2020/2/12からSTEAMで早期アクセス版が配信されているShiro Gamesの購入型PCゲーム。ダークファンタジーの世界でゾンビたちを相手にチームで戦う協力型サバイバルアクション。
細部まで緻密に描かれたゲームグラフィック、見下ろし型マップで展開するユーザー同士の協力プレイ要素、ゲームの魅力を堪能できる3種類のゲームモードが大きな魅力で、ダークファンタジーの世界観に惹かれる人、オンラインで他プレイヤーと協力しながら戦う作品を求めている人、ゾンビをバリバリ薙ぎ倒すプレイが好きな人におすすめ。
協力型サバイバルアクションが誕生!
現在PCゲームのポータルサイト「STEAM」で好評配信中の『Darksburg』は、ゲームタイトルにもなっている「ダークスバーグ」の街を舞台にプレイヤー同士が協力プレイでバトルアクションを楽しめる新作おすすめPCゲーム。ダークファンタジー的な世界観が異彩を放つ協力型サバイバルアクションゲームだ。
複数のロケーションを持つゲーム世界には「感染者」と呼ばれるゾンビたちが跋扈しており、プレイヤーはサバイバー(生存者)として協力し合いながらステージ突破を目指すことになる。各プレイヤーの行動力と的確なチームワークが要求される作品で、オンライン協力システムが好きな人には断然おすすめのゲームに仕上がっているぞ。
▲ダークファンタジーの雰囲気満点の世界観が秀逸。入り組んだマップを進みながらクリアを目指していく。
見下ろし型マップ内で展開する大量ゾンビたちとの死闘や探索要素、そしてプレイアブルキャラクター「サバイバー」たちのスキルアップ要素などもあり、やり込み要素は満点。RTS作品をよくプレイする人には馴染み深い視点で展開するポストアポカリプスの戦いは戦略性に富み、何度プレイしても飽きない魅力に溢れているぞ。
ゲームには「サバイバー」チームとして生き残りをかけて戦う「PvE」モード以外に、感染症にかかり特殊能力に目覚めた「レヴェナント」と呼ばれるヴィランたちを操作して「PvP」を楽しめるモードも実装。さらに容赦ないゾンビの猛攻(ウェーブ)に耐えながら生存を目指す「Last Stand」モードも実装し、3種類の遊び方ができる。
▲西洋の雰囲気満点のオブジェクト群が美しい。細部まで丁寧に作られた世界を楽しみながらプレイしよう。
ゲームを開発しているのはフランスのボルドーに本拠を構えるインディー系ゲームデベロッパーの「Shiro Games」。卓越した才能を持つスタッフを中心に構成されている人気デベロッパーで、これまでにアーティスティックな世界観を持つ作品群をSTEAM上に複数発表している。興味がある人は同社の他作品もチェックしよう。
STEAMでの販売価格は2050円。なお本作は「早期アクセス版」の作品で、未完成な状態。完璧な状態でゲームをプレイすることが好きな人は購入を控えた方が良いだろう。ただし正式配信版では価格が上昇する予定になっているので、これらの条件が呑めるのであれば今のうちに購入するのも手だ。
インターフェースは「英語」「フランス語」「ドイツ語」「中国語」の4ヶ国語に対応し、日本語インターフェースおよび字幕・音声は非搭載。プレイを円滑に進めるためには上記4言語のどれかにある程度精通している必要がある。ダークファンタジー世界でゾンビ退治を楽しみたい人は、今すぐゲームをダウンロードしよう。
【おすすめポイント】 協力で戦う新作サバイバルゲーム!
力を合わせてクリアを目指せ!
『Darksburg』の醍醐味はサバイバーたちが結集してクリアを目指す協力プレイ要素。4種類の個性的なサバイバーから1名を選び、ゾンビとレヴェナントにまみれたダークな世界を進もう。お互いをカバーしながら探索を進め、共に団結しながら戦えば、一緒にゲームをプレイしているユーザーとの友情も芽生えるぞ。
4人のユーザーが勝手な行動を取っていては大挙して押し寄せる敵キャラクターに勝ち目はない。お互いの存在を確認しつつ、マップの地形を活かしながら脅威を排除していく戦略的なプレイが必要だ。各キャラクターが持つスキル技の特性を発揮できるように移動すれば、難関ステージも必ず突破できることだろう。
▲サバイバーは各キャラがそれぞれ4種類のスキルを利用できる。上手く使い分けてバトルを有利に進めよう。
複数人数でのプレイを念頭において制作されている作品だが、人数が集まらない場合には他キャラクターの操作をAIが担当してくれる。このAIはかなり優秀に出来ており、プレイ中にユーザーの足を引っ張ることはない。シングルプレイからマルチプレイまで、幅広いユーザーが楽しめる作品に仕上がっているぞ。
対戦プレイでPvP要素を楽しむのもアリ
本作にはPvPを楽しめる「Versus Survival」モードも実装されており、サバイバー側とレヴェナント側に分かれて対戦プレイを楽しむことも可能。生存を目指す人々とそれを阻止する側に分かれた攻防戦はスリリングで、どちらもスキル攻撃を利用できるため白熱した戦いが展開する。オンライン対戦プレイが好きな人も必見の新作だ。
▲異能力者同士のバトルは混戦必至。あえて悪の側に回って戦うのも面白い。好きなサイドを選んで戦おう。
探索要素満点のマップ内でド派手なスキル技を繰り出しながら協力プレイと対戦プレイの両方を楽しめる『Darksburg』は、見下ろし型プレイ画面特有の戦略性溢れるアクションゲーム体験が白眉な新作PCゲーム。フレンドや世界のユーザーと一緒に仲良くプレイすれば、ソロプレイ時の何倍もの楽しさを得られるはずだ。
【おすすめポイント】 パーティープレイが捗る新作PCゲーム!
ユーザーの協力を求めている新作
前述の通り『Darksburg』は早期アクセス版にある状態で、今後のアップデートでゲームシステムや内容が変更される可能性もある。ただしゲームのベーシックな部分はかなり完成されており、現状でもかなり楽しめる作品となっているので、現バージョンでもバグや不具合で悩まされることは無いと言って良いだろう。
開発元のShiro Gamesによると、作品は全てのレベルおいてリリースできるクオリティーに達している「ベータ版」の状態で、現状では声優陣のボイス「75%」分が収録されているとのこと。今後は定期的なアップデートによって作品を完成へと導く作業が行われ、正式版配信時にはコンテンツの充実が図られる予定だ。
▲早期アクセス版でありながら完成度が高い『Darksburg』。このままでも十分に遊べるレベルに達している。
Shiro Gamesは約半年から1年に及ぶ早期アクセス期間中にゲームをプレイしたユーザーからの意見やフィードバックを募集し、作品に対しての改善要望やアイデアを受け付ける予定。「ユーザー参加型の開発」を行っていくことで、正式配信後の作品がより多くのユーザーに受け入れられる土壌を作り出す計画だ。
インディー系ゲームデベロッパーの作品をプレイして忌憚のない意見を送ることが好きな人や、作品をより良いものにするためにアドバイスを送りたいと考えている人にもおすすめの新作PCゲームで、自分が送ったアイデアが採用されることがあるかもしれない。ゲームをダウンロードして開発に参加しよう!
【おすすめポイント】 ユーザーありきで開発が進むおすすめゲーム!
Darksburgスペック/動作環境
動作環境 | 必須環境 | 推奨環境 |
---|---|---|
対応OS | Windows 10(64bit) | Windows 10(64bit) |
CPU | Intel Core i5-3450, 3.1 GHz / AMD FX-6300 | Intel Core i7-4770, 3.4 GHz / AMD Ryzen 5 1600 |
メモリー | 8GB RAM | 16GB RAM |
グラフィックカード | NVIDIA GeForce GTX 660 / AMD Radeon HD 7870 | NVIDIA GeForce GTX 1060 / AMD Radeon RX 580 |
VRAM | 2GB | 4GB |
HDD空き容量 | 5GB | 5GB |
DirectX | Version 11 | Version 11 |
備考 | インターネット接続環境が必要 |
(C) Shiro Games.
Darksburgの評価・レビュー・評判(0件)
このゲームの投稿レビューはまだありません。