2018/11/22にSTEAMにて正式配信開始!OnSkull Gamesが手がける購入型PCゲーム!不気味な施設に閉じ込められた状態から知恵を絞って脱出を目指すVR対応型の「脱出」シミュレーションゲーム!
高精細なグラフィックで再現された恐怖の室内空間、オンラインマルチプレイへの対応が大きな魅力で、リアル脱出ゲームをPCでもプレイしたい人、ホラー要素を持つVRゲームを求めている人にオススメ!
PCでリアル脱出ゲーム!
2016年に誕生した若きゲームデベロッパーOnSkull Gamesが発表した『The Experiment: Escape Room』は、最近日本でもすっかり定着した「リアル脱出ゲーム」をPCで楽しめる新作ゲーム。閉鎖された空間からの脱出を目指して謎解きをすることが好きな人には断然オススメのゲーム作品だ。
プレイヤーはとある研究所で実験に参加し、目覚めると閉鎖された空間に閉じ込められていたという設定。研究所を所有する科学者は「マッドサイエンティスト(狂気の科学者)」で、プレイヤーは騙されて恐ろしい実験の被験者となってしまったのだ。自分の命を守るため、決死の脱出劇が幕を開けるぞ。
▲様々な妄想を掻き立てる「実験室」。施錠された空間を抜け出す恐怖の「脱出ゲーム」が展開する。
ゲームはVR機器「HTC Vive」と「Oculus Rift」に対応。ヘッドセットを装着して立位でプレイすれば最大級の没入感と恐怖体験を味わえる。なおVR機器を所有していないユーザーはキーボードとマウスでプレイすることが可能なので、本作を気に入ったら後から改めてVR環境を整えるのもアリだろう。
OnSkull Gamesはホラー要素と推理要素を持つゲームを専門に開発しており、本作以外にも『Tales Of Escape』や『Escape First』『FOVOS VR』などの作品をSTEAM上で発表している。基本プレイ無料から1000円未満の価格帯が多い点が魅力なので、気になる人はチェックしてみよう。
『The Experiment: Escape Room』の販売価格は410円とリーズナブル。アーケードでプレイする感覚で気軽に購入できる。狂った科学者が行う「恐怖の実験」の被験者として囚われた状況からの脱出を目指し、部屋の中に仕込まれた謎を解き明かすハラハラドキドキのプレイを存分に楽しもう!
【オススメポイント】 家で「リアル脱出ゲーム」を体験できる!
高精細なグラフィックが恐怖空間を再現!
『The Experiment: Escape Room』は高精細なグラフィックが特徴!細部まで丁寧にモデリングされたオブジェクトが圧倒的なリアリティを構築し、閉鎖された空間内で神経を研ぎ澄ます「脱出」プレイを大いに盛り上げてくれる。VR対応型の作品としてはトップレベルのグラフィックに酔いしれよう。
VRゲームはPCへの描画負担が大きいため、解像度やディティールを妥協した作品が多い。360度全てにゲーム空間が広がっていたとしても、「作り物だな」と感じてしまっては興ざめだ。その点本作は「密閉された狭い空間」を描いているため描画への負担が少なく、その分高精細な描画を実現できるのだ。
▲床に敷かれたカーペットの「ヨレ」具合が非常にリアル。各オブジェクトの質感も現実空間そのものだ。
推理力や洞察力を働かせて脱出を図る本作の場合、ヒントとなるオブジェクトは周囲に上手く隠れていなくてはならない。本作では全てのオブジェクトが「意味ありげ」に作り込まれているため、「どこにヒントが隠されているか」探っていくプレイを満喫できる。じっくりと室内を見渡してヒントを探そう。
VR機器を利用してプレイする場合には「Nvidia GeForce GTX970」クラスが推奨グラフィックカードになるため、快適なプレイを行うためにはミドルハイ以上のPC環境が必須となる。ただし非VR環境で楽しむ場合にはその限りではないので、ミドルハイ以下のPC環境を持つユーザーでも十分に遊べるぞ。
だが本作がそのポテンシャルを発揮するのはやはりVR機器に接続した時。ルームスケールに対応したゲーム空間が完璧なバーチャルリアリティ空間を創出して恐怖感を倍増してくれる。VRヘッドセットの購入を考えている人にはオススメの作品で、高品質なプレイ体験を味わえる優れた新作VRゲームだ。
【オススメポイント】 豪華グラフィックで没入感満点!
謎を解き明かす頭脳派プレイが楽しい!
『The Experiment: Escape Room』の魅力は室内に隠された謎を解き明かして脱出する「頭脳派」のゲームシステムにある。一見普通のオブジェクトにしか見えない数々の調度品や物から「意味」を読み取り、それをヒントに脱出への行動を図るというインテリジェンスなプレイが本作の真骨頂だ。
力技で抜け出せないのが「脱出ゲーム」の醍醐味。閉鎖空間が苦手な人には苦行に近いが、迫り来る恐怖心を自制しつつ、自分の周囲に広がる状況を冷静に判断して答えを導き出すプレイはかなり「クセ」になる。本作では「数字」が大きなポイントになるので、それに直結する「何か」を探ろう。
▲何気なく置かれた血液パック。だがそれが4桁の「数字」を表していたとしたら・・。色々考えてみよう。
本作では施錠された扉にキーパッドで4桁の数字を入力して脱出する方法が採用されている場面が多く、その数字を発見することが最大の楽しみになる。ちなみにSTEAMのコミュニティサイトには正解の数字画像が多数アップロードされてしまっているので、自力で楽しみたい人は見ない方が吉だ。
観察力と推理力を駆使して脱出に成功した時の達成感は非常に大きい。推理ゲームやパズルゲームが好きな人には断然オススメできる作品で、ゲームに「知的な要素」を求める人にも大きな満足感を与えてくれることだろう。密室の謎にチャレンジしたい人は、本作をプレイして存分に推理を楽しもう!
【オススメポイント】 謎解きプレイが好きな人にオススメ!
仲間と協力プレイもできる!
『The Experiment: Escape Room』は2人から最大6人までのマルチプレイモードを実装!フレンドと一緒に恐怖の密室で謎解きプレイを楽しもう。ソロでは怖くてプレイできないという人でも複数人でワイワイ遊べば怖くない。チャットで会話を交わしながら脱出方法をみんなで考えれば楽しいぞ。
▲1人なら絶対に入りたくない「モルグ(死体安置所)」でも複数で入れば怖くない。恐怖感が薄れて安心できるぞ。
ホラー要素満点の密室で極限状態の心理状況を再現するのが本作の楽しみ方だが、グラフィックがあまりにリアルなため「プレイする人を選ぶ作品」である点は否めない。だがマルチプレイでチャレンジすれば「仲間がいる安心感」で恐怖心が消え、純粋に謎解きだけに集中できるようになるのだ。
マルチプレイは1人では解けなかった謎に再チャレンジする際にも有効。自分では発見できなかった謎を仲間プレイヤーが解いてくれるかもしれない。他人にタネあかしをされるのは少々癪に触るかもしれないが、1人で延々と謎を解けないまま悩むよりはよほどストレスがたまらなくて健全だ。
VRで体験する「リアル脱出ゲーム」を実現した本作はユーザーの知性と忍耐力、そして恐怖心をコントロールする感情に訴えかける秀作。価格も安価なので、VRヘッドセットを利用する脱出ゲームを求めている人には断然オススメだ!
【オススメポイント】 みんなでプレイすれば怖くない!
The Experiment: Escape Roomスペック/動作環境
動作環境 | 必須環境 | 推奨環境 |
---|---|---|
対応OS | Windows 10(64bit) | Windows 10(64bit) |
CPU | Intel Core i5-4590 | Intel Core i7-7700 |
メモリー | 8 GB RAM | 16 GB RAM |
グラフィックカード | NVIDIA GTX 970 / AMD Radeon R9 290 | NVIDIA GTX 1060 / AMD Radeon RX 480 |
VRAM | 4 GB | 6 GB |
HDD空き容量 | 20 GB | 20 GB |
DirectX | DirectX 11 | DirectX 11 |
備考 | インターネット接続が必要VR対応のため、VRヘッドセットが必要 |
© 2018 OnSkull Games.
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