2020/1/21からSTEAMで早期アクセス版が配信されているPolygon Artの無料PCゲーム。2019年に発売されたタイトルをオンラインPvP専用に再開発した新作FPS/TPS。
多彩な戦略性を生み出す武器カスタマイズシステム、マルチプレイ対戦と協力要素を楽しめるように設計された数々のゲームモード、完全無料で遊べる点が大きな魅力で、無料で楽しめるアクションシューティングゲームを求めている人、オンラインFPSゲームで他ユーザーとシューティングの腕前を競いたいと考える人におすすめ。
マルチプレイ専用で新登場!
現在PCゲームのポータルサイト「STEAM」で配信中の『Beyond Enemy Lines 2 Online』は、Polygon Artが2019年に発表した購入型ゲーム作品『Beyond Enemy Lines 2』のマルチプレイ要素だけを抽出した新作おすすめPCゲーム。FPSゲームをオンラインマルチプレイで楽しみたい人にはおすすめの作品だ。
『Beyond Enemy Lines 2』はベテランユーザーにも歯応えを感じさせる難易度高めのシングル向けキャンペーンモードが大きな目玉の作品だったが、本作はそのキャンペーンモードを全削除してマルチプレイのみに全振りした作品。購入型の前者に比べて完全無料で遊べる点が大きな魅力となっている。
▲一人称視点の迫力あるプレイ画面で他ユーザーとのマルチプレイ対戦と協力プレイを楽しめる新作FPSゲーム。
シングル用キャンペーンモードを搭載していないだけでゲームシステムは全て同じ。多彩なアタッチメントを活かした武器カスタマイズシステムや目的別のゲームモードでマルチプレイ対戦と協力要素を存分に楽しめる。プレイして気に入った場合には『Beyond Enemy Lines 2』の購入を検討しても良いだろう。
FPSゲームはオンラインマルチプレイが華であり、近年はソロでキャンペーンモードをプレイする人が減ってきているのも事実。本作は『Beyond Enemy Lines 2』のマルチプレイ人口を増加させるために作られた無料版という立ち位置になるが、いずれにせよマッチできる人数が増えることは確実なので歓迎したい。
▲多彩な表情を見せるマップを複数実装。異なるシチュエーションで武器を変えながら戦いを堪能できるぞ。
なお本作は現時点で「早期アクセス版」の段階にあり、プレイ中に予期せぬトラブルが発生する可能性もある。ただしプレイは完全無料なので、気楽にゲームを始められるぞ。プレイ言語は「英語」「ドイツ語」「トルコ語」の3種類で日本語環境はないが、基礎的な語学力があれば十分にプレイ可能だ。
【おすすめポイント】 無料でオンラインマルチプレイを楽しもう!
豊富な武器カスタマイズ機能!
『Beyond Enemy Lines 2 Online』の魅力はプレイヤーの自由度を活かせる豊富な武器カスタマイズ機能。本作は元になっている『Beyond Enemy Lines 2』と同様に、9つのアタッチメントで20種類以上の武器をカスタマイズすることが可能。武器を選んで戦うことが好きな人には断然おすすめの作品だ。
本作では『Beyond Enemy Lines 2』と同様にプレイ中でも武器を購入できる。20種類以上用意された武器を購入しつつ、用意したアタッチメントで状況に応じたカスタマイズを施すことがゲームで勝利に近づくためのポイントだ。武器システムに精通している人ほど楽しめるシステムになっているぞ。
▲武器購入画面。ゲーム内通貨を利用して新たな武器を購入できる。各種スペックを見比べながら購入していこう。
リアルタイムで武器のアタッチメントを切り替えられる本作のシステムは、流動的に変化するゲームプレイの流れを変えられる画期的な要素。アイアンサイトをスコープに変えることで遠距離への狙撃も可能になるため、極めて戦略性の高いバトルを楽しめる。武器弄りが得意な人ならハマること間違いなしだ。
【おすすめポイント】 カスタマイズで戦いの幅が広がる!
最大32名の大規模バトルも可能!
『Beyond Enemy Lines 2 Online』にはオンラインでFPS対戦要素を満喫できるマルチプレイ専用ゲームモードが複数搭載されており、世界のユーザーと一緒に白熱のシューティング対決を楽しめる。フレンドユーザーとのCO-OPも可能なので、自分に合ったゲームモードで現代戦のバトルを存分に味わおう。
本作に搭載されているゲームモードは「Conquest」「Team Deathmatch」「CO-OP」の3種類で、自分だけの独自ルールを適用したサーバーも設定できる。特に最大32名のプレイヤーが同時に接続できる「Conquest」はオンラインゲームらしい大興奮のバトルを体験できるゲームモードだぞ。
▲マルチプレイ中は画面左側にチャットの会話が飛び交う。多少の語学力があれば会話に参加できるぞ。
「Conquest」では2チームに分かれたユーザーがマップ内に点在するキーオブジェクトを占拠してポイントを稼ぐプレイが展開。キル数とオブジェクト占拠によるポイントによってゲーム内通貨が付与される仕組みだ。多くのFPSゲームで馴染みのあるゲームモードで、慣れてしまえば誰でも簡単にプレイできる。
「CO-OP」は4名のプレイヤーが協力してAIの敵が待ち受けるミッションにチャレンジするゲームモード。見知らぬ人とマッチングしてプレイすることもできるが、協力プレイが求められるゲームモードだけに仲の良いフレンドを誘うと楽しめるだろう。多彩なミッション内容が用意されているのでやり込み要素も高いぞ。
マップで変わる戦略性
ゲームモードとマップの組み合わせによってプレイ内容や戦略性が変わってくる点も本作の魅力。雪深い山岳地帯から民家が立ち並ぶ平地、さらには寂れた工業地帯まで、武器の選択が捗るマップが複数用意されているので、ゲームモードの内容に合った行動パターンを編み出し、勝ち残るために知恵を絞ろう。
▲プレイヤーが多いほど激しさを増していくマルチプレイ対戦要素はスリリング。選べるマップも嬉しい。
なお全てのゲームモードでAIのBotプレイヤーが用意されているため、マッチングで人が集まらない場合でもプレイを進められる。元々は購入型ゲームに搭載されていたゲームモードを抜き出した作品だけあって、マルチプレイ周りで不自由さを感じることはない。完全無料でありながら遊び甲斐は満点の新作PCゲームだ。
【おすすめポイント】 全てのゲームモードを制覇しよう!
ユーザーの意見を待っている新作
完全無料でマルチプレイモードを遊べる新作として登場した『Beyond Enemy Lines 2 Online』は、ユーザーからのフィードバックを絶賛募集中。有用な意見はゲーム開発に役立てられるそうなので、インディー系ゲームデベロッパーの作品開発に協力したい人にはおすすめの新作PCゲームと言える。
すでに2019年版『Beyond Enemy Lines 2』でマルチプレイモードを実装していたにも関わらず、あえてその部分だけを抽出した形態として本作をリリースした背景には、「ユーザーの生の声を聞きたい」というPolygon Artの戦略が見て取れる。FPSを愛するPCユーザーの意見はデベロッパーにとって非常に大切だ。
▲どの部分を強化したらゲームが完璧になるか。アイデアや問題点を発見した人はデベロッパーに意見を送ろう。
「最高のクオリティーまで開発してゲームを提供したい」とPolygon Artが語っている『Beyond Enemy Lines 2 Online』はSTEAMで無料配信中。FPS作品に関して厳しい目を持っている人は、本作をプレイして忌憚のない意見を送ってみるのも良いだろう。ユーザーの意見が作品の今後と完成度を変えていくはずだ。
【おすすめポイント】 飽くなき開発が続く新作FPS!
Beyond Enemy Lines 2 Onlineスペック/動作環境
動作環境 | 必須環境 | 推奨環境 |
---|---|---|
対応OS | Windows 7/8/10(64bit) | Windows 10(64bit) |
CPU | Intel Core i5-2500K / AMD Phenom II X4 940 | Intel Core i7-4770K / AMD Ryzen 5 1600 |
メモリー | 8GB RAM | 16GB RAM |
グラフィックカード | NVIDIA GeForce GTX 570 / AMD Radeon HD 7870 | NVIDIA GeForce GTX 970 / AMD Radeon RX 580 |
VRAM | 2GB | 4GB |
HDD空き容量 | 30GB | 30GB |
DirectX | Version 11 | Version 11 |
備考 | インターネット接続が必要 |
©2019 Polygon Art.
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