2019/9/20からSTEAMで正式配信されているHypeTrain Digitalの購入型PCゲーム。レトロなアーケードゲーム風トップダウン画面で警察官として任務を遂行するアクションシューティング。
レトロゲーム好きにはたまらないピクセルアート風グラフィック、思わず手に汗握る緊迫の突入シーン、複雑な戦術ゲームプレイとオンライン協力要素が魅力で、トップダウン型アクションシューティングゲームが好きな人、一昔前のゲームが持っている雰囲気を味わいたい人、多彩な戦略性を活かせるゲームを求めている人におすすめ。
警官として平和を守れ!
現在PCゲームのポータルサイト「STEAM」で好評配信中の『Police Stories』は、タイトルが示す通り警察官として悪人に対峙していくおすすめPCゲーム。懐かしのアーケードゲームを想起させるピクセルアート風トップダウン型プレイ画面が良い雰囲気を醸し出しているアクションシューティングだ。
犯罪者たちや人質・証拠品は毎回ランダムに配置されるため、リプレイ性に優れている点も魅力。毎回新鮮な気持ちで突入を行うことができ、異なる戦略性を発揮できる。スリリングな突入プレイを楽しみたい人にもおすすめの作品で、バディ(相棒)に指示を出しながら進めるプレイはクセになる面白さだ。
▲オールドゲーマーのツボを見事に刺激してくれる「ギザギザ多め」のプレイ画面。味わい深いグラフィックだ。
STEAMでの販売価格は1499円とPCゲームの中では比較的安く、日本語インターフェースおよび字幕も標準搭載されていて安心。専用ダウンロードコンテンツ「Supporter Pack」がセットになったバンドル商品も同時販売中なので、ゲーム世界を全て味わいたい人はこちらの購入を検討しても良いだろう。
なお本作はオンライン協力プレイにも対応。親しいフレンドと一緒に白熱の突入シーンを共有しながらプレイすることも可能で、一緒に盛り上がりながらゲームを満喫できる。スリリングかつやり込み要素満点の警官アクションを楽しみたい人は、今すぐゲームをダウンロードして警官アクションを体験しよう。
【おすすめポイント】 警察官になれるおすすめPCゲーム!
2人の連携がカギを握る!
ゲームの主人公は「ジョン・ライムス」と「リック・ジョーンズ」という2人の警官。プレイヤーは彼らを操作しながらギャングのアジト突撃、人質救出、悪人の逮捕など「生命の危険を伴う状況」でプレイを進めながら物語を進めていく。所謂「ツーマンセル(2人1組)」の行動がカギを握る作品となっているぞ。
▲挿入される会話シーンが人物への没入感を深める。デビッド・フィンチャー監督『セブン』のネタも飛び出すぞ。
単純なアクションゲーム要素だけのゲーム作品とは異なり、主人公である白人警官と黒人警官のストーリーをきちんと紡いでいる点に好感が持てる。命がけで任務に挑む2人の警官の間にはお互いを信頼する深い絆があり、実際のゲームプレイでもキャラクターが指示を出すタイミングが任務の成否を分けることになるのだ。
戦術指示が最大の魅力
2人1組の主人公を同時に操作していく『Police Stories』では、随時パートナーに「指示」を出すことで戦術的なプレイが実現。息の合ったコンビであるジョンとリックを上手く操作しつつ、待ち受ける凶悪犯罪者に立ち向かっていこう。汎用コントローラーの操作にも対応しているので、指示出しは簡単に行えるぞ。
プレイヤーが出せる主な指示は「自分への追従」と「目標へのインタラクト」。インタラクトに関しては任意の目標物にカーソルを当てることで戦術要素がホイール状に表示され、その中から適切なアクションを支持するという流れだ。適切な指示を素早く出しながら進む行動力と判断力が求められるので上手く操作しよう。
▲ドアをブリーチして突破する場面では相棒に指示を出せる。侵入後にどう動くか予想してから一気に行動しよう。
単独キャラクターだけを操作してガンガン射撃を繰り返すゲームとは異なり、状況に応じて相棒に適切なアクションを行わせることに主眼を置いた本作は、プレイヤーのひらめきや発想で華麗チームプレイを味わえる新作PCゲーム。迅速に現場を制圧するプレイが好きな人には断然おすすめのゲームだぞ。
【おすすめポイント】 流れるような連携プレイを体験しよう!
「発砲」は最後の手段!
警官の任務を体験できる『Police Stories』での最善策は「犯人の逮捕」。容疑者を全て無力化すことがゲームクリアの必須条件ではあるが、闇雲に射殺してしまっては元も子もない。あくまで「身柄の確保」が最優先事項であり、相手が言うことを全く聞かない場合のみ射撃を行うという姿勢が求められるのだ。
本作では実際の警官と同じく降伏するように命令を発することが可能。その後おとなしくなった容疑者に「手錠」をかけて確保することもできるので、最初から射殺することはない。発砲・射殺はあくまで「最後の手段」であり、繰り返し降伏を促し、威嚇射撃を行なった後でも言うことを聞かない場合にのみ推奨される。
▲危機的な状況下でも冷静さを失わずに投降を促す。命がけの警察官任務がいかに過酷かよく分かるゲーム作品だ。
また本作では相手を力技で殴って気絶させることでも「無力化」できる。アクションシューティングというジャンルにありながら極力発砲を控えると言うゲームプレイはある意味新鮮で、そこに人道的な価値観が生まれる。「悪は全て滅ぼす」という世界観ではなく、犯罪者の人権を尊重しながら戦っていくのだ。
突入時の判断や実際に容疑者たちと遭遇した際の判断など、本作では常にプレイヤーに「決断」を迫ってくる。警官という職業が持つ「誇り」を大切にし、容疑者を人間として扱うことを考えながらプレイできる点は本作の大きな特徴であり、そこでプレイヤーの勇気も試される。射殺はあくまで最終手段だ。
【おすすめポイント】 勇気を試される新作PCゲーム!
何度遊んでも楽しいおすすめゲーム!
警官としての立場を守りながら戦略的に犯罪者に挑み、プレイ中にはスリルと緊張感をたっぷりと味わうことができる『Police Stories』は、毎回異なる配置が起きるため何回遊んでも飽きないおすすめの新作PCゲーム。変化する現場に踏み込んで的確な行動を取るプレイが大いに捗るぞ。
容疑者が複数のエリアに分散していることが多い本作では、突入する順番を考えるプレイも大切。物音や発砲音が他の容疑者を警戒させて状況が一変してしまうこともあるため、頭脳プレイで作戦を練る必要がある。トップダウン型の視点を最大限に活用し、どの順番でエリアを制圧するかをよく考えよう。
▲「潜入カメラ」などの装備品を活用して情報を把握する事前準備も大切。慎重かつ大胆に行動していこう。
プレイヤーの操作はリアルタイムで得点に反映され、ステージクリア後に評価として表示される。予告なしに発砲して容疑者を殺害する行為などは減点の対象になるため、ゴリ押しだけでは高得点を獲得することはできない。最悪の状況下でも最善策を模索していく努力が求められるという真面目な作品だ。
単なるアクションシューティング以上の奥深さを体験できる『Police Stories』はSTEAMで好評配信中。規律と道徳観を大切に守りながら凶悪犯罪に立ち向かう警官としてプレイを体験したい人は、今すぐゲームをダウンロードして危険な任務をどんどん遂行していこう!
【おすすめポイント】 やり込み要素満点のおすすめゲーム!
Police Storiesスペック/動作環境
動作環境 | 必須環境 | 推奨環境 |
---|---|---|
対応OS | Windows 7 SP1+ | Windows 10 |
CPU | Intel Core 2 Duo E6320または同等のもの | Intel Core i3または同等のもの |
メモリー | 2 GB RAM | 4 GB RAM |
グラフィックカード | GeForce 7600 GSまたは同等のもの | GeForce GTX 550 Tiまたは同等のもの |
VRAM | 256 MB | 1 GB |
HDD空き容量 | 400 MB | 400 MB |
DirectX | Version 10 | Version 10 |
備考 | DirectX互換のサウンドカード |
(C) HypeTrain Digital
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