2021/5/21、Steamにてアーリーアクセス開始!
海外のデペロッパNoserverStudiosが正式リリースに向けて開発中のローグライク戦略シューティングアクション。ソロから最大8人のマルチまで幅広い人数で楽しめる期待のPCゲームだ。
プレイヤーが挑むのはゾンビがひしめく絶望の超高層タワーだ。ライフルなどの近代兵器を使いこなしてゾンビをせん滅し、塔の上層をめざしていこう。何階まで登れたかでクリア後の評価が決定する、スコアアタック系のアクションゲームとなっている。
倒すべきゾンビは『マインクラフト』を思い出させるようなどこか憎めないデザインなのもポイント。ゾンビの種類もさまざまなので、まだ見ぬゾンビとの出会いを楽しむのもアリだ。
ゾンビを倒しまくる爽快感を味わいたい人におすすめ。対応言語は英語だけなので要注意。
ゾンビを倒しまくるシューティングアクション!
『バイオハザード』の登場以降、ホラーアクションの定番となったゾンビ。プレイヤーを恐怖とパニックに陥れるモンスターを思う存分狩りまくれる爽快アクションが海の向こうからやってきぞ。
それが本作ことローグライク戦略シューティングアクション『Endless Zombie Tower』。2021/5/21にSteamでアーリーアクセスを開放した注目の新作PCゲームだ。
製作をおこなうNoserverStudiosはドイツを拠点に置く海外のデペロッパ。2021年から本格的にゲーム事業に乗り出した新進気鋭のゲーム開発集団であり、本作は初の一般公開作品となる。
本作の舞台となるのは、とある高層タワー。内部は暗闇に包まれており、原因不明のアクシデントによりゾンビが大量発生している。タワーは何階建てなのか、ゾンビは何体いるのか、すべてが謎に包まれている超危険地帯だ。
プレイヤーはこの事態を調査するエージェントとしてタワーへの潜入を試みる。めざすは塔の上層、調査を邪魔するゾンビは銃火器で遠慮なく排除しよう。無双ゲームのような爽快感でゾンビを倒しまくれるのが本作の魅力といえる。
また、本作の特徴として独特のグラフィックが挙げられる。世界的サンドボックスゲーム『マインクラフト』を彷彿とさせるような3D画面を採用。暗闇とゾンビの組みあわせでありながら過度なホラー演出を省いたデザインになっているぞ。
ホラーゲームの代名詞とも呼べるゾンビが主役でありながら、恐怖より爽快感や戦略性を重視したグラフィックなので「アクションは好きだけどホラーゲームは苦手」という人も遊びやすいタイトルといえるだろう。
キミは何階まで行ける?限界を超えてタワーを登るスコアアタック!
本作のゲームシステムはゾンビの大群を突破して高層タワーの何階まで到達できるかで評価が変動するスコアアタック形式となっている。上のフロアへ上がれば上がるほどほど難易度は高くなり、当然スコアも伸びていくぞ。
ラウンド中にプレイヤーに与えられるのは3種類の銃火器と現地調達できるアイテムのみ。上手に使いこなしてゾンビをせん滅しながら上層をめざしていこう。アイテムの特性をしっかり把握した上での立ち回りが要求される戦略性も本作の面白いところだ。
プレイヤーを飽きさせないギミックも見逃せない。攻略の要となるマップ構造やゾンビの出現パターンはゲームを始めるたびにランダム変化するので、同じ攻略法が2度と通用しないのだ。
「ステージを覚えたら作業ゲーになってやりがいがない」といったステージ攻略系のアクションゲームにありがちな問題に悩まされる心配は不要。パターン化を好まず、つねに頭を使ってゲームを遊びたい人に向いているシステムになっているぞ。
ゲームモードは1人で遊べるソロプレイと最大8人が運命共同体としてタワー攻略に挑むマルチプレイの2種類を用意。マイペースに1人で攻略していくか、友だち同士で協力するか好みで選ぼう。プレイ人数が増えればその分ゾンビも増える仕組みなので「マルチプレイじゃないと攻略が難しい!」といった問題はないので協力プレイが苦手なユーザーは安心してほしい。
スコアアタックやマップランダム生成など、本作は何度も遊んで少しずつ得点を伸ばしていけるやりこみ重視のゲームといえるだろう。『ロックマン』などの何度もやられながら上達していくアクションゲームが得意なら気持ちよく遊べるはずだ。
敵なのに憎めない?愛嬌ある個性豊かなゾンビをご紹介
本作でプレイヤーに立ちはだかる無数のゾンビたち。プレイ中は「こいつらさえいなければ…」と思う時もある憎き敵だが、じっくり観察してみるとこれがかわいらしい。立体的なボックスだけで構成されているからかどこか愛嬌がありなんとなく憎めない、彼らならではの味を醸し出しているのが本作のゾンビだ。
アーリーアクセス時点で実装されているゾンビは全部で9種類。外見だけでなくそれぞれ性能も異なり、多種多様なアクションでプレイヤーを追い詰めてくるぞ。
ここからはアーリーアクセスで登場するゾンビからレアキャラを除いて8体を簡単に紹介していこう。
SLOW ZOMBIE(遅いゾンビ)
低階層から出現するオーソドックスなゾンビ。名前のとおり動きが鈍く、冷静に対処すれば問題なく撃破できるはず。
FAST ZOMBIE(速いゾンビ)
比較的すばやく動くゾンビで、積極的にプレイヤーに襲いかかる厄介な敵だ。油断するとあっという間に間合いを詰めてくるので、見かけたら積極的に狙っていきたい。
MEDIUM BIG ZOMBIE(大き目のゾンビ)
通常よりわずかに巨大な体躯が特徴的なゾンビ。スピードはFASTほどではないがとにかくパワフルで、その攻撃はプレイヤーを一撃で殺せるほどの威力を持つ。
FAT ZOMBIE&SMALL FAST ZOMBIE(太ったゾンビと高速チビゾンビ)
MEDIUM BIGよりもさらに横に大きく、でっぷりと太ったように見えるゾンビ。だがその正体は個体ではなくチビっこいゾンビの群体だ。チビゾンビは動きが速いため、分裂すると処理に手間取るだろう。
TRASH ZOMBIME(ゴミ箱ゾンビ)
普通のゾンビなのだが、なぜかゴミ箱を抱えてさまよっている。倒すとゴミ箱からレアアイテムが出現することがあるので、発見したら優先的に撃破しよう。
HOLE ZOMBIME(穴ゾンビ)
腹部にぽっかり大きな穴が開いているゾンビ。普通のホラーゲームなら非常にグロテスクな姿だろうが、本作ではむしろコミカルに描かれているのが特徴。
INFECT ZOMBIE(感染者)
ゾンビに殺された犠牲者の成れの果て。ためらわず倒してあげよう。
以上がアーリーアクセス段階で実装済みのゾンビとなる。正式リリースではさらに種類が増える予定なので、どこか愛らしいゾンビキャラに興味がある人は正式リリースまで目が離せないぞ。
アーリーアクセスで『Endless Zombie Tower』の完成に貢献しよう
ここまで『Endless Zombie Tower』を紹介してきたが、最初にお伝えした通り本作はアーリーアクセス版だ。開発途中のPCゲームなので「英語版のみ」「フロアが80階で打ち止め」「ゲームバランスは調整中」といった問題点が存在することに気をつけてほしい。
だが、開発中のゲームだからこそユーザーの声がダイレクトに届くともいえる。アーリーアクセスを遊んだ感想をレビューで開発者に伝えれば本作はドンドン遊びやすくなっていくだろう。
お気に入りのゲームが面白く改善されていく過程を楽しみたい人は、むしろアーリーアクセスから積極的に本作を遊んではいかがだろうか。
ゾンビを倒して塔を登っていくというシンプルながらやりがいがあるアクションゲームをめざす本作。
どこか愛嬌があるゾンビや遊ぶごとに攻略法が変わるランダムマップなど、至るところにプレイヤーが飽きずに楽しんでいける工夫が見られる。製作者の細かい配慮が見どころのタイトルといえるだろう。
ここまでで興味がわいた人はぜひ『Endless Zombie Tower』でゾンビを狩りまくる爽快アクションに挑戦してみよう。
Endless Zombie Towerスペック/動作環境
動作環境 | 必須環境 | 推奨環境 |
---|---|---|
対応OS | Windows10(64bit) | Windows10(64bit) |
CPU | Intel Core i5-4460 | Intel Core i7-8700K |
メモリー | 8GB | 16GB |
グラフィックカード | NVIDIA GeForce GTX 660 | NVIDIA GeForce GTX 1060 |
VRAM | 2GB | 6GB |
HDD空き容量 | 20GB | 20GB |
DirectX | DirectX 11 | DirectX 11 |
備考 | インターネット接続必須SSD推奨 |
Copyright©NoserverStudios2021
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