2019/11/22からSTEAMで早期アクセス版の配信が開始されているTenballの購入型PCゲーム。近未来的な武器を操りながらオンラインでPvPを楽しめるアクションシューティング。
最新PCゲームらしい高精細なゲームグラフィックとリアルな描写、武器が変形しながら種類を変えていく斬新な切り替えシステムの実装が大きな魅力で、オンラインで他ユーザーと射撃の腕試しをしたい人、美しいグラフィックに惹かれる人、これまでにない武器の変更機能を体験したい人におすすめ。
近未来型バトルに飛び込もう!
現在PCゲームのポータルサイト「STEAM」で配信中の『141』は、プレイヤーが近未来的世界観を持つフィールドに降り立って他のユーザーと一緒に白熱のシューティング対決を楽しめる新作おすすめPCゲーム。一人称視点で展開するバトルと高精細なグラフィックが興奮を与えてくれる作品だ。
ゲームには7つの都市部族のリーダーたちが銃撃戦で暗号化されたデータを奪い合うというバックストーリーがあり、プレイもこの世界観に則って展開。相手をただ攻撃して倒すだけではなく、フィールド内に散らばる「暗号化キー」アイテムを拾い集めることも勝敗に影響してくるという点がポイントとなっている。
▲インディー系ゲームとは思えない高精細なグラフィックが魅力。リアルな近未来の戦いを存分に楽しめるぞ。
オンラインPvPがメインとなる本作では世界中のユーザーと2対2、4対4、8対8のチーム対戦を行うことが可能。PCゲーマーのフレンドがいる人は一緒に参戦して世界の猛者たちと腕前を競い合うと面白いだろう。サーバーには「低遅延サーバー」を採用しているため、プレイ中のストレスは少ないはずだ。
ゲームを開発したのはインディー系ゲームデベロッパーの「Tenball」。本作以外にスマホ/PC向けゲーム『Bigger Guns』をリリースしている新進気鋭のデベロッパーで、今後のさらなる活躍が期待される。現在は早期アクセス版の状態にある本作の完成に向けて開発を進めている最中だ。
オンラインPvP、特に一人称視点で展開するバトルに参戦することが好きな人にはおすすめで、間近で見る武器類の描写にも力が入っているため、プレイ中は高い没入感を得られる。スコープを覗いて長距離から狙撃するスナイパー要素もしっかりと入っており、FPS作品として申し分のない出来栄えになっているぞ。
早期アクセス版の作品
前述の通り本作は早期アクセス版の状態にあり、フルバージョンのリリースに向けた開発期間は約8ヶ月から1年ほどを見ている。現状では早期アクセス版特有のバグや不具合などが発生する可能性もあるため、購入前にはストア内の製品ページをよく確認し、納得した上で購入を決めると良いだろう。
STEAMでの販売価格は1730円。開発元のTenballは現在Discordなどでユーザーからのフィードバックを募っているので、インディー系ゲームデベロッパーの作品に磨きをかけるべく様々な意見を送りたい人は購入して損はないはず。なおインターフェースは英語一択で、日本語環境は実装されていないので注意しよう。
▲遮蔽物の多い構造物内部で戦うステージも登場。戦略性が活かせるマップも本作の大きな魅力となっている。
現時点ではサーバーを介したプレイヤー同士の対戦が可能で、5種類のマップを舞台にバトルを堪能できる。また同盟組織に似た「部族」システムで他ユーザーと序列を作りながらコミュニティーを築けるようになっているので、PCゲーマーのフレンドが多い人ほど楽しめるはず。興味が湧いた人は早速プレイしてみよう。
【おすすめポイント】 近未来の部族戦争が勃発!
変形する武器がスゴい!
『141』最大の特徴はプレイ中にアイテムを拾うことによって「変形」する武器システム。通常のFPS作品では武器を切り替える際に一度手にしている武器をしまうモーションが入るが、近未来世界を舞台とする本作では武器が自動的にモーフィングしながら形状を変えていく。この未来派演出は必見の出来だ。
プレイヤーの最大の目的は相手プレイヤーを狙撃しつつ「暗号化キー」を拾っていくことにあるが、道中には武器をパワーアップできる「MOD」アイテムが落ちており、これを入手することによって手持ちの武器を変形できるようになる。MODには弓矢タイプやスナイパーライフルタイプがあって便利だぞ。
▲武器が構えた状態でヌルヌルと変形していく描写は鮮烈。ぜひその目で実際にプレイして体験してほしい。
単純に従来通りの武器切り替えシステムにしても全く問題はないはずだが、FPSゲームの世界にはライバルが多く、生半可な作品では見向きもされないのも事実。本作は「武器がその場で変形する」という新要素を取り入れたことによって特性を出し、SF好きなFPSゲーマーのハートを射止める作品へ昇華してみせた。
いつ相手プレイヤーと遭遇するか分からない状況の中で攻撃力を高めるために「MOD」を探すプレイはスリリングで面白く、毎回ドキドキするゲームプレイをもたらしてくれる。武器を進化させるMODを入手し、多彩な攻撃パターンを獲得したプレイヤーが有利に立てるので、素早く動き回って武器を強化しよう。
【おすすめポイント】 大胆な発想が面白い新作PCゲーム!
異なるマップで戦略性を活かせ!
現時点で早期アクセス版の状態にある『141』には5種類の異なるマップが用意されている。ゲリラ戦気分を満喫できる森林地帯からビルが立ち並ぶ都市部、そして近未来世界らしいデザインにあふれた施設内部まで、見た目が全く異なるマップが楽しめる点が特徴だ。構造を把握して的確に動きまわろう。
屋外と屋内では当然マップの構造も変わってくるため、マップに応じた動き方と戦術が要求される。本作にはミニマップ機能がなく、マップの全体図は実際に動き回らないと把握できないので、何度もプレイして特徴とポイントを掴むと良いだろう。記憶力に長けたプレイヤーが有利に立てるぞ。
▲細部まで徹底してモデリングされたステージはどれも秀逸な出来栄え。雰囲気に浸りながらプレイできる。
前述の「MOD」を入手することでスナイパーライフルに切り替えられる本作では、狙撃ポイントを見つけ出して相手プレイヤーを狙い撃つことも可能。暗殺プレイ好きな人にもおすすめの作品となっており、狙撃に適した場所もかなり多い。一撃必殺のヘッドショットを狙って相手を仕留めよう。
▲気づかれていない状態で狙い撃つ瞬間は格別。スリリングなスナイパープレイも存分に味わえるゲームだ。
マップによっては人がすれ違うのがやっとの広さという場所もあり、出会い頭のバトルが発生することも多い。身の危険を感じた場合には「走る」動作で一気に駆け抜けて安全な場所を確保しよう。マップによって全く異なるバトルスタイルと戦略性が生まれる点は本作の魅力。何度もトライして必勝法を見つけだすプレイが捗るぞ。
▲前後から挟まれたら一巻の終わりというシチュエーションも多数。FPSの醍醐味を体験できるので非常に楽しい。
近未来世界で変形する武器を操りながらオンラインPvPを楽しめる『141』は現在STEAMで好評配信中。早期アクセス版でありながらボリュームもあり、値段分はしっかりと楽しめるおすすめの新作PCゲームだ。フレンドを誘ってゲームをスタートし、世界のユーザーと一緒に対戦プレイを存分に楽しもう!
【おすすめポイント】 多彩なマップも楽しい新作PCゲーム!
141スペック/動作環境
動作環境 | 必須環境 | 推奨環境 |
---|---|---|
対応OS | Windows10(64bit) | Windows10(64bit) |
CPU | Intel Core i5-3570K | Intel Core i7-7700K |
メモリー | 8GB | 16GB |
グラフィックカード | NVIDIA GeForce GTX 770 | NVIDIA GeForce GTX 1070 |
VRAM | 2GB | 8GB |
HDD空き容量 | 30GB | 30GB |
DirectX | DirectX 11 | DirectX 12 |
備考 | インターネット接続環境が必要 |
© 2019 Tenball Game Studio
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