「笑えるバカ格ゲー」として話題をよんだ「Fight of Animals」の正統後継作がSteamにやってきた!
台湾のDigital Crafterが2020/12/17にリリースした新作オモシロ動物乱闘アクション!ネットでバズったあの動物たちが格闘ゲームにまさかの参戦。ムキムキマッチョなミームアニマルが白熱の大乱闘を巻き起こすぞ。
前作でも好評だったシンプルな操作性を採用。4つのボタンですべてのアクションを操作できるので、格ゲー初心者でもストレスなく遊べるのが特徴だ。食べたり投げたりできる6種類のアイテムや強力なステージギミックも使いこなし、大乱闘のチャンピオンをめざそう。
最大4人のマルチプレイにも対応。みんなで笑いながら遊べる格闘ゲームを探していた人におすすめ!
ネットでバズったあの動物たちが大乱闘!?
1枚の写真、1本の動画が思わぬかたちでバズり、ネットミームと化す。
現代ではめずらしくない話だが、そんなネットミームが集結してスマブラ顔負けの大乱闘をくり広げるといったら、どうだろう。さすがにめずらしい気がする。
2020/12/17にSteamで発売を開始した本作「Fight of Animals: Arena」はそんなめずらしい光景が実際に楽しめるオモシロ動物乱闘アクションだ。
本作は2019年にみんなでワイワイ遊べる格闘バカゲーとして好評を博した「Fight of Animals」の後継作にあたる。“右フックする犬”や”マッスルギツネ”などのネットミームとなったアニマル画像をモデルにしたキャラクターで格ゲーが楽しめるコンセプトだ。
だれもが一度は見たことのあるアニマルが所狭しと暴れまわる姿はなんともいえず、まずは笑いがこみあげてくる。慣れてくれば今度は「あの画像の動物が実際に動いたらこうなるのか」という奇妙な感動を覚えるだろう。
ミームアニマルが殴る蹴るの乱闘を展開する…その光景こそ本作のキモであり欠かせない魅力だ。興味がわいたらぜひ手にとって実際に遊んでみてほしい。Steamでの販売価格は通常で1320円とリーズナブルなので比較的お手軽に購入できるぞ。
参戦オモシロ動物を紹介
本作最大のセールスポイントはなんといってもネットミームとなったオモシロ動物をアレンジしたキャラクターたちだ。前作「Fight of Animals」でも活躍した10体のアニマルは本作ではすべて最初から使用可能となっている。開発スタッフによると今後のアップデートで新キャラを追加していく予定のようだ。
ここからは実際に本作で操作できるキャラクターを何匹か紹介していこう。元ネタとなった画像の通称も書いておくので、知らないものがあったらぜひ調べてほしい。由来を知っているとゲームがより一層楽しくなるぞ。
POWER HOOK DOG 元ネタの通称:右フック犬
「柴犬が自分のしっぽを追いかけて一回転している様子が、全力で右フックしているようマッチョな犬に見える」写真が元ネタのファイター。本作の看板的存在でもある。
腕だけでなく腹筋もバッキバキに割れた屈強なマッチョ犬であり、見た目どおりのパワーバトルが得意。強烈なパンチでラッシュを決めていきたい。
SLENDER CAT 元ネタの通称:のびーるたん
ひたすらに胴が長い白い猫。由来は「脇を抱えられた結果、胴が重力にしたがってなが~く伸びた猫」の写真だ。
長すぎる胴が生んだリーチを駆使した頭突きなど、トリッキーな立ち回りでラッシュを仕掛けていくバトルスタイルが特徴。超接近戦では短い手足を必死に動かして応戦するぞ。
CROWRILLA 元ネタの通称:ゴリラに見えるカラス
ゴリラのような鋭い眼光とムキムキな体を得たカラス。「街の一角でゴリラのようなポーズをとってくつろいでいるカラス」の動画が元ネタ。
ゴリラの腕とカラスの羽が合体した不思議な腕を羽ばたかせて、ジャンプ飛距離を少しだけ伸ばす唯一無二の個性を持つ。殴ってよし、飛んでよしのたくましい腕が自慢の動物だ。
MIGHTY FOX 元ネタの通称:マッスルギツネ
腕組みをして直立するマッチョなキツネ。元ネタの写真は複数のキツネが寄り添っている様子が「腕組みをしているマッチョなキツネ」に見えるというもの。
元ネタが腕組みをしているように見えるためか、本作でも腕組みを解くことはない。代わりに多彩な足技を駆使したすばやい攻めで敵を翻弄するぞ。
ほかにも「水を操るリス」や「二足歩行猫」など、有名なオモシロ動物をモチーフにしたキャラクターも登場する。気になる人はぜひ実際に遊んでチェックしよう。
4つのボタンで操作可能。最大4人同時プレイで簡単に盛り上がろう!
ここからは格闘ゲームとしての魅力を紹介していこう。あまりにも濃すぎる参戦キャラクターの個性に隠れがちだが、本作は簡単に遊べる乱闘系アクションゲームとして非常に優れているポイントが多いぞ。
まず操作性は、4つのボタンで簡単なアクションから複雑なコンボまですべてこなせる親切設計。必殺技も条件を満たせばボタンひとつで発動可能だ。このシンプル極まりない操作システムは前作でも採用していたが、本作からは新たにダブルジャンプとダッシュ(避ける)コマンドを追加。さらに柔軟性あるアクションがこなせるように進化している。
すべてのコマンドがワンボタンでこなせると侮ってはいけない。むしろコンボや必殺技を楽に発動できるからこそ、それをいかに防ぐか、あるいは通すかの駆け引きが白熱するのだ。
カジュアルながら本格的な読みあいがカギをにぎる格ゲーに仕上がっているので、初心者から上級者まで幅広く楽しめるだろう。
プレイモードは1人で遊べるアーケード、世界中のプレイヤーとつながれるオンライン対戦モードを実装。最大4人まで同時プレイが可能なので、友達同士で集まればオモシロ動物に笑いながらワイワイ遊べるぞ。
2vs2や3vs1で対戦できるチームプレイやスコアを競いあうスコアリングモードにも注目だ。好みの遊び方がえらべるのも好ポイント。メジャーなパーティゲームとはひと味違う盛りあがりを求めているゲーマーにもおすすめしたい。
乱闘を奥深くするアイテムやギミックも
スマブラに近い乱闘アクションゲームである本作では、ステージやアイテムも勝敗を分ける重要な要素となってくる。ユーザーのレビューに「ギミックやアイテムがとにかく強い」という声もあるほどだ。
アイテムはピコピコハンマーやフライパンなど武器として扱えるものから、アニマルらしく食べられる骨つき肉まで全6種類。さらにはダウンしたキャラクターも持ち上げればアイテムとして活用できるぞ。投げたり叩いたり、自由な発想で使いこなしたい。
ギミックもステージによって種類が変わり、豊富のひと言に尽きる。足場による高低差はもちろん、ツルツル滑って安定しない氷の地面、燃え盛る床、背景と思いきや隠れられるジャングルなど味方にできれば強力なものばかりだ。アイテムと合わせてこちらもしっかり扱いたいところだ。
プレイヤー同士で実力差があっても、ギミックやアイテムを巧みに使えば逆転もありえるだろう。適切に使いこなしてお気に入りのミームアニマルに勝利をもたらそう。
「ネットミームとなった動物たちが大乱闘をくり広げる」
そんなコンセプトを徹底的に突き詰め、笑える格闘バカゲーとして見事に開花した本作。アクが強くてムキムキな動物たちの個性を受け入れられれば、おかしくも奥深い乱闘アクションとしていつまでも遊べるゲームになってくれるだろう。
オモシロ動物たちが大暴れする光景をその目で見てみたい人は「Fight of Animals: Arena」をプレイだ!
Fight of Animals: Arenaスペック/動作環境
動作環境 | 必須環境 | 推奨環境 |
---|---|---|
対応OS | Windows 7, 8, 10 (64-bit) | Windows 10 (64-bit) |
CPU | Intel Core i3-4160 | Intel Core i5-4460 |
メモリー | 4GB RAM | 8GB RAM |
グラフィックカード | NVIDIA GeForce GTX 480 | NVIDIA GeForce GTX 960 |
VRAM | 2GB | 4GB |
HDD空き容量 | 1GB | 1GB |
DirectX | Version 11 | Version 11 |
備考 |
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