2021/4/29待望のSteam版リリース!
ソニー・インタラクティブエンタテインメントが贈るオンライン非対称型対戦マルチアクション。2020年にPS4で注目を集めた人気タイトルがついにPCゲームになったぞ。
名作SFアクション映画『プレデター』シリーズの世界がオンラインゲームでよみがえる。屈強な特殊部隊ファイアチームが任務中に謎の地球外生命体プレデターと遭遇。プレイヤーはどちらかのロールを担当し、オンラインマッチングで他プレイヤーと勝負をしていくぞ。
ファイアチームが難敵を撃退して任務を達成するか、それともプレデターが人類を全滅させ捕食するのか。立場によって180度異なる目的を戦略と判断力で達成しよう。
『プレデター』シリーズファンだけでなく対戦ゲームが好きな人にもおすすめだ。
あの『プレデター』の世界でPvPに打ちこめるPCゲーム
1987年の公開からおよそ30年が経った名作SFアクション映画『プレデター』。高度な知性と残虐性を併せ持つ謎の地球外生命体プレデターとアーノルド・シュワルツェネッガーらが演じる特殊部隊の過酷な死闘は今なお世界中の人々を魅了している。
「『プレデター』の世界観でサバイバルゲームができたら絶対面白い」
「あえてプレデターになって人類を全滅させたい」
『プレデター』を見たことのあるゲーマーなら一度は考えるだろうそんな夢が、ついにPCゲームで実現する。ソニー・インタラクティブエンタテインメントが2021/4/29にリリースしたオンライン非対称型対戦マルチアクション、それが本作『Predator: Hunting Grounds』だ。
開発はIllFonic、プラットフォームはSteam。2020年にPS4向けに発売した同タイトルゲームのPC移植版にあたる。
本作のコンセプトはずばり『プレデター』ワールドの完全再現だ。『プレデター』シリーズの正統作品に位置づけられており、世界観を共有。プレデターやマッチョな特殊部隊の参戦はもちろん、ステージやBGMも原作映画で登場したものを流用しているぞ。
戦場となるのは原作と同じく、木々が生い茂るジャングル地帯。プレイヤーはプレデターか特殊部隊ファイアチームのどちらかを操作ユニットとして選び、他プレイヤーとオンラインでマッチングしてリアルタイムPvPをおこなっていく。
プレデターの世界を克明に描く3Dグラフィックと原作テーマソングを筆頭としたBGMが相まって本当に地球外生命体が潜む死のジャングルに立っているかのような感覚でプレイできる。
『プレデター』シリーズファンなら絶対にプレイしておきたいタイトルといえるだろう。また、世界観に没入できるシューティングアクションを求めている人にも広くおすすめできる。
プレデターか、人類か。性能も目的も異なる非対称システムにのめりこめ。
本作は他プレイヤーとのオンライン対戦がメインコンテンツとなっている。ユーザーは対戦の際にプレデターか人類のどちらかを選択して操作するわけだが、この選択は単なるチーム分けではない。
プレデターと人類は目的も性能も大きく異なり、どちらを選ぶかでゲームの楽しみ方が180度変わる。プレデターと人類、まさに非対称な二大勢力のぶつかり合いこそが本作のだいご味なのだ。本作のジャンル名「オンライン非対称型対戦マルチアクション」はこのシステムに由来している。
ここからはプレデターと人類がユニットとしてどう違うのかをそれぞれ見ていこう。
プレデター
主な特徴:光学迷彩によるステルスアクション
『プレデター』シリーズの顔にして最強の地球外生命体。目的はジャングルに踏み入った特殊部隊ファイアチームの全滅だ。多種多様な武装を駆使する残虐なハンターとしての立ち回りを要求されるぞ。
最大の武器は光をコントロールして自身の姿を消す光学迷彩。原作映画でも特殊部隊を大いに苦しめたステルス兵器は本作でも健在だ。障害物が多いジャングルで使えば発見はまず不可能となるので、アタックの瞬間までターゲットに気づかれず接近できる。プレデターの代名詞でもあり、原作ファンならば一度は使ってみたい装備だろう。
他にも火力と射程を両立したプラズマキャノンや接近戦で真価を発揮するリストブレイドなど、多彩な武装を誇るプレデター。単純な戦力は人類と比べ物にならないほど強力だが、欠点としてプレデターは1ラウンドごとに1体のみとなる。仲間との連携プレーができないので、数で押されないよう気をつけたい。
人類(ファイアチーム)
主な特徴:4人チームによる協力プレイ
原作ではアーノルド・シュワルツェネッガー演じるダッチが率いていた特殊部隊。彼らはとあるミッションのためにジャングルに踏みいり、プレデターの標的となってしまう。プレデターの狩りから逃れつつ任務をクリアしてジャングルから脱出できれば人類側の勝ちとなるぞ。
ファイアチーム最大の長所は4人チームで行動する点だ。プレイヤー1人につき1人のソルジャーが操作できるので、プレイヤー4人が協力して1体のプレデターに対抗するかたちになる。ソルジャーは複数のクラスが存在するので、役割分担とチームワークを意識すればプレデターとも十分戦えるバランスなのだ。
個の性能ではプレデターに劣る分、ミッションを達成してプレデターから逃げきれた時の達成感は人類側ならでは。知恵とチームワークで戦力差をくつがえす快感が好きな人に選んでほしいロールだ。
このようにプレデターと人類ではゲーム性がまったく異なるぞ。同じ部分がひとつもない、究極の非対称対戦アクションを本作で満喫しよう。
全盛期のシュワちゃんに会える?豊富なクラスやDLCにも注目
本作ではゲームの進行度によってプレデターの新たな姿、クラスが入手できる。プレデターはクラスによって性能が変わるので、クラスをうまく使い分ければより多彩な狩りが可能になるぞ。
公式HPで公開されているプレデターのクラスはスカウト(画像左)、ハンター(画像中央)、バーサーカー(画像右)の3種類。大まかな特徴は以下のとおりだ。
・スカウト:スピードタイプ。ジャンプや遠距離攻撃が得意な一方、接近戦は苦手
・ハンター:扱いやすいバランスタイプ。どんな立ち回りもそつなくこなす。
・バーサーカー:典型的なパワータイプ。怪力でひたすらゴリ押すべし。
どのクラスも一長一短なのでいろいろ試して自分なりのお気に入りを見つけてみよう。
また、性能には関係ないが、DLCで入手できるスキンも要チェック。最大の目玉はシリーズ初代主人公・ダッチになりきれるファイアチーム専用スキン「ダッチ‘87」パックだ。
約30年前にダッチを演じた当時のアーノルド・シュワルツェネッガーが最新の3Dグラフィックでよみがえる、ファン垂涎のスキンである。原作再現にこだわりたい人はDLCの購入を検討してみてはいかがだろう。
名作映画『プレデター』のシリーズ正統作品として世界観の再現に注力した本作。
プレデターと人類の対決、戦場となるジャングルの作りこみ、ここぞの場面で流れるテーマソングなど、『プレデター』シリーズのだいご味を分解し、オンラインゲームとして見事に再構築しているぞ。
ユニットの性能も目的もまったく違う非対称型だからこそ生まれる戦略性が非常に奥深く、プレデターをよく知らないゲーマーにもおすすめしたい。
気になる人はぜひ『Predator: Hunting Grounds』でプレデターの世界に飛びこんでみよう。プレデターと人類、キミはどっちで対戦する?
Predator: Hunting Groundsスペック/動作環境
動作環境 | 必須環境 | 推奨環境 |
---|---|---|
対応OS | Windows 10(64bit) | Windows 10(64bit) |
CPU | Intel Core i5-6400または同等のAMDプロセッサ | Intel Core i7-5930Kまたは同等のAMDプロセッサ |
メモリー | 8 GB RAM | 16 GB RAM |
グラフィックカード | NVIDIA GTX 960またはAMD R9 280x | NVIDIA GTX 1660またはAMD R9 Fury X |
VRAM | 2 GB | 4 GB |
HDD空き容量 | 18 GB | 18 GB |
DirectX | バージョン 11 | バージョン 11 |
備考 | インターネット接続が必要 |
©2020 Sony Interactive Entertainment LLC. Developed by IllFonic, LLC.PREDATOR TM & © TWENTIETH CENTURY FOX FILM CORPORATION. ALL RIGHTS RESERVED.
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