Icebird Studiosが開発を手がけ、2018年9月7日からSTEAMでダウンロード販売が開始されている海底での生活を余儀なくされた人類が存亡をかけて最大12名のプレイヤーとリアルタイムで潜水艦バトルを繰り広げる近未来SF型リアルタイムストラテジーMOBAゲーム!
近未来SFテイスト満載のデザインを持つ最新鋭の潜水艦ユニット、プレイヤーの戦略と的確な判断力が問われるリアルタイムストラテジー要素が大きな魅力!
海中でバトルを繰り広げるゲームが好きな人、近未来SF的世界観が好きな人、他プレイヤーとリアルタイムで対戦できるオンランゲームを求めている人にオススメ!
人類最後の希望は深海にある!
「サブシージ(Subsiege)」をプレイするプレイヤーが体験するのは地上の天然資源が完全に枯渇した近未来の地球で巻き起こる人類の激しい資源争奪戦争!古くから近未来SF作品の題材として数多く取り上げられ、現在も多くの人を魅了してやまない深海の世界で今まさに人類の存亡を賭けた最後の戦いの火蓋が切って落とされるのだ!
深海を題材としたSF作品として世界的に有名なのは1870年にフランスの作家ジュール・ヴェルヌが発表したSF冒険小説「海底二万里」。この作品に登場する「ネモ船長」や新鋭潜水艦「ノーチラス号」はその後のカルチャーに多大な影響を与えた。海底と近未来SFというキーワードを共有する本作も間違いなくこの系譜を持つ作品だ。
「サブシージ(Subsiege)」のストーリー
これは近い将来実際に起こるかもしれない「近未来」における地球の話・・・
各国の政府は以前から度々問題視されてきた「人口過多状態」に歯止めをかけることができず、地球上では異常なまでに貧富の差が拡大していた。貧しい人々の間で深刻な食糧難と飢餓が発生する一方で富裕層の享楽的な消費活動は際限なく続き、今や人類は地球上の限りある資源を食い潰す寸前の状態にある。
そんな中増加傾向にあった「異常な地殻変動」が引き金となって大地震と火山の大爆発が世界各地で同時多発的に発生。さらに悲劇に追い討ちをかけるかのように地震によって引き起こされた巨大津波が人々を次々と襲った。大混乱の中で為す術もなく多くの人類が命を落とし、食料などの貴重な資源も次々と失われていく。
そして西暦2063年、私たちが知っている「世界」はついに完全な終焉を迎える。数千年という長い年月を費やして人類が地上に築き上げた国家は全て壊滅状態に陥ったのだ。この「最後の審判」とも言える大災厄を生き延びた僅かな人間たちは、識者の提言に従って海中での生活を余儀なくされることになった。
識者の説によれば海底30000フィート(9144キロメートル)に人類を救うための「貴重な資源」が眠っているという。かくして近未来の技術力と科学力、そして人間が持てる限りの叡智が総動員されて最新鋭の探索型潜水艦が製造され、人類は最後の希望を賭けて深海の奥底へ向かうことになる。
だが程なくして生き残った人類に対して貴重な海底資源は僅かな数しか存在しないことが判明。この事実が明らかになった瞬間、人類はかつて何度も繰り返されてきた醜く愚かな歴史を再現することになる。それは人類存続の名の下に巻き起される「資源争奪戦争」だ。
海底30000フィートの世界で生き残った人類の存亡を賭けた「最後の資源争奪戦」の幕が今切って落とされる!
「サブシージ(Subsiege)」は、「海底」と「近未来SF」というキーワードが好きな人にオススメの新作リアルタイムストラテジーゲームだ!
ゲームエンジンUnityが生み出す深海の世界!
ドイツに本拠を置くIcebird Studiosは、本作の開発に際してアマチュアからプロまで幅広い利用者を持つことで知られるゲームエンジン「Unity」を採用している。2Dと3D両方の描画に優れ、他の凡庸なゲームエンジンの追随を許さない見事なグラフィックを実現してくれる「Unity」が生み出す深海の世界を体感してみよう!
登場するユニットは全て3Dモデルで制作されているもののゲームシステムが「リアルタイムストラテジー」である関係上「見下ろし型」で2D風のプレイ視点を持っている本作。上空からの見下ろし型視点というのは下手をすると奥行きのない「のっぺり」とした描画に陥りがちだが、Unityのお陰で画面には立体感が際立っている。
▼こちらは実際のゲームプレイ画面。ゲームの世界観や設定通り本作では常に海中でのシーンが描かれることになるが、高精細なテクスチャと適切なエフェクト処理を施されたUnityのグラフィックが見事なまでに深海の世界を再現している。海溝付近ではきちんと段差が生じており、時折ゆっくりと気泡が浮き立つ様子も実にリアルだ。
Unityは誕生以降幾度となくアップデートで強化されてきた頼もしいゲームエンジン。その最新型Unityが持つポテンシャルを十分に引き出して開発された「サブシージ(Subsiege)」は、高精細なグラフィックが生み出すゲーム世界を楽しみたいと考えているユーザーに強烈なインパクトを与えてくれるはずだ!
「サブシージ(Subsiege)」は、最新ゲームらしいグラフィックを持つゲームを求めている人にオススメの新作リアルタイムストラテジーゲームだ!
リソースの確保が勝利への絶対条件!
地球規模の大災厄を生き延びた人類同士による資源戦争が描かれる「サブシージ(Subsiege)」では、ステージ内に点在する「資源(リソース)」の回収が最重要課題!マウスカーソルをクリックした先に誘導されて移動する自軍ユニットを使いこなし、障害物によって迷路と化した海底で生き延びるための「資源」を確保するのだ!
ゲームを開始したプレイヤーは自軍の海底基地から潜水艦ユニットを出動させてマップ内にある資源の回収を目指す。ユーザー同士が対戦するMOBA要素も併せ持つ本作では他プレイヤーも同じく拠点を構えているため、周囲に散在する資源を確保しつつ、敵プレイヤーのユニットや拠点の破壊も同時に行うことが要求されるぞ。
本作に登場する主な資源は「クリスタル(Crystals)」「エリニウムガス(Elinium Gas)」「酸素(Oxygen)」の3種類。特にユニットが行動を起こす度に消費する酸素の確保は最優先案件で、コンスタントに入手しておかないと酸素切れを起こして即ユニットを失ってしまう。プレイ中は赤い酸素メーターに十分注意しよう。
酸素は海中にいるモンスターや敵ユニットを倒すことで入手できる。ちなみにクリスタルは時間経過によってマップ内に自動生成され、エリニウムガスは特定の施設にアクセスすることで獲得が可能。これら3種類の資源は自軍ユニットが活動するために必要不可欠な要素であり、獲得できなかったユーザーには「死」が待っている。
画面インターフェース中央下部に位置するパラメーターやマップをチェックし、ミニレーダーに映し出される地形図を元に効率良く資源を回収していくことが「サブシージ(Subsiege)」の肝であり、資源回収の道程で出会う他ユーザーと突発的にバトルが発生するという状況がスリリングなプレイ体験の寄与に一役買っている。
MOBA要素を持つ作品と聞くとつい敵陣営へ攻め込むことばかりを連想しがちだが、こまめに3種類の資源を回収していかないとすぐにゲームオーバーとなってしまう本作の場合、敵プレイヤーが持つ拠点の殲滅と同じくらい資源の確保が重要視される。この世界では正しいルート選択と先を見据えた戦略性が必要とされるのだ!
情報インターフェースの右側に鎮座する赤い酸素メーターの下では活動限界までの残り時間が静かにカウントされる。海底を航行する潜水艦のイメージからは想像がつかないかもしれないが、本作では常に「時間との戦い」という概念が付きまとい、焦るプレイヤーから徐々に冷静な判断力を奪っていくことになる。
ミニマップを見て効率的に資源を採取するルートを描き、的確なコントロールでユニットを動かしながらプレイを進めるという本作のストラテジー要素は多くのユーザーに緊迫したシチュエーションの連続と試練を与える。資源を回収しなければ全て終わりという、資源戦争の世界観に相応しいゲームシステムに仕上がっているぞ!
「サブシージ(Subsiege)」は、スリリングな状況が生まれる作品を求めている人にはオススメの新作リアルタイムストラテジーゲームだ!
熾烈な海底の資源戦争に勝利せよ!
「サブシージ(Subsiege)」でユーザーを待ち受ける試練は時間に追われる各種資源の回収だけではない。最新鋭の攻撃型潜水艦が繰り広げるバトル要素も大きな見所だ!危険なボス級キャラクターやゲームに参戦する他プレイヤーからの容赦ない攻撃に毅然と対処し、自軍ユニットを駆使して過酷な資源争奪戦に完全勝利を収めよう!
本作のマップが持つ特徴はとにかく通路が狭いこと。最大12名のプレイヤーが同時に対戦する本作の場合、資源調達に向かう途中で敵プレイヤーと鉢合わせになる状況は避けられない。出会い頭に慌ててしまうことが無いように細心の注意を払いつつ、もし遭遇した際には最小限のダメージで切り抜ける攻撃方法を考えておくと良いだろう。
本作には「Big Mama」「The Rocket」「The Savior」「Dart」「Empator」「Dragonfly」「Terminator」「Black Widow」「Strut」「Turbulence」という計10種類の近未来型潜水艦ユニットが登場。これらのユニットが持つ個性や能力・特性を最大限に活かしてゲームを進めることが完全勝利への近道となる。
資源として採取することになるエリニウムガスは各ユニットのアップグレードに利用することが可能で、クリスタルは失ったユニットの復活に利用できる。つまり前述した3種類の資源はユニットの活動と切っても切れない相関関係にあり、バトルを優位に進めるためにも先んじて資源を獲得する必要があるのだ。
入り組んだ迷路の如き海底のマップは閉所恐怖症を持つユーザーには恐ろしい要素だが、それに輪をかけるような形で存在するのが危険エリア。ぱっくりと口を開いた海底火山一帯は横切ることができず、ここで敵ユニットと退治した場合には近接戦で有利なユニットの特性を活かすことができない。過酷な自然環境もプレイヤーの「敵」だ。
▼単純に1対1のバトルであれば冷静さを保つこともできるが、複数のプレイヤーが入り乱れる本作では左右から同時に敵ユニットの攻撃を受ける場面も出てくる。狭い通路内で退路を断たれた場合は万事休すだ。アクションゲームのような派手さは皆無の本作だが、このような状況に置かれるとアドレナリンが湧き出て非常に興奮する。
時間に追われるプレッシャーと閉所の恐怖感、そして自軍ユニットが包囲された時の絶望感が本作の真骨頂。マップ面積がそれほど広くないことが功を奏し、プレイ中には全く退屈することがない。ストラテジー作品に強いユーザー同士が集結して戦う場合には非常にシビアなゲーム展開となるので、初心者プレイヤーは覚悟しておこう。
「サブシージ(Subsiege)」では資源確保とバトルの両立が難しい人のために丁寧なチュートリアルモードやトレーニングモードも用意されている。プレイ言語が英語のみとなっているため、ゲーム内用語を覚えて理解するのに一苦労するかもしれないが、一度コツを飲み込めば誰でもサクサクとプレイできるようになるはずだ。
登場する近未来型潜水艦ユニットのデザインも多くのSFファンの心を掴む見事な出来栄えで、海底30000フィートの世界で繰り広げられる高性能な潜水艦同士のバトルシーンではリアルタイムストラテジー作品の醍醐味を存分に味わえる。緻密な戦略を立て、時に大胆な行動を駆使しながらユーザー同士の資源争奪戦を勝ち抜こう!
現在STEAMでの販売価格は2050円。比較的お手軽な値段で遊べる点も本作のオススメポイントだ!
「サブシージ(Subsiege)」は、他ユーザーとの熾烈なバトルを堪能できるリアルタイムストラテジー作品を求めている人には絶対オススメの新作リアルタイムストラテジーゲームだ!
サブシージ(Subsiege)スペック/動作環境
動作環境 | 必須環境 | 推奨環境 |
---|---|---|
対応OS | Windows 7/8/10(64bit) | Windows 10(64bit) |
CPU | Intel Core i5-2400 / AMD FX-6100 | Intel Core i7-3770 / AMD FX-8350 |
メモリー | 4GB RAM | 8GB RAM |
グラフィックカード | NVIDIA GeForce GTX 570 / AMD Radeon HD 6950 | NVIDIA GeForce GTX 970 / AMD Radeon R9 390 |
VRAM | 1GB | 4GB |
HDD空き容量 | 20GB | 20GB |
DirectX | DirectX 11 | DirectX 11 |
備考 |
© 2017 Icebird Studios GmbH, all rights reserved
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