックでド派手なミッションに挑む…まさに王道中の王道を行くTPSと呼べるだろう。
そんな本作に魅了されるプレイヤーは多く、2021年7月時点で全世界に2000万人のプレイヤーがいるというほど(※公式発表による)。TPSの決定版と呼ぶにふさわしいタイトルなので、本格的なTPSを思いっきり遊んでみたい人におすすめだぞ。
チーム戦で世界中のプレイヤーとバトル!多様なルールでミッションを達成せよ
本作ではマルチ対戦プレイが基本となる。リアルタイムで世界中のプレイヤーとマッチングし、4vs4や6vs6といったチーム戦で勝敗を競いあう一般的なマルチTPSだ。初めての相手と組むことも多いので、どんなプレイヤーとも呼吸を合わせられる臨機応変なプレイングが求められる。
対戦モードはひとつではなく、いくつか種類が存在する。それぞれルールが違い、当然立ち回りも変わってくるぞ。中には「このルールだけを極める!」といった専門プレイヤーもいるほどだ。
それではここからはいくつかの対戦モードを詳しく解説していこう。
デモリッション
プレイヤー:4vs4 最大パーティ数:4
本作でもっともオーソドックスな競技。プレイヤーはチームごとに攻撃側と防衛側に分かれ、それぞれのチームの目標を達成するか相手を全滅させれば勝利となる。
攻撃側の目標は、マップ上に点在する所定のポイントに爆弾を設置し、爆発するまで防衛することだ。逆に防衛側は攻撃側が仕掛けた爆弾の解除が目的となる。まさにデモリッション(破壊)の名のとおり爆弾がカギを握るルールだ。
ゲームの仕様上、フィールドで先に行動できるのは防衛側なのがデモリッションのミソ。防衛側は先手の有利を活かして強固な防衛ラインを築けるか、攻撃側はいかにこれを突破するかが問われるぞ。
ストライクアウト
プレイヤー:4vs4 最大パーティ数:4
チームライフ数を削りあうシンプルかつカジュアルな対戦モード。
各チームはゲーム開始時に12チケットを所有し、チームメンバーがリタイアするたびにチケットを1枚消費して復活させられる。先にチケットが0になった方が負けだ。ラウンド制となっており、3ラウンド先取すればそのチームの勝利となる。
相手チケットを減らすにはキル以外にも、あらかじめ決められた確保エリアを一定時間キープする方法も。積極的に敵メンバーを倒していくか、陣地を制覇してじっくり勝ちをめざすか、チームの方針がポイントになるだろう。
エクストラクション
プレイヤー:4vs4 最大パーティ数:4
デモリッションとストライクアウトをかけ合わせた複合ルール。状況によって攻守の立ち回りをうまく切り替え、適切に対処できるかが問われる対戦モードだ。
各チームはスタート時点ではストライクアウトのように互いに攻撃をおこなうが、マップ上にランダムで登場する爆弾をどちらかのチームが確保するとデモリッションのように攻撃側と防衛側に分かれる。攻撃側は爆弾を守り、防衛側は爆弾解除をめざすデモリッションに変化するのだ。
デモリッションの競技性とストライクアウトのカジュアルさがいっぺんに楽しめるぞ。
以上の3つが本作の基本的な対戦モードとなる。ちなみにいずれのルールでもショップが利用できる。ショップでは銃器やアイテムなどが購入でき、そのための資金はラウンド中に稼ぐ仕組みだ。いかにショップを使いこなすかも重要になってくるぞ。
このように多様なルールを揃えているのが本作の特徴である。対戦モードに合わせて柔軟に対応できる戦略性がカギとなるので、腕前だけでなく頭も使うTPSを求めている人にこそおすすめしたい。
ただの操作ユニットじゃない。個性的な悪党(ローグ)に大注目
本作でプレイヤーが操作するのはRogue Companyのエージェントである19人の悪党(ローグ)たちだ。国籍も人種もバラバラな彼らだが、エージェントとしての実力は確か。それぞれが卓越した特技を持っており、ゲーム内ではいかに悪党たちの得意技を使いこなせるかも大事だぞ。
キャラクターは初期から解放されている者と、プレイに応じてアンロックされる者とに分かれる。ゲームをやりこめばやりこむほど使えるキャラが増えていくので、気になるキャラがいたらぜひ遊びまくってアンロックをめざしたいところだ。
それでは本作に登場する魅力的な悪党を少しだけ紹介しよう。
ランサー(画像左)
固有アビリティ:クイック&クワイエット
奇襲に特化したフランカーローグ。固有アビリティにより戦場を音もなくすばやく駆け抜ける「静音歩行」と「クローキング」を自由に扱える。一部のローグが持つ索敵能力も無効かできるので、一匹狼として相手チームをかき回すのがおすすめ。
グリッチ(画像右)
固有アビリティ:ハッキング
察知と妨害を得意とする、頭脳プレイヤー好みのローグ。固有アビリティ「ハッキング」は相手の存在を探知すると相手のガジェットとレーダーに妨害をおこなう。他にもトラップなどの脅威をあらかじめ排除できる特性もあり、チームをしっかり支える縁の下の力持ちだ。
2020年のリリースから今日まで本格TPSとして人気を博してきた本作。
名作ハリウッドを連想させる世界観と戦略性の高いシューティングアクションが見事にマッチし、没入感をもってゲームにのめりこんでいける。余分な飾り気のない本格TPSに仕上がっているぞ。
気になった人はぜひ『Rogue Company』で名うての悪党とともに壮絶なミッションにチャレンジしてみよう!
Rogue Companyスペック/動作環境
動作環境 | 必須環境 | 推奨環境 |
---|---|---|
対応OS | Windows 7 64ビット | Windows 10 64ビット |
CPU | Intel Core i5-2320 | Intel Core i7-3770 |
メモリー | 4 GB RAM | 16 GB RAM |
グラフィックカード | NVIDIA GeForce GTX 650 | NVIDIA GeForce GTX 960 |
VRAM | 1 GB | 2 GB |
HDD空き容量 | 20 GB | 20 GB |
DirectX | DirectX 11 | DirectX 11 |
備考 | インターネット接続が必要 |
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