『銀河英雄伝説 戦いの輪舞曲 (ロンド)』は、2023/6/29から正式配信されているCTWの基本プレイ無料ブラウザゲームで、刊行40周年を達成した人気長編スペースオペラの世界をゲーム化したSLG。
「銀河帝国」「自由惑星同盟」に所属しながら施設発展を推し進めるプレイ、戦友キャラクターと戦艦のコレクション要素、プレイヤー同士の交流が特徴で、原作ファンにおすすめ。
- 人気原作をSLG化
- 遊びやすいシステム
- 人気キャラが多数登場
長編スペースオペラの傑作をSLG化
現在正式配信中の『銀河英雄伝説 戦いの輪舞曲』は、長編スペースオペラの名作『銀河英雄伝説』の小説刊行40周年を記念して製作されたSLG。
プレイヤーは「銀河帝国」「自由惑星同盟」のどちらかを選び、各種生産施設を発展させながら戦力を強化し、戦いに参加して成果を上げていくことになる。
ゲームには「ブリュンヒルト」や「ヒューベリオン」など、 有名な戦艦が50隻以上登場。
登場キャラクターは所属陣営に関係なく戦友として迎えながら育成ができる上、プレイ中は両陣営の施設を同時に発展させることも可能だ。
基本プレイ無料
本作はダウンロード不要で遊べる基本プレイ無料のブラウザゲーム。デバイスを問わず、いつでもどこでもプレイできるぞ。
小説やアニメで原作に親しんできたファンの人には見逃せないタイトル。今すぐプレイをスタートしよう。
【おすすめポイント】ファン必見!
ゲームシステム
『銀河英雄伝説 戦いの輪舞曲(ロンド)』では、最初に自分が所属する陣営と主人公の性別を選択できる。
銀河帝国陣営と自由惑星同盟陣営それぞれに男女別アバターが用意されているので、好きな陣営と性別を選び、名前を付けてプレイをスタートしよう。
主人公を決定すると、自分が選んだ陣営の司令室へ場面移動。
ここで上官から「シミュレーター機」を渡され、両陣営が辿る道筋をシミュレートしていくことになる。原作の設定を壊さずにゲーム化している点が見事だ。
メインコンテンツ「生産」では、同盟と帝国に分かれる領地内に建造物を生み出し、人員を配置しながら生産力をアップさせていくプレイが展開。
派閥は1タップで切り替えることが可能で、与えられたクエスト内容に沿って順次拡大を続けていく。
施設には従事人数や生産量のデータがあり、全施設の元となる「本庁」のレベルを上げることで他施設の建造が可能になる。
タップ連打要素もあるため、スマホでプレイするのに適したシステム周りと言えるだろう。
簡単な操作体系
成すべき目標は画面下部にテキスト形式で表示。ここをタップすると該当アクションを行う画面へ誘導される。
SLGをプレイすることが初めてでも迷わずに遊べる親切設計が光る作品だ。
生産力を上げ、戦友と戦艦を獲得して強化・育成を施しつつ、敵艦船とバトルを繰り広げて戦力増強を目指すことがプレイヤーの使命。
主人公は勲功によって昇格し、レベルが上がれば多彩なコンテンツも開放される。
マップ内コンテンツ
本作には「艦隊戦」「模擬戦」「酒場」「英雄殿」「星域演習」「連合」「ホテル」「制圧演習」などのコンテンツにアクセスできるマップがある。
ゲームには放置システムも実装され、忙しくてあまりゲームに割ける時間がない人でも成長が止まることはない。自分のペースで継続的にプレイを楽しめるぞ。
【おすすめポイント】本格SLGを気軽に!
戦友キャラクター
本作には、原作アニメに登場する人物が「戦友キャラクター」として実装されている。
彼らはレベルアップやガチャ、特定アイテムやイベントで入手可能。スキンで外見変更要素も楽しめるぞ。
戦友はレベルアップ以外にスキルを強化することができ、能力合計値がプレイヤーの総戦力にも繋がる。
各種施設へ配置できるため多くの戦友を確保する必要があり、それがやり込み要素にも繋がる。
戦友には「魅力」「野心」「政略」「忠誠」「勇猛」に分かれる特性があり、またR・SR・SSR・UR・LRのレアリティーも存在。
高レアな戦友ほど資質に恵まれ、基礎スキル保有数と能力値も高い。コンプリートを目指して頑張ろう。
SSR戦友キャラクター
UR戦友キャラクター
能力強化
戦友は「備品」アイテムを装着できる。原作を知っている人ほど「ニヤリ」とする備品アイテムは本作の特徴で、ステータスアップを図れるぞ。
スキン変更
特定の戦友には、着用することで外見変化およびステータス上昇が実現するスキンが用意されている。
【おすすめポイント】キャラコレが楽しい!
戦艦
本作には50隻の戦艦が登場。陣営に関係なく保有できるため、戦友と同様にコレクションが捗ること請け合い。
戦艦にはR・SR・SSR・URのレアリティーとランクがある。昇格でステータス値をアップでき、強化・育成要素もたっぷりと味わえるぞ。
原作に登場する戦艦を知っている人ほど盛り上がれること間違いなしで、特定戦友との「絆」要素も発生するので面白いぞ。
【おすすめポイント】戦艦をコレクション!
ステージコンテンツ
ステージではオートバトルが展開。最奥部にはボスキャラが待ち構えており、撃破することでステージを完全制覇できる。
バトル中は「事象」と呼ばれるサブコンテンツも発生。これは様々な事柄を解決していくもので、中には特定の戦友を使命して派遣するものも存在。
オートバトル中には手が空くため、並行して事象コンテンツを片付けよう。
ステージ進行にはアイテム「物資」が不可欠で、これは前項で説明した建国シミュレーション要素によって獲得できる。
施設の発展とバトルコンテンツが面密に結びついたシステムを持っており、バランス良く各種コンテンツへアクセスする姿勢が必須だ。
ステージ攻略で戦友経験値を獲得でき、戦友を育成しながらさらなるサイクルへチャレンジするプレイを楽しめるぞ。
【おすすめポイント】快適オートバトル!
協力プレイ要素
プレイヤーレベル9で解禁される「連合」は、同じゲームをプレイしているユーザー同士で協力し、交流しながら遊べるコンテンツ。
他連合との競争原理も働くため、毎日ログインすることが面白くなっていくはずだ。
パーティは、専用素材アイテムを消費して開催できるコンテンツ。他プレイヤーのパーティに参加するためには祝儀アイテムが必須となる。
NPC乗組員を訓練し、同陣営の他プレイヤーへ赴任させるコンテンツもあり、赴任に成功すると「赴任証書」を獲得できる。
これは戦友のスキル向上に活用できるので、協力プレイが攻略にも影響する。
チャット欄で発言することも可能で、さらに順位を競い合うシステムもあるため、ユーザー同士で繋がりを感じながら遊べるぞ。
【おすすめポイント】みんなと一緒に遊べる!
実際にプレイした感想
筆者は実際に本作をプレイしたが、レベルアップに伴って様々なコンテンツが解禁されていく作風が面白いと感じた。
重厚な原作の世界観を象徴するクラシック音楽のBGMも秀逸で、かなり浸れる作品だ。
プレイヤー同士戦力を競い合うコンテンツも存在し、競争原理がやり込み要素にも繋がる。他プレイヤーの発言も活発だった。
放置収益は作品最大の魅力で、報酬を利用することによって、これまで突破できなかった場面をクリアできることも多数あった。
自分なりのペースでプレイを楽しめるブラウザゲームだ。
『銀河英雄伝説 戦いの輪舞曲』は現在好評配信中。興味が湧いた人は今すぐ公式ページへアクセスして、多くの戦友と仲間プレイヤーが待つ世界へと降り立とう。
【おすすめポイント】自分のペースで遊ぼう!
原作『銀河英雄伝説』
2022年に刊行から40周年を迎えた田中芳樹先生の原作小説『銀河英雄伝説』は、日本SF史にその名を刻む壮大な宇宙叙事詩。
全巻累計部数は2022年1月時点で1500万部を超え、1988年からアニメ化もスタート。常に新たなファン層が生まれ続けている必見の小説だ。
銀河帝国のラインハルト・フォン・ローエングラム、自由惑星同盟のヤン・ウェンリーを軸に、対立する二大陣営と数々の英雄たちが繰り広げる群像劇が魅力だ。
SFスペースオペラの傑作として君臨する存在で、軍事要素の強い架空の歴史小説としても高い完成度を誇る。
東京創元社から愛蔵版が刊行
2022年に東京創元社から刊行された愛蔵版は2023年6月に全7集が堂々の完結。これから銀英伝の世界を探訪したいと考えている若きファンにもおすすめだ。
現在好評配信中の愛蔵版は、四六判上製・函入りで刊行され、星野之宣先生の文庫版カバーイラストを再録。
書籍本体は落ち着いた白を基調に、背を箔押しで、背面に英字タイトルをあしらっており、テキストは二段組で、文庫版より大きめの文字になっている。
全7集 本体4000円+税
銀河英雄伝説Ⅰ 黎明篇/野望篇 978-4-488-02881-7
銀河英雄伝説Ⅱ 雌伏篇/策謀篇 978-4-488-02882-4
銀河英雄伝説Ⅲ 風雲篇/飛翔篇 978-4-488-02883-1
銀河英雄伝説Ⅳ 怒濤篇/乱離篇 978-4-488-02884-8
銀河英雄伝説Ⅴ 回天篇/落日篇 978-4-488-02885-5
銀河英雄伝説外伝Ⅰ ダゴン星域会戦記/螺旋迷宮{スパイラル・ラビリンス}/白銀の谷/黄金の翼/朝の夢、夜の歌/千億の星、千億の光 978-4-488-02886-2
銀河英雄伝説外伝Ⅱ 星を砕く者/汚名/ユリアンのイゼルローン日記 978-4-488-02887-9
装幀:岩郷重力+Wonder Workz(ワンダーワークス)
著者:田中芳樹(たなかよしき)
1952年、熊本県生まれ。学習院大学大学院修了。1978年「緑の草原に……」で幻影城新人賞を受賞しデビュー。1982年より刊行を始めた『銀河英雄伝説』で1988年、第19回星雲賞を、『ラインの虜囚』で2006年、第22回うつのみやこども賞を受賞。『マヴァール年代記』『タイタニア』『アルスラーン戦記』『創竜伝』《薬師寺涼子の怪奇事件簿》シリーズなど著書多数。
イラストレーター:星野之宣(ほしの ゆきのぶ)
1954年、北海道生まれ。1975年「鋼鉄のクイーン」を週刊少年ジャンプに発表しデビュー。同年「はるかなる朝」が同誌主催の第9回手塚賞に入選。『ヤマタイカ』で1992年、またJ・P・ホーガン『星を継ぐもの』のコミカライズで2013年、それぞれ第23回、第44回星雲賞コミック部門を、『宗像教授異考録』で2008年に文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞。
アニメ版『銀河英雄伝説』シリーズ
『銀河英雄伝説』最初のアニメ化は1988年。
キティフィルム製作のOVA「わが征くは星の大海」は劇場公開もされ、その後本伝110話、外伝52話、長編3話のOVAシリーズとして記録的なヒットを収めることになる。
当時レンタルビデオ店にズラッと銀英伝が並んでいた光景は著者の記憶にも新しい。
600名以上存在する登場人物に対して個別の声優陣を割り当てた原作アニメ版は、その空前のスケールから"銀河声優伝説"と呼ばれることも。
当時を代表する有名な声優陣のボイスが収録されている点でも大きな価値があり、その類稀なる演技力が作品の価値を大きく高めている。
4Kリマスター版が劇場公開
1993年には劇場版の第2弾『新たなる戦いの序曲』が公開され、2014年には再アニメ化を発表。
『銀河英雄伝説 わが征くは星の大海 4Kリマスター』『銀河英雄伝説 新たなる戦いの序曲(オーヴァチュア) 4Kリマスター』がそれぞれ劇場公開された。
再アニメ化も大好評
2018年からは、Production I.Gによるアニメ作品『銀河英雄伝説 Die Neue These』が登場。
2019年に第2期、2022年に第3期と第4期がそれぞれ製作された。
リメイクではなく新規アニメとして製作された点が特徴で、既存ファン以外のファン層獲得に大きな貢献を果たしている。
コミック版『銀河英雄伝説』
『封神演義』でおなじみの藤崎竜先生が描き起こした『銀河英雄伝説』コミカライズ版は、2023年4月現在で26巻が販売中。
原作小説外伝を主要人物の原点から描いている必見のコミックだ。
マルチメディアに展開し、現在は幅広い年代層のファンを獲得している原作を知っていれば、ゲームが100倍面白くなるぞ。
【おすすめポイント】原作に触れてみよう!
G123について
本作を配信しているG123は、会員数5000万人を誇る人気サイト。基本無料・ダウンロード不要ですぐにプレイできるゲーム作品を多数リリースしている。
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長期間色々なゲームで遊びたい人はぜひ作成しておこう。
【おすすめポイント】基本無料で遊べる!
©田中芳樹・徳間書店・徳間ジャパンコミュニケーションズ・らいとすたっふ・サントリー©加藤直之© CTW, INC.©SHUEISHA Inc. © 田中芳樹/銀河英雄伝説 Die Neue These 製作委員会
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